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2016’11.26・Sat

続47・野のキノコ(トリュフが採れたゾ♪)

常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、知らないキノコなら後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識不足ですから、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
このシリーズの前回はこちら



10/22日(土)
この日は、八王子市で行われた東京きのこ同好会が主催する「秋のきのこ観察会」に参加しました(下写真)。
※観察会は地権者、又は管理人さんに事前に許可を取って行われています。

IMG16102203.jpg


まずはヒラタケから。
このヒラタケ、倒木に発生していたのだけれど、外観をみると栽培種の胞子が飛んできて根付いたもののようです(下写真)。
ヒラタケ科ヒラタケ属ヒラタケ(食菌)
学名:Pleurotus ostreatus (Jacq.) P. Kumm.(プレウロトゥス・オストレアトゥス)
 属名Pleurotusは「側耳」、種小名ostreatusは「牡蠣の」の意味。

IMG16102204.jpg


こちらはムジナタケ(下写真)
ナヨタケ科ナヨタケ属ムジナタケ(可食)
学名Psathyrella velutina (Pers.) Singer(プサティレッラ・ウェルティナ)
 属名Psathyrellaは「壊れやすい」、種小名velutinaは「ビロード状の」の意味。
新分類でヒトヨタケ科(Coprinaceae コプリナケアエ)からナヨタケ科に変わりました。

IMG16102205.jpg


ヒメツチグリ科ヒメツチグリ属シロツチガキ(食不適)(下写真)
学名:Geastrum fimbriatum Fr.(ゲアストルム・フィムブリアトゥム)
 属名Geastrumは「土+星」、種小名fimbriatumは「フリンジが付いた」の意味。

IMG16102206.jpg


ムラサキシメジもありました(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
キシメジ科ムラサキシメジ属ムラサキシメジ(食菌)
学名:Lepista nuda (Bull.) Cooke(レピスタ・ヌーダ)
 種小名nudaはヌード(裸)の意味で、傘表面の特有な滑らかさに由来するそうです。

IMG16102207.jpg IMG16102208.jpg


かなり巨大なスッポンタケ(食菌)?の幼菌(下写真)
ここでは何個も出ていて、3個だけ収穫。

IMG16102209.jpg


何と、こんな立派なシイタケが生えていたのです(下写真)。
勿論シイタケ原木ではなく、自然の切り株に発生していたのですが、あまりにも綺麗なシイタケなので、どう見ても栽培種の胞子が飛んできてできたものと思われます。
ツキヨタケ科シイタケ属シイタケ(食菌)
学名:Lentinula edodes ( Berk.) Pegler.(レンティヌラ・エドデス)
  種小名edodesはギリシャ語のedodè(食物)から「食物の」の意味。
誰でも知っているシイタケだけれど、その所属科はキシメジ科やハラタケ科、ホウライタケ科など別説があります。

IMG16102211.jpg


こちらはアンズタケ。
フランスではジロール(girolle)と呼ばれる人気の食用キノコです(下写真)。
アンズタケ科アンズタケ属アンズタケ(食菌)
学名:Cantharellus cibarius Fr(カンタレッルス・キバリウス)
 種小名cibariusはラテン語で「食用の」という意味。

IMG16102212.jpg


タマバリタケ科ナラタケ属クロゲナラタケ(食菌)(下写真)
学名:Armillaria cepistipes Velen.(アルミラリア・ケピスティペス)

IMG16102213.jpg


ヒメヒガサヒトヨダケ(下写真)
ナヨタケ科ヒメヒガサヒトヨタケ属ヒメヒガサヒトヨタケ(食不適)
学名:Parasola plicatilis (Curtis) Redhead, Vilgalys et Hopple(パラソーラ・プリカティリス)
 属名Parasolaは「日傘」の意味、そして種小名plicatilisは「ヒダを付けた」を意味します。
新分類でヒトヨタケ科ヒトヨタケ属からナヨタケ科ヒメヒガサヒトヨタケ属に変わりました。

IMG16102214.jpg


スッポンダケと思われた幼菌を、一番大きいのを残してカットしてみました。
間違いなくスッポンタケのようです(下写真)。

IMG16102215.jpg


各自サンプル採取したキノコを集めて鑑定会を行います。
鑑定後、鑑定を行った先生方の説明ありました。

IMG16102216.jpg

※鑑定後、キノコは全て集められて放射線量測定にかけ、八王子市の野生キノコの放射線量データとなります。

いつものように、この日見たキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。
アオゾメタケ、アクイロウロコツルタケ、アシナガタケ、アシナガタケの仲間、アンズタケ、ウスヒラタケ、ウチワタケ、ウラムラサキ、エリマキツチガキ、オニナラタケ、カイガラタケ、カラカサタケ属、カレエダタケモドキ、キアシグロタケ、クサウラベニタケ、クロゲナラタケ、クロラッパタケ、コカブイヌシメジ、コバヤシアセタケ、コブアセタケ、サナギタケ、シイタケ、シラガツバフウセンタケの仲間、シロタマゴテングタケ、シロツチガキ、シロハツ、スギエダタケ、スジチャダイゴケ、スッポンタケ、チチタケの仲間、チャワンタケの仲間、ドングリキンカクキン、ナラタケモドキ、ニッケイタケ、ノウタケ、ノボリリュウタケ、ハナウロコガサ、ハナサナギタケ、ヒイロタケ、ヒメヒガサヒトヨタケ、ヒラタケ、フウセンタケ属、フクロツルタケ、ベニヒガサ、ホウロクタケ、ホコリタケ、ミヤマタマゴタケ、ムジナタケ、ムラサキシメジ、モリノハダイロガサ、ユキラッパタケ、ワタゲナラタケ



野のキノコではないけれど、原木マイタケのその後の話。
5月の白樺湖オフ会「山上げ会」の折、Miyakoさんから自作のマイタケ原木を頂いて、帰ってきてからプランターに伏せ込みしていました(この記事

北のベランダに置き、乾かないように時々水をあげていたのですが、10/2日に橙色のモコモコとしたものが2個飛び出していたのを発見したのです(下写真)。

IMG16100200.jpg

舞茸が発生する直前の状態がこれ?
舞茸に関してNETで調べてもこんな画像は出てこないし、友人は違うというし・・・マイタケに関係ないとすればこの正体不明のスットコドッコイは一体何だ~!(笑)
触ると固いのです。
掘って確かめたいけれど、それが原因で出るものが出なくなっては大変だ。
気づかない内に一気に出た位成長が早いのだから2、3日もすれば判るに違いないと待ったのです。
     ・・・・・
2、3日が過ぎ、8日9日10日経ち・・・成長がピタリととまったまま何の変化も無いのですな。
出るとすれば10月中くらいまでと言われた時期も過ぎ、11/10日にはすこし萎びて小さく、色も濃くなってしまいました(下写真)。

IMG16111000.jpg


流石に今年はもう出ないだろうから、このモコモコの正体を確かめることにしたのです。
赤玉土を少しづつ取り除いてみると、中は萎びてなく長く伸びて原木まで続いていたのです。
色も原木と同じ色です。
やっぱりマイタケが発生する部分のように思えます(下写真)。

IMG16111001.jpg

そっと赤玉土を戻しておきました。
今年は無理だったけれど、来年こそは発生する・・・かな♪



11/16日(水)
平日だけれどこの日は仕事を休んで、東京きのこ同好会の有志数名で行っている、学名と分類関係の勉強会に出席してきました。
会場の脇で、ムラサキシメジ(食菌)とシロシメジ(食菌)を見つけたので、ついでに採取してきました(下写真)。

IMG16111600.jpg




11/20日(日)
この日は、私の住んでいる町で野生のトリュフ探索。
「えーっ!日本でトリュフが採れるの~?」って思う方も多いと思うけれど、日本でもトリュフ(セイヨウショウロ属)は少なくとも5グループ、20種あるのが判明しているそうです。
日本で採れた黒トリュフの画像を見て以来、ここ4年程探してはいるのだけれど、皆目見つからない。(^^;ゞ
そんな折、日本で一番国産トリュフを見つけている地下生菌の大家、中島稔氏に案内して頂けるという機会があり、喜び勇んで参加したのです。
この日のメンバーは中島さんと東京きのこ同好会のトリュフに目が眩んだ物好き7名(私を含んで)の総勢8名。

待ち合わせの場所に向かう道すがら、キノコを発見。
キシメジ科キシメジ属シロシメジ(食菌)(下写真2枚)
学名:Tricholoma japonicum Kawamura(トリコローマ・ヤポニクム)
属名のTricholomaは「縁に毛のある」、種小名japonicumは「日本産の」の意味。
食べられるけれど苦みがあって、それ程美味しいって訳じゃないので、私は食べません。

IMG16112002.jpg IMG16112003.jpg


全員と合流し、早速探索開始。
凄い! 探す場所も、探し方も全く違うゾ (◎_◎;)
早速見つかったのはヒメノガステル属(Hymenogaster)の一種(下写真)
この地下生菌は、ワカフサタケ属と近縁なのだそうです。

IMG16112005.jpg


そして、何だかあっけなく目的のトリュフを発見(下写真)。
もっとも、中島さんが既に見つけているシロで探しているのだから、あっけなく見つかっても当たり前なのだけれど、でもこの場所は私はしょっちゅうキノコ眼で見ながら歩いている所です。
要は闇雲に探したって見つからないってことだな(笑)

黒トリュフと呼ばれるものは一種類だけではなく、通称ペリゴールトリュフ、冬トリュフ、夏トリュフ、紫トリュフ、あるいは秋トリュフ、中国トリュフ、インドトリュフ等があり、この発見したトリュフ(イボセイヨウショウロ)はいわゆるインドトリュフになります。
セイヨウショウロ属イボセイヨウショウロ(広義)(食菌)
学名:Tuber indicum Cooke & Massee(トゥベル・インディクム)
 種小名indicumは「インドの」の意味。
前記した国内で採れるトリュフ5グループの中のメラノスポルム(Melanosporum)というグループに属する種となります。

IMG16112004.jpg

(広義)と記述している理由は、国内で採れるイボセイヨウショウロがDNA解析の結果で2種類に分かれることが判明したようなのです。
そしてその内の一種は新種の可能性が高いのだそうですから、ゆくゆくは新しい学名で単離されることになるのだと思われますが、顕鏡判定も含め形態的な特徴で見分けるのは困難だそうで、いちいちDNA鑑定が必要ならそれも困ったことですナ(笑)。
セイヨウショウロの仲間は、チャワンタケやアミガサタケなどで知られる子嚢菌が進化の過程で地下に潜った地下生菌。
子嚢菌は胞子を入れた子嚢という袋を表面に持つキノコ。
地下に入るために子嚢のある表面を内側に包み込み、さらに子嚢のある表面積を増やすために脳細胞のように表面を幾重にも畳み込み、その結果、断面に見える大理石模様になったのですナ。

