2012’07.31・Tue
ベランダでトロ箱水耕栽培している超大玉白トマトのグレイトホワイト(Great White)の今年の初果を収穫しました。
でかいです!
片手サイズよりでかかったりします(下写真)。・・・7/24日
初めての500g超えか?と期待したのですが、
・・・・残念!458gでした(下写真)。
一昨年の初果で476gを記録しているので(その記事)、これはこれまでベスト2の記録です。
その翌日、前日のよりはちょっと小ぶりのグレイト・ホワイト(387.0g)をもう1個収穫。
そしてコストルート・ジェノベーゼ(Costoluto Genovese)を1個(60.7g)、スーパー・スノー・ホワイト(Super Snow White)を2個(42.9g)、札幌大長を8本収穫(下写真)。・・・7/25日
札幌大長は初収穫です。
前日とこの日と続けて収穫したグレイト・ホワイト2個を、並べて見ました(下写真)。
この2個は、どちらも第1果房に着いていたもの。
並べて置いたこの写真で判る通り、並んでつくにはツルの長さが随分長く伸びないと無理です。
ツルの長さが足りず、結局、この2つは向かい合って垂直についていました(その写真)。
458.0gと387.0gなので、第1果房だけで845gですから、支えるツルも大変です(笑)。
室内で2日追熟させた後、最初のグレイト・ホワイトを切って味見をしてみました。・・・7/26日
これまでのもそうですが、見たとおり種のあるゼリー部に比較して、果肉の部分が凄く多いトマトです。
昨年までは種の部分はもう少しゼリーが多かったと思うのですが、今年は空洞部分が目立ちます(下写真)。
味はトマトらしくないちょっとフルーツのような味で、酸味の方がちょっとだけ勝る、酸味も甘みもある味です。
トマトの肥大スイッチの話
これはコストルート・ジェノベーゼ(Costoluto Genovese)の7/13日の第1果房の状態です。
この第1果房は大玉なのに沢山花をつけて、ミニトマト並みに8個も肥大しているのですが、よく見ると肥大していない実が3個あります(下写真赤矢印)。
これら3個の実は着果しているので、全く肥大しないからといってガクごと落花したりはせず、単に休眠状態です。
畑で栽培していた時は特段気づかなかったのですが、ベランダで水耕栽培している大玉トマトではよく目にするのです。
大玉トマトではミニトマトのように一つの花房に沢山実をつけてしまうと、ツルにかかる加重でツルが持たなかったり、十分な栄養供給に無理があるのですから、肥大する果数を制限するこのような機能を進化の過程で身につけてくることは十分考えられます。
余分なこれらの果を休眠ではなく、落花や落果であっても良いように思えますが、種を残すのが植物の目的ですから、受粉に成功した貴重な果は保険として、しっかり確保する戦略なのでしょう。
果数を制限する割には、この第1果房の例では8個もついてしまったのですから、そもそも着き過ぎです。
どうしてこんな例がでるかに関しては、これまでベランダで水耕栽培した、色々な大玉トマトの例を見て、想像できたことがあります。
植物のスイッチは大抵不可逆に思えます。
スイートバジルのトウ立ちスイッチなどはその良い例で、開花、結実に十分なエネルギー供給が確保できて(株が充実して)初めてトウ立ちが開始するのですが、一旦トウ立ちスイッチが入った株からの挿し芽は、新しい芽がみなトウ立ちしてしまいます。
挿し芽によって、またエネルギー供給が不十分な状態に変わったのですから、本来はトウ立ちスイッチがリセットされてもいい筈なのですが、一旦入ったスイッチは不可逆なようです。
大玉トマトにおいては、着果をして肥大スイッチが入り、肥大が始まった一定タイムラグの後に、肥大スイッチが入るのを制限する物質が出されるのか、又は肥大スイッチが入るための物質が止まるか(エクサイターとしての関与かインヒビターとしての関与かのどちらか)、どちらにせよその果房での新たに肥大スイッチが入るのを制限されるような形式に思えます。
つまり一つの花房の中で、最初の花が着果して後、一定タイムラグの間に着果した実は肥大を開始し、その間に間に合わず遅れて着果した実は肥大スイッチを止められて休眠するといったメカニズムのように思えるのです。
実際、8個も着いてしまったコストルート・ジェノベーゼのこの果房は最初の8個の開花が殆ど同時でした。
で、このような休眠状態の実、長い間、たとえば半年位、このままの後、ある日突然肥大を始めたりします。
同じ果房の実がなくなって負担が軽くなった時であったり、供給液肥を濃く変えた時であったり、痛んでた根が新生してき吸肥能力が上がった時であったり、要は実の肥大を開始しても十分育てられるとトマト自身が判断(人間の判断メカニズムとはちょっと異なるけれど)した時に、肥大スイッチが入るように思われます。
この第1果房の休眠果のその後は、案の定、第1果房の肥大していた実、8個を全部収穫した直後から、肥大スイッチが入ったらしく、3個中2個が肥大を開始しました。
着果から2ケ月近く休眠しての肥大開始です(下写真)。
いつもお世話になっているMs.るぅさんから、サボイキャベツの種を頂きました(下写真)。・・・7/27日
私はサボイキャベツが好きで、叔母に頼んで栽培してもらったのですが、手に入れた苗が縮みが少ない種類だったらしく、あまりサボイキャベツらしくなかったのです(その記事)。
なので今年は自分で育苗しようかと思っていた矢先でした。
Ms.るぅさんには以前からペッパー類など色々な種を頂いています。
Ms.るぅさん、早速播種しました。ありがとうございます。m(_ _)m
うまく育苗できたら、叔母に送って畑で栽培してもらうだけじゃなく、一株はベランダで水耕栽培でやってみようと思います。
でかいです!
