FC2ブログ
2019’08.18・Sun

ナラタケモドキとチチタケ

駅前にマグロを買いに行った日(この記事)の帰りの事です。・・・7/28日
自宅までもうすぐの公園に、何のきのこか判らないけどきのこが生えてたよ!と家内が言うので、見てみたのです。

あれま!ナラタケモドキ(食菌)ではないですか。
それも、丁度食べ時状態♪(下写真)

IMG19072804.jpg


よく見ると、あちこちに発生しています(下写真)。

IMG19072805.jpg


食感が良く、美味しいきのこだけれど、中には中る人もいます。
松茸や椎茸で中る人もいますから、どんなきのこでも絶対中らないってことは無いのだな。
我が家は中らないから、根こそぎ収穫してもいいけれど、元々あまり消化の良くないきのこなので食べ過ぎは厳禁。
収穫は3株だけにしました(下写真)。

IMG19072806.jpg


ところで、これまではナラタケ属(Armillaria)に属していたナラタケモドキは、2017年にDesarmillaria属に移されました。
 Armillaria tabescens (Scop.) Emel (1921)
  → Desarmillaria tabescens (Scop.) R.A. Koch & Aime (2017)
元々Armillariaの意味は「ツバの有る」という意味ですから、ツバの無いナラタケモドキがDesarmillaria属(「非ナラタケ属の」、又は「ツバの無い」の意味)に移ったのは何だか納得。



さて、収穫したナラタケモドキを美味しく完食した3日後。・・・7/31日
新しい株が成長してまだ残っていたら収穫しようかなと、公園に行ってみました。
確かにその後も随分出たようだけど、この天気でみんなカラッカラ。
とても採取には適さない状態で残念!

折角なのでさらにその先のチチタケが出る公園まで足を伸ばしました。
例年ならその公園でチチタケが採れるのは一か月くらい前の時期。
なのでもうないだろうなぁと思いながら行ってみたのです。
最初に見つかったのはヤマドリタケモドキ(食菌)。いわゆるポルチーニです(下写真)。

IMG19073100.jpg


チチタケ(食菌)もありました! でも少し干からび気味だけれどww(下写真)

IMG19073101.jpg


こちらにも!
干からび気味のチチタケの根元には、結構フレッシュなチチタケも覗いています(下写真)

IMG19073102.jpg


ここにも(下写真)。

IMG19073103.jpg


この日の収穫はこんなもの(下写真)。
でも時期的にはとっくに終わっていると思っていたのですから、思いがけない収穫。
今年はきのこの時期判断が難しいね。

IMG19073104.jpg


収穫したチチタケは当然チタケ汁に。
その熱々のチタケ汁でつけうどんにしました。
うどんは手打ちじゃないけれど、特に汁のからみに定評がある、金トビ志賀の細うどん。
久しぶりのチタケ汁だけれど、やっぱり美味しいわ~♪(下写真2枚)

IMG19080100.jpg
IMG19080101.jpg


下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m
にほんブログ村 料理ブログ 食材(料理)へ にほんブログ村 花ブログ 屋上・ベランダ菜園へ にほんブログ村 花ブログ 水耕栽培へ
料理ブログ 食材  花・園芸ブログ 水耕栽培  花・園芸ブログ 屋上・ベランダ菜園

Categorieきのこ・山菜  トラックバック(0) コメント(4) TOP

2019’04.30・Tue

山菜の季節

週末散策中に酷い捻挫をしてしまって、歩けないものだから部屋に引きこもっている時に、家内が今年の初ハリギリを採取してきました。・・・4/15日
ハリギリスポットは沢山あるのだけれど、家内が知っている個所は少しだけなので、採れた量はほんのひとつまみ(下写真)。

IMG19041500.jpg


夕食に、順当に天婦羅で頂きました(下写真)。
春の味♪

IMG19041501.jpg




駅前のショップの山形県食材コーナーに、アマドコロが売られていたと、家内が購入して来ました(下写真)。・・・4/16日

IMG19041601.jpg


アマドコロ、それより大型のナルコユリ、さらに大型のオオナルコユリは、私が一番好きな山菜。
お浸しにして、何もつけないで食べるのが好き。
甘さに少しだけアクセントのほろ苦さ。
ほんとに美味しい山菜です。
穂先、中間、根元と切り分けると、微妙な味の違いも楽しめます(下写真)。

IMG19041602.jpg




やっと太いイタドリが出てきたようで、家内が摘んで来ました(下写真)・・・4/22日
ほんとは私も摘みに行きたいけれど、捻挫した足は凸凹のある所はまだ無理な状態です。

IMG19042200.jpg


調理の方は引き受けました。
皮を剥いて、一晩水に晒してシュウ酸を抜き、キンピラ風の炒め煮に(下写真)
久しぶりのイタドリ。
この自然の酸味がほんとに美味しい♪

IMG19042300.jpg


美味しかったものだから、家内が又採ってきたようですww(下写真)

IMG19042301.jpg




やっと歩けるようになって、この日は八王子寺田でやっているきのこの研究会に行ってきました。・・・4/26日
帰りに、最寄り駅前ショップの山形県食材コーナーを覗いたら、カタクリと赤ミズが売っていたので、迷わずゲット(下写真)。

IMG19042600.jpg


赤ミズは叩きに(下写真)。

IMG19042708.jpg


カタクリはお浸しに。
カタクリのお浸しは、カタクリの甘さが際立つように、何もつけないで食べるのがいいと思う(下写真)。

IMG19042709.jpg




この日は所属しているきのこ同好会の有志による、蕎麦と山菜ときのこ鍋の会。・・・4/28日
きのこ好きの集まりですから、きのこ鍋には各自冷凍保存している野のきのこがタップリ。
蕎麦は私が打つのではなく、私の役割は山菜の天婦羅揚げ役。
揚げたのは、コシアブラ、タラの芽、わらび、ヨメナ、コゴミ、フキノトウ、野セリ、イタドリ、ヨモギと、山菜ではないけれど、牛蒡にアスパラ。
のこった山菜を分けて頂いてきました。
下写真左から、コシアブラ、野セリ、コゴミ(下写真)。

IMG19042902.jpg


この日食べたコシアブラのお浸しがかなり美味かったものだから、頂いて来たコシアブラを夕食でお浸しに(下写真)

IMG19042903.jpg


東京ではまずコシアブラは採れないし、ショップに出回るのはほんの少しで結構高い。
なので、コシアブラのお浸しなんて、凄く贅沢に感じます。

下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m
にほんブログ村 料理ブログ 食材(料理)へ にほんブログ村 花ブログ 屋上・ベランダ菜園へ にほんブログ村 花ブログ 水耕栽培へ
料理ブログ 食材  花・園芸ブログ 水耕栽培  花・園芸ブログ 屋上・ベランダ菜園

Categorieきのこ・山菜  トラックバック(0) コメント(4) TOP

2019’03.27・Wed

土筆の季節他

3月に入ってまだ間もない頃に、名古屋のお友達が沢山土筆を採っていたものだから、随分早いなぁ・・と驚いたのです。
このブログの土筆採り始めの記事を調べてみると、

  2018年度 3/24日 土筆の季節
  2017年度 4/10日 続48・野のキノコ
  2016年度 3/26日 土筆の季節
  2015年度 3/22日 土筆の季節

と3月後半ですから、今年は随分早い。
3/9日に半信半疑で自宅回りをチェックしてみたら、ちょっとだけだけれど、もう出ていました(下写真)。

IMG19030900.jpg

ほんの少しなので好物の土筆のキンピラを作るまでは無い。
これは卵とじのお吸い物にしました。

そして一週間後の3/16日。
この日は所用で出かけていて、その帰り、最寄り駅から自宅へ帰る途中で土筆スポットをチェックしたのです。
沢山ではないけれど、この前よりは出ていました(下写真)。

