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2017’07.01・Sat

続49・野のキノコ

常々キノコに詳しくなりたいと思っているので、それが食べられるキノコであろうと、食べられないキノコであろうと、散策に見かけたキノコは写真を撮って、知らないキノコなら後でNETや図鑑で調べ、できるだけ何のキノコであるか推定をしています。
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識不足ですから、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m 
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
このシリーズの前回はこちら



この日は東京きのこ同好会の有志で、八王子寺田で月一で行っているきのこ学名他の勉強会に出席しました。・・・6/23日
この勉強会は、午前中はフィールドできのこの採取、屋内に戻り、昼食を食べた後、採って来たきのこに対する顕鏡観察、そして学名の由来調査結果の発表(これは私のWork)という内容で行っています。
この寺田は沢山きのこが発生する所。
本来この時期であればもう色々な種類のキノコが発生している筈が、今年は雨が少ない所為か殆ど発生していないのです。
この日見たキノコも、随分探した割にはほんの僅かでした。

まずは束生状態の不明なきのこ(下写真)。
めくれ上がったヒダ面を見ると、ヒダ間に連絡脈があるようですが、思い当たるキノコがありません。

TIMG17062300.jpg


こちらはハナビラニカワタケ(食菌)(下写真)
シロキクラゲ科シロキクラゲ属ハナビラニカワタケ(花弁膠茸)
学名:Tremella foliacea Pers. (1800)(トレメッラ・フォリアケア)
属名Tremellaはラテン語で、tremulus(震える)+ -ella(形容詞を作る接尾語、小さいという意味もある)。
種小名foliaceaは「葉状の」の意味。
まさに、このプルプル震えるようなゼリー質、そして葉が寄り集まったような外観に由来するのでしょう。

TIMG17062301.jpg


普段なら嫌というほどあちこちに発生しているベニタケ属のきのこも、やっと一本だけ見つけました。
多分これはカワリハツ(食菌)(下写真 左:傘表、右:傘裏)
ベニタケ科ベニタケ属カワリハツ(変初)
学名:Russula cyanoxantha (Schaeff.) Fr.(1863)(ルッスラ・キアノクサンタ)
属名Russulaは、russus(あずき色) + -ula(形容詞を作る接尾語)
種小名cyanoxantha はcyano(青緑)+xantha(黄色)

TIMG17062302.jpg TIMG17062303.jpg




そして次の日。・・・6/24日
この日は東京きのこ同好会が私の地元で行うミニキノコ観察会。
集まった人数は会員が19名、非会員のお試し参加が1名の20名(下写真)。

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昨年はイグチ類、チチタケやテングタケ等色々観察されたのですが、前日の寺田同様、ここも殆どきのこは出ていません。
ベニタケ属ですら見つからない。
随分探して、やっと見つけました。
ニオイコベニタケ(不食)でしょうか(下写真)。
ベニタケ科ベニタケ属ニオイコベニタケ(匂小紅茸)
学名:Russula bella Hongo (1968)(ルッスラ・ベッラ)
種小名bellaは「美しい」の意味。

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こちらはノボリリュウタケ(食菌)(下写真)
ノボリリュウタケ科ノボリリュウタケ属ノボリリュウタケ(昇龍茸)
学名:Helvella crispa (Scop.) Fr. (1822)(ヘルウェッラ・クリスパ)
属名Helvellaは香り高いハーブの古代語。そして種小名crispaは「皺のある、縮れた」の意味。

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硬質菌のヒイロタケ(不食)(下写真)
サルノコシカケ科Trametes属ヒイロタケ(緋色茸)
学名:Trametes coccinea (Fr.) Hai J. Li & S.H. He (2014)(トラメテス・コッキネア)
属名Trametesは「薄い」を意味する接頭語tramから来ていて、この属のキノコが薄い断面を持っていることに由来します。
そして種小名coccineaは「深紅色の、真っ赤な」の意味。
NET上で見かけるTrametes属の和属名は、カワラタケ属、シロアミタケ属、ホウロクタケ属と色々あり、どれが正しいのでしょう?
タマチョレイタケ科(Polyporaceae)シュタケ属(Pycnoporus)から2014年に、今の属に移されました。

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乾き気味のカワリハツ(食菌)(下写真)

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キクラゲ(食菌)(下写真)
キクラゲ科キクラゲ属キクラゲ(木耳)
学名:Auricularia auricula-judae (Bull.) Quél. (1886)(アウリクラリア・アウリクラ-ユダエ)
属名Auriculariaは、auricula「耳」から、そして種小名auricula-judae は「ユダ(又はユダヤ人)の耳」の意味。

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各々昼食を取った後、採取してきたきのこをシートに並べ、同定会(下写真)。
全部で20種位。 さすがみんなで採ると、無いなりに少しは集まるものです。

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取りあえず、集まったきのこは50音順に、
アミスギタケ、イッポンシメジの仲間、カワラタケ、カワリハツ、キアシグロタケ、 キクラゲ、キヌハダトマヤタケ、シロハツ、チャカイガラタケ、ツチグリ、 ニオイコベニタケ、ノウタケ、ノボリリュウタケ、ヒイロタケ、ヒトヨタケの仲間、 ベッコウタケ、ベニタケ属の一種、モリノカレバタケの仲間、ヤブシメジモドキ(仮称)

車を止めた駐車場までの道が判らない会員も多いので、駐車場まで送っていってすぐ帰宅しました。
後で話を聞いたら、駐車場に遅れてきた会員がいたらしく、その会員がこんな綺麗なきのこを見つけたとの事なのです。
実物は見損ないましたが、写真を送って頂きました(下写真:写真お借りしました)
ヒラタケ科ヒラタケ属トキイロヒラタケ(朱鷺色平茸)(食菌)
学名:Pleurotus djamor (Rumph. ex Fr.) Boedijn (1959)(プレウロトゥス・ドヤモル)


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そう言えばこの日、集合場所に行く前に途中で束生状態のきのこを見つけたのです(下写真)。

TIMG17062400.jpg

傘は乾いている所為か、放射状の光沢があって、何のきのこかハッキリしなかったのですが、2日後に又採取して見たら、その日は少ししっとりして光沢は無く、これなら一目でモリノカレバタケ(不食)の仲間と判ります(下写真)。
ホウライタケ科モリノカレバタケ属の一種(Gymnopus sp.
属名Gymnopus(ギムノプス)はラテン語で、Gymno-(裸の)+pus(足、キノコの場合は柄)の意味。
この属の種の無毛な柄に由来しているのでしょう。
ツキヨタケ科(Omphalotaceae)と記述しているサイトもあるのですが、近年ツキヨタケ科自体がホウライタケ科 (Marasmiaceae)のシノニム とされたので、どちらにしろ間違いではありません。

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