又別の所でも次々見つかりました(下写真2枚)

IMG16112006.jpg
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中島さんには地下生菌が好む木の種類、嫌う木の種類、適する土や枯れ葉の状態、木のどの辺をどう探すかなど、実地で詳しく教えて頂きました。
それに合致した場所で必ず採れるって訳じゃないけれど、闇雲に探すより、可能性の高い場所を重点的に探したら、的中率も全然違ってくる筈。
教えて頂いたシロは荒らさないで、このトリュフが有りそうな場所のパターンだけをしっかり覚えて、私だけのMyトリュフスポットを開拓しようと思います。

場所を移動して他の場所も探索。
これは多分ハタケチャダイゴケ?(下写真左)。
カップの中は空のようですから、ペリジオール(Peridioles)はみな飛び出した後なのでしょう。
ハラタケ科 チャダイゴケ属ハタケチャダイゴケ(食不適)
 学名:Cyathus stercoreus (Schwein.) De Toni(キヤトゥス・ステルコレウス)
新分類でチャダイゴケ目チャダイゴケ科からハラタケ目ハラタケ科に変わりました。
そしてこの時期多いカキシメジ(下写真右)
美味しそうな外観のため食中毒が多い毒菌です。
キシメジ科キシメジ属カキシメジ(毒菌)
 学名Tricholoma ustale (Fr.) P. Kumm.(トリコローマ・ウスターレ)
 種小名ustaleは「焼けた」の意味で、このキノコの色に由来します。

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タマチョレイタケ科チャミダレアミタケ属エゴノキタケ(食不適)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)
学名:Daedaleopsis styracina (P.Henn. et Shirai) Imazeki(ダエダレオプシス・スティラキナ)
 属名のDaedaleopsisは「迷路状の」の意味。実際この属のキノコはヒダが迷路状です。
 種小名styracinaは「エゴノ木に生える」の意味。

IMG16112010.jpg IMG16112011.jpg


割れた地下生菌がありました(下写真左:割れた地下生菌、下写真右:断面)。
中島さんによれば、担子菌であるベニタケの仲間が地下生菌になったもので、割れて胞子を撒いている状態のものとのこと。

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なんと希少な高級キノコのショウロ(松露)も見つかりました(下写真)。
ショウロは担子菌のイグチの仲間から進化の過程で地下生菌になったもの。
地下生菌同士はみな近縁に思いがちだけれど、色々なキノコから別々に地下生菌化していているため、外見は似ていてもそれぞれ全く系統が異なる所がとても興味深いところです。
ショウロ科ショウロ属ショウロ(食菌)
学名:Rhizopogon roseolus (Corda) Th. Fries(リゾポゴン・ロセオルス)
属名のRhizopogonはギリシャ語の根(Rhiz-)ヒゲ (-pogon)から来ていて、この属の多くの種の子実体で見られる根状菌糸束に由来しています。
そして種小名のroseolusは淡紅色の」の意味。
実際、掘り出したり傷つけたりすると淡紅色に変わります。

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切って見ました。
断面は真っ白で、ちょうど食べるには最高の状態です。
種小名の通り、断面の一部が少し淡紅色に変化しました(下写真)。

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カワタケ科カワタケ属ツクシカワタケ(食不適)(下写真2枚)
学名 : Peniophora nuda (Fr.) Bres.(ペニオフォラ・ヌーダ)
※あるいはカミウロコタケかスミレウロコタケかも知れません。

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ホコリタケも胞子を放出している真っ最中(下写真左)。
ハラタケ科ホコリタケ属ホコリタケ(幼菌は食菌)
 学名:Lycoperdon perlatum Pers.(リコペルドン・ペルラトゥム)
 属名Lycoperdonは「狼の屁」、種小名perlatumは「広く拡散する」の意味。
スッポンタケもありました(下写真右)
スッポンタケ科スッポンタケ属スッポンタケ(食菌)
学名:Phallus impudicus Linnaeus(ファッルス・イムプディクス)
 属名のPhallusは「勃起した陰茎」、種小名impudicusは「羞恥心のない」という意味。
 と言うことですから、「恥知らずにも勃起したペニス」という学名になります。
 まあ形が形だからしょうがないとしても、こんな学名を付けるヨーロッパ人の下ネタ好きさは、奥ゆかしい日本人には到底理解の外です(笑)。

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この季節、あちこちで見られるムラサキシメジ(下写真)。
学名等は前述。

IMG16112020.jpg


実に有意義なトリュフ探索会、いや地下生菌観察会でした。
ご案内&ご指導頂いた中島稔さんに感謝申し上げます。m(_ _)m
教えて頂いたことと、発生環境をこの目で見たことで、今後は自分でも探せる・・・かな?

折角ですから、ムラサキシメジ(下写真左)と黒トリュフ(下写真右)を食用に採取してきました。
黒トリュフはもうしっかり黒トリュフ特有の香りがしています。

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2016’10.19・Wed

続46・野のキノコ

常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、知らないキノコなら後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識不足ですから、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
このシリーズの前回はこちら



10/9日
お友達の白樺湖山荘に来ています。
朝一番で山荘近くのスポットを散歩したら、あちこちにオニナラタケ(食菌)が出ています。
ものの10分位で籠に一杯採れました(下写真)。
タマバリタケ科ナラタケ属オニナラタケ
学名Armillaria solidipes Peck (1900)(アルミラリア・ソリディペス)
種小名solidipesは「固い柄の」「堅牢な柄の」の意味?それとも「中実な柄の」意味でしょうか。
もとはキシメジ科(Tricholomataceae トリコロマタケアエ)に属していたのですが、2006年にキシメジ科からタマバリタケ科(Physalacriaceae フィサラクリアケアエ)が正式に分離決定され、そちらに変更になりました。

IMG1610244.jpg
※この写真はお友達が撮影した写真を使用させて頂いています。

ところで、世界最大の生物はこのオニナラタケなのだそうです。
あちこちポコポコ顔を出すキノコの実体は地下を這う菌糸。
それが延びてあちこちに子実体(キノコ)を出す。
なので同じ菌糸に繋がっているキノコ、こちらとそちらのキノコは別のものではなく、同じDNAを持った体の一部となる。
アメリカのオレゴン州で見つかったオニナラタケの同じ菌糸の蔓延の大きさは東京ドーム684個分、推定重量600トンなのだそうですナ。
これでは動物も植物も勝てない!菌類凄いゾ!(◎ー◎;)ビックリ

朝食後、お友達数人で、少し離れたスポット2か所に車でキノコ狩りに。

最初のスポットで早速見つけたキシメジ科キシメジ属ミネシメジ(食注意)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
学名:Tricholoma saponaceum (Fr.) Kummer(トリコローマ・サポナケウム)
種小名のsaponaceumはラテン語で「石鹸質の」の意味。
石鹸臭に似ている香りがすると言われており、種小名はそこから来ていると思われます。
味は苦みが強く、私には不味いので採取はパス。

IMG16100900.jpg IMG16100901.jpg


大きなイッポンシメジ科イッポンシメジ属ウラベニホテイシメジ(食菌)が1本だけ採れました(下写真)。
学名:Entoloma sarcopum Nagasawa & Hongo. (1999)(エントローマ・サルコプム)
毒菌クサウラベニタケと似ているため、このキノコと間違えて食べる食中毒例が多く要注意です。
典型同士はそれ程ソックリではないけれど、クサウラベニタケ似のウラベニホテイシメジとウラベニホテイシメジ似のクサウラベニタケでは、ベテランでも間違えることがあります。

IMG16100902.jpg


モエギタケ科クリタケ属クリタケ(食菌)(下写真)
学名:Hypholoma lateritium (Schaeff.) P. Kumm.(ヒフォローマ・ラテリティウム)
種小名の lateritium はラテン語で「レンガ色の」という意味。
和名の通り栗色ですから、それをレンガ色と表現しているのでしょう。

IMG16100903.jpg


フウセンタケ科フウセンタケ属クリフウセンタケ(食菌)が随分採れました(下写真2枚)。
学名:Cortinarius tenuipes (Hongo) Hongo(コルティナリウス・テヌイペス)
種小名のtenuipesは「細い柄のある」や「弱い柄のある」と言った意味になるのだろうけれど、どちらもこのキノコの柄には合致しないよう思えます・・・

IMG16100904.jpg IMG16100905.jpg


マツバハリタケ科コウタケ属ケロウジ(食不適)(下写真)。
学名:Sarcodon scabrosus (Fr.) Karst.(サルコドン・スカブロスス)
種小名のscabrosusは「ザラザラした」の意味。
新分類でイボタケ科(Thelephoraceae テレホラケアエ)から、マツバハリタケ科(Bankeraceae バンケラケアエ)に変わりました。
勿論、これはパス。

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カノシタ科カノシタ属カノシタ(食菌)(下写真)
学名:Hydnum repandum L.: Fr.(ヒドヌム・レパンドゥム)
種小名repandumはラテン語で「さざなみの」とか「うねった」とかの意味だけど、傘裏の針模様は確かにさざ波のようにも見えるし、傘自体は凹凸でうねったような形状でもあるし、どちらが種小名の由来なのかな?
傘裏はヒダやスポンジ状ではなく、傘と同色の針状の突起がビッシリ並んだ形状。
この外観、又はザラザラ感から和名のカノシタ(鹿の舌)はついたのでしょう。
日本では鹿の舌だけれど、欧米では羊の足(pied du mouton(ピエ・ド・ムートン)と呼ばれ、フランス料理の美味しい食材です。

IMG16100907.jpg


次のスポットはもう少し高度を上げた所。
針葉樹林帯で苔と倒木、湿った清涼な空気・・・まるで富士山のよう。

フウセンタケ科フウセンタケ属ヌメリササタケ(食菌)(下写真)。
学名:Cortinarius pseudosalor J.Lange(コルティナリウス・プセウドサロール)
種小名のpseudosalorのpseudoは、ラテン語で「偽の」という意味の接頭語。そしてsalorはムラサキアブラシメジモドキ(学名Cortinarius salor)を指すのだろうから、「偽のムラサキアブラシメジモドキ」という意味になるのでしょう。

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イグチ科ヤマドリタケ属ミヤマイロガワリ(食菌)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
学名:Boletus sensibilis Peck(ボレトゥス・センシビリス)
種小名sensibilisは 「敏感な」とか「萎れやすい」などの意味。

IMG16100910.jpg IMG16100911.jpg


上でも出てきた、タマバリタケ科ナラタケ属オニナラタケ(食菌)(下写真左)
そして、山荘に帰ってから山荘の周りでお友達が採取したサンゴハリタケ(食菌)(下写真右)。
サンゴハリタケ科サンゴハリタケ属サンゴハリタケ
学名:Hericium coralloides (Scop.) Pers.(ヘリキュウム・コラロイデス)
種小名のcoralloidesは「サンゴに似た」の意味。