IMG19031602.jpg


ちょっと量は少ないけれど、この位の量なら、袴を取るのも簡単。
やっと、念願の土筆のキンピラに仕立てました(下写真)

IMG19031601.jpg


さらに一週間後・・・3/23日
やっと時間が取れて、久しぶりの週末散策。
何時もなら山に行く処だけれど、土筆が気になるものだから、知っている中の一番の土筆ポイントに出かけました。
確かこの辺の筈って所についてみたら、大変!
ブルが入って、土筆の土手がすっかり崩されています(下写真)。

IMG19032300.jpg


ちょっと心配したけれど、その先のまだ崩されていない土手には、土筆が随分出ている。
例えばここなんか、みんな開いているけれど、土筆密度が凄~いゾ(下写真)

IMG19032301.jpg


出来るだけ開いていないのだけを摘んで、20分位で予定通りレジ袋一杯。
まだまだ摘めるけれど、これ以上摘んだら、後の袴取りが大変。
切り上げて、散策に復帰。

散策途中の街路脇でブラックモレル(トガリアミガサタケ(広義)の黒タイプ)を発見。
周囲を良く探したけれど、この1本だけ。 でもサイズは中々です(下写真)。

IMG19032302.jpg


さらに少し開いたフキノトウも3個見つけて採取。
ついでにあちこちに生えていたギシギシの新芽も摘みました。
ギシギシは別名オカジュンサイと言われる山野草(と言うより雑草?ww)。
未だ薄膜に包まれたヌメリのある新芽だけを摘みます。

川にクレッソンがビッシリ繁茂していました。
水も澄んでいて綺麗だし、採取したかったけれど、川に降りられる所が無くて断念!(下写真)

IMG19032304_1.jpg


この日の収穫は、大量の土筆(下写真)と、

IMG19032306.jpg


ブラックモレル1本、フキノトウ3個、ギシギシの新芽(下写真)。

IMG19032307.jpg


そうそう!最寄り駅前のショップで、何とカタクリが売られていたので、購入しました。
昨今カタクリは何処でも保護されていて、中々採取が出来ません。
こんなチャンスでもないと、滅多に食べられません(下写真)。

IMG19032305.jpg


早速、カタクリはお浸しに。
鰹節や辛子味噌や醤油などは要りません。
多分何も付けないでそのまま食べるのが、繊細なカタクリの味が判っていいかな。
この真っ白な茎が甘いのです♪(下写真)

IMG19032309.jpg


こちらはギシギシ。
お浸しではなくジュンサイのようにお吸い物にしました。
ジュンサイ程のヌメリは無いけれど、やはりヌメッとして、淡~い酸味(イタドリと同じタデ科です)、噛むとちょっとシャキシャキ感もあって、凄く美味しい♪
もっとジュンサイ風にするなら、片栗粉を少し塗してから、汁に入れるのも手かもね(下写真)

IMG19032310.jpg


ところで、この日採って来た土筆の袴取りに、家内と二人がかりで1時間半強かかりました(笑)。
一人でやってたら大変です。(^^;ゞ
何はともあれ、段々と山菜の季節が近づいてきました♪

下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m
にほんブログ村 料理ブログ 食材(料理)へ にほんブログ村 花ブログ 屋上・ベランダ菜園へ にほんブログ村 花ブログ 水耕栽培へ
料理ブログ 食材  花・園芸ブログ 水耕栽培  花・園芸ブログ 屋上・ベランダ菜園

Categorieきのこ・山菜  トラックバック(0) コメント(4) TOP

2018’10.05・Fri

原木舞茸を収穫♪

北のベランダの大型プランターに伏せ込んで3年目の舞茸原木。
昨年に引き続き、無事舞茸の発生を確認してから日毎の成長をチェックしていました(この記事)。
発生確認から8日目・・・10/3日。
これ以上に成長は見込めそうもないので、固くならないうちにと、全ての舞茸を収穫しました。

昨年の発生は1株だったけれど、今年は3株発生しています。
「去年より増えたー!」っと喜んでいたのだけれど、昨年は1株で300.5gあったのに、今年は3株合わせても210.5g(笑)。
やっぱり年々収穫量は減るのですね・・・残念!(下写真)

IMG18100300.jpg


でも、量は少ないけど自産自消。
夕食に舞茸尽くしにしました(家内作)。

舞茸尽くしと言えば聞こえが良いけれど、舞茸の炊き込みご飯に、一汁一菜だけの舞茸尽くし(笑)
あと二菜くらいは欲しいのだけれど、全部で210.5gだもの・・・肝心の舞茸が無いゾ(笑)

取りあえず、原木舞茸の天婦羅(下写真)。

IMG18100302.jpg


原木舞茸の炊き込みご飯(下写真)。

IMG18100303.jpg


そして、原木舞茸のお吸い物(下写真)。

IMG18100304.jpg


うん、原木舞茸はやっぱり天然舞茸に近い。
八百屋の菌床舞茸と違って、肉厚で香りも高い。
たった210.5gだけれど、結構満足♪

下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m
にほんブログ村 料理ブログ 食材(料理)へ にほんブログ村 花ブログ 屋上・ベランダ菜園へ にほんブログ村 花ブログ 水耕栽培へ
料理ブログ 食材  花・園芸ブログ 水耕栽培  花・園芸ブログ 屋上・ベランダ菜園

Categorieきのこ・山菜  トラックバック(0) コメント(4) TOP

2018’10.01・Mon

原木舞茸が今年も発生♪

Miyakoさんから頂いて、3年前に北側ベランダの大型プランターに伏せこんでいた舞茸の原木(この記事)、昨年に続き今年も無事発生を確認♪(昨年のはこちら)。
発生したのは3ヶ所。
この出来そこないのウミウシみたいなモコモコが、短期の内にマイタケになっていくのだな(下写真2枚)。・・・9/25日

IMG18092501.jpg IMG18092500.jpg


さて、その1日後・・・9/26日
ほら!大分大きくなった(下写真2枚)。

IMG18092601.jpg IMG18092602.jpg


で、さらに2日後(発生確認から3日後)(下写真2枚)。・・・9/28日

IMG18092800.jpg IMG18092801.jpg


さらに2日後(発生確認から5日後)。・・・9/30日
すっかりマイタケらしくなってきました(下写真2枚)。

IMG18093001.jpg IMG18093002.jpg


台風24号直撃!! いや~物凄い風でした。
マイタケ原木のプランターを置いている北のベランダも、凄い暴風雨の一夜。
プランターごと飛ばされているかと心配しましたが、何とか無事乗り切った原木舞茸。
離れて発生していた株も、大きくなって殆どくっつく位です。
もう食べられるけれど、あと一回りは大きくなる筈(下写真)。・・・10/1日(発生確認から6日目)
収穫&試食は明後日頃かな

IMG18100100.jpg


ついでながら、マイタケ(シワタケ科マイタケ属マイタケ)の学名は
Grifola frondosa (Dicks.) Gray (1821)(グリフォラ・フロンドサ)
種小名frondosaは、「葉のような形をしている」を意味します。

下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m
にほんブログ村 料理ブログ 食材(料理)へ にほんブログ村 花ブログ 屋上・ベランダ菜園へ にほんブログ村 花ブログ 水耕栽培へ
料理ブログ 食材  花・園芸ブログ 水耕栽培  花・園芸ブログ 屋上・ベランダ菜園

Categorieきのこ・山菜  トラックバック(0) コメント(4) TOP

2018’07.13・Fri

続55・野のキノコ

常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、知らないキノコなら後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
時々は山菜も加わります。
勿論、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
このシリーズの前回はこちら



