唐辛子国産化計画開始
我が家ではパスタやカレー、スープ等で唐辛子を結構使う。そこで他の香辛料とまとめてアメ横の大津屋さん(http://www.ohtsuya.com/)から購入していた(鷹の爪900円/500g)。そろそろ在庫が切れたのでまた注文しようとして、なんとこの鷹の爪が中国産であることに気づいた。
我が家では食材は出きるだけ中国産を避けて調達してきているが、鷹の爪という種類は国産種唐辛子なので当然国産なのだろうと考えていた。あらためて色々調べてみると流通している唐辛子は殆ど中国産であることが判った。国産は相当高価(大津屋さんの10倍位)でかつあまり流通していない。そこでなんとか安価に国産唐辛子を確保する計画を開始することにした。
丁度今の季節はスーパーに生の国産唐辛子が安価で出回る。これは今の季節一時だけだ。この生の唐辛子を乾燥させれば良いのだが、結構短時間で一気にカラカラにしないと、色が抜けたり、腐ったり、カビが生えたり結構難しい。以前60坪程度の畑を借りて家庭菜園をやっていた時も、乾燥が甘くていつも腐らせていた。
でも今年は今までとは違って強力な秘密兵器、ドライトマトのために手作りしたデハイドレーターがある。で、これをふんだんに使って[スーパーに出回った国産生唐辛子を片っ端からカラカラに乾燥させて一年分を作ってしまおう]という計画だ。
ということで早速今日2把の国産鷹の爪を買ってきた。片っ端からという割りに買ってくる量が少ないが、2把しかなかったのだ(とか言ってみる)。
やたらめったらディハイドレート中
でその手作りディハイドレーター(大笑、というより大恥?)。

夏にベランダ栽培で大量に収穫できるだろうと想定したミニトマトをドライトマトにするために、4月頃に 作っておいたディハイドレーターだ。
このディハイドレーターの大きな特徴はフードディハイドレーターとして使うだけでなく、なんと布団乾燥機としても使えるという優れもの。・・・いや単に1980円で買ってきた布団乾燥機をダンボール箱に突っ込んだだけだけれども。
布団乾燥機は温風が出るのでディハイドレーターにはうってつけだ。まあ布団乾燥機はいわゆる布団ディハイドレーターと言えるわけだから当たり前と言えば当たり前だが、そう言ってしまえば身も蓋もない。
で、中はダイソーから100円/枚で買ってきた金網が2段にセットされていて、乾燥させたい食材を2段に置くことができる。

よくあるようにリンゴを乾燥中(家族の希望で)。

トマトも8つに割って塩を振ってディハイドレーターでカラッカラのドライトマトに。これがパスタには欠かせない。ミニトマトじゃないのは、ベランダで大量に収穫できる筈だった当家のミニトマトがちょっとそこまで豊作ではなかったということだが、計画と現実が多少乖離するのはままあることだ。冬のトマトなので少し甘過ぎるのが多少の欠点。パスタ用のドライトマトは少し酸味がある方が合う。

変わったところではドライナス。これもパスタ用なので塩を振ってから乾燥させている。

さらに変わったところではドライピーマン。断じて増えるワカメなどではない。これもパスタ用だ。

ディハイドレーターは日本にはないがアメリカでは普通に売られている商品のようで、アメリカから直接 購入することも出来るようだ。
https://www.diyna.com/wj/ace/procs/dispInd.php?subcat=72402&pid=6014559
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/col/20061020/119361/
でも布団乾燥機を使えば30分の工作で作れる。
海外で太陽光を利用するディハイドレーターの作り方を紹介しているページもある。
http://www.i4at.org/surv/soldehyd.htm
http://www.littlecolorado.org/solar.htm