------- お知らせ -------

私も所属している東京きのこ同好会が主催する「第10回きのこ展~森の妖精達と遊び、学ぶ~」が、9月29日(金)~10月/1日(日)の3日間に渡って、多摩センターの パルテノン多摩特別展示室で開催されます(入場無料、販売等は一切ありません)。
膨大な数の食・毒・猛毒な生の野生きのこが展示されます(前回の様子)。
話のタネに猛毒きのこを見にきてね~♪(私duckbillもきのこ展実行委員をやっていま~す)
 ※お友達へお願い♪ ブログ、FB、Twで拡散希望だよ~♪


2017’07.29・Sat

高尾山ビアマウント

この日は週末の散策日。・・・7/22日
何時もなら朝早くから出かけて、どこかの山に登るのだけれど、この日は相当暑くなりそうなので、午後から高尾山にチョロッと登って、山の中腹にあるビアガーデン「高尾山ビアマウント」で飲んだくれようかな~って計画。

電車を乗り継いで高尾山口駅に着いたのは午後の3時。
ここから沢コースの6号路で高尾山頂まで。
少しゆっくり登ったつもりだったけれど、丁度1時間で山頂(標高599m)に到着しました(下写真)。

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本来なら山頂の茶屋でビールを飲むのだけれど、この日はビアガーデンに行くのが目的ですから、山頂のビールは諦めて、中腹の高尾山ビアマウントまで下山。
高尾山ビアマウントはケーブルの高尾山駅(標高472メートル)傍にあります。
下山コースは久しぶりに吊り橋(写真)のある4号路コースにしました。

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高尾山ビアマウントに着いたのはPM4時40分頃。
大変人気なスポットで、週末ですから、当然整理券を貰って、順番待ち。
漸くPM5時半に入れました(下写真)。
ここは2時間食べ放題、飲み放題で男性が3500円、女性が3300円。
私の好きなプレモルもプレモル香るエールも飲み放題だもの、もう浴びる程飲んじゃうよ!

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高尾山の中腹ですから、眺めも素晴らしい。
丁度この日は八王子花火大会で、下界の花火も楽しめました(下写真)。

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帰りは歩いて下山しようと思ったけれど、ライトが無いとちょっと無理そうなので、ケーブルで麓の清滝駅まで。
一番先頭に乗れたものだから、夜のケーブルからの景色も楽しめました(下写真2枚)。

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ビルの屋上のビアガーデンもいいけれど、山の中腹のビアガーデンってのも中々です。

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2017’07.26・Wed

続50・野のキノコ

常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、知らないキノコなら後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識不足ですから、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
このシリーズの前回はこちら



この日は八王子市の某都立公園で行われた、東京きのこ同好会の「梅雨期のきのこ観察会」に参加。・・・7/1日
生憎の雨ですが、この同好会のきのこ観察会は、台風でも直撃しなければ大抵の雨でも決行です(笑)。
この日も、雨をついて25名もの参加となりました。
この観察会の担当幹事さん、会長の挨拶、注意事項などの説明の後、各コースに分かれて観察の開始です。
  ※観察会は地権者、又は管理人さんに事前に許可を取って行われています。

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すぐに見つかったのはウラベニガサ(下写真左:傘表、右:傘裏)。
一応可食だけれど、以前食べた限りではあまり美味しくなかったかな。
ウラベニガサ科ウラベニガサ属ウラベニガサ(裏紅傘)
学名:Pluteus cervinus (Schaeff.) P. Kumm. 1871(プルテウス・ケルウィヌス)
属名Pluteusは保護フェンスやシールドを意味するラテン語からきています。
種小名cervinusはラテン語で、「(鹿の様な)褐色」の意味。

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同じ個所にキクラゲ(食菌)もありました(下写真)。
キクラゲ科キクラゲ属キクラゲ(木耳)
学名:Auricularia auricula-judae (Bull.) Quél. (1886)(アウリクラリア・アウリクラ-ユダエ)
属名Auriculariaは、auricula「耳」から。
種小名auricula-judae は「ユダ(又はユダヤ人)の耳」の意味。

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こちらはシロキクラゲ(食菌)(下写真)。
シロキクラゲ科シロキクラゲ属シロキクラゲ(白木耳)
学名:Tremella fuciformis Berk. 1856 (トレメッラ・フキフォルミス)
属名Tremellaはラテン語で、tremulus(震える)+ -ella(形容詞を作る接尾語)。
種小名fuciformisの由来は、現時点では不明。

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目立たないけれど、その辺の落ちている小枝を探すと大抵見つかるヌルデタケ(不食)(下写真)。
カンゾウタケ科ヌルデタケ属ヌルデタケ(白膠木茸)
学名:Porodisculus pendulus (Fr.) Murrill (1907)(ポロディスクルス・ペンドゥルス)
属名PorodisculusはPorodiscusの愛称で、ギリシャ語で「気孔、細孔のある輪」。
種小名pendulusはラテン語で「下垂した」の意味で、実際少し下方を向きます

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ヒラタケ(食菌)もありました(下写真左:傘表、右:傘裏)。
ヒラタケ科ヒラタケ属ヒラタケ(平茸)
学名:Pleurotus ostreatus (Jacq.) P. Kumm.(プレウロトゥス・オストレアトゥス)
属名Pleurotusは、ギリシャ語のπλευρή(pleurē),側+oτός (ōtos), οûς (ous),耳の属格に由来して、"側耳"の意味。
種小名ostreatusはラテン語のostrea(=牡蠣)からで、傘の牡蠣の外殻への類似性に由来。

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一見、イヌセンボンタケかと思ったけれど、生え方も少しまばらで、シロホウライタケ(不食)だったようです(下写真)。
ツキヨタケ科シロホウライタケ属シロホウライタケ(白蓬莱茸)
学名:Marasmiellus candidus (Fr.) Singer 1948 (マラスミエッルス・カンディドゥス)
属名Marasmiellusは、Marasmius(ホウライタケ属)+ellus(小さいを表す接尾語)の意味。
種小名candidusはラテン語で、「純白色の」の意味。

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そして、オリーブサカズキタケ(食毒不明)。このキノコは見つけるとちょっと嬉しくなります(下写真)。
ホウライタケ科ゲッロネマ属オリーブサカズキタケ(橄欖盃茸)
学名:Gerronema nemorale Har. Takah. 2000 (ゲッロネマ・ネモラレ)
種小名nemoraleはラテン語で、「森に生じる」の意味。

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ヒロハウスズミチチタケ(不食)はあちこちに随分発生していました(下写真左:傘表、右:傘裏)。
ベニタケ科カラハツタケ属ヒロハウスズミチチタケ(疎襞淡墨乳茸)
学名:Lactarius subplinthogalus Coker 1918 (ラクタリウス・スブプリントガルス)
属名Lactariusは「乳液のある」の意味。
種小名subplinthogalus は、sub-(~に似ている)+plinthogalus(Lactarius subg. Plinthogalus、又はLactarius plinthogalus )の意味。