5/3日
白樺湖にあるわらびさんの山荘にお邪魔しています。
今年はアミガサタケ(食菌)のマイスポットではただの1本も見つけることができませんでした。
こんな年は初めてです。
でも地元では見れなかったアミガサタケを、白樺湖山荘で3本見つけることが出来ました。
これが今年の初アミガサタケ(下写真)

アミガサタケ科アミガサタケ属アミガサタケ(網傘茸)
学名:Morchella esculenta (L.) Pers. (1801)(モルケッラ・エスクレンタ)
属名のMorchella は、古いドイツ語のMorchel (キノコ) をラテン語化したもの。
種小名esculentaはラテン語で「食用の」の意味。

IMG18050300.jpg




5/12日
この日は週末の散策日。
壊していた右膝のリハビリを兼ねて鎌倉の軽い山道のコースを散策してきました。
道すがら、随分きのこ目で左右をチェックしたのだけれど、見つけたのはヒロハシデチチタケ(不食)だけでした(下写真左:傘表、右:傘裏)。

ベニタケ科カラハツタケ属ヒロハシデチチタケ(疎褶四手乳茸、広襞四手乳茸)
学名:Lactarius circellatus f. distantifolius Hongo (1966)(ラクタリウス・キルケッラトゥス・フォルマ・ディスタンティフォリウス)
属名Lactariusは「乳液のある」の意味。
種小名circellatus は「小さなリングの」の意味。
品種名:distantifolius は「離れたヒダ」の意味。


IMG18051200.jpg IMG18051201.jpg




5/24日 この日は月1回寺田で行っているきのこの勉強会。
午前中はフィールドできのこを観察します。
まだきのこは殆ど発生していません。

これはホウライタケ科モリノカレバタケの仲間Gymnopus sp.)でしょうか(下写真)。
属名Gymnopus(ギムノプス)はラテン語で、Gymno-(裸の)+pus(足、キノコの場合は柄)の意味。
この属の種の無毛な柄に由来しているのでしょう。
ツキヨタケ科(Omphalotaceae)と記述しているサイトもあるのですが、近年ツキヨタケ科自体がホウライタケ科 (Marasmiaceae)のシノニム とされたので、どちらにしろ間違いではありません。

IMG18052401.jpg


胞子を放出した後のツチグリ(幼菌は可食)があちこちにありました(下写真)。
ディプロシスティス科ツチグリ属ツチグリ(Astraeus sp.又はAstraeus hygrometricus [non (Pers.) Morgan] sensu auct. jap.)
和名のツチグリは、従来はAstraeus hygrometricus (Pers.) Morganとされていたのですが、DNA解析の結果それとは違うことが判ったものだから、ツチグリ属の不明種(Astraeus sp.)とするか、又は日本の著者が使っている意味( sensu auct. jap.)でのAstraeus hygrometricusであって、Astraeus hygrometricus (Pers.) Morganではないよってことになります。

IMG18052402.jpg


こちらはシロキクラゲ(食菌)(下写真)。
シロキクラゲ科シロキクラゲ属シロキクラゲ(白木耳)
学名:Tremella fuciformis Berk. 1856 (トレメッラ・フキフォルミス)
属名Tremellaはラテン語で、tremulus(震える)+ -ella(形容詞を作る接尾語)。
種小名fuciformisの由来は、現時点では不明。

IMG18052403.jpg


ちょっとピンボケになってしまったけれど、これはアラゲコベニチャンタケ(不食)、直径2mm(下写真)。
ピロネマキン科アラゲコベニチャワンタケ属アラゲコベニチャワンタケ(粗毛小紅茶碗茸)
学名:Scutellinia scutellata (L.) Lambotte (1887)(スクテッリニア・スクテッラタ)
属名ScutelliniaはScutella(皿、杯)+inia でしょうか?
種小名scutellataは「小さな盾のような」を意味します。

IMG18052404.jpg


食菌のキクラゲがありました(下写真)。
キクラゲ科キクラゲ属キクラゲ(木耳)
学名:Auricularia auricula-judae (Bull.) Quél. (1886)(アウリクラリア・アウリクラ-ユダエ)
属名Auriculariaは、auricula「耳」から。
種小名auricula-judae は「ユダ(又はユダヤ人)の耳」の意味。

IMG18052405.jpg




6/22日
NETの情報では、あちこちでヤマドリタケモドキが出始めたようです。
最近はそれ程ヤマドリタケモドキを採りたいとは思わないけれど、発生の確認はしたいもの。
それに明日はミニきのこ観察会があります。
どんなきのこが発生しているかマイきのこスポットをチェックしに行きました。

早速、大型のきのこの群生を見つけました(下写真)。

IMG18062200.jpg


ハラタケ属のナカグロモリノカサ(毒菌)のようです(下写真左:傘表、右:傘裏)
ハラタケ科ハラタケ属ナカグロモリノカサ(中黒森傘)
学名:Agaricus moelleri Wasser (1976)(アガリクス・モエッレリ)
属名Agaricusは古代サルマティア・ヨーロッパのAgari人や、Agarum岬、Agarus川に由来するという説や、 古代ギリシャ語の ἀγαρικόν ( agarikón )に由来するという複数の説があるようです。
種小名moelleriはドイツの菌学者、森林植物学者、アルフレッド・モラー(Alfred Moller、 1860-1921)氏への献名。

IMG18062201.jpg IMG18062202.jpg


こちらはカワリハツ(食菌)。(下写真)
ベニタケ科ベニタケ属カワリハツ(変初)
学名:Russula cyanoxantha (Schaeff.) Fr. (1863).(ルッスラ・キアノクサンタ)
属名:Russulaは、russus [あずき色] + -ula(形容詞を作る接尾語)。
種小名cyanoxantha はラテン語で、cyano(青緑)+xantha(黄色)の意味。

IMG18062203.jpg


こちらはニオイコベニタケ(不食)(下写真)。
ベニタケ科ベニタケ属ニオイコベニタケ(匂小紅茸)
学名:Russula bella Hongo (1968)(ルッスラ・ベッラ)
種小名bellaは「美しい」の意味。

IMG18062204.jpg


ナカグロモリノカサの近縁種(Agaricus sp.)。(下写真左:傘表、右:傘裏)

IMG18062206.jpg IMG18062207.jpg


ビロード状の真っ白な傘表面、内側に丸まった傘縁、粗いヒダと滲み出す乳・・・ケシロハツ(不食)ですね(下写真左:傘表、右:傘裏)。
ベニタケ科カラハツタケ属ケシロハツ(毛白初)
学名:Lactarius vellereus (Fr.) Fr. 1838(ラクタリウス・ウェッレレウス) 属名Lactariusはラテン語で「乳液のある」の意味。
種小名vellereusはラテン語で「ビロードのような」の意味で、和名の通り、傘表面の白い微毛が由来。

IMG18062208.jpg IMG18062209.jpg


ヤマドリタケモドキは見つからないけれど、アワタケ(食菌)は出てきました(下写真)。
イグチ科ヤマドリタケ属アワタケ(粟茸、泡茸)
学名:Boletus subtomentosus L. (1753)(ボレトゥス・スプトメントスス)
属名Boletusは、ラテン語のbōlētus(キノコ)から。
種小名のsubtomentosusは、sub(やや)+tomentosus(密綿毛のある)の意味。
アワタケ属(Xerocomus:クセロコムス)から移属となりました。

IMG18062210.jpg


こちらは変色しないので、アカヤマタケではなくトガリツキミタケ(食毒不明)の方ですね(下写真)
ヌメリガサ科アカヤマタケ属トガリツキミタケ(尖月見茸)
学名:Hygrocybe acutoconica f. japonica Hongo (1956)(ヒグロキベ・アクトコニカ・フォルマ・ヤポニカ)
属名Hygrocybeは「湿った傘」の意味。
種小名acutoconicaはラテン語でacuto-(鋭形の、鋭先の)+conica(円錐形の)の意味。
品種名japonicaは「日本の」の意味