IMG1610487.jpg IMG1610382.jpg
※この写真は同行したお友達が撮影した写真を使用させて頂いています。


採取してきたキノコを選別。
毒のあるものや食べられないもの、怪しげなものは取り除きます(下写真)。
採取してきたキノコはアイウエオ順に、
アイシメジ、アブラシメジ、アンズタケ、ウラベニホテイシメジ、オオキツネタケ、 オニナラタケ、カノシタ、キシメジ、クリタケ、クリフウセンタケ、コウタケ、 サンゴハリタケ、ショウゲンジ、チャナメツムタケ、ヌメリササタケ、ヌメリスギタケモドキ、 ヌメリイグチ、ハタケシメジ、ハナイグチ、ベニハナイグチ、ミヤマイロガワリ、 ムキタケ、ムラサキアブラシメジモドキ、ヤマイグチ

IMG1610162.jpg
※この写真はお友達が撮影した写真を使用させて頂いています。




10/15日
この日は東京きのこ同好会の東村山市で行われたミニきのこ観察会に参加。
東村山市で行われるのは今回初めてです。
観察会の場所は、もう少し早い時期なら随分色々なキノコが発生していただろうと十分推察できる環境だったのだけれど、残念ながら秋のキノコももう殆ど姿を消した時期。
それでも皆で探すと、そこそこは集まるものです。

アセタケの仲間(下写真)。

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テングタケ科テングタケ属シロウロコツルタケ(猛毒菌)(下写真)。
学名:Amanita clarisquamosa (S. Imai) S. Imai(アマニタ・クラリスクアモーサ)
種小名のclarisquamosaはラテン語では、clari(明るい)+squamosa(鱗縁のある)の意味。
以前はテングタケ科テングタケ属フクロツルタケ(Amanita volvata (Peck) Lloyd(アマニタ・ウォルウァータ))とされていました。
「日本のきのこ増補改訂新版」にシロウロコツルタケ(フクロツルタケ)と紛らわしい記載をされたため、フクロツルタケがシロウロコツルタケに改名されたとの誤解が広まりました。
実際はフクロツルタケとされていたキノコにフクロツルタケを含んで、複数の種類が混同されていたことが明らかになり、シロウロコツルタケはそのうちの一つということなのだそうです。
なおフクロツルタケは傷つけたところが赤みを帯びるけれど、シロウロコツルタケは変化しません。

IMG16101505.jpg


テングタケ科テングタケ属ミヤマタマゴタケ(食毒不明)(下写真)
学名:Amanita imazekii T. Oda, C. Tanaka & Tsuda(アマニタ・イマゼキ)
種小名のimazekiiは今関六也氏への献名。
他のタマゴタケと名の付くキノコ同様に、条線を持ちます。

IMG16101506.jpg


前述したイッポンシメジ科イッポンシメジ属ウラベニホテイシメジ(食菌)(下写真)

IMG16101507.jpg


集まったキノコをブルーシートに広げて、鑑定会(下写真)。
鑑定したキノコに対して、I先生、M先生から説明がありました。

IMG16101508.jpg


いつものように、この日見たキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。

アオゾメタケ、アセタケ属の仲間、ウチワタケ、ウラベニガサ、ウラベニホテイシメジ、オオキヌハダトマヤタケ、オオツルタケ、カイガラタケ、カワラタケ、カワリハツ、 キアシグロタケ、キチチタケ、クサウラベニタケ、クロハツ、サマツモドキ、 シロウロコツルタケ、シロオニタケ、センボンイチメガサ、タマシロオニタケ、 チャカイガラタケ、ツエタケの仲間、ツヤウチワタケ、ツルタケの一種、 テングツルタケ、ドングリキンカクキン、ニガクリタケ、ニシキタケ、 ニセショウロ属の一種、ネンドタケ、ノウタケ、ハラタケ属、ヒメツチグリ属、 ベニタケ属、ホウロクタケ、ホオベニシロアシイグチ、 ホコリタケ、マンネンタケ、ミヤマタマゴタケ、ヤブレベニタケ

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2016’10.04・Tue

続45・野のキノコ

常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、知らないキノコなら後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識不足ですから、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
このシリーズの前回はこちら



9/25日(日)
家内がキノコが沢山出ている公園があると見つけてきました。
家から近い公園ですが、マイキノコスポットには入っていない公園です。
どんなキノコが出ているのか早速チェックに行って来ました。

まずベニタケ科ベニタケ属のキチャハツ(食不適)。
学名:Russula sororia (Fr.) Romell(ルスラ・ソロリア)
周縁部に放射状の長い溝線があり、溝線に沿って粒状線があるのが特徴です(下写真左:傘表、下写真右:溝線に沿った粒状線)。
種小名のsororia はラテン語で「 姉妹の」という意味です。
イタリアのWikiにはこのRussula sororiaがRussula pectinata(ルスラ・ペクティナタ、和名:クシノハタケ)に非常に類似した種類であると記述してあり、「 姉妹の」という種小名はこのことを指しているのかも知れませんが、あくまで推測です。
実際、Russula pectinataにはキチャハツ同様の溝線に沿った粒状線まであります。

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アンズタケもありました。
アンズタケ科アンズタケ属アンズタケ(食)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
学名:Cantharellus cibarius Fr(カンタレルス・キバリウス)
種小名cibariusはラテン語で「食用の」という意味。
フランスではジロール(girolle)と呼ばれる人気の食用キノコで、アンズの香りがします。
でもセシウム137などの放射性金属を蓄積しやすい性質があることや、猛毒ドクツルタケなどの毒成分アマトキシン類を極々微小ながら持っていることが判明しているので、多食は控えた方が良いようです。

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こちらはアンズタケの仲間のトキイロラッパタケの白色型(食)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)
アンズタケ科アンズタケ属トキイロラッパタケ
学名:Cantharellus luteocomus H.E. Bigelow(カンタレルス・ルテオコムス)

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これは不明菌(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
一見アセタケの仲間と思ったら、軸のくっきりした縦線や捩れ具合など、イッポンシメジ属のミイノモミウラモドキのようにも見えます。

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ベニタケ科チチタケ属ヒロハチチタケ(食)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
学名:Lactarius hygrophoroides Berk. et Curt.(ラクタリウス・ヒグロフォロオイデス)
種小名hygrophoroidesはhygrophor + oidesなので、ラテン語で「ヌメリガサ属のキノコに似た」の意味になります。

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マンネンタケ(レイシ、霊芝)(食不適)が随分出ていました(下写真2枚)。
マンネンタケ科マンネンタケ属レイシ
学名:Ganoderma lucidum (Leyss. ex. Fr.) Karst(ガノデルマ・ルキドゥム)
種小名lucidumは「光沢のある」の意味。 確かにマンネンタケの表面はテカテカ光沢があります。

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紫なのは裏だけじゃないのに名前はウラムラサキ(食)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)
ヒドナンギウム科キツネタケ属ウラムラサキ
学名:Laccaria amethystea (Bull.) Murrill (ラッカリア・アメティステア)
種小名のamethysteaはラテン語で「紫色の」、ギリシャ語ならアメジスト(紫水晶)の意味。
新分類でキシメジ科(Tricholomataceae トリコロマタケアエ)から、ヒドナンギウム科(Hydnangiaceae ヒドナンギアケアエ)に変わりました。

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これはヒメコウジタケ(食毒不明)でしょうか(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
イグチ科ヤマドリタケ属ヒメコウジタケ
学名:Boletus aokii Hongo(ボレトゥス・アオキ)
種小名aokii は青木氏への献名


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ナヨタケ属のイタチタケ(可食)だと思われます(下写真2枚)。
ナヨタケ科ナヨタケ属イタチタケ
学名:Psathyrella candolleana (Fr.) Maire(プサティレラ・カンドレアナ)
種小名candolleanaはスイスの植物学者Augustin de candolleへの献名
新分類でヒトヨタケ科(Coprinaceae コプリナケアエ)からナヨタケ科(Psathyrellaceae プサティレラケアエ)に変わりました。

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ズキンタケ科ズキンタケ属ズキンタケ(食不適)(下写真左)
学名:Leotia lubrica (Scop.) Pers. :Fr. f..lubrica(レオティア・ルブリカ)
種小名のlubricaは「艶のある」の意味。
ヒドナンギウム科キツネタケ属カレバキツネタケ(食)(下写真右)
学名:Laccaria vinaceoavellanea Hongo(ラッカリア・ウィナケオアウェラネア)
新分類でキシメジ科(Tricholomataceae トリコロマタケアエ)から、ヒドナンギウム科(Hydnangiaceae ヒドナンギアケアエ)に変わりました。

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チチアワタケ(食注意)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
ヌメリイグチ科ヌメリイグチ属チチアワタケ
学名:Suillus granulatus (L.:Fr.) Roussel(スイルス・グラヌラトゥス)
種小名granulatusはラテン語で「粒状になった」の意味。
柄の表面の微小な粒点を表現したものではないかと推定されます。
美味しいキノコですが、別名ハラクダシと言われるように消化が悪いので、食べるのは少しにしておかないと、すぐお腹が緩くなります。
皮を剥いた方が下痢しにくいようです。
でもお腹が痛くなったり、吐き気がしたりする訳ではないので、デトックスにはいいかも(笑)。

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他に見かけたキノコはテングタケ、ニオイワチチタケ、カワリハツ、アカモミタケ、クロハツモドキ、アイバシロハツ、ツチカブリなど。
ぱっとしたキノコは無いけれど、確かに数は多かったかな。



10/1日(土)
この日は青梅市で行われた東京きのこ同好会主催の「秋のきのこ観察会」に参加してきました。
天気予報は雨で、朝から降りそうにどんよりとした天気だったせいか、この日の参加者は21名と、いつもよりは少ない人数。
でも最近の私は結構強力な晴れ男。
案の定、雨は全く降らず、帰る頃には日まで射しましたナ(笑)。
キノコは結構出ていた上、見慣れないキノコも多く、随分勉強になりました。
※観察会は地権者、又は管理人さんに事前に許可を取って行われています。

不明なフウセンタケ科のキノコ。
この日はこのキノコがかなり発生していました(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。

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イグチ科ヤマドリタケ属ムラサキヤマドリタケ(食菌)(下写真左)。
学名:Boletus violaceofuscus Chiu(ボレトゥス・ウィオラケオフスクス)
種小名のviolaceofuscusはviolaceo(ラテン語で「紫紅色の」)+fuscus(ラテン語で「暗赤褐色の」)。
そして、マツバハリタケ科コウタケ属ケロウジ(食不適)(下写真右)
学名:Sarcodon scabrosus (Fr.) Karst.(サルコドン・スカブロスス)
種小名のscabrosusは「ザラザラした」の意味。
この「ザラザラした」が傘表を指すのか、傘裏を指すのか判りませんが、どちらにしろザラザラには違いありません。
新分類でイボタケ科(Thelephoraceae テレホラケアエ)から、マツバハリタケ科(Bankeraceae バンケラケアエ)に変わりました。