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これはアシナガタケ(食毒不明)でしょうか(下写真左:傘表、右:傘裏)。
クヌギタケ科クヌギタケ属アシナガタケ(足長茸)
学名:Mycena polygramma (Bull.) Gray 1821 (ミケナ・ポリグランマ)
属名Mycenaは「キノコ」を意味する古代ギリシャ語のμύκηςから来ています。
種小名polygrammaは、「多い」を意味するギリシャ語のπολυς 、そして「足」を意味するγραμμαに由来します。

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食菌のキツネタケ、でもアンモニア菌なので大抵の人は食べない・・かな(下写真)
ヒドナンギウム科キツネタケ属キツネタケ(狐茸)
学名:Laccaria laccata (Scop.) Cooke 1884 (ラッカリア・ラッカタ)
属名Laccariaはラッカー(光るペイント)と訳される。
種小名laccataは「ラッカーで塗られた」の意味


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オオホウライタケ(不食)もあちこちに発生(下写真左:傘表、右:傘裏)。
ホウライタケ科ホウライタケ属オオホウライタケ(大蓬莱茸)
学名:Marasmius maximus Hongo 1962 (マラスミウス・マキシムス)
属名Marasmiusは、「乾燥する」の意味のギリシャ語のmarasmosから来ています。
種小名maximusはラテン語で「最大の、最高の」の意味。

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幼菌の時は食べられるホコリタケ(下写真)
ハラタケ科ホコリタケ属ホコリタケ(埃茸)
学名:Lycoperdon perlatum Pers. 1796 (リコペルドン・ペルラトゥム)
属名Lycoperdonは「狼の屁」の意味。
種小名perlatumはラテン語で、「広く拡散する」の意味

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キノコ自体は食べられないけれど、出しは良く出るというキアシグロタケ(下写真左:傘表、右:傘裏)。
タマチョレイタケ科タマチョレイタケ属キアシグロタケ(黄足黒茸)
学名:Polyporus varius (Pers.) Fr. 1821 (ポリポルス・ウァリウス)
属名Polyporusはラテン語で、Poly(多数の)+porus(孔、細孔)の意味。
種小名variusはラテン語で、「種々の」の意味

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どこでも見かけるニガクリタケ(猛毒)ですが、今年は中々見られず、この日も最後にやっと見つけました(下写真)。
モエギタケ科ニガクリタケ属ニガクリタケ(苦栗茸)
学名:Hypholoma fasciculare (Huds.) P. Kumm. 1871(ヒフォロマ・ファスキクラエ)
属名Hypholomaは「糸のあるキノコ」の意味。
種小名fasciculareはラテン語で「束正の」の意味。
※殆どの資料や信頼性のあるサイトではどれもモエギタケ科(Strophariaceae)となっているが、Index Fungorumのみはヒメノガステル科(Hymenogastraceae)となっています。

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同定会の会場に戻り、各自昼食を取った後、採取してきたキノコの同定会。
同定の後、H先生、M先生から各キノコに対する詳細な説明がありました。

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いつものように、この日見たキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。
アセタケの仲間、アミスギタケ、アワタケ、イッポンシメジの仲間、イメコナカブリツルタケ、 イロガワリ、ウコンハツ、ウラベニガサ、オオホウライタケ、オチバタケの仲間、 オリーブサカズキタケ、カサヒダタケ、キアシグロタケ、キクラゲ、キショウゲンジ、 キチャハツ、キツネタケ、クロアザアワタケ、シロソーメンタケ、シロハツ、シロホウライタケ、 シロホウライタケ、スジウチワタケモドキ、タマゴテングタケモドキ、ダイダイガサ、 チャヒラタケ、ツチナメコの仲間、ナヨヨタケの仲間、ニガイグチ、ニガクリタケ、 ヌルデタケ、ハグロチャツムタケ、ヒイロタケ、ヒナアンズタケ、ヒラタケ、ヒロハウスズミチチタケ、 ヒロヒダタケ、ベニヒダタケ、ホコリタケ、ミドリスギタケ、ムジナタケ、モリノカレバタケ、 ワカフサタケの仲間



この日は週末の散策日。・・・7/2日
暑い日だったのできつい山は止めて、特大かき氷目当てで小仏城山に行き、小仏峠、高尾山経由で、帰りに高尾山トリックアート美術館に寄ることにしたのです(この記事)。
第一の目当てはかき氷だけれど、前日の梅雨時のきのこ観察会では雨が降ったものだから、キノコも多少は期待だったのです。

沢を渡って登り始めてすぐシロキクラゲ(食菌)を発見(下写真)。
しかし、雨後のシロキクラゲは本当に綺麗♪

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幸先がいいと思ったら、その後は全く見当たらず。
やっと見つけたのはザラエノハラタケ(毒菌)(下写真左:傘表、右:傘裏)。
ハラタケ科ハラタケ属ザラエノハラタケ(粗柄原茸)
学名:Agaricus subrutilescens (Kauffman) Hotson & D.E. Stuntz 1938 (アガリクス・スブルティレスケンス)
属名Agaricusは、Sarmatia の地名 Agaria より。
種小名subrutilescensは、sub-(~に似た)+rutilescens(Agaricus rutilescens Peck (1904))の意味。

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そして、マツオウジ(可食、食注意)のみでした(下写真左:傘表、右:傘裏)。
キカイガラタケ科マツオウジ属マツオウジ(松旺子)
学名:Neolentinus lepideus (Fr.) Redhead & Ginns 1985(ネオレンティヌス・レピデゥス)
属名Neolentinusは、Neo(新しい)+lentinus(Lentinus属)
種小名lepideusはラテン語で「鱗片の」の意味。
マツオオウジにはツバ有タイプとツバ無しタイプの2種類があるけれど、これはツバ無しタイプ。
新分類でハラタケ目ヒラタケ科からキカイガラタケ目キカイガラタケ科に移されたけれど、しかし、キカイガラタケ科って・・・外観的には、何だか違和感有りまくりです(笑)。

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・・・そして帰り道。
最寄りの駅から自宅への途中で、ツルタケ(可食、食注意)を発見(下写真左:傘表、右:傘裏)。
テングタケ科テングタケ属ツルタケ(鶴茸)
学名:Amanita vaginata (Bull.) Lam.1783 (アマニタ・ウァギナタ)
属名Amanitaはトルコ南部のキリキアにあるAmanon山から。
種小名vaginata は「鞘のある」という意味で、鞘状のツボにつつまれていることからきているのでしょうか。

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傍に不明のキノコも(下写真左:傘表、右:傘裏)。
ヒメアジロガサモドキ(毒)のようにも見えますが、それにしては少し柄が太いかな?