IMG18062211.jpg


これは少し乾燥していますが、キチャハツ(不食)に見えます(下写真)
ベニタケ科ベニタケ属キチャハツ(黄茶初)
学名:Russula sororia (Fr.) Romell(ルスラ・ソロリア)
種小名のsororia はラテン語で「 姉妹の」の意味。

IMG18062212.jpg

これなら、明日のミニきのこ観察会も、そこそこにはきのこが出てるかな・・・



6/23日
この日は多摩市で行われた東京きのこ同好会のミニきのこ観察会。
この日の参加者は丁度20名(下写真)。

IMG_20180623_100705.jpg


思ったよりは発生が無かったけれど、多人数で探せば結構集まるものです(下写真)。

IMG_20180623_03.jpg


数が多いと同定する方も聞く方も大変だけれど、これ位なら結構楽です(下写真)。

IMG_20180623_120748.jpg


いつものように、この日の観察会で見たきのこを50音順に記載しておきます。
アイタケ、アセタケの仲間、アミスギタケ、アワタケ、アンズタケ、 イッポンシメジの仲間、ウスヒラタケ、ウラベニガサ、ウラベニガサの仲間、 オオツルタケ、オオミノコフキタケ、カノシタ、カレエダタケモドキ、 カワリハツ、キアシグロタケ、キチャハツ、キヒダマツシメジ、クサイロハツの仲間、 クサハツ、ケショウハツ、ケシロハツ、シュイロガサ、シロハツ、チチアワタケ、 チチタケ、チャヒラタケ、ツチグリ、ツルタケ、テングタケ、テングツルタケ、 トガリツキミタケ、ニオイコベニタケ、ニセショウロ属の一種、ノウタケ、 ヒイロタケ、ヤマドリタケモドキ。

下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m
にほんブログ村 料理ブログ 食材(料理)へ にほんブログ村 花ブログ 屋上・ベランダ菜園へ にほんブログ村 花ブログ 水耕栽培へ
料理ブログ 食材  花・園芸ブログ 水耕栽培  花・園芸ブログ 屋上・ベランダ菜園

Categorieきのこ・山菜  トラックバック(0) コメント(4) TOP

2018’04.29・Sun

続54・野のキノコ

常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、知らないキノコなら後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
時々は山菜も加わります。
勿論、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
このシリーズの前回はこちら



11/26日
福井に来ています。
道脇の倒木にクロハナビラタケ(毒)が出ていました(下写真)。
さてこのクロハナビラタケの学名は、Ionomidotis frondosaCordierites frondosusのどちらとすべきなのでしょう?
国内では、日本産きのこ目録2016や大菌輪などIonomidotis frondosaとしているのが大半ですが、Index Fungorumでは、Cordierites frondosusの方がCurrent Nameとされています。

ということですから、ここでは併記します。
ビョウタケ科クロムラサキハナビラタケ属クロハナビラタケ(黒花弁茸)
学名:Ionomidotis frondosa (Kobayasi) Kobayasi & Korf (1958)(イオノミドティス・フロンドサ)
属名Ionomidotisは、Iono-(紫色の)+midotis(Midotis属、Midotis Fr. 1828)の意味。
種小名frondosaは「広葉の」の意味で、広葉樹の朽木上に発生します。

ズキンタケ科ズキンタケ亜科クロハナビラタケ属クロハナビラタケ(黒花弁茸)
学名:Cordierites frondosus (Kobayasi) Korf (1971)(コルディエリテス・フロンドスス)
属名Cordieritesはフランスの医師&植物学者François Simon Cordierに対する献名か?
種小名frondosusの意味はfrondosaと同じ。

IMG17112600.jpg


近くにスエヒロタケ(食不適)もありました(下写真2枚)。
この胞子によるアレルギー性気管支肺真菌症の報告が増えていますので、注意が必要です。

スエヒロタケ科スエヒロタケ属スエヒロタケ(末広茸)
Schizophyllum commune Fr. (1815)(スキゾフィッルム・コンムネ)
属名Schizophyllumは、schizo-(裂けた)+phyllum(葉、つまりヒダ)の意味。
種小名communeは「普通の、共通の」の意味。

IMG17112601.jpg IMG17112602.jpg




3/29日
きのこの研究会で八王子に来ています。
午前はフィールドでの観察ですが、肝心のきのこがまるで無い。
1年中通して何処にでもあるニガクリタケ(猛毒菌)でも、見つけると何だかほっとします(笑)。(下写真)

モエギタケ科ニガクリタケ属ニガクリタケ(苦栗茸)
学名:Hypholoma fasciculare (Huds.) P. Kumm. (1871)(ヒフォロマ・ファスキクラレ)
属名Hypholomaは、Hypho-(菌糸の)+loma(縁)の意味。
種小名fasciculareは「束生の」の意味。

IMG18032904.jpg


随分探し回って、やっと小さなアラゲコベニチャワンタケ(食不適)が見つかりました。
直径2mm位だけれど、スマホで撮って拡大して見てみたら、ちゃんとまつ毛(周縁の毛)が見えます(下写真)。

ピロネマキン科アラゲコベニチャワンタケ属アラゲコベニチャワンタケ(粗毛小紅茶碗茸)
学名:Scutellinia scutellata (L.) Lambotte (1887)(スクテッリニア・スクテッラタ)
属名ScutelliniaはScutella(皿、杯)+inia でしょうか?
種小名scutellataは「小さな盾のような」を意味します。

IMG18032903.jpg




4/27日
やっとまともに雨が降った2日後の朝、ようやくマイスポットにハルシメジ(広義)が出ました(下写真2枚)。
これは毎年この時期にカリンの木の下に発生します。
梅の木の下に出るウメハルシメジ(食)ではなく、ノイバラハルシメジ(食)に分類されるタイプになるけれど、将来はさらに幾つかの種類に分かれることになる・・・かな。

イッポンシメジ科イッポンシメジ属ウメハルシメジ(梅春占地)
学名:Entoloma clypeatum (L.) P. Kumm. (1871)(エントロマ・クリペアトゥム)
属名Entolomaのentoはギリシャ語のἐντόςで「内側」の意味、そしてlomaはλῶμ(α)で「縁、ヘリ」の意味で、 傘縁が内側に巻くことを言及しています。
種小名clypeatumはラテン語で「丸い盾」を意味します。

ノイバラハルシメジは学名上はウメハルシメジの中のhybridum(ヒブリドゥム)という品種(f.,forma)という位置づけになっています。
イッポンシメジ科イッポンシメジ属ノイバラハルシメジ(野茨春占地)
学名:Entoloma clypeatum (L.) P. Kumm. f. hybridum(Romagn.) Noordel. (1981)(エントロマ・クリペアトゥム・フォルマ・ヒブリドゥム)
品種名hybridumはいわゆるハイブリッド(hybrid)のことですが、ここでは一般的な「交配種の」という意味よりは「異なる要素を持った」ぐらいの意味でしょう。

IMG18042700.jpg
IMG18042701.jpg


ついでにイタドリのマイスポットでイタドリを摘んできました。
マイスポットのイタドリもこれが今期最後になります(下写真:イタドリとハルシメジ)。

IMG18042703.jpg


下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m
にほんブログ村 料理ブログ 食材(料理)へ にほんブログ村 花ブログ 屋上・ベランダ菜園へ にほんブログ村 花ブログ 水耕栽培へ
料理ブログ 食材  花・園芸ブログ 水耕栽培  花・園芸ブログ 屋上・ベランダ菜園