片手サイズよりでかかったりします(下写真)。・・・7/24日
初めての500g超えか?と期待したのですが、
・・・・残念!458gでした(下写真)。
一昨年の初果で476gを記録しているので(その記事)、これはこれまでベスト2の記録です。
その翌日、前日のよりはちょっと小ぶりのグレイト・ホワイト(387.0g)をもう1個収穫。
そしてコストルート・ジェノベーゼ(Costoluto Genovese)を1個(60.7g)、スーパー・スノー・ホワイト(Super Snow White)を2個(42.9g)、札幌大長を8本収穫(下写真)。・・・7/25日
札幌大長は初収穫です。
前日とこの日と続けて収穫したグレイト・ホワイト2個を、並べて見ました(下写真)。
この2個は、どちらも第1果房に着いていたもの。
並べて置いたこの写真で判る通り、並んでつくにはツルの長さが随分長く伸びないと無理です。
ツルの長さが足りず、結局、この2つは向かい合って垂直についていました(その写真)。
458.0gと387.0gなので、第1果房だけで845gですから、支えるツルも大変です(笑)。
室内で2日追熟させた後、最初のグレイト・ホワイトを切って味見をしてみました。・・・7/26日
これまでのもそうですが、見たとおり種のあるゼリー部に比較して、果肉の部分が凄く多いトマトです。
昨年までは種の部分はもう少しゼリーが多かったと思うのですが、今年は空洞部分が目立ちます(下写真)。
味はトマトらしくないちょっとフルーツのような味で、酸味の方がちょっとだけ勝る、酸味も甘みもある味です。
トマトの肥大スイッチの話
これはコストルート・ジェノベーゼ(Costoluto Genovese)の7/13日の第1果房の状態です。
この第1果房は大玉なのに沢山花をつけて、ミニトマト並みに8個も肥大しているのですが、よく見ると肥大していない実が3個あります(下写真赤矢印)。
これら3個の実は着果しているので、全く肥大しないからといってガクごと落花したりはせず、単に休眠状態です。
畑で栽培していた時は特段気づかなかったのですが、ベランダで水耕栽培している大玉トマトではよく目にするのです。
大玉トマトではミニトマトのように一つの花房に沢山実をつけてしまうと、ツルにかかる加重でツルが持たなかったり、十分な栄養供給に無理があるのですから、肥大する果数を制限するこのような機能を進化の過程で身につけてくることは十分考えられます。
余分なこれらの果を休眠ではなく、落花や落果であっても良いように思えますが、種を残すのが植物の目的ですから、受粉に成功した貴重な果は保険として、しっかり確保する戦略なのでしょう。
果数を制限する割には、この第1果房の例では8個もついてしまったのですから、そもそも着き過ぎです。
どうしてこんな例がでるかに関しては、これまでベランダで水耕栽培した、色々な大玉トマトの例を見て、想像できたことがあります。
植物のスイッチは大抵不可逆に思えます。
スイートバジルのトウ立ちスイッチなどはその良い例で、開花、結実に十分なエネルギー供給が確保できて(株が充実して)初めてトウ立ちが開始するのですが、一旦トウ立ちスイッチが入った株からの挿し芽は、新しい芽がみなトウ立ちしてしまいます。
挿し芽によって、またエネルギー供給が不十分な状態に変わったのですから、本来はトウ立ちスイッチがリセットされてもいい筈なのですが、一旦入ったスイッチは不可逆なようです。
大玉トマトにおいては、着果をして肥大スイッチが入り、肥大が始まった一定タイムラグの後に、肥大スイッチが入るのを制限する物質が出されるのか、又は肥大スイッチが入るための物質が止まるか(エクサイターとしての関与かインヒビターとしての関与かのどちらか)、どちらにせよその果房での新たに肥大スイッチが入るのを制限されるような形式に思えます。
つまり一つの花房の中で、最初の花が着果して後、一定タイムラグの間に着果した実は肥大を開始し、その間に間に合わず遅れて着果した実は肥大スイッチを止められて休眠するといったメカニズムのように思えるのです。
実際、8個も着いてしまったコストルート・ジェノベーゼのこの果房は最初の8個の開花が殆ど同時でした。
で、このような休眠状態の実、長い間、たとえば半年位、このままの後、ある日突然肥大を始めたりします。
同じ果房の実がなくなって負担が軽くなった時であったり、供給液肥を濃く変えた時であったり、痛んでた根が新生してき吸肥能力が上がった時であったり、要は実の肥大を開始しても十分育てられるとトマト自身が判断(人間の判断メカニズムとはちょっと異なるけれど)した時に、肥大スイッチが入るように思われます。
この第1果房の休眠果のその後は、案の定、第1果房の肥大していた実、8個を全部収穫した直後から、肥大スイッチが入ったらしく、3個中2個が肥大を開始しました。
着果から2ケ月近く休眠しての肥大開始です(下写真)。
いつもお世話になっているMs.るぅさんから、サボイキャベツの種を頂きました(下写真)。・・・7/27日
私はサボイキャベツが好きで、叔母に頼んで栽培してもらったのですが、手に入れた苗が縮みが少ない種類だったらしく、あまりサボイキャベツらしくなかったのです(その記事)。
なので今年は自分で育苗しようかと思っていた矢先でした。
Ms.るぅさんには以前からペッパー類など色々な種を頂いています。
Ms.るぅさん、早速播種しました。ありがとうございます。m(_ _)m
うまく育苗できたら、叔母に送って畑で栽培してもらうだけじゃなく、一株はベランダで水耕栽培でやってみようと思います。
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