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小仏城山~高尾山では、思ったよりキノコの発生はなかったけれど、平地はどうだろう・・と、翌日に、自宅近くのマイスポットをチェックしてみました。・・・7/3日

傘表でヤマドリタケモドキかなとおもったけれど、傘裏と柄を見たらニガイグチの仲間(Tylopilus sp.)です(下写真左:傘表、右:傘裏)。


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ヤマドリタケモドキ(食菌)もやっと出ていました(下写真左:傘表、右:傘裏)。
でも採取するにはちょっとババ状態。
イグチ科ヤマドリタケ属ヤマドリタケモドキ(山鳥茸擬)
学名:Boletus reticulatus Schaeff. (1774)(ボレトゥス・レティクラトゥス)
属名Boletusは、ラテン語のbōlētus(キノコ)から。
種小名reticulatus は「網目状の(柄の)」という意味。

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毒菌のウスキテングタケが発生していました(下写真)。
テングタケ科テングタケ属ウスキテングタケ(薄黄天狗茸)
学名:Amanita orientigemmata Zhu L. Yang & Yoshim. Doi 1999(アマニタ・オリエンティゲンマタ)
種小名orientigemmataはorienti(東洋産の)+gemmata(Amanita gemmata)の意味。
従来は、欧米のAmanita gemmata (Fr.) Bertill. 1866(アマニタ・ゲンマタ) と同一種とされていたのですが、1999年に独立種としてAmanita orientigemmataと命名されました。

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黄色の乳液がでていますから、キチチタケ(不食)でしょう(下写真)。
ベニタケ科カラハツタケ属キチチタケ(黄乳茸)
学名:Lactarius chrysorrheus Fr. (1838)(ラクタリウス・クリソッルヘウス)
種小名chrysorrheusは古代ギリシャ語の、chryso- (金色)+ rheos(流れ)から、「金色の乳の流出」の意味。
従来はRussula(ベニタケ属)とLactarius(チチタケ属)であったベニタケ科も、最近のDNA解析の結果、Russula(ベニタケ属)、Lactarius(カラハツタケ属)、Lactifluus(チチタケ属)、そして Multifurca(ムルティフルカ属)に分けられています。

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こちらはテングタケ(毒菌)(下写真)
テングタケ科テングタケ属テングタケ(天狗茸)
学名:Amanita pantherina (DC.) Krombh. 1846 (アマニタ・パンテリナ)
種小名pantherinaは「ヒョウ(豹)のような斑点模様のある」の意味。

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食菌のスミゾメヤマイグチ(下写真)
イグチ科ヤマイグチ属スミゾメヤマイグチ(墨染山猪口)
Leccinum pseudoscabrum (Kallenb.) Šutara 1989.(レッキヌム・プセウドスカブルム)
属名Leccinumは、「Leccino(オリーブの品種)のようにザラザラした茎の」の意味。
種小名pseudoscabrumは、pseudo(偽の)+scabrum(Leccinum cabrum:ヤマイグチ)の意味。

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綺麗なヤマドリタケモドキ(食菌)が1本だけ(下写真)。
これでも柄は虫食いでブカブカでした。
発生が遅れた分、待ちかねた虫も一気につくのでしょうか(笑)。

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こちらは食菌のアワタケ(下写真)。
イグチ科ヤマドリタケ属アワタケ(粟茸)
学名:Boletus subtomentosus L. 1753.(ボレトゥス・スプトメントスス)
種小名subtomentosusはラテン語で、sub(やや)+tomentosus(ビロード毛のある、密綿毛のある)の意味。
アワタケ属(Xerocomus:クセロコムス)から移属となりました。

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食中毒例の多い毒菌のクサウラベニタケ(下写真左:傘表、右:傘裏)
イッポンシメジ科イッポンシメジ属クサウラベニタケ(臭裏紅茸)
Entoloma rhodopolium (Fr.) P. Kumm. (1871).(エントロマ・ロドポリウム)
属名Entolomaは、ento-(内の)+ loma(房、縁)の意味。
種小名 rhodopoliumは「淡紅色の、灰バラ色の」の意味。
NETではクサウラベニタケの学名をEntoloma rhodopolium (Fr.) P. Kumm. f. rhodopolium.と記述しているサイトもあるけれど、Index Fungorumでは、Entoloma rhodopolium (Fr.) P. Kumm. f. rhodopolium.はEntoloma rhodopolium (Fr.) P. Kumm.のシノニムとされているようです。

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深夜の内にサツと来て猛スピードでサッと去って行った台風二号。
取り合えず雨だけは降ったので、キノコが発生しているかとチェックに行きました。・・・7/5日

ちょっと乾き気味だけれど、状態の良いカワリハツ(食菌)がありました(下写真)。
ベニタケ科ベニタケ属カワリハツ(変初)
学名:Russula cyanoxantha (Schaeff.) Fr. (1863).(ルッスラ・キアノクサンタ)
属名:Russulaは、russus [あずき色] + -ula(形容詞を作る接尾語)。
種小名cyanoxantha はラテン語で、cyano(青緑)+xantha(黄色)の意味。

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前述した食菌のアワタケ(下写真左:傘表、右:傘裏)。

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食菌のヒナアンズタケ。
ヒダに脈連絡が無いので、ヒナアンズタケとしていいのだと思います。(下写真左:傘表、右:傘裏)
アンズタケ科アンズタケ属ヒナアンズタケ(雛杏子茸)
学名:Cantharellus minor Peck 1872.(カンタレッルス・ミノル)
属名Cantharellusは、kantharos(盃)+ -ellus(形容詞を作る接尾語)から。
種小名minorはラテン語で、「より小さい」の意味

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前述のウスキテングタケが群生していました(下写真)。

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毒菌、猛毒菌が多数あるテングタケ属では、稀な食菌のタマゴタケ(下写真左:傘表、右:傘裏)
テングタケ科テングタケ属タマゴタケ(卵茸)
学名:Amanita caesareoides Lj.N. Vassiljeva (1950)(アマニタ・カエサレオイデス)
種小名caesareoides は、caesare(Amanita caesarea:西洋タマゴタケ)+-oides(~に似た)の意味。
以前はインドやネパールなどの方に分布するAmanita hemibapha (Berk. & Broome) Sacc. (1887)とされていたのですが、DNA解析の結果、中国やロシアに分布するAmanita caesareoidesであることが判明し、変更されました。

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こちらはアメリカウラベニイロガワリ。
見かけは毒々しいけれど、かなり美味しい食菌です(下写真左:傘表、右:傘裏)。
イグチ科ヤマドリタケ属アメリカウラベニイロガワリ(亜米利加裏紅色変)
学名:Boletus subvelutipes Peck (1889)(ボレトゥス・スブウェルティペス)
種小名subvelutipes はラテン語でsub(やや)+veluti-(ビロード状の)+pes(柄)。
Peck氏自身が、これをビロードのような茎のあるイグチと呼んだという記述もあり、種小名がビロードのような柄からきているのは確かなようです。