Categorieきのこ・山菜  トラックバック(0) コメント(4) TOP

2018’03.30・Fri

土筆の季節

この日(3/24日)は週末の散策日。
山に行きたかったのだけれど、ちょっと右膝を壊しているものだから、10km程度の平場の散策にしたのです。
最寄りの駅に向かう途中で土筆を見つけたので、帰りに摘もうと考えていました。
でも散策の途中で沢山の土筆を見つけてしまいました。
ものの10分位でレジ袋にどっさり。
帰りに摘もうとしていた自宅回りの土筆は、流石にもういらない!
自宅に帰ってから、摘んで来た土筆を新聞紙に広げてみました(下写真)。

IMG18032400_1.jpg

摘むのは10分でも、これだけあれば袴を取るのに家内と2人がかりで小一時間かかりましたナ。
で、早速夕食に、土筆のキンピラ(下写真)

IMG18032500_1.jpg


そして土筆の卵とじのお吸い物(下写真)。
どちらも家内作です。

IMG18032501_1.jpg

しかし、野の物の季節物は本当に美味しい!!
春も秋も食べ物の美味しい季節だけれど、秋のホクホクした美味しさに対し、春は香りとほろ苦い美味しさ。
私は春の味の方が断然好きです。
土筆の卵とじのお吸い物なんか、お代わりしてしまいました。
自分が死ぬ前にもう一度食べたいなんて思うのは、きっとこの類(たぐい)のような気がします。

下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m
にほんブログ村 料理ブログ 食材(料理)へ にほんブログ村 花ブログ 屋上・ベランダ菜園へ にほんブログ村 花ブログ 水耕栽培へ
料理ブログ 食材  花・園芸ブログ 水耕栽培  花・園芸ブログ 屋上・ベランダ菜園

Categorieきのこ・山菜  トラックバック(0) コメント(2) TOP

2017’11.16・Thu

続53・野のキノコ

常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、知らないキノコなら後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識不足ですから、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
このシリーズの前回はこちら



10/7日からわらびさんの白樺湖山荘にお邪魔しています。
山荘に入る前に、蓼科のスポットを3か所程チェックしてみたのですが、残念ながら思ったよりキノコの発生は少ない状態。

クリタケ(食菌)もちょっとだけ(下写真2枚)
モエギタケ科ニガクリタケ属クリタケ(栗茸)
学名:Hypholoma lateritium (Schaeff.) P. Kumm. (1871)(ヒフォロマ・ラテリティウム)
属名Hypholomaは、Hypho-(菌糸の)+loma(縁)の意味。
種小名の lateritium はラテン語で「レンガ色の」という意味。

IMG17100700.jpg IMG17100701.jpg


こちらは私の知っているキシメジ(食注意)とは多少違和感があるのだけれど、個体差、地域差の範囲内?(下写真左:傘表、右:傘裏&柄)
キシメジ科キシメジ属キシメジ(黄占地)
学名:Tricholoma flavovirens (Pers.) S. Lundell (1942)(トリコローマ・フラウォウィレンス)
属名Tricholomaは、 trich-(毛)+ loma(縁)の意味。
種小名flavovirensは「帯黄緑色の」の意味。

IMG17100702.jpg IMG17100703.jpg


ツチスギタケモドキ(毒)はあちこちに発生(下写真左:傘表、右:傘裏&柄)。
モエギタケ科スギタケ属ツチスギタケモドキ(土杉茸擬)
学名は未だありません(Pholiota sp.
属名Pholiotaは「鱗片の」の意味。

IMG17100704.jpg IMG17100705.jpg


収穫はこんなもの(下写真)
シロナメツムタケ(食菌)、チャナメツムタケ(食菌)、ムキタケ(食菌)、クリタケ(食菌)、ベニテングタケ(毒菌)、シロヌメリイグチ(食菌)。

IMG17100706.jpg


山荘に入ったら、大盛さんが産直から沢山の野のキノコを購入してきていたのですが、中にレアなナガエノスギタケ(食菌)もありました(下写真)。
ナガエノスギタケの実物は初めて見ましたし、この時初めて食べましたが、とても美味しいキノコでした♪
ヒメノガステル科ワカフサタケ属ナガエノスギタケ(長柄杉茸)
学名:Hebeloma radicosum (Bull.) Ricken (1911)(ヘベロマ・ラディコスム)
属名Hebelomaは「若い菌の傘縁ベール」を意味する。
種小名radicosumは「根が多い」の意味。

IMG17100707.jpg




白樺湖山荘での翌朝(10/8日)は、わらびさんと霧ケ峰の方のスポットを探索。

運よくシモフリシメジ(食菌)を発見♪(下写真)
このキノコは落ち葉に埋もれているので、見つけにくいのです。
キシメジ科キシメジ属シモフリシメジ(霜降占地)
学名:Tricholoma portentosum (Fr.) Quél. (1873)(トリコロマ・ポルテントスム)
種小名portentosumは「異常に遅い」、「時期遅れの」の意味で、このキノコの遅い発生時期から来ています。

IMG17100800.jpg


クリフウセンタケ(食菌)の大きい群生を見つけました。(@’▽’@)わぁお~♪(下写真2枚)
フウセンタケ科フウセンタケ属クリフウセンタケ(栗風船茸)
学名:Cortinarius tenuipes (Hongo) Hongo(コルティナリウス・テヌイペス)
属名Cortinariusは、「クモの巣膜のある」の意味。
種小名のtenuipesは「細い柄のある」、「弱いい柄のある」と言った意味。

IMG17100801.jpg IMG17100802.jpg


ヌメリスギタケモドキ(食菌)もあちこちに(下写真)
モエギタケ科スギタケ属ヌメリスギタケモドキ(滑杉茸擬)
学名:Pholiota aurivella (Batsch) P. Kumm.(1871)(フォリオタ・アウリウェッラ)
種小名aurivellaは「黄金の羊毛の」の意味。

IMG17100803.jpg


このスポットでは結構な収穫となりました(下写真)。

IMG17100804.jpg


個別的には、
これがヌメリスギタケモドキ(下写真)。

IMG17100805.jpg


そしてクリフウセンタケ(下写真)。

IMG17100806.jpg


そしてシモフリシメジ(下写真)。

IMG17100807.jpg


アイシメジ(食菌)も多少(下写真)。
キシメジ科キシメジ属アイシメジ(間占地)
学名:Tricholoma sejunctum (Sowerby) Quél. (1872)(トリコローマ・セイユンクトゥム)
種小名sejunctumは「別々の、異なる」の意味。

IMG17100808.jpg


ハナイグチ(食菌)はほんの少し(下写真)。
ここに限らず今年はハナイグチは不作です。
ヌメリイグチ科ヌメリイグチ属ハナイグチ(花猪口)
学名:Suillus grevillei (Klotzsch) Singer (1945)(スイッルス・グレウィッレイ)
属名Suillusはsuelos(豚)に由来。
種小名grevilleiはRobert Kaye Greville氏への献名。

IMG17100809.jpg


カノシタ(食)の菌輪を見つけ、そこそこ採ることができました(下写真)。
フランス料理ではピエ・ド・ムートン(pieds de mouton)と呼ばれる高級食材です。
カノシタ科カノシタ属カノシタ(鹿舌)
学名:Hydnum repandum L.: Fr.(ヒドヌム・レパンドゥム)
属名Hydnumはハリタケの古い菌名hydnaに由来。
種小名repandumは「さざなみの」「うねった」の意味

IMG17100810.jpg


一旦山荘に帰り、午後から蓼科の方のスポットも行ってみましたが、こちらは全く不作でした。
あるのはカベンタケ(食毒不明)ばかり(下写真)。
シロソウメンタケ科ナギナタタケ属カベンタケ(花弁茸)
学名:Clavulinopsis laeticolor (Berk. & M.A. Curtis) R.H. Petersen (1965) (クラウィリノプシス・ラエティコロール)
属名Clavulinopsisは、Clavulina(カレエダタケ属) + opsis(~に似たもの)の意味。
種小名laeticolorは「明るい色の」の意味。