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フウセンタケ科フウセンタケ属カワムラフウセンタケ(食)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
学名:Cortinarius purpurascens Fr.(コルティナリウス・プルプラスケンス)
種小名のpurpurascensは「帯紫色の」の意味です。

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キシメジ科キシメジ属ミネシメジ(食注意)は随分発生していました(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
学名:Tricholoma saponaceum (Fr.) Kummer(トリコローマ・サポナケウム)
種小名のsaponaceumはラテン語で「石鹸質の」の意味。
石鹸臭に似ている香りがあり、種小名はそこから来ていると思われます。
味は苦さと甘さが主。
個体差があるようだけれど、私が食べたものは苦みが強くちょっと不快な味があり、不味いと感じました。

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ハナホウキタケ(毒菌)と思われますが、ホウキタケ属の1種(Ramaria sp. ラマリア)としておきます(下写真左)
新分類でホウキタケ科(Clavariaceae クラウァリアケアエ)からラッパタケ科(Gomphaceae ゴンファケアエ)に変更になりました。
フウセンタケ科フウセンタケ属ムラサキアブラシメジモドキ(食)(下写真右)
学名:Cortinarius salor Fr.(コルティナリウス・サロール)
種小名salorはラテン語で「海の色」の意味(海外Wikiより)。

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ヒメツチグり科ヒメツチグり属フクロツチガキ(食毒不明)(下写真左)
学名:Geastrum saccatum Fr.(ゲアストルム・サッカトゥム)
種小名saccatumはラテン語で「嚢状の」の意味。
実際、胞子を一杯にいれた袋のようなものですから、まさにその通りのキノコです。
テングタケ科テングタケ属シロオニタケモドキ(食不適)(下写真右)
学名:Amanita hongoi Bas(アマニタ・ホンゴイ)
種小名のhongoi は本郷次雄氏への献名。

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オニイグチと思ったのですが、鑑定でアミアシオニイグチとなりました(下写真左)。
アミアシオニイグチという名称は初めて知ったのですが、従来コオニイグチとされていた中からDNA解析の結果、新種としてアミアシオニイグチが分離されたそうです。
イグチ科オニイグチ属アミアシオニイグチ(食毒不明)
学名:Strobilomyces hongoi Hirot.Sato(ストロビロミケス・ホンゴイ)
種小名のhongoi は本郷次雄氏への献名。
新分類でオニイグチ科(Strobilomycetaceae ストロビロミケタケアエ)からイグチ科(Boletaceae ボレタケアエ)へ変わりました。
ラッパタケ科ウスタケ属ウスタケ(毒菌)(下写真右)
学名:Turbinellus floccosus (Schwein.) Earle ex P.M. Kirk(トゥルビネルス・フロッコスス) 種小名のfloccosusは「軟長毛ある」「軟綿毛状」の意味。
新分類でラッパタケ科ラッパタケ属(Gomphus ゴムフス)からラッパタケ科ウスタケ属(Turbinellus トゥルビネルス)に変わりました。

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黄色のヒダの赤い小さなキノコ。
採ったときも何のキノコか判らず、結局鑑定でも不明だったのですが、撮って来た写真をずっと見ていたら・・・何てことはない!これはサマツモドキの幼菌だ!
ヒメサマツモドキとか、ヒナサマツモドキとかいう種類があってもいいようなサイズです(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
キシメジ科サマツモドキ属サマツモドキ(食不適)
学名:Tricholomopsis rutilans (Schaeff.:Fr.) Sing(トリコロモプシス・ルティランス)
種小名のrutilansは「赤色の,鮮赤色の」または「赤くなってくること」の意味。

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こんなキノコがありました。
傘の模様と合わせ、網ハイソックスを履いたような柄はワイルドで何ともセクシー(下写真左:傘表、裏、下写真右:柄)。
これで味も美味しかったら虜になっちゃいそうだけれど、食毒不明です。
フウセンタケ科フウセンタケ属オニフウセンタケ
学名:Cortinarius nigrosquamosus Hongo(コルティナリウス・ニグロスクアモスス)。
種小名のnigrosquamosusはラテン語でnigro(黒い)+squamosus(鱗片のある)となる意味なので、網ソックスを履いたようなこのオニフウセンタケ特有の柄を示していることは明白です。

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オオイチョウタケ(食菌)の群生がありました(下写真左)。
もともと大きくなるキノコだけれど、1個がこんな大きさです(下写真右)。
キシメジ科オオイチョウタケ属オオイチョウタケ
Leucopaxillus giganteus (Sow. : Fr.) Sing. (レウコパキシルス・ギガンテウス)
種小名のgiganteusは「非常に大きい」の意味で、このキノコの大きさを考えればうなずける種小名です。

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採取したキノコを持ち寄りいつものように鑑定会(下写真)。
鑑定後、鑑定したキノコについてH先生、M先生、I先生に説明をして頂きました。

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※鑑定後、キノコは全て集められて放射線量測定にかけ、青梅市の野生キノコの放射線量データとなります。

そうそう、鑑定で珍しいキノコがでました。
タバコウロコタケ目所属科未確定オツネンタケ属ウズタケ(食不適)
学名:Coltricia montagnei (Berk.:Fr.) Murr(コルトリキア・モンタグネイ)
傘裏のヒダが渦巻き状に同心円を描きます(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
新分類でタコウキン科からタバコウロコタケ目所属科未確定に変更になりました。

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いつもの通り、この日見たキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。
アミアシオニイグチ、イッポンシメジの仲間、イロガワリフウセンタケ、 ウスタケ、ウズタケ、ウラベニホテイシメジ、ウラムラサキ、オオイチョウタケ、 オキナクサハツ、オニタケ、オニフウセンタケ、カバイロツルタケ、カレバキツネタケ、カワムラフウセンタケ、カワリハツ、キイボカサタケ、キツネノカラカサ、 キツネノハナガサ、キニガイグチ、キヒラタケの仲間、クサイロハツ、 クサウラベニタケ、クサウラベニタケsp、クリイロイグチ、クロハツ、ケシロハツ、 ケロウジ、コトヒラシロテングタケ、コノハシメジ、サマツモドキ、シュイロハツ近縁、シロイボカサタケ、シロウロコツルタケ、シロオニタケモドキ、シロハツ、 スミゾメシメジ、ズキンタケ、タマゴタケ、チシオタケ、チャハリタケ、 チャワンタケの仲間、チョウジチチタケ、ツエタケ、ツチカブリ、テングタケ、 ニオイコベニタケ、ニガクリタケ、ニッケイタケ、ヌメリニガイグチ、 ハイイロオニタケ、ハタケシメジ、ハダイロニガシメジ、ヒイロガサ、ヒイロタケ、 ヒナツチガキ、ヒナベニタケ、ヒメクロハツモドキ(仮)、ヒロハウスズミチチタケ、 フウセンタケモドキ、フクロツチガキ、ブドウニガイグチ、ベニヒガサ近縁、 ホウキタケの仲間、ホウライタケの仲間、ボタンイボタケ、マツオウジ、 ミドリスギタケ、ミドリニガイグチ、ミネシメジ、ムラサキアブラシメジ、 ムラサキイロガワリハツ、ムラサキヤマドリタケ、モミジタケ、ヤブレベニタケ、 ヤマドリタケモドキ、ワサビカレバタケ

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2016’09.17・Sat

続44・野のキノコ

常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、知らないキノコなら後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識不足なので、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
このシリーズの前回はこちら



7/28日(木)
例年なら私の周りでは7月中旬位にはすっかりキノコが消えて、また秋になって発生するパターンなのですが、某きのこ掲示板を見ていたら、近い地域の方がチチタケを採取していました。
もうこの時期はキノコは無いと思い込んでチェックにも行っていなかったけれど、ひょっとしたらマイスポットでもチチタケが採れるかもと、昼休みに久しぶりにチェックに行ってみたのです。

行ってみてビックリ。
7月も末なのに、まだ色々キノコが発生しています。

まず、ヤマドリタケモドキ(食菌)(下写真2枚)
※イグチ科ヤマドリタケ属ヤマドリタケモドキ(Boletus reticulatus)
種小名のreticulatusはラテン語で「網目の」という意味ですが、柄の下から上まである網目が特徴です。

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こちらはガンタケ(食注意)(下写真2枚)。
※テングタケ科テングタケ属ガンタケ(Amanita rubescens)
種小名のrubescensはラテン語で「赤くなる」の意味ですが、実際傷ついた部分が赤変するのが特徴です。

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アカヤマドリ(食菌)の幼菌も何本か(下写真2枚)。
※イグチ科アカヤマドリ属アカヤマドリ(Rugiboletus extremiorientalis (Lj.N. Vassiljeva) G. Wu & Zhu L. Yang)
※新分類でヤマイグチ属(Leccinum)から新設のアカヤマドリ属(Rugiboletus)に変更されました。
種小名のextremiorientalisはラテン語で、extremi(極めて) + orientalis(東方の)ですから、「極東の」という意味でしょうか。
実際の分布も極東アジア地域のようです。

IMG16072805.jpg IMG16072806.jpg


クロハツモドキ(食注意)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
※ベニタケ科ベニタケ属クロハツモドキ(Russula densifolia (Secr.) Gill.)
種小名のdensifoliaはラテン語で、densi(密な、密度のある) + folia(葉)なので、「密なヒダ」という意味になるでしょう。
実際クロハツと比べ、密なヒダが大きな違いです。

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多分センボンイチメガサ(食菌)?(下写真左)
※モエギタケ科 センボンイチメガサ属センボンイチメガサ(Kuehneromyces mutabilis (Schaeff.:Fr.) Sing. & A.H.Smith)
種小名のmutabilisはラテン語で、「変化しやすい」という意味です。
こちらはホオベニシロアシイグチ(食菌)(下写真右)。
※イグチ科ニガイグチ属ホオベニシロアシイグチ(Tylopilus valens (Corner) Hongo & Nagasawa)

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イロガワリ(食菌)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
※イグチ科ヤマドリタケ属イロガワリ(Boletus pulverulentus Opat)
種小名のpulverulentusはラテン語で「粉を被った」という意味だけれど、傘表面は鈍い光沢があるし、一体どの辺りが粉を被っているのか良くは判りません。

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アンズタケ(食菌)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
※アンズタケ科アンズタケ属アンズタケ(Cantharellus cibarius Fr)
種小名のcibariusはラテン語で「食用の」といった意味。

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ウコンハツ(食不適)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
※ベニタケ科ベニタケ属ウコンハツ(Russula flavida Frost et Peck apud Peck)
種小名の flavidaはラテン語で、外観通り「黄色っぽい」の意味。