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やっと出てきたヤマドリタケモドキ(下写真2枚)

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この日は、久しぶりにキノコを収穫してきました。
下写真左上から時計回りに、カワリハツ、ヤマドリタケモドキ、アメリカウラベニイロガワリ、タマゴタケ、そしてイロガワリが1個だけ(下写真)。

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少しまとめて数が採れたように見えるヤマドリタケモドキだけれど、大きめのものは少しババ気味だし、小さくて形の良さそうに見えるものでも柄はもう虫食いでブカブカ。
しょうがないので、良い所だけを切り取って、自作ディハイドレーターで乾燥しました。
出来上がった国産ドライポルチーニは42.9g(下写真)。

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一方、アメリカウラベニイロガワリは虫食いもなく、いい状態。
とは言え、念のために水に漬けて虫出し。
水に漬けただけで、水は真っ青になって(下写真)・・・これを見たら誰でも食べるのを躊躇すると思う(笑)。

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断面も割いた直後0.5秒位は綺麗な黄色だけれど、瞬時に青く変色して(下写真)・・・これを見たら普通の人は、やっぱり食べるのを躊躇する筈(笑)。

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漬けた水はこんなに真っ青(下写真)。
案の定、虫はいませんでした。

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でもね、鍋にいれて加熱するに従い、この青色はスーッと消えて、毒々しかった傘の色も美味しそうな焦げ茶色にかわり、断面色も綺麗な黄色に戻ります。
湯で茹でたアメリカウラベニイロガワリを、熱々のままスライスして、八方だし、味醂、醤油、酒を煮きった汁に浸します。
熱々のスライスを、より温度の低い汁につけることで、ソーレ効果(Soret effect、正しくはルードヴィッヒ・ソーレ効果:Ludwig-Soret effect)で漬け汁が速やかにキノコに滲み入ります。

スライス面はこんなに綺麗な黄色に戻っています。(下写真)
このキノコ、他のイグチ類と異なり、コリコリ、シャキシャキ食感でなかなか美味しいのです。

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写真は撮らなかったけれど、カワリハツは普通にうどんで食べました。
ベニタケ属のキノコは辛味があったり、身がボソボソだったりして食べるのには値しないのが多いけれど、カワリハツは出しも良く出るし、身も辛さは全くなく、ボソボソもせず、普通に美味しいキノコです。

やっと出てきたと思ったキノコですが、その後、雨が降らず、すっかり姿を消してしまいました。

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2017’07.19・Wed

再度、プレモルキャンペーン

ザ・プレミアムモルツ<香るエール>の誰でも貰えるキャンペーン、バルつまみが、又、2口届きました。
又というのは、以前にもこのキャンペーンで「砂肝のアヒージョ」を2口貰っていたからです(この記事)。
でもこの砂肝のアヒージョは、砂肝の歯ごたえもまるでないほど柔らかくて、不味い訳ではないけれど、私には今一だったのです。
おかげで、「私ならこう作る、砂肝のアヒージョ!」ってやつを、夕食で数回作らされてしまいました。(^^;ゞ

このキャンペーンのバルつまみは4種類用意されています。
砂肝のアヒージョが今一だったので今度は「サバのグリーンペッパー」と、「鶏肉とジャガイモの香草煮」を申し込んだという訳です(下写真)。

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これが不味かったら、又、「私ならこう作る、XXX」を2種類ほど、作る羽目になるのでしょうか?
サントリーさん!今度は旨いやつだろうね? 頼むよ!!!

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2017’07.17・Mon

2017年度自家製味噌の天地返し

この所の猛暑日続きで、今年の自家製味噌の発酵も随分進んで来ました。
そろそろ天地返しをしてもいい頃と、様子見がてら天地返しをすることにしました。・・・7/17日

袋を開けてみたら、表面はメイラード反応でもうすっかりいい色合いになって、カビは表面にほんのちょっとだけ。
今年の味噌も昨年同様に、15割糀で塩分濃度9%の、高糀低塩味噌です(仕込み記事)。

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スプーンで表面を掘ってみると、中はまだ明るい色(下写真)。
表面のカビっぽい所をスプーンで取り除いた後、表面をパストリーゼで殺菌。

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ゴム手袋をした手をパストリーゼで殺菌し、表面と内側、上側と底側、外側と中央と、全体を均一に混ぜ合わせ、表面を平らに均したら天地返しの終了(下写真)。

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均した味噌表面をパストリーゼで殺菌し、表面をラップで覆い、その上からラップ表面とビニール袋内側をパストリーゼで殺菌し、空気が入らないようにビニール袋を閉じて、内蓋、重しを乗せて(下写真)、外蓋をし、天地返しの終了。
もう随分手馴れているので、開始からここまでの所要時間は10分程度。

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味見用に少し取りました。
上の三枚の写真はコンデジでの撮影だけれど、こちらは一眼での撮影。
色の再現性が全然違っていて、こちらがほぼ実物の色合い(下写真)。

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早速、味噌汁で味見。
具は、前日に旅行先で見つけた乾燥ナメコ(下写真)。
色々な乾燥キノコがあって、自分でも自家採取した野のキノコを乾燥させて保存しているけれど、乾燥ナメコは初めて見ました。
ナメコのヌルヌルツルツル感が戻るのでしょうか? まさかネ(笑)

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案の定、乾燥ナメコはキクラゲみたいにコリコリして、ナメコ特有のヌルヌルツルツル感は無し。
やっぱり、ヌメリ系のキノコの乾燥は少し無理があるようです。
でも味噌汁自体は凄く美味しい♪
8月末か9月頃まで、もう少し発酵を進めるけれど、今年の味噌も美味しい味噌になったようです(下写真)。

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2017’07.10・Mon

高尾山トリックアート美術館に行ってきました。

この日は週末の散策日。・・・7/2日
この所、ちょっときつめの山に登っていたけれど、この日はかなり暑くなりそうなので、軽めに済まそうと、小仏城山(670.3m)の城山茶屋の名物、巨大かき氷を目指すことにしたのです。

日影バス停から散策スタートし、支6番電柱のところで、沢を向こう側にわたり、北東尾根コースで小仏城山に。
登山開始から1時間半で無事、城山茶屋に到着し、これが名物のかき氷(下写真)。
上から撮ってしまったから高さが低く写るけれど、水平から撮ったら半端じゃない高さのかき氷。
食べ終わる頃には、体が冷えすぎて寒い位。
食べた後、缶ビールを飲むつもりだったけれど、もうパスですナ。

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この後、小仏峠を経由して高尾山まで行き、高尾山口に下山(下写真)。

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実は、高尾山の冬蕎麦キャンペーンに申し込んだら、高尾山トリックアート美術館のチケットが2枚当たっていたのです。
買えば大人一人1300円ですから、2600円。
常々、一度は観たいと思っていたので、この日寄ることにしたのです。