IMG17100811.jpg




さらに翌朝(10/9日)は、白樺湖山荘の周りの広い雑木林でキノコ探索。
クリタケが主なターゲットだったけれど、このスポットではまだ少し時期が早いようで、幼菌(下写真左)が多く、成菌(下写真右)は少ない状況です。

IMG17100902.jpg IMG17100903.jpg


こちらはニガクリタケ(毒菌)(下写真)
モエギタケ科ニガクリタケ属ニガクリタケ(苦栗茸)
学名:Hypholoma fasciculare (Huds.) P. Kumm. (1871)(ヒフォロマ・ファスキクラレ)
種小名fasciculareは「束生の」の意味。

IMG17100904.jpg


この木から出ているキノコはどう見てもモエギタケ(可食)の幼菌(下写真左:横、右:傘裏)
地上生の筈だけれども、山渓の「日本のきのこ」には林内地上に発生と記述されており、地中の木の養分に発生するのであるから、稀には木から発生するケースもあるのでしょう。
モエギタケ科モエギタケ属モエギタケ(萌黄茸)
学名:Stropharia aeruginosa (Curtis) Quél. (1872)(ストロファリア・アエルギノサ)
種小名のaeruginosaはラテン語で「緑青色の」という意味。

IMG17100905.jpg IMG17100906.jpg




10/21日
この日は、八王子市で行われた東京きのこ同好会が主催する「秋のきのこ観察会」に参加。
雨にもかかわらず、30名近くの参加となりました(下写真)。
※観察会は地権者、又は管理人さんに事前に許可を取って行われています。

IMG17102100.jpg


雨の日のキノコは傘表面の質感や色なども様変わりするので、結構同定が難しいのです。
これはノボリリュウタケ(食菌)。(下写真)
ノボリリュウタケ科ノボリリュウタケ属ノボリリュウタケ(昇龍茸)
学名:Helvella crispa (Scop.) Fr. (1822)(ヘルウェッラ・クリスパ)
属名Helvellaは香り高いハーブの古代語。
種小名crispaは「皺のある、縮れた」の意味。

IMG17102101.jpg


これはエゴノキタケ(食不適)でしょうか(下写真)。
タマチョレイタケ科チャミダレアミタケ属エゴノキタケ(野茉莉茸)
学名:Daedaleopsis styracina (Henn. & Shirai) Imazeki (1943) (ダエダレオプシス・スティラキナ)
属名のDaedaleopsisは「迷路状の」の意味で、実際この属のキノコはヒダが迷路状です。
種小名styracinaは「エゴノ木に生える」の意味。

IMG17102103.jpg


キツネノタイマツ(食菌)の成菌(下写真左)とその卵(幼菌、下写真右)。
スッポンタケ科スッポンタケ属キツネノタイマツ(狐松明)
学名:Phallus rugulosus Lloyd (1908)(ファッルス・ルグロスス)
属名Phallusは何と「勃起した陰茎」の意味。
種小名rugulosusは「小さい皺のある」の意味。

IMG17102104.jpg IMG17102105.jpg


ナラタケ(食菌)が群生していました(下写真左右)
タマバリタケ科ナラタケ属ナラタケ (楢茸)
学名:Armillaria mellea (Vahl・Rries) Kurmmer(アルミラリア・メレア)
属名Armillariaは「腕輪(ツバ)のある」の意味。
種小名melleaは [蜂蜜色の]の意味。

IMG17102106.jpg IMG17102107.jpg


アセタケの仲間(Inocybe sp.)(下写真)。

IMG17102108.jpg


ユキラッパタケ(不食)がありました。清楚で綺麗なキノコです(下写真)。
キシメジ科シンゲロキベ属ユキラッパタケ(雪喇叭茸)
学名:Singerocybe alboinfundibuliformis (Seok, Yang S. Kim, K.M. Park, W.G. Kim, K.H. Yoo & I.C. Park) Zhu L. Yang, J. Qin & Har. Takah. (2014)(シンゲロキベ・アルボインフンディブリフォルミス)
属名Singerocybeは菌学者Rolf Singerにちなんで名付けられました。
種小名alboinfundibuliformis はalbo-(白の)+infundibuliformis(漏斗形の)の意味。

IMG17102109.jpg IMG17102110.jpg


こちらはムラサキシメジ(食菌)(下写真)
キシメジ科ムラサキシメジ属ムラサキシメジ(紫占地)
学名:Lepista nuda (Bull.) Cooke(レピスタ・ヌーダ)
属名Lepistaは「浅い聖餐杯かゴブレットのような」の意味。
種小名nudaは「ヌード(裸)の」の意味で、傘表面の特有な滑らかさに由来している。

IMG17102111.jpg


昼食後はいつもの通り同定会。
みんなで集めるものだから、レアなキノコも並びます(下写真)。

IMG17102112.jpg

※鑑定後、キノコは全て集められて放射線量測定にかけ、八王子市の野生キノコの放射線量データとなります。

いつものように、この日見たキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。
アカハツ、アカヤマタケ、アセタケの仲間、アンズタケ属、イッポンシメジ属、エゴノキタケ、 カノシタ、カヤタケ属、カレバキツネタケ、キチチタケ、キツネノカラカサ、キツネノタイマツ、 キヒダフウセンタケ、クサウラベニタケ、クロハツモドキ、コタマゴテングタケ、サクラタケ、 シロクロハツ、シロハツ、スギタケ、スッポンタケ、スミゾメシメジ、ツルタケ、テングタケ、 トビチャチチタケ、ドクツルタケ、ドクツルタケの仲間、ドングリキンカクキン、ナヨタケ、 ナラタケ、ニガクリタケ、ノウタケ、ノボリリュウタケ、ハナサナギタケ、ハナビラニカワタケ、 ハリガネオチバタケ、ヒイロタケ、ヒナアンズタケ、ヒメワカフサタケ、フウセンタケ属、 フクロツルタケ、フサタケ、ベニタケの仲間、ホウロクタケ、ホコリタケ、マンネンタケ、 ミネシメジ、ムラサキシメジ、モリノカレバタケの仲間、ユキラッパタケ

下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m
にほんブログ村 料理ブログ 食材(料理)へ にほんブログ村 花ブログ 屋上・ベランダ菜園へ にほんブログ村 花ブログ 水耕栽培へ
料理ブログ 食材  花・園芸ブログ 水耕栽培  花・園芸ブログ 屋上・ベランダ菜園

Categorieきのこ・山菜  トラックバック(0) コメント(4) TOP

2017’10.29・Sun

続52・野のキノコ

常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、知らないキノコなら後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識不足ですから、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
このシリーズの前回はこちら



8/26日
この日は週末の散策日。
小仏城山北尾根東コースで小仏城山まで登り、高尾山まで縦走して高尾山口に下山。
この小仏城山北尾根東コースは結構キノコが見られるコースです。

この日はこのコガネヤマドリ(食菌)が随分発生していました(下写真左:傘表、右:傘裏)。
イグチ科ヤマドリタケ属コガネヤマドリ(黄金山鳥)
学名:Boletus aurantiosplendens T.J. Baroni (1998)(ボレトゥス・アウランティオスプレンデンス)
属名Boletusは、ラテン語のbōlētus(キノコ)から。
種小名のaurantiosplendensは「黄金色に輝いて」の意味。

IMG17082600.jpg IMG17082601.jpg


タマゴタケ(食菌)も発生していました(下写真)
テングタケ科テングタケ属タマゴタケ(卵茸)
学名:Amanita caesareoides Lj.N. Vassiljeva (1950)(アマニタ・カエサレオイデス)
属名Amanitaはトルコ南部のキリキアにあるAmanon山から。
種小名caesareoides は、caesare(Amanita caesarea:西洋タマゴタケ)+-oides(~に似た)の意味。