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ターゲットのチチタケ(食菌)はやっぱり発生していました(下写真4枚)。
嬉しいゾ♪♪
※ベニタケ科チチタケ属チチタケ(Lactarius volemus (Fr.:Fr.) Fr.)
種小名のvolemusは海外のwikipediaによれば、ラテン語のvolaに由来していて、意味は「手のくぼみ」であると記述されています。
また、"Texas Mushrooms by Susan Metzler and Vab Metzler"には、volemusは「手の平を満たすための十分な流出」を意味して、それは切られるか、壊れたとき、このキノコから滲み出る乳液のおびただしい量の事からきていると記述されています。

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この日の収穫は、チチタケ、アカヤマドリ、ヤマドリタケモドキ、アンズタケ(下写真)。

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このチチタケは当然チタケウドンに。
上手く作るコツも大分判ってきたかな(下写真)。

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7/29日(金)
昨日チチタケが採れたものだから、すっかり気を良くして、また昼に別のスポットもチェックしてきました。
こちらでもヤマドリタケモドキ(食菌)が発生(下写真)。

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アカヤマドリ(食菌)もいます(下写真)。

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残念ながらこちらではチチタケは見つからなかったけれど、ヤマドリタケモドキとアカヤマドリは一応採取してきました(下写真)。

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ヤマドリタケモドキは塩水に20分ほど漬けて虫出しをした後、スライスして自作ディハイドレーターでカラッカラに乾燥。
国産のドライポルチーニ茸が64.0g完成(下写真)。

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7/30日(土)
この日は週末の散策日で真鶴半島を一周。
途中見かけたキノコは、ツブカラカサタケ(食毒不明)。
柄には硬質のツバがある筈だけれど、抜け落ちやすいようで見当たりません(下写真左:傘表、下写真右:傘裏&柄)。
※ハラタケ科シロカラカサタケ属ツブカラカサタケ(Leucoagaricus meleagris (Sowerby) Sing.)
※新分類でキヌカラカサタケ属(Leucocoprinus)からシロカラカサタケ属(Leucoagaricus)に変更になりました。

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8/6日(土)
この日は週末の散策日で三頭山(1,531m)に登りました。
平地はキノコの姿が消えたけれど、気温の低い山はまだまだキノコが生えています。
キアミアシイグチ(食不適)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
※イグチ科キアミアシイグチ属キアミアシイグチ(Retiboletus ornatipes (Peck))
※新分類でヤマドリタケ属(Boletus)からキアミアシイグチ属(Retiboletus)に変更になりました。

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不明なイグチ。
柄には網目があって、不思議な質感の傘表面です(下写真左:傘表、下写真右:傘断面&柄)。

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色は薄いけれどハナイグチ(食菌)に見えます。
三頭山でハナイグチが採れるのですねぇ(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
※イグチ科ヌメリイグチ属ハナイグチ(Suillus grevillei (Klotz.) Sing)

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8/29日(月)
家内がテニスの帰りにキノコを採取してきました。
酷暑期も過ぎて、また平地にもキノコが発生してきたようです。
左上から時計回りに、テングタケ(毒菌)、ヤマドリタケモドキ(食菌)、ツルタケ(食注意)、カワリハツ(食菌)、キチャハツ(食不適)でしょうか(下写真)。
※テングタケ科テングタケ属テングタケ(Amanita pantherina (DC. : Fr.) Krombh.)
※テングタケ科テングタケ属ツルタケ(Amanita vaginata (Bull.:Fr.) Vitt)
※ベニタケ科ベニタケ属カワリハツ(Russula cyanoxantha (Schaeff.) Fr.)
※ベニタケ科ベニタケ属キチャハツ(Russula sororia (Fr.) Romell)

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9/1日(木)
またまた家内がテニスの帰りにキノコを採取してきました。
タマゴタケ(食菌)とヤマドリタケモドキ(食菌)です(下写真)。
※テングタケ科テングタケ属タマゴタケ(Amanita caesareoides Lyu. N. Vassilieva)
以前は学名がAmanita hemibapha (Berk. & Br.) Sacc.とされていたのですが、DNA解析の結果、 中国やロシアに分布するAmanita caesareoidesであることが判明し、変更されました。
ラテン語で-oidesは○○に似たという意味なので、caesareoidesは「西洋タマゴタケ(Amanita caesarea)に似た」という意味。
西洋タマゴタケのように柄にダンダラの無いタマゴタケも国内で見つかっており、日本にも西洋タマゴタケがあるのではないかと話題になったこともあったのですが、このダンダラの無いタマゴタケもcaesareoidesなのだそうです。

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9/3日(土)
この日は東京きのこ同好会が主催する富士山きのこ観察会の下見に行ってきました。
9/10日に一般会員を対象とした富士山きのこ観察会を行うので、幹事によるその下見会となります。
私は本番と同じ精進口登山道に沿って、5合目から3合目まで下るルート(下写真)。

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早々に美味しいキノコのオオカシワギタケを発見(下写真)。
※フウセンタケ科フウセンタケ属オオカシワギタケ(Cortinarius saginus (Fr.) Fr.)

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ヤマドリタケ(ポルチーニ)(食菌)も発見(下写真)。
※イグチ科ヤマドリタケ属ヤマドリタケ(Boletus edulis Bull.: Fr.)
種小名のedulisはラテン語で「食用の」といった意味ですから、美味しいキノコは学名からしてもう食べるためにあるようです(笑)。

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ショウゲンジ(食菌)は結構発生しています(下写真)。
※フウセンタケ科フウセンタケ属ショウゲンジ(Cortinarius caperatus)
※新分類でショウゲンジ属(Rozites)からフウセンタケ属(Cortinarius)に変わりました。
種小名のcaperatusはラテン語で「皺のある」といった意味ですが、実際ショウゲンジの傘には特徴的な放射状の条線があり、少し古くなるとそれが皺状になります。

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本番同様に3合目広場で鑑定会(下写真)。

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※鑑定後、キノコは全て集められて放射線量測定にかけ、富士山のキノコの放射線量データとなります。

いつもの通り、この日見たキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。
アイシメジ、アカタケ、アカツムタケ、アケボノドクツルタケ、 アブラシメジモドキ、アミハナイグチ、アメリカウラベニイロガワリ、 アンズタケ、イロガワリシロハツ、ウズハツ、ウツロベニハナイグチ、 ウラグロニガイグチ、オオウスムラサキフウセンタケ、オオカシワギタケ、 オオキツネタケ、オオキノボリイグチ、オニウスタケ、カキシメジ、 カラマツチチタケ、カワリハツ、キイロイグチ、キシメジの仲間、 キノボリイグチ、キハツダケ、キヒダヌメリガサ、キヒダマツシメジ、 キンチャワンタケ、クサイロハツ、クヌギタケ、クリカワヤシャイグチ、 クロカワ、クロハツ近縁種、クロハツモドキ、クロラッパタケ、ケロウジ、 コガネフウセンタケモドキ、ショウゲンジ、シロヌメリイグチ、シワカラカサタケ、 スギタケ、スギタケモドキ、タマゴタケ、ツバアブラシメジ、ツバフウセンタケ、 ツリガネタケ、ツルタケ、トキイロラッパタケ、ドクツルタケ、ドクヤマドリタケ、 ヌメリアカチチタケ、ヌメリササタケ、ハナイグチ、ハナガサタケ、 バライロウラベニイロガワリ、ヒグマアミガサタケ、フウセンタケモドキ、 フジイロタケモドキ、ベニテングタケ、フジサンホウキタケ、ホコリタケ、 ミイノモミウラモドキ、ミキイロウスタケ、ミネシメジ、ミヤマタマゴタケ、 ムラサキイロガワリハツ(キイロケチチタケ)、モウセンアシベニイグチ、 ヤマイグチ、ヤマドリタケ、ワタカラカサタケ、ワタゲヌメリイグチ



9/10日(土)
この日は東京きのこ同好会主催の富士山きのこ観察会です。
前記したように、私は精進口登山道に沿って、5合目から3合目まで下るルート(下写真)。

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3日の下見ではあまり出ていなかったキノボリイグチ(食菌)も今日は随分出ています(下写真2枚)。
※イグチ科ヌメリイグチ属キノボリイグチ(Suillus spectabilis (Perk) O.Kuntze)
種小名のspectabilisはラテン語で「人を惹きつける」の意味。

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富士山には多いウツロベニハナイグチ(食不適)(下写真)。
※イグチ科アミハナイグチ属ウツロベニハナイグチ(Boletinus asiaticus Sing.)
種小名のasiaticusはラテン語で、「アジア産の」の意味。
この種小名通り、主に極東アジアの寒冷地や高地のカラマツ林に分布する種類であって、別名アジアカラマツイグチとも言われます。
一般には食べるに値しないと言われていますが、大抵は食べたことが無い人が受け売りで言っているか、調理法が合ってないだけ。
言われるほど酷くは無く、まあまあ美味しく食べられるけれど、弱~い苦みがあります。
この精進口登山道沿いでは、例年この時期は枯沢を境として上がウツロベニハナイグチ、下がカラマツベニハナイグチという分布だったのですが、今年は全てウツロベニハナイグチに替わり、カラマツベニハナイグチは見られませんでした。
今年は富士山もキノコの発生状況が少し変化しているようです。

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ヤマイグチ(食菌)(下写真)。
※イグチ科ヤマイグチ属ヤマイグチ(Leccinum scabrum (Bull.:Fr.) S.F.Gray)
種小名のscabrumはラテン語で、「ザラザラ」したの意味。
柄の事であれば、確かに黒い粒点があってザラザラした表面と言えますね。

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ハナイグチは随分発生しています(食菌)(下写真2枚)。
※イグチ科ヌメリイグチ属ハナイグチ(Suillus grevillei (Klotz.) Sing)
種小名はRobert Kaye Greville氏への献名のようです。

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キヌメリガサ(広義)(食菌)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)
※キシメジ科ヌメリガサ属キヌメリガサ(Hygrophorus lucorum Kalchbr.)