トリックアート美術館は京王線高尾山口駅の向かい側。
さて、入場してすぐ。
おっ、1000円札が落ちてると思ったら、何とこれは絵(下写真)。
チッ!もう騙されちまったぜ(笑)

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部屋があるように見えるけれど、これは全部一枚の絵(下写真)。

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床に描かれた一本橋を渡ったり(下写真)、

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床に描かれた飛び石の上に立ったり(下写真)、

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これも床に描かれた絵だけれど、リアル感が半端じゃない(下写真)。

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アロアナが飛び出して見える絵や(下写真)、

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一枚の絵だけれど、クジラが飛び出して見えたり(下写真)、

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テーブルの穴から顔を出しているのに、体が消えるテーブルや(下写真)、

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これなんて、どう見ても凹凸がある三次元のレリーフに見えるけれど、平坦な二次元の絵です(下写真)。

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この絵は、絵を見ている少年までが絵なのですな(下写真)。

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少年の肩に手をかけたように写る位置に手を伸ばせば、ほら!こんな感じ(下写真)。

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絵の右から見ると、こんなに足が長いのに(下写真)、

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左から見ると、こんなに短足に変わる絵があったり(下写真)

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美術館を出る頃にはもう、すっかり疑り深い性格になって・・・ここはほんとに出口か?とか(笑)
なかなか面白かったかな

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2017’07.08・Sat

続26・賄いパスタ7種

私が家で作る昼食を、私は「賄い」と言っているのですが、そんな賄いで作ったものの中で、これまで掲載機会がなかった、それもパスタだけを7つ集めるシリーズです。(先回は続25・賄いパスタ7種)。
賄いですから、冷蔵庫内の残り物や、在庫食材などで作るのがルールです。
いつもの通り、パスタ名には怪しげなイタリア語名も付けていますが、添削大歓迎です(笑)。

※特に記載がなければ、使用しているパスタ量は、乾燥重量で、ロングパスタが1人当たり100g、ショートパスタが1人当たり60gです。
※全ての写真はクリックすることで、大きなサイズで見ることができます。



今年も名古屋で行った「原木生ハム&グアンチャーレの仕込み会」のレクチャーに行ってきました。
東京での「原木生ハム仕込み会」はまた別に行うので、この仕込み会で私もグアンチャーレだけを2頭分仕込みました。
名古屋でのグアンチャーレ素材は豚1頭のカシラ肉(左右の首肉、頬肉、こめかみ肉等が一体で切り出された形)で手に入ります。
そこからグアンチャーレとなる首肉を切り出して塩漬けするのですが、頬肉、こめかみ肉等が大量に残ります(下写真:これは1頭分)。

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この切り取った頬肉、こめかみ肉等も当然持ち帰ったのですが、この部位は大変美味しい部位で、当面使う分を除いて小分け冷凍するお宝食材。
グアンチャーレを仕込んだ翌日は知多半島の方を巡ったのですが、帰りに寄った大府市吉田町の元気の郷で、カーボロネロを購入してきました(下写真)。

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このカーボロネロと、当面使う分から取り出した片方の頬肉を使って、賄いパスタにすることにしたのです。

[ 豚頬肉とカーボロネロ、キノコのスパゲッティ ]
Spaghetti con guance di maiale,cavolo nero e funghi.
スパゲッティ・コン・グアンチェ・ディ・マイアーレ、カーボロ・ネーロ・エ・フンギ

  • 豚頬肉は小間切れ、シメジは石突を切ってバラバラに解す、カーボロネロは太い葉柄と葉を切り分け、太い葉柄は1cm幅に刻み、葉は4~5cm幅くらいに切る。
  • パスタ(この日はΦ1.9mm)は1%の茹で塩で茹でる。
  • ソース鍋にE.X.オリーブオイル、刻んだ唐辛子(この日は自家産のチレ・アルボル:Chile de Arbol)、小間に切った豚頬肉を入れ、肉に火を通す。
  • 微塵切りしたニンニクをソース鍋に加え、ニンニクの香りを油に移す。ニンニクは焦がさない。
  • オイルがふつふつしているところに、アンチョビー魚醤を加え(小さじ1/1人当り)、中火で魚醤臭さを飛ばし、旨みだけをソース鍋に残す。
  • パスタの茹で上がりの2分前に、ソース鍋にシメジ、パスタの茹で汁(大さじ4杯程度/1人当たり)を加えて炒め、塩コショウで味を整える。
  • パスタの茹で上がり2分前にカーボロネロの太い葉柄の部分、1分前に葉の部分をパスタ鍋に投入し、パスタと一緒に茹でる
  • 茹で上がったパスタをカーボロネロごと湯きりしてソース鍋に投入し、加熱しながら、数十秒、一気にかき混ぜて余分な水分を飛ばし、乳化させてパスタと絡める。
  • 器に盛り、下ろしたパルミジャーノ・レッジャーノをかけ、Mix胡椒を荒く挽きかけて完成(下写真)。
    ※ベランダ菜園のハーブが養生中で香葉は省略。


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グアンチャーレを仕込んだ翌日の知多半島巡りで、予約していた魚料理のお店での昼食が、質といい、量といい、品数といい、コースの値段が倍でもまだ安いというようなビックリするようなランチだったのです。
その中の1品として出てきた蛸の大皿。
大きな蛸1匹を、揚げ蛸、焼き蛸、茹で蛸と違った調理で盛ったもの。
大きなサイズなので食べ飽きないようにと、3通りの調理で出してくれたようなのです。
メンバーは蛸好きが揃っていたのですが、料理の品数も多いものだから、この大蛸全部は食べきれる訳もない。
足先を少し食べて、後はお土産に包んで貰ったのです。
このお土産の大蛸を翌日の夕食に、好物の「溺れ蛸」に仕立てたのです。

溺れ蛸のレシピも載せておきます。
[ 溺れ蛸(ポルポ・アッフォガート: polpo affogato) ]
  • 鍋にオリーブオイル、ニンニク、唐辛子を入れて加熱し、オイルに香りが付いたら缶詰のホールトマトを加え、ヘラでトマトを潰す。
  • 白ワイン、イタリアンパセリ茎、大きいままのタコを叩いて細胞を壊して鍋に加え、焼き付かないように時々かき混ぜ(煮詰まるようなら水も補充)、タコが柔らかになるまで弱火で2時間ほど煮て、塩胡椒で味を調えて完成。

これは大変美味しく出来上がったのですが、夕食で食べきれなかった残りを、さらに翌日の賄いパスタにリメイクしたのです。
で、こちらが賄いパスタのレシピ
レシピといっても、単に残った溺れ蛸(ポルポ・アッフォガート)に茹でたパスタを和えるだけです(笑)