IMG17082602.jpg


これはイタチタケ(可食)。
キノコにはイタチとかキツネとかムジナの類(たぐい)が色々います(笑)(下写真)
ナヨタケ科ナヨタケ属イタチタケ(鼬茸)
学名:Psathyrella candolleana (Fr.) Maire(プサティレッラ・カンドレアナ)
属名Psathyraは、「こわれ易い」の意味。
種小名candolleanaはスイスの植物学者Augustin de candolleへの献名。
新分類でヒトヨタケ科(Coprinaceae コプリナケアエ)からナヨタケ科(Psathyrellaceae)に変わりました。


IMG17082603.jpg


管孔が薄いワイン色なのでニガイグチモドキ(不食)でしょうか(下写真)。
イグチ科ニガイグチ属ニガイグチモドキ(苦猪口擬)
学名:Tylopilus neofelleus Hongo (1967)(ティロピルス・ネオフェレウス)
属名Tylopilusは「凸凹した傘」の意味。
種小名のneofelleusは「新しいニガイグチ」の意味。

IMG17082604.jpg


こちらはシロオニタケ(毒菌)の幼菌(下写真)。
テングタケ科テングタケ属シロオニタケ(白鬼茸)
学名:Amanita virgineoides Bas (1969)(アマニタ・ウィルギネオイデス)
種小名virgineoidesは「処女のような」の意味

IMG17082605.jpg


これは不明なイグチ(下写真左:傘表、右:傘裏)
傘は明るい薄茶色で、傘裏&柄は鮮やかな明るい黄色。
傘裏はもう少し育てば朱色っぽくなりそうで、傘裏、柄との強い青変性があります。
ナガエノウラベニイグチとは管孔、柄の色が全然違います。

IMG17082606.jpg IMG17082607.jpg


こちらは多分、ハダイロニガシメジ(不食)(下写真左:傘表、右:傘裏)。
キシメジ科キシメジ属ハダイロニガシメジ(青木仮称)(肌色苦占地)
学名なし(Tricholoma sp.)

IMG17082608.jpg IMG17082609.jpg


ブドウニガイグチ(不食)(下写真)。
イグチ科ニガイグチ属ブドウニガイグチ(葡萄苦猪口)
学名:Tylopilus vinosobrunneus Hongo (1979)(ティロピルス・ウィノソブルンネウス)
種小名vinosobrunneusは、vinoso(葡萄酒色の)+brunneus(褐色の)の意味。

IMG17082610.jpg


こちらはキニガイグチ(可食)(下写真左:傘表、右:傘裏)。
イグチ科ニガイグチ属キニガイグチ(黄苦猪口)
学名:Tylopilus ballouii var. ballouii(ティロピルス・バッロウッイ・ワリエタース・バッロウッイ)
種小名ballouiiはW. H. Ballou氏への献名


IMG17082612.jpg IMG17082611.jpg


アンズタケ(食菌)も出ていました(下写真左:傘表、右:傘裏)。
アンズタケ科アンズタケ属アンズタケ(杏茸)
学名:Cantharellus cibarius Fr(カンタレッルス・キバリウス)
属名Cantharellusは、kantharos(盃)+ -ellus(形容詞を作る接尾語)で、「盃の」の意味。
種小名cibariusはラテン語で「食用の」という意味。

IMG17082613.jpg




9/1日
この日は月一で行っている寺田の学習会。
午後からはキノコの学名や顕鏡観察の学習会ですが、午前中はフィールドでキノコ観察・採取を行います。
この所の雨不足で、発生しているキノコも少なく、キノコ自体も少し干からびていました。

これは乾燥して少し割れたアイタケ(食菌)(下写真)
ベニタケ科ベニタケ属アイタケ(藍茸)
学名:Russula virescens (Schaeff.) Fr. (1836)(ルッスラ・ウィレスケンス)
属名Russulaは、russus [あずき色] + -ula(形容詞を作る接尾語)。
種小名virescensは「緑色になる」の意味。

IMG17090100.jpg


こちらはウコンハツ(不食)(下写真左:傘表、右:傘裏)
ベニタケ科ベニタケ属ウコンハツ(鬱金初)
学名:Russula flavida [non Frost] sensu Hongo(ルッスラ・フラウィダ)
種小名flavidaは、「淡黄色の」の意味。

IMG17090101.jpg IMG17090102.jpg


このカビのようなものもロウタケ(不食)という立派なキノコなのです(下写真)
ロウタケ科ロウタケ属ロウタケ(蝋茸)
学名:Sebacina incrustans (Pers.) Tul. & C. Tul. (1871)(セバキナ・インクルスタンス)
属名Sebacinaは、sebum [脂肪] + -ina(形容詞を作る接尾語で類似を意味する)。つまり「脂肪のような」の意味。
種小名incrustansは、「外皮で覆って」の意味

IMG17090103.jpg




9/2日
この日は東京きのこ同好会の幹事による富士山観察会の下見です。
と言っても幹事だけではなく、多少知り合いも誘えるので、白樺湖で一緒するMiyakoさんとMさんをお誘いしました。
幾つかのコースに分かれるのですが、私達はいつもの5合目からのコース。
精進口登山道に沿って3合目まで下ります(下写真)。

IMG17090201.jpg


早速オオカシワギタケ(食菌)を発見。
直前まで降っていた雨で表面が濡れていて、写真ではオオカシワギタケらしくないけれど、間違いなくオオカシワギケです(下写真)。
フウセンタケ科フウセンタケ属オオカシワギタケ
学名:Cortinarius saginus (Fr.) Fr. (1838)(コルティナリウス・サギヌス)
属名Cortinariusは、「クモの巣膜のある」の意味。

IMG17090202.jpg


富士山ではよく見るヘラタケ。これはコゲエノヘラタケ(可食)の方でしょうか(下写真)
ホテイタケ科コゲエノヘラタケ属ゲエノヘラタケ(焦柄箆茸)
Spathulariopsis velutipes (Cooke & Farl. ex Cooke) Maas Geest.(1972)(スパトゥラリオプシス・ウェルティペス)
属名Spathulariopsisは、「Spathularia(ヘラタケ属)類似の」の意味。
種小名velutipesは、「ビーロード状柄の」の意味。

IMG17090204.jpg


やっぱり富士山はこれがないとね。
今年も見つけた美味しい食菌の本物ポルチーニ(ヤマドリタケ)(下写真)。
イグチ科ヤマドリタケ属ヤマドリタケ(山鳥茸)
学名:Boletus edulis Bull. (1782)(ボレトゥス・エデゥリス)
種小名edulisは食用のという意味

IMG17090205.jpg


ホウキタケ属の一種(Ramaria sp.)(下写真) )

IMG17090206.jpg


ドクツルタケ(猛毒菌)の幼菌(下写真)
テングタケ科テングタケ属ドクツルタケ(毒鶴茸)
学名:Amanita virosa (Fr.) Bertillon(アマニタ・ウィローサ)
種小名virosa は「毒のある」という意味。

IMG17090207.jpg


今年はハナイグチ(食菌)が少なく、見たのはこれ1本だけ(下写真)。
ヌメリイグチ科ヌメリイグチ属ハナイグチ(花猪口)
学名:Suillus grevillei (Klotzsch) Singer (1945) (スイッルス・グレウィレイ)
属名Suillusはsuelos(豚)に由来。
種小名grevilleiは、Robert Kaye Greville氏への献名

IMG17090208.jpg


一方、ショウゲンジ(食菌)はあちこちに(下写真)。
フウセンタケ科フウセンタケ属ショウゲンジ(正源寺)
学名:Cortinarius caperatus (Pers.) Fr. (1838)(コルティナリウス・カペラトゥス)
種小名caperatusは「皺がよった」の意味。


IMG17090209.jpg


不明なフウセンタケ(Cortinarius sp.)もあちこちに(下写真)