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富士山には多いヌメリササタケ(食菌)(下写真)。
※フウセンタケ科フウセンタケ属ヌメリササタケ(Cortinarius pseudosalor J.Lange)
種小名のpseudosalorは、pseudo + salor。
Cortinarius salorはフウセンタケ属ムラサキアブラシメジモドキの学名ですから、
ラテン語で、pseudo(偽の) + salor(ムラサキアブラシメジモドキ)という意味となります。

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こちらも多いアブラシメジモドキ(食菌)(下写真)。
※フウセンタケ科フウセンタケ属アブラシメジモドキ(Cortinarius mucosus (Bull. :Fr.) Kickx)
種小名のmucosusはラテン語で、「粘液質の」といった意味で、種小名通りヌメリの強いキノコです。

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死の天使、猛毒ドクツルタケ(下写真)。
※テングタケ科テングタケ属ドクツルタケ(Amanita virosa (Fr.) Bertillon)
種小名のvirosa はラテン語で「毒のある」という意味。
毒菌だらけのテングタケ属でわざわざ毒のあるという名前が付けられるですから、まさに最凶の猛毒菌です。
標高が高い処に発生する真のドクツルタケは見ての通り、大型で柄が太く、強くササクレています。
平地に生えるドクツルタケと言われていたキノコは、正しくはアケボノドクツルタケかニオイドクツルタケのどちらかなのだそうです。
まあ、どれであっても猛毒には変わりありませんが(笑)。

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ミヤママスタケ(食菌)がビッシリ(下写真)。
※ツガサルノコシカケ科アイカワタケ属ミヤママスタケ(Laetiporus montanus Cerny ex Tomsovsky & Jankovsky)
DNAの分析結果でこれまでマスタケとされていたものが、針葉樹に生えるものと広葉樹に生えるものが違う種であることが判り、針葉樹型をミヤママスタケ(深山鱒茸)、広葉樹に生えるものをマスタケ(Laetiporus cremeiporus)と二つに分離されました。
ミヤママスタケの種小名montanusは、ラテン語で「山の」という意味です。

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3合目の広場で全員が採取してきたキノコを並べ、鑑定会。
鑑定後、H先生とM先生の採取キノコに対する説明がありました。

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※鑑定後、キノコは全て集められて放射線量測定にかけ、富士山のキノコの放射線量データとなります。

いつもの通り、この日見たキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。
アイシメジ、アカアザタケ、アカハツ、アカヒダササタケ、アカヤマタケ、 アブラシメジモドキ、アミハナイグチ、アメリカウラベニイロガワリ、アンズタケ、 イロガワリキイロハツ、ウスタケ、ウツロベニハナイグチ、ウラベニイロガワリ、 エセオリミキ、オオウスムラサキフウセンタケ、オオカシワギタケ、オオキツネタケ、 オオキノボリイグチ、オオダイアシベニイグチ、オニナラタケ、カキシメジ、 カノシタ、カベンタケモドキ、カラマツシメジ、カラマツチチタケ、カワリハツ、 キイロイグチ、キサマツモドキ、キシメジ、キヌメリガサ、キノボリイグチ、 キハツダケ、キヒダマツシメジ、クギタケ、クサイロハツ、クヌギタケ、 クリカワヤシャイグチ、クロラッパタケ、ケロウジ、コウタケ、コクリノカサ、 コチャダイゴケ、ゴヨウイグチ、ショウゲンジ、シロナメツムタケ、 シロヌメリイグチ、スギタケモドキ、タマゴタケ、ツバフウセンタケ亜属、 ツルタケ、トキイロラッパタケ、ドクツルタケ、ナガエノチャワンタケ、 ニシキタケ、ニッケイタケ、ヌメリササタケ、ネズミシメジ、ハナイグチ、 ハナガサタケ、ヒグマアミガサタケ、ヒロハアンズタケ、フウセンタケモドキ、 フジウスタケ、ベニテングタケ、ホウキタケ、ホコリタケ、マツタケ、 ミキイロウスタケ、ミネシメジ、ミヤマアミアシイグチ、ミヤマタマゴタケ、 ミヤママスタケ、ムラサキイロガワリハツ(キイロケチチタケ)、 ムラサキフウセンタケ、モウセンアシベニイグチ、ヤマイグチ、ヤマドリタケ、 レモンハツ、ワタカラカサタケ

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2016’09.07・Wed

毒菌ベニテングタケの味見

野のキノコに興味を持って以来、食菌、毒菌ではないが通常食べないキノコ、弱毒で毒抜きが可能な毒菌など、色々な野のキノコを食べてきています。
キノコはそれが食菌であっても、食べ方によっては中(あた)ったり、人によっては中ったりするものなのです。
中にはシイタケや松茸で中る人だっているのですから。
なので私は、初めて食べる野のキノコのケースでは、自分の中の厳密なルールのもと、たとえ食菌の場合であっても、時間をかけて段階を踏む慎重な食べ方をしてきました。
その甲斐あってか、幸運に恵まれたか、私自身はこれまで野のキノコに中ったことは一度もありません。
毒への耐性度合も人によって全く異なります。
従って決して安易に本記事の真似をしないでください。 危ないです

キノコの絵と言えば赤い傘に白い水玉模様、その定番キノコがベニテングタケ(紅天狗茸 Amanita muscaria)。
毒キノコの代名詞にもなるキノコだけれど、命を落とす猛毒菌がゾロゾロある超危険なテングタケ科の中では、比較的大人しい方で、中ってもまず命までは取られない。
一人1本までは大丈夫とか、2本までは大丈夫だとか、まことしやかな情報が流れ、実際試した強者も多く、長野県に至っては塩漬けして普通に食べる地方があるとか・・・(笑)。
何故にそこまでして食べるのかと言えば、このキノコは滅法美味いという評判だからなのです。
このキノコの主な毒成分はイボテン酸(ibotenic acid)と呼ばれるアミノ酸の一種。
このイボテン酸は毒でありながら、同時にグルタミン酸ナトリウムの10~20倍くらい強い旨みを持つ旨み成分でもあるのです。
グルタミン酸ナトリウム、つまり味の素の10~20倍位の旨みを持つって、お前はどんだけ旨いの~!!
それだけ旨いのなら、どうにかして毒抜きが出来ないものかと考えがちだけれど、毒そのものが旨みなので毒を抜いたら旨みも抜ける(笑)。
前述した塩漬けの場合でも、塩抜きで毒が流れれば、流れた分だけ同時に旨みも失うだけ。
何ともままならんもんですな。
ともあれ、どれだけ旨いかは自分の舌で納得しなきゃ始まらない。
今年は絶対ベニテングタケの味見をすると決めていました。

さて、そんな折、そのベニテングタケが手に入ったのです。
味見には打ってつけの小さな幼菌。
傘上の白イボは流れて落ちているけれど間違いなくベニテングタケです(下写真)。

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大抵のキノコ毒は水溶性。
水に漬けて多少なりともイボテン酸を流してしまっては意味が無い。
水に漬けず、土汚れを爪楊枝と刷毛とナイフで丁寧に除去。
まず1/4本をさらに半分づつに分けて、塩を振り、アルミホイルに包んでホイル焼き(下写真)。

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焼きあがったものを家内と分けて(一人1/8本)味見したのですが、口に入れたその味はまさに衝撃的。
なんじゃこれは~!!
美味しいキノコとかそんなレベルではない。
自然の旨みというよりは旨味調味料をそのまま舐めたような、べったりと舌に張り付く濃すぎる程の旨み。
旨味は柄より傘の方がずっと強い。
20分位、口の中から旨みが消えません。
話には聞いていたけれど、ここまでとは思わなんだ。
あまりに衝撃的で写真を撮るのも忘れたぜ(下写真)。

IMG16090402.jpg


食べた量は元々中毒を起こす量ではない筈だけれど、取りあえずこの後3時間程様子見。
想定通り全く異常なしでした。

さてこれだけ旨みが強いのなら、出汁も出るはず。
今度は1/2本を使ってスープにしてみることにしました(下写真)。

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スープなら玉ねぎを入れたり、ベーコンを入れたりしたいところだけれど、美味しいスープを飲むのが目的ではなく、どの位出汁が出るものなのかの確認です。
何も入れず水と小さく解したベニテングタケのみで煮出し、味付けは塩&白コショウのみ。
出来上がったスープ2人分(下写真)。

IMG16090404.jpg

ちょっと旨みが濃すぎるよ~(笑)
この2.5~3倍に薄めてちょうど良い位。
と言うことは、こんな小さな幼菌1/2本で5~6人分のスープに十分な出汁が出るということです。
鰹節も昆布も真っ青、こんな少しでこれほど出汁がでる食材(食材じゃないか、笑)は他に知りません。
正直ビックリ。 (; ̄Д ̄)オッドロキー
なおこのスープで一人1/4本を食べた訳だけれど、想定通り異常は全くありませんでした。

外見が似ている食菌のタマゴタケ。
テングタケ属のキノコなので美味しいとされているけれど、ベニテングタケの旨みに比べたら無いに等しい。
食菌のタマゴタケには毒のイボテン酸は欠片も無い訳だから、それは当然と言えば当然。
イボテン酸を持っているテングタケ属のキノコは、テングタケ、ウスキテングタケ、イボテングタケ、ベニテングタケ、ヒメベニテングなど、どれもテングタケ属テングタケ節(Section Amanita)のキノコのようです。
最もイボテン酸が多いのはテングタケで、ベニテングタケの10倍位のイボテン酸を持つと言われています。
と言うことはこのベニテングタケの10倍旨いということだけれど、10倍は毒性が強いのですから、怖い怖い(笑)。 こちらは洒落にならないゾ。
蓄積性も危惧されている猛毒アマニチンも極々微量ながら含まれているらしいし、
イボテン酸の味も判ったところで、今後は君子危うきに近寄らず・・・かな

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2016’08.20・Sat

頂きもの~♪

少し前の事になります。
カイエさんからプレゼントを頂きました。
最近のパターンで、「送ったよ~!」のメールの前に届く荷物(笑)。
開けてみたら、
大鹿村の山塩、大鹿村の赤米粉、大鹿村のチーズ「アルプカーゼ(ALP・KASE)」、そして手作りのヤマドリタケモドキ(国産ポルチーニ)のオイル漬け、玉ねぎの赤ワインビネガー漬け(下写真)。・・・7/5日


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私は一度も行ったことが無いのだけれど、私のお友達の間では最近、長野県大鹿村がちょっとしたブーム。
面白い食材、美味しい食材、真っ当な食材が色々あるようなのです。

自称塩コレクターの私はこの「山塩」なんて超うれしい♪
海の無い長野県の大鹿村では、鹿塩温泉の源泉(塩泉)煮詰めて精製する天然の塩を作っており、これが「山塩」なのです。
海塩とはまた違った柔らかい味の塩だそうです。

赤米粉は古代米・赤米の米粉でモチ米のようなモチモチ感があります。
最近良く凝っている焼きスイトンとパンに混ぜてみました。
焼きスイトンは小麦粉と片栗粉で作るのだけれど、小麦粉の分量を少し減らしてその分赤米粉を入れた焼きスイトンは結構違った感触で、最初のモチモチ感は似ているけれど何度か咀嚼した後味はお雑煮のような感触で結構いける♪
赤米粉を少し混ぜて焼いた食パンは想定通り、モチモチ感が増したかな。

チーズは牛乳で作ったセミハードタイプ、長期熟成させればハードチーズになっていくのでしょうか?
熟成が若い分、おとなしい味ですが、真っ当な味のチーズでした。

手作り2品は早速その日の夕食で頂いたけれど、どちらもすごく美味しかったですよ♪
ヤマドリタケモドキは、最近我が家ではみんな乾燥させちゃうから、オイル漬けは久しぶりでした。