[ 溺れ蛸のパスタ ]
Spaghetti con polpo affogato.
スパゲッティ・コン・ポルポ・アッフォガート

  • パスタ(この日はΦ1.9mmのスパゲッティ)は1%の茹で塩で茹でる。
  • ポルポ・アッフォガートを温める。中のタコはハサミで少し小さく切っておく。
  • パスタが茹で上がったら、湯切りしたパスタをポルポ・アッフォガートの鍋に投入し、30秒程煮てポルポ・アッフォガートのソースを吸わせる。
    茹で時間はこの分少なくする。
  • 皿に盛り、香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らし、黒胡椒を粗く挽きかけて完成(下写真)。


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蛸LOVERのせいもあるけれど、とにかく蛸は美味い♪♪



この所、駅前のスーパーに墨イカが安く出回るのです。
墨イカは大変好きなイカで、甲イカですから身も厚くて美味しいのですが、ワタの味も秀逸。
イカの塩辛が食べられない・・・って程じゃないけれど、それ程好きじゃない私は、スルメイカやヤリイカのワタならパスタには絶対使わないのですが、墨イカのワタは別。
全く違う味で大変美味しいパスタに仕上がります。

[ 墨イカとカーボロネロのパスタ、墨イカワタ仕立て ]
Spaghetti con seppia e cavolo nero al fegati di seppia.
スパゲッティ・コン・セッピア・エ・カーヴォロネーロ・アル・フェガティ・デ・セッピア

  • 墨イカの身は皮を剥き、鹿の子に飾り包丁を入れ、拍子に切る。
    カーボロネロは太い葉柄と葉を切り分け、太い葉柄は1cm幅に刻み、葉は4~5cm幅くらいに切る。
  • パスタ(この日はΦ1.9mm)は1%の茹で塩で茹でる。
  • ソース鍋にE.X.オリーブオイル、微塵切りしたニンニク、刻んだ唐辛子を入れて加熱し、香りをオイルに移す。 ニンニクは焦がさない。
  • パスタの茹で上がり2分半前に、ソース鍋にアンチョビー魚醤を加え(小さじ1/1人当り)、中火でオイルの中でふつふつ状態で魚醤臭さを飛ばし旨みだけを残す。
  • 魚醤臭さが飛んだら、墨イカの身とワタを加え、ワタ袋を破いて炒め、火が通ったらパスタの茹で湯(一人分当たり大さじ4~5位)を加えて伸ばし、塩、胡椒で味を整える(魚醤を使っているので、多分塩は不要の筈)。
  • パスタの茹で上がり2分前にカーボロネロの太い葉柄の部分、1分前に葉の部分をパスタ鍋に投入し、パスタと一緒に茹でる
  • 茹で上がったパスタをカーボロネロごと湯きりしてソース鍋に投入し、加熱しながら、数十秒、一気にかき混ぜて余分な水分を飛ばし、乳化させてパスタと絡める。
  • 皿に盛り、完成(下写真)
※香り葉を散らしたかったが切れていたので省略。

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カーヴォロネロをスナップエンドウに変えて、後日もう一品。

[ 墨イカの身とスナップエンドウのパスタ 、墨イカワタ仕立て]
Spaghetti con seppia e piselli al fegati di seppia.
スパゲッティ・コン・セッピア・エ・ピセッリ・アル・フェガティ・デ・セッピア

  • 墨イカの身は皮を剥き、鹿の子に飾り包丁を入れ、拍子に切る。
    スナップエンドウは両端と側の筋を取り、1個当たり2~3片に斜め小口切り。
  • パスタ(この日はΦ1.9mm)は1%の茹で塩で茹でる。
  • ソース鍋にE.X.オリーブオイル、微塵切りしたニンニク、刻んだ唐辛子を入れて加熱し、香りをオイルに移す。 ニンニクは焦がさない。
  • パスタの茹で上がり2分半前に、ソース鍋にアンチョビー魚醤を加え(小さじ1/1人当り)、中火でオイルの中でふつふつ状態で魚醤臭さを飛ばし旨みだけを残す。
  • 魚醤臭さが飛んだら、墨イカの身とワタを加え、ワタ袋を破いて炒め、火が通ったらパスタの茹で湯(一人分当たり大さじ4~5位)を加えて伸ばし、塩、胡椒で味を整える(魚醤を使っているので、多分塩は不要の筈)。
  • パスタの茹で上がり2分前にスナップエンドウをパスタ鍋に投入し、パスタと一緒に茹でる
  • 茹で上がったパスタをスナップエンドウごと湯きりしてソース鍋に投入し、加熱しながら、数十秒、一気にかき混ぜて余分な水分を飛ばし、乳化させてパスタと絡める。
  • 皿に盛り、ミックスペッパーを粗く挽きかけ、香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らして完成(下写真)。


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カイエさんの紹介でなかなか手に入らない国産生搾菜が手に入ったのです(下写真)。

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早速、この生搾菜を使ってパスタに仕立てました。

イタリア語で料理名を付けようとする時に困るのは、イタリアにない食材を使った場合。
この生搾菜も中国野菜ですからイタリアにあるわけも無く、イタリア語でどう表すべきなのでしょう?
困った時は学名(ラテン語)を使うって手はあります。
ザーサイの学名はBrassica juncea Var. tumida(ブラッシカ・ユンケア・ウァリエタース・トゥミダ)。
これはBrassica junceaの変種tumidaという意味で、Brassica junceaはカラシ菜の学名。
つまり、元々カラシ菜の変種という位置づけで、言ってみりゃ「ちょっと変わったカラシ菜」みたいな扱い。
実際カラシ菜特有のピリッとした味がありますから、変種名も加わって長ったらしくなった学名を使うより、カラシ菜(伊:senape pianta)で代用することにしました。

[ 豚肉と搾菜のスパゲッティ ]
Spaghetti con senape pianta e maiale.
スパゲッティ・コン・セナペ・ピアンタ・エ・マイアーレ

  • 生ザーサイは茎の木質化した部分を取り除き、太い葉柄元と葉を切り分け、双方とも2~3cm幅くらいに刻む。
  • パスタ(この日はガロファロΦ1.9mm)は1%の茹で塩で茹でる。
  • ソース鍋にE.X.オリーブオイル、刻んだ唐辛子(この日は自家産のカイエンペッパー)、小間に切った豚肉を入れ、肉に火を通す。
  • 微塵切りしたニンニクをソース鍋に加え、ニンニクの香りを油に移す。ニンニクは焦がさない。
  • パスタ茹で上がりの2分半前に、ソース鍋に、アンチョビー魚醤を加え(一人分あたり小さじ1)、弱中火で魚醤臭さを飛ばし旨みだけを残す。
  • 魚醤臭さが飛んだら、パスタの茹で湯(一人当たり大サジ4)をソース鍋に加える。ここでは未だ乳化はさせない。
  • 1分半前に生ザーサイの太い葉柄元、30秒前に生ザーサイ葉をパスタ鍋に投入し、一緒に茹でる。
  • 茹で上がったパスタをザーサイごと湯きりしてソース鍋に投入し、加熱しながら、数十秒、一気にかき混ぜて余分な水分を飛ばし、乳化させてパスタと絡め、塩胡椒で味を調える(魚醤を使っているので、多分塩は必要ない筈)。
  • 器に盛り、下ろしたパルミジャーノ・レッジャーノをかけ、ミックスペッパーを粗く挽かけて完成(下写真)。
※香り葉があれば刻んで散らすのが良いが、このときは切れていたので省略した。