IMG17090210.jpg


こちらはフジウスタケ(毒菌)(下写真)
ラッパタケ科ウスタケ属フジウスタケ(富士臼茸)
学名:Turbinellus fujisanensis (S. Imai) Giachini (2011)(トゥルビネッルス・フジサンエンシス)
属名Turbinellusは「洋コマ形の」の意味。
種小名fujisanensisは「富士山産の」の意味。

IMG17090211.jpg


今年はキノコの季節が遅れているようで、その所為か丁度夏のキノコと秋のキノコの葉境時期になっているのでしょうか。
キノコの発生はかなり少ないようです。
3合目広場で、いつものように鑑定会(下写真)。

IMG17090202.jpg

そしていつものように、この日見たキノコを50音順に記録しておきます。
アイシメジ、アイタケ、アカハツ、アケボノアワタケ、アブラシメジモドキ、 アンズタケ、アンズタケの仲間、イタチハリタケ、ウスタケ、ウツロベニハナイグチ、 オオウスムラサキフウセンタケ、オオカシワギタケ、オオキノボリイグチ、 オニナラタケ、カラハツタケ属、カラマツチチチタケ、カラマツベニハナイグチ、 カワリハツ、ガンタケ、キイロケチチタケ、キサマツモドキ、キノボリイグチ、 キハツダケ、クリイロイグチモドキ、クリカワヤシャイグチ、クロチチタケ、ケロウジ、コゲエノハラタケ、コスリコギタケ、サンゴハリタケ、サンゴハリタケモドキ、 ショウゲンジ、シロヌメリイグチ、ススケヤマドリタケ、スミゾメシメジ、 タマゴタケ、ツガマイタケ、ツルタケ、ドクツルタケ、ドクヤマドリ、ヌメリササタケ、ヌメリササタケの仲間、ハナイグチ、ハナガサタケ、ハナビラタケ、バライロウラベニイロガワリ、 フウセンタケ属、フサクギタケ、フジウスタケ、ヘラタケ、ベニテングタケ、 ホウキタケ、ホウキタケの一種、ミヤマタマゴタケ、ミヤママスタケ、モウセンアシベニイグチ、 ヤマドリタケ、ワタカラカサタケ



9/9日
この日は東京きのこ同好会の富士山観察会の本番日。
一般会員が参加して、幹事は一般会員のサポートに回ります。
私はいつもの通り、5合目の精進口登山道から3合目に下るコース(下写真)。


IMG17090900.jpg


最初に見つけたのはフサクギタケ(食菌)(下写真)。
オウギタケ科クギタケ属フサクギタケ(房釘茸)
学名:Chroogomphus tomentosus (Murrill) O.K. Mill. (1964)(クロッゴムフス・トメントスス)
属名Chroogomphusは「皮膚色の大きな釘」の意味。
種小名tomentosusは「密綿毛のある」の意味。

IMG17090901.jpg


登山道の真ん中に大きなキノボリイグチ(食菌)が出ていました(下写真)。
ヌメリイグチ科ヌメリイグチ属キノボリイグチ(木登猪口)
学名:Suillus spectabilis (Peck) O.Kuntze(スイッルス・スペクタビリス)
属名Suillusは「豚」に由来。
種小名spectabilisはラテン語で「人を惹きつける」の意味。

IMG17090902.jpg


これはウスフジフウセンタケ(食毒不明)?(下写真左:傘表、右:傘裏)
フウセンタケ科フウセンタケ属ウスフジフウセンタケ(淡藤風船茸)
学名:Cortinarius alboviolaceus (Pers. ) Fr.(1838)(コルティナリウス・アルボウィオラケウス)
種小名alboviolaceusは「薄紫色の」の意味。

IMG17090903.jpg IMG17090904.jpg


今回も随分発生していたショウゲンジ(食菌)(下写真)。

IMG17090905.jpg


そしてオオカシワギタケ(食菌)は先回(下見会)よりは発生していました(下写真)。

IMG17090906.jpg


こちらはハナガサタケ(可食)(下写真)。
モエギタケ科スギタケ属ハナガサタケ(花笠茸)
学名:Pholiota flammans (Batsch) P. Kumm. (1871)(フォリオータ・フランマンス)
属名Pholiotaは「目盛の」の意味。
種小名flammansは「'燃え立つ(ように赤い)」の意味。

IMG17090907.jpg


これはニカワハリタケ(食菌)(下写真)。
ヒメキクラゲ科ニカワハリタケ属ニカワハリタケ(膠針茸)
学名:Pseudohydnum gelatinosum (Scop.) P. Karst. (1868)
属名Pseudohydnumは Pseudo-(偽の)+hydnum(Hydnum:カノシタ属)の意味。
種小名gelatinosumは「ゼラチン質の」の意味

IMG17090908.jpg


そしてオニウスタケ(毒菌)(下写真)。
ラッパタケ科ウスタケ属オニウスタケ(鬼臼茸)
学名:Turbinellus kauffmanii (A.H. Sm.) Giachini (2011)(トゥルビネッルス・カウッフマニイ)
種小名kauffmaniiはKauffman, J. Boone.氏への献名。

IMG17090909.jpg


3合目の広場で、各自昼食の後、同定会(下写真)。

IMG17090910.jpg

何時もの通り、この観察会で見たキノコを50音順に記録しておきます。
アイシメジ、アオゾメタケ、アカタケ、アカヤマタケ、アシベニイグチ、 アミハナイグチ、アンズタケ、ウスフジフウセンタケ、オオウスムラサキフウセンタケ、オオカシワギタケ、 オオキノボリイグチ、オオダイアシベニイグチ、オキナクサハツ、オニウスタケ、 オニナラタケ、カノシタ、カラマツベニハナイグチ、カワリハツ、カンバタケ、 キイロイグチ、キイロケチチタケ、キハリタケ、クサイロハツ、クサウラベニタケ、 クサハツ、クリイロイグチ、クリイロカラカサタケ、ショウゲンジ、シロクロハツ、 シロトマヤタケ、シロハツ、ジンガサドクフウセンタケ、スミゾメシメジ、 ツガマイタケ、ツチグリ、ツバアブラシメジ、ツバフウセンタケ、ツルタケ、 トキイロラッパタケ、トビチャチチタケ、ドクツルタケ、 ナガエノチャワンタケ、ニオイウスフジフウセンタケ、ニカワハリタケ、ヌメリアカチチタケ、 ハナガサタケ、ハナビラタケ、ハナビラダクリオキン、ヒロハチチタケ、 フウセンタケの仲間、フサクギタケ、ホコリタケ、マツオウジ、ミヤマアミアシイグチ、 ミヤマタマゴタケ、ヤギタケ、ヤマイグチ、ワタカラカサタケ



9/16日
この日は週末の散策日。
京王堀之内駅から散策開始して、多摩動物園の裏手を通るかたらいの道で高幡不動尊まで行くコース。
高幡不動尊の裏山でオオイチョウタケ(食菌)を見つけました(下写真左:傘表、右:傘裏&柄)。
キシメジ科オオイチョウタケ属オオイチョウタケ(大銀杏茸)
学名:Leucopaxillus giganteus (Sowerby) Singer (1939)(レウコパキシッルス・ギガンテウス)
属名Leucopaxillusはleukos(白い)+ Paxillus(ヒダハタケ属)の意味。
種小名のgiganteusは「非常に大きい」の意味。

IMG17091600.jpg IMG17091601.jpg


下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m
にほんブログ村 料理ブログ 食材(料理)へ にほんブログ村 花ブログ 屋上・ベランダ菜園へ にほんブログ村 花ブログ 水耕栽培へ
料理ブログ 食材  花・園芸ブログ 水耕栽培  花・園芸ブログ 屋上・ベランダ菜園

Categorieきのこ・山菜  トラックバック(0) コメント(6) TOP

 |TOPBack