さてそれからほぼ1ケ月後の8/6日(土)のこと。
週末の散策で、三頭山(標高1531m)に上ったのです。
この日は33.4℃の猛暑日だったけれど、流石に1531m、山の上は大変に涼しくて快適だったのです。
暑い下界に帰ってみると、カイエさんから自宅に電話があったようなのです。
こちらから電話をかけてみたら、いつものメンバーで木曽福島方面にキャンプに出掛けていて、チチタケを大量に見つけたらしく、処理方法を聞くため電話をかけたとのことですが、残念ながらその時刻は1531mの山の上で涼んでいましたナ(笑)。
電話で聞こうとおもったけれど居なかったので、塩水に漬けたまま長時間置いて、ぐずぐずにしてしまったようなのです。
チチタケはチチ(乳液)が命。
傷つけてチチを出さないように、汚れは爪楊枝と筆とティッシュで丁寧に除去。
水で洗うときは、短時間ですぐ水を切るのがポイントと伝えました。
「まだ採れそうなので、明日また取れたら送るよ~!」・・・って、チチタケ好きには超嬉しいゾ♪

そして良い状態のチチタケが送られてきたのだな。・・・8/8日

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出してみたら、こんなに沢山♪(下写真)

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ちょっと傷つけるだけでタップリとチチが出てくる良い状態。
柄根元の土汚れはハサミでカット、傘や柄に付いた枯れ葉や土は、傷つけてチチを出さないように爪楊枝と筆で丁寧に除去。
沢山あるので3つに分け、2つはそれぞれ袋に入れ軽く真空に引き冷凍保存。
これで季節じゃない時でもチタケうどんやチタケ汁が食べられるなんて嬉しすぎるゾ♪

さて冷凍にしない1/3を使って、早速チタケ汁を作りました。
チタケ汁は福島、栃木の方の大好物。
私は5年位前に白樺湖オフ会でふみえさんが作ったチタケ汁を初めて頂いてから病みつきになったもの。
以来毎年自分なりに調理をしてみて、だんだん美味しく作れるようになって来た・・かな♪
私の中で美味しく作るための三種の神器は油とナスと醤油、さらに1種加えるなら油揚げ。
調理をする直前にサッと水洗いしてすぐ水を切り、軸と傘を切り離し、傘は4、5mm厚みにスライス、軸は笹切りに。
切ったそばからチチが出るので、少し多めの油を引いた鍋に切っている傍からすぐ投入し、大事なチチを鍋外に零さない。
スライスしたチチタケを良く炒める。
火が通っても弱火でさらに炒め、シンナリしてチチタケの表面が炒めた油というより、チチタケ内部から出た油?か、チチが溶け出した油?で表面が十分テカリがでるまで炒めたら、厚めの拍子に切ったナスを入れて少し炒めて油を吸わせ、水をジュッと注ぎいれチチタケの出汁が出るまで煮る。
もし十分にチチが出る状態のチチタケを使い、テカリが出るまで十分に炒ていめていたら、表面にいかにもチチが溶け出したような白い半透明の油?も浮いてくる筈で、これは大事なポイント。
チチタケを沢山使えばチチタケから出る旨みで十分で、使う調味料は醤油のみ。
もしチチタケから出た旨みだけで不足だったら、多少のそば汁を加えても良いが、チチタケの香りが寝ぼけてしまうので加え過ぎは厳禁。
良い出しは出るけれどチチタケ自体はボソボソで美味しくないともよく言われるけれど、前述したようにテカリが出るまで十分炒めると、チチタケ自体もコクがあって結構美味しいです。

この日の昼食は、出来たチタケ汁を使って、油揚げも加えたチタケうどん(下写真)。

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夕食はこのチタケ汁に豆腐とネギを加えたチタケ汁で、これが又美味~い♪(下写真)。

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上手に作ったチタケ汁を食べたことが無い奴には判んないだろうなぁ~とか思いながら、汁のお替り(笑)
もう感謝感激雨あられ!カイエさんご馳走様~♪m(_ _)m

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2016’07.15・Fri

続43・野のキノコ

常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識不足なので、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
このシリーズの前回はこちら



6/30日(木)
車で通った時に遠目から大きなキノコの群生が見えた個所があったので、昼休みにチェックしてきたのです。
行ってみたらそのキノコはキタマゴタケ(食菌)。
キタマゴタケ判定に自信はあるけれど、似ている猛毒菌もあることだし、強いて食べる気もないのでこれは無視し、他のキノコを一通りチェック。
早速ヤマドリタケモドキ(食菌)を発見(下写真)。

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こちらはアンズタケ(食菌)。

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シロソーメンタケ(食菌)

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テングツルタケ(食不適)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。

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チチアワタケ(食注意)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
このキノコ味は良いのですが、別名ハラクダシの通り、食べるとお腹が緩くなるので、私は少ししか食べられません。
でも家内はいくら食べても大丈夫のようです。

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取りあえずこの日は、ヤマドリタケモドキを2個だけ採取(下写真)。

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塩水に漬け虫出しをした後、自家製デハイドレーターで乾燥。
国産ドライポルチーニが36.8g出来上がり。

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7/1日(金)
家内がテニスの帰りに私のキノコスポットで、ヤマドリタケモドキを1本、タマゴタケを2本採取してきたようです(下写真)。

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7/2日(土)
この日は東京きのこ同好会が八王子市で行ったきのこ観察会に参加してきました。
  • 観察会は地権者、又は管理人さんに事前に許可を取って行われています。
  • 本記事中のキノコの食毒記述は、私個人が色々な資料をもとに記述しているのであって、東京きのこ同好会が食毒判定しているのではありません。
今回は29名と例年よりはちょっと少ない参加者数でした。
いつものように集合場所で一通り注意事項などの説明を受け、4つのコース別に分かれて観察開始。
沢山みられるかなぁと期待していたのだけれど、意外にキノコが出ていません。

ツルタケ(食注意)(下写真左)とカバイロツルタケ(食)(下写真右)。

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クリイロイグチ(食)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。

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シロソーメンタケ(食)(下写真左)とキソーメンタケ(食)?(下写真右)。
キソーメンタケなのかかナギナタタケなのか迷うけれど、この写真では束生では無く群生と思えるので、キソーメンタケでいいかな。

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オニイグチモドキ(食)(下写真左)とアケボノドクツルタケ(青木氏仮)(猛毒菌)(下写真右)。
柄にもささくれがあるし、ドクツルタケに見えるけれど、ここは平地ですからアケボノドクツルタケということになるのでしょうか。

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イッポンシメジの仲間(通常毒菌)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。

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ヒビワレシロハツ(食不適)(下写真左)とカレバキツネタケ(食菌)(下写真右)。

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キノコが少ないといっても各自採集して持ち寄ると結構集まるものです。
採取キノコの鑑定の後、H先生、M先生から鑑定されたキノコの説明がありました(下写真)。

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※鑑定後、キノコは全て集められて放射線量測定にかけ、この地のキノコの放射線量データとなります。

いつもの通り、この日見たキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。
アクイロウロコツルタケ、アケボノドクツルタケ、アミアシコガネヤマドリ(正井氏仮)(キアシヤマドリタケ(池田氏仮))、 アミスギタケ、アメリカウラベニイロガワリ、アワタケ、アンズタケ、 イッポンシメジの仲間、ウコンクサハツ、ウコンハツ、オオキヌハダトマヤタケ、 オオクロニガイグチ、オオホウライタケ、オニイグチモドキ、カバイロツルタケ、 カレバキツネタケ、カワリハツ、ガンタケ、キアシグロタケ、キソウメンタケ、 キチチタケ、キチャハツ、キツネノエフデ、キヒダタケ、クサウラベニタケ、 クリイロイグチ、クロハツ、コシロオニタケ、コバヤシアセタケ、コビチャニガイグチ、 サナギタケ、シロウロコツルタケ、シロソーメンタケ、シロタマゴテングタケ、 シロハツ、スジウチワタケモドキ、スミゾメヤマイグチ、タマゴタケ、 タマゴテングタケモドキ、チギレハツ、チチタケ、ツチグリ、ツヤウチワタケ、 ツルタケ、ナラタケモドキ、ニセアシベニイグチ、ニッケイタケ、 ハナオチバタケ、ヒイロタケ、ヒナアンズタケ、ヒビワレシロハツ、 ヒロハウスズミチチタケ、ベニタケの仲間、ホウロクタケ、ホソエノアカチチタケ、 マンネンタケ



7/3日(日)
この日は週末の散策日。
ちょと遠出をして宮ケ瀬ダムの付近を散策しに出かけたのですが、自宅から最寄りの駅に向かう途中で、早速キノコが目につきました。
どうやら、ヒロヒダタケ(毒菌)のようです(下写真)。

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散策中も色々なキノコが見つかるかなと期待していたけれど、全然無くて期待外れだったのです。



7/6日(水)
平日ですが、仕事を休んで東京きのこ同好会が高尾山で行ったミニきのこ観察会に参加してきました。
参加人数は21名。
ケーブルで高尾山駅まで行ってから山頂までキノコを観察するグループと、ケーブルに乗らないで稲荷山コース・六号路で山頂まで登りながらキノコを観察するグループとに分かれ観察開始。
私は後者の登る組を選択。
実は前夜にカメラ(コンデジ、リコーCX5)が突然自然死。
しょうがないので古いミラータイプのデジイチを持って行ったけれど、三脚なしではこの重い一眼では撮った写真はみんなブレブレ(笑)
少しはこましなのだけ載せました。(^^;ゞ

ヌメリニガイグチ(食毒不明)(下写真左)とニセアシベニイグチ(毒菌)(下写真右)。

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タマゴタケ(食菌)(下写真左)とシワチャヤマイグチ(食毒不明)(下写真右)。
シワチャヤマイグチは資料上は食毒不明ですが、私は何度か食べていますので、私の中では食菌です(笑)。

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ウスタケ(毒菌)(下写真左)とミヤマザラミノヒトヨタケ(食不適)(下写真右)。


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ツノフリタケ(食不適)(下写真左)とキクラゲ(食菌)(下写真右)。


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シロキツネノサカズキ(食不適)(下写真)。
この季節なのでシロキツネノサカズキモドキではなく、シロキツネノサカズキの方でしょうね。

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山頂を少し下ったところで、採取したキノコの鑑定会。
鑑定キノコに対して、H先生、M先生、I先生から説明がありました。