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無農薬栽培の玄米が手に入ったのです。
日本一になったこともある幻の名米の無農薬玄米版です(下写真)。

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玄米の食感を味わおうと玄米と雑穀のリゾットに仕立ててみました。
使った雑穀はオーガニックの大麦と小麦(これ)と蕎麦米です。
そして雑穀ではないけれど、旨みを出すためレンズ豆も加えました。

[ 玄米と雑穀とレンズ豆のリゾット ]
Rizotto con riso integrale,cereale e lenticchia.
リゾット・コン・リーソ・インテグラーレ,チェレアーレ・エ・レンティッキア

  • 鍋にオリーブオイル、ニンニク、唐辛子を入れて加熱し、オイルに香りが付いたら微塵切り玉葱を加えシンナリするまで炒める。
  • 鍋に玄米、大麦を加えて混ぜ合わせ、ブロード(我が家では親丸鳥で取ったチキンブロードを冷凍ストックしています)を加え強火で加熱し沸騰後弱火に落とし35分煮る。
    以降、焦げ付かないように時々かき混ぜ、又水分が足りなくなる都度温めたブロードを適宜追加する。
  • 煮あがり30分前に鍋に小麦とレンズ豆を加える。
  • 煮あがり12分前に鍋に蕎麦米を加える。
  • 煮あがりに適度な濃度に煮詰まるように、加えるブロード量は調整する。
  • 煮あがったら下したパルミジャーノレッジャーノを加え、余熱で溶かしながらよく混ぜ、塩・胡椒で味を調える。
  • 皿に盛り、特別に香り高いEx.オリーブオイルをタラリとかけ、デュッカ(Dukkah)を散らし、ミックスペッパーを粗く挽かけて完成(下写真)。


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何とも素晴らしい文句なしの食感、そしてデュッカが想像以上に効果的です♪



週末の散策途中で昼食に寄ったうどんの店内の片隅に地元野菜の産直コーナーがありました。
覗いてみたらケールのような葉物に「ブロケール」と名前が付いていたのです。
成程!名前からすればさだめしブロッコリーとケールのあいの子に違いない。
店の人に聞いてみたら、案の定ビンゴ~♪でした(笑)。
後で、ネットで調べてみたら、このブロッコリーとケールの交配種はアレッタというのが正式な登録品種名のようです。
購入してきたアレッタを早速パスタにしてみたのです。
問題はイタリア語のパスタ名をどうするかだ。(^^;ゞヤレヤレ
アレッタと如何にもイタリア野菜のような名前だけれど、日本で開発され登録された品種なので、当然、イタリアにはある訳もない。
一応、農林水産省品種登録ホームページで調べてみたら、平成23年3月15日 の官報(農林水産省告示第618号)に、アレッタが乗っていたけれど、登録されたのはカタカナの「アレッタ」のみで、アルファベットでの登録はありません。
イタリア語的には「Aletta」が如何にもらしいけれど、ローマ字を当てれば「Aretta」。
色々調べてみたら、この品種を開発した(株)ナコスのアレッタレシピページ名が、aretta-recipe.pdfなので、やはりローマ字表記の「Aretta」を使用するのが妥当なのでしょう。

消費したい使い残りの生クリームがあったので、珍しくクリーム系パスタにしてみました。

[ アレッタのクリームスパゲッティ ]
Spaghetti e 'Aretta' ,alla crema di latte.
スパゲッティ・エ・アレッタ・アッラ・クレマ・ディ・ラッテ

  • アレッタは茎と葉を分け、葉は一口大、茎は太い部分を除き1cm幅の小口に切り葉と合わせる。
  • 茎の太い部分は柔らかくなるまでひたひたの湯で茹でて、茹で湯ごとFPでペーストにする。
  • 溶かしバター、生クリーム、下したパルミジャーノレッジャーノをFPに加え、FPで合わせ、塩・胡椒で味を調え、ソースの出来上がり。
  • スパゲッティ(この日はガロファロΦ1.9mm)は1%の茹で塩で茹でる。
  • スパゲッティの茹で上がり、1分前にパスタ鍋にアレッタ(一口大の葉と小口に切った茎)を加え、一緒に茹でる。
  • スパゲッティが茹で上がったら、アレッタごと湯切りし、クリームソースと和える。
  • 皿に盛り、下したパルメジャーノ・レッジャーノをかけ、黒胡椒を粗く挽かけ、デュッカ(Dukkah)を散らし、完成(下写真)。


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在庫していた、豚の頬肉&こめかみ肉(カシラ肉)の在庫が切れたので、「原木生ハム&グアンチャーレ仕込み会IN名古屋」の時に、原木生ハム用後ろ足とグアンチャーレ用頭肉を調達して頂いた名古屋のお肉屋さんのMさんに、頭肉を5頭分注文し、送って頂きました(この記事)。
一頭の頭から肉部分を剥離して、顔皮膚を剥いだものなので、左右の首肉、左右の頬肉、そしてこめかみ肉(カシラ肉)、舌の付け根が一体化した肉塊が一頭分になります。
その肉塊5頭分の重さは全部で13.8kgありました。
当面使う分を除いて、小分けにし冷凍保存したのですが、その当面使う分の中からコメカミ肉(カシラ)を使って、早速パスタにしてみたのです。

[ 豚カシラ肉とナスとキャベツのスパゲッティ ]
Spaghetti con testa di maiale,melanzane e cavolo.
スパゲッティ・コン・テスタ・ディ・マイアーレ・メランツアーネ・エ・カーヴォロ

  • 豚カシラ肉は小間切れ、ナスは4cm幅くらいに輪切り後、縦に4つ、又は6つ割りに、キャベツは太い葉柄と葉を切り分け、太い葉柄は1cm幅に刻み、葉は4~5cm幅くらいに手で千切る。
  • パスタ(この日はΦ1.9mm)は1%の茹で塩で茹でる。
  • ソース鍋にE.X.オリーブオイル、刻んだ唐辛子(この日は自家産のカイエンペッパー)、小間に切った豚頬肉を入れ、肉に火を通す。
  • 微塵切りしたニンニクをソース鍋に加え、ニンニクの香りを油に移す。ニンニクは焦がさない。
  • パスタの茹で上がりの3分前に、ソース鍋にナスを加え炒める。
  • パスタの茹で上がりの2分前に、ソース鍋にパスタの茹で汁(大さじ4杯程度/1人当たり)を加えて炒め、塩コショウで味を整える。
  • パスタの茹で上がり2分前にキャベツの太い葉柄の部分、1分前に葉の部分をパスタ鍋に投入し、パスタと一緒に茹でる
  • 茹で上がったパスタをキャベツごと湯きりしてソース鍋に投入し、加熱しながら、数十秒、一気にかき混ぜて余分な水分を飛ばし、乳化させてパスタと絡める。
  • 器に盛り、Mix胡椒を荒く挽きかけて完成(下写真)。
    ※ベランダ菜園のハーブが養生中で香葉は省略。


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2017’07.01・Sat

続49・野のキノコ

常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、知らないキノコなら後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識不足ですから、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
このシリーズの前回はこちら



この日は東京きのこ同好会の有志で、八王子寺田で月一で行っているきのこ学名他の勉強会に出席しました。・・・6/23日
この勉強会は、午前中はフィールドできのこの採取、屋内に戻り、昼食を食べた後、採って来たきのこに対する顕鏡観察、そして学名の由来調査結果の発表(これは私のWork)という内容で行っています。
この寺田は沢山きのこが発生する所。
本来この時期であればもう色々な種類のキノコが発生している筈が、今年は雨が少ない所為か殆ど発生していないのです。
この日見たキノコも、随分探した割にはほんの僅かでした。

まずは束生状態の不明なきのこ(下写真)。
めくれ上がったヒダ面を見ると、ヒダ間に連絡脈があるようですが、思い当たるキノコがありません。

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こちらはハナビラニカワタケ(食菌)(下写真)
シロキクラゲ科シロキクラゲ属ハナビラニカワタケ(花弁膠茸)
学名:Tremella foliacea Pers. (1800)(トレメッラ・フォリアケア)
属名Tremellaはラテン語で、tremulus(震える)+ -ella(形容詞を作る接尾語、小さいという意味もある)。
種小名foliaceaは「葉状の」の意味。
まさに、このプルプル震えるようなゼリー質、そして葉が寄り集まったような外観に由来するのでしょう。

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普段なら嫌というほどあちこちに発生しているベニタケ属のきのこも、やっと一本だけ見つけました。
多分これはカワリハツ(食菌)(下写真 左:傘表、右:傘裏)
ベニタケ科ベニタケ属カワリハツ(変初)
学名:Russula cyanoxantha (Schaeff.) Fr.(1863)(ルッスラ・キアノクサンタ)
属名Russulaは、russus(あずき色) + -ula(形容詞を作る接尾語)
種小名cyanoxantha はcyano(青緑)+xantha(黄色)

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そして次の日。・・・6/24日
この日は東京きのこ同好会が私の地元で行うミニキノコ観察会。
集まった人数は会員が19名、非会員のお試し参加が1名の20名(下写真)。

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昨年はイグチ類、チチタケやテングタケ等色々観察されたのですが、前日の寺田同様、ここも殆どきのこは出ていません。
ベニタケ属ですら見つからない。
随分探して、やっと見つけました。
ニオイコベニタケ(不食)でしょうか(下写真)。
ベニタケ科ベニタケ属ニオイコベニタケ(匂小紅茸)
学名:Russula bella Hongo (1968)(ルッスラ・ベッラ)
種小名bellaは「美しい」の意味。

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こちらはノボリリュウタケ(食菌)(下写真)
ノボリリュウタケ科ノボリリュウタケ属ノボリリュウタケ(昇龍茸)
学名:Helvella crispa (Scop.) Fr. (1822)(ヘルウェッラ・クリスパ)
属名Helvellaは香り高いハーブの古代語。そして種小名crispaは「皺のある、縮れた」の意味。

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硬質菌のヒイロタケ(不食)(下写真)
サルノコシカケ科Trametes属ヒイロタケ(緋色茸)
学名:Trametes coccinea (Fr.) Hai J. Li & S.H. He (2014)(トラメテス・コッキネア)
属名Trametesは「薄い」を意味する接頭語tramから来ていて、この属のキノコが薄い断面を持っていることに由来します。
そして種小名coccineaは「深紅色の、真っ赤な」の意味。
NET上で見かけるTrametes属の和属名は、カワラタケ属、シロアミタケ属、ホウロクタケ属と色々あり、どれが正しいのでしょう?
タマチョレイタケ科(Polyporaceae)シュタケ属(Pycnoporus)から2014年に、今の属に移されました。

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乾き気味のカワリハツ(食菌)(下写真)

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キクラゲ(食菌)(下写真)
キクラゲ科キクラゲ属キクラゲ(木耳)
学名:Auricularia auricula-judae (Bull.) Quél. (1886)(アウリクラリア・アウリクラ-ユダエ)
属名Auriculariaは、auricula「耳」から、そして種小名auricula-judae は「ユダ(又はユダヤ人)の耳」の意味。

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各々昼食を取った後、採取してきたきのこをシートに並べ、同定会(下写真)。
全部で20種位。 さすがみんなで採ると、無いなりに少しは集まるものです。

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取りあえず、集まったきのこは50音順に、
アミスギタケ、イッポンシメジの仲間、カワラタケ、カワリハツ、キアシグロタケ、 キクラゲ、キヌハダトマヤタケ、シロハツ、チャカイガラタケ、ツチグリ、 ニオイコベニタケ、ノウタケ、ノボリリュウタケ、ヒイロタケ、ヒトヨタケの仲間、 ベッコウタケ、ベニタケ属の一種、モリノカレバタケの仲間、ヤブシメジモドキ(仮称)

車を止めた駐車場までの道が判らない会員も多いので、駐車場まで送っていってすぐ帰宅しました。
後で話を聞いたら、駐車場に遅れてきた会員がいたらしく、その会員がこんな綺麗なきのこを見つけたとの事なのです。
実物は見損ないましたが、写真を送って頂きました(下写真:写真お借りしました)
ヒラタケ科ヒラタケ属トキイロヒラタケ(朱鷺色平茸)(食菌)
学名:Pleurotus djamor (Rumph. ex Fr.) Boedijn (1959)(プレウロトゥス・ドヤモル)


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そう言えばこの日、集合場所に行く前に途中で束生状態のきのこを見つけたのです(下写真)。

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傘は乾いている所為か、放射状の光沢があって、何のきのこかハッキリしなかったのですが、2日後に又採取して見たら、その日は少ししっとりして光沢は無く、これなら一目でモリノカレバタケ(不食)の仲間と判ります(下写真)。
ホウライタケ科モリノカレバタケ属の一種(Gymnopus sp.
属名Gymnopus(ギムノプス)はラテン語で、Gymno-(裸の)+pus(足、キノコの場合は柄)の意味。
この属の種の無毛な柄に由来しているのでしょう。
ツキヨタケ科(Omphalotaceae)と記述しているサイトもあるのですが、近年ツキヨタケ科自体がホウライタケ科 (Marasmiaceae)のシノニム とされたので、どちらにしろ間違いではありません。

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