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いつもの通り、この日見たキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。
アオキオチバタケ、アカチャモリノカサ(城川氏仮)、アメリカウラベニイロガワリ、 アラゲキクラゲ、イヌセンボンタケ、イロガワリヤマイグチ、ウスタケ、 ウスヒラタケ、ウラグロニガイグチ、オオカブラアセタケ、オリーブニガイグチ、 ガンタケ、キアシグロタケ、キアミアシイグチ、キクラゲ、キチチタケ、 キチャハツ、コガネヤマドリ、シロウロコツルタケ、シロキクラゲ、 シロキツネノサカズキ、シロタマゴテングタケ、シワチャヤマイグチ、 スジウチワタケモドキ、タマゴタケ、チャシバフタケの仲間、ツノフリタケ、 ニガイグチの仲間、ニガイグチモドキ、ニセアシベニイグチ、ヌメリニガイグチ、 ハダイロニガシメジ(青木氏仮)、ヒメカバイロタケ、ヒメクロハツモドキ、 フチドリツエタケ、マゴジャクシ、ミダレアミタケ、ミヤマザラミノヒトヨタケ、ヤブレベニタケ

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2016’06.29・Wed

続42・野のキノコ

常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識が足りないので、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
このシリーズの前回はこちら



6/23日(木)
ブログの過去記事で調べてみたら、昨年私の周りでヤマドリタケモドキ(食菌)の発生が始まったのが6/20日。
この処雨も大分降って水分も与えられた筈だから、もうそろそろ発生してもいい頃合。
ババになった群生を見るとガッカリするので早めにと、お昼にマイキノコスポットをチェックしてきました。

途中の道端でウスキテングタケ(毒菌)を発見(下写真2枚)。

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カワリハツ(食菌)(下写真)。
この場所では毎年カワリハツが沢山発生します。
カワリハツって食べる人が殆どいないけれど、出汁はよく出るし、辛味も無いし、他のベニタケ科のキノコのようにボソボソでもないし、比較的大きいので採り甲斐もあるし、ちゃんとキノコの食感で普通に美味しいキノコだと思うのだけれど、ベニタケ科のキノコは不味いという思い込みがあるのでしょうね。

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トガリツキミタケ(食毒不明)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。

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ヤマドリタケモドキ(食菌)も1個だけ発生していました。
柄の下部はもう白いカビに侵食されて網目が不明瞭です。(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
ここはヤマドリタケモドキが大量に発生する場所なのですが、未だ早いようです。

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これは何なんでしょう??
ギョリンソウ(銀竜草・魚鱗草)に似ているけれど、ちょっと違うような・・・(下写真)

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6/25日(土)
この日は、所属している東京きのこ同好会が多摩市で行ったミニきのこ観察会に参加したのです。
※なお本記事中のキノコの食毒記述は、私個人が色々な資料をもとに記述しているのであって、東京きのこ同好会の食毒判定というわけではありません。

集合場所で一通り注意事項などの説明を受け、観察開始。

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毎年ツチグリが発生する場所に、今年もツチグリ(幼菌は食)の幼菌がありました(下写真2枚)。

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こちらはイロガワリ(食菌)(下写真)。

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ヤマドリタケモドキ(食菌)(下写真)。

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シロソ-メンタケ(食菌)(下写真)。

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アワタケ(食菌)(下写真)。

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トガリツキミタケ(食毒不明)(下写真)。

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巨大なシロハツ(食菌)の老菌(下写真)。

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ウコンハツ(食不適)(下写真)。

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食中毒例が多いクサウラベニタケ(毒菌)はあちこちに(下写真)。

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これはシロホウライタケ(食不適)?(下写真2枚)

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こちらはテングタケ(毒菌)?又はテングタケダマシ(毒菌)?
イボが少し尖っているようにも見えるのでテングタケダマシかな(下写真)。

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これはどう見てもキショウゲンジ(食菌)。
ここでの発生を確認したのは初めてですが、数本出ていました。
食菌とは言え、あまり美味しくないのだそうです(下写真)。

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モリノカレバタケ属のキノコ(下写真)。

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ヘビキノコモドキ(毒菌)(下写真)。

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キタマゴタケ(食菌)(下写真)。

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テングタケ(毒菌)(下写真)。

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ベニセンコウタケ(食毒不明)(下写真)。

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一通り予定のルートでキノコ観察を行った後、各人が採取したキノコを持ち寄り、K先生、H先生により鑑定。
鑑定後、H先生、M先生による採取キノコの解説がありました(下写真)。

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※鑑定後、キノコは全て集められて放射線量測定にかけ、この地のキノコの放射線量データとなります。

いつもの通り、この日見たキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。
アカヤマタケ、アマタケ、アワタケ、アンズタケ、イロガワリ、ウコンハツ、カワリハツ、キショウゲンジ、キタマゴタケ、キチャハツ、キツネタケ、キヒダマツシメジ、クサウラベニタケ、クロハツモドキ、ケシロハツ、コキイロウラベニタケ、コショウイグチ、 シロソーメンタケ、シロハツ、シロヒナベニタケ、シロホーライタケ、チギレハツ、チチアワタケ、チチタケ、ツチグリ、ツルタケ、テングタケ、テングタケダマシ、トガリツキミタケ、ニオイコベニタケ、ヒイロタケ、ヒメコナカブリツルタケ、ヘビキノコモドキ、ベニセンコウタケ、ヤマドリタケモドキ。



6/26日(日)
昨日のキノコ観察会でヤマドリタケモドキが結構見られたので、マイスポットの方にも発生しているのではと、チェックに行きました。

ニガイグチの仲間(食不適)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。

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こちらはオクヤマニガイグチ(食不適)(下写真)

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アワタケ(食菌)(下写真)。

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タマゴタケ(食菌)も1個だけだけれど、もう出ていました(下写真)。

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トガリツキミタケ(食毒不明)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。

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この時期、クサウラベニタケ(毒菌)は至る所に群生(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
これが美味しい食菌ならいいのに(笑)。

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アカヤマドリ(食菌)(下写真)。

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案の定、ヤマドリタケモドキ(食菌)もチラホラと(下写真3枚)。

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この日の収穫はまあまあの量のヤマドリタケモドキと、アカヤマドリ1個、タマゴタケ1個(下写真)。

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そしてヤマモモ(下写真)。

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このヤマモモは美味しいジャムになりました。

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2016’06.27・Mon

コシアブラ苗に新芽が続々

山菜採り旅行で採ってきて移植したコシアブラ苗が、ついていた葉が一つ、また一つと落ちていく中で、一枝の先端に頂芽がついて葉らしいのが出てきているのに気が付いたのです(下写真)。・・・6/25日

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その一日後にはコシアブラらしい葉が開いてきました(下写真)。

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山菜採りではコシアブラの若芽が採れる時期は限られているので、その時期を過ぎれば新しく芽は出来ないのかと思っていたら、どうやらそうではないようです。

また別の枝の先端にも頂芽がついてきました(下写真)。

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先端が枯れた枝では、2か所に脇芽がでてきました(下写真2枚)。

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深植えをしてしまって土に埋もれ気味の枝の先端からも頂芽が伸びてきたようです(下写真)。

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一方こちらは、あきちゃんに頂いたコシアブラ苗。
4株中のうち、ついていた葉が落ちないで根付いたと思われる2株に新たに頂芽が出てきました(下写真2枚)。

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葉がすべて落ちてしまった2株だって、まだ枯れたとは限らない。
時々水をやりながら、変化をウオッチ中。

もともと標高が高い冷涼な環境が適地のコシアブラ。
全国あちこちに自生するとは言え、東京では低山を含め出会ったことがありません(山梨境界の奥多摩の一部では自生しているそうな)。
それはきっと東京の暑さが障害になっているのでしょう。
意外に簡単に根付きはしたけれど、平地のベランダで東京の今夏を乗り切れるかどうかは結構ハードルが高いのかも知れません。

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2016’06.14・Tue

散策で見かけた山菜&山菜採り旅行

5/7日(土)
この日は週末の散策日。
陣馬高原下バス停から、陣馬新道コースで陣馬山山頂まで登り、高尾~陣馬縦走コースで明王峠、明王イタドリ縦走コース、孫山南尾根コースで與瀬神社に下山し、相模湖駅までの10kmのコース。
途中で何か所かモミジガサ(通称シドケ)を見かけました(下写真)。

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5/21日(土)
この日も週末の散策日。
この日は小仏城山北尾根東コースで小仏城山へ、小仏城山から高尾山まで行って稲荷山コースで下山する約9kmのコース。
途中でナルコユリ(多分)を発見(下写真)。

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そしてこちらはウコギ(下写真)。

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ベテランの方々に誘って頂いて、週末の6/11日(土)~6/12日(日)と1泊2日で、山菜採りに行ってきました。
えっ、何処に行ったかって? そりゃ~秘密に決まっているゾ(笑)。

立ち木から赤ちゃん苗まで、至る所コシアブラだらけだけれど、残念ながら若芽の時期は過ぎてしまったようです(下写真)。
もう少し早ければ沢山採れたのに~!

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ワラビももう大きくなってしまったのが多かったけれど、よく探せば採り頃のもあちこちに(下写真)

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こちらはハリギリ(下写真)。
ハリギリもあちこちにあったけれど、やはり若芽の時期は過ぎてしまっています。

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キヨタニシダがあちこちに。
これは今回教えて頂いた山菜ですが、コゴミ同様、アクが無くて美味しいそうな(下写真)。

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行者ニンニクの小さな群生が見つかりました(下写真)。
採りすぎて絶滅させないように、比較的大きなものだけを根を残して摘ませて頂きました。

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行者ニンニクに似ているコバイケイソウ(毒)も傍に生えていたけれど、コバイケイソウとの判別は比較的簡単で、外見上ではむしろスズラン(毒)との区別が紛らわしいように思えます。
スズランは葉も似ているだけじゃなく、株元が赤いのも行者ニンニクと共通。
でも行者ニンニクは、葉をちょっとちぎって香りを嗅げば、ニンニク臭で区別ができるし、株元に網目模様があることで区別がつきます。
実はこの網目模様を株元の赤い皮の模様のことだと思っていたのですが、そうではなくさらにもっと下に網目模様があることを、今回教えて頂きました(下写真)。

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又別の場所でこんな大株の行者ニンニクを発見(下写真)
近くにも数株点在していずれも超大株です。
ちょっと発見しにくい場所なので、荒らされず大株化したのでしょうか。
もう蕾をつけていますので、ここはこのままそっとして、こぼれ種から群生に育つのを期待します。

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食中植物のモウセンゴケがあちこちに(下写真)。

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他にオオナルコユリも随分見つけました。
採らなかったけれど、ハンゴンソウが随分あって、一方期待していたけれどまったく見れなかったのがシオデ。
タラの木などはあちこちにあるけれど、大抵はもう若芽が無い状態でした。

今回の収穫は下写真左上から時計回りに、
行者ニンニク、ワラビ、オオナルコユリ、イタドリ、笹の葉(料理の皆敷や押し寿司用)、フキ、ネマガリタケ、タラの芽&コシアブラ&ハリギリ(下写真)

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誘って頂き、色々教えて頂いた先輩諸氏に感謝申し上げます。
ありがとうございました。m(_ _)m

道の駅で実山椒とネマガリダケも購入してきました(下写真)。

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我が家は当面、山菜料理です(笑)

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