続33・野のキノコ
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識が無いので、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
10/11日~13日
10/11日~13日の連休期間はわらびさんの白樺湖山荘にお邪魔していました。
毎年何回かは白樺湖山荘に集まるオフ会の中で、この期間はキノコ狩りと料理を楽しむ「キノコの会」です。
思えば私が野のキノコに嵌るきっかけは数年前の白樺湖山荘の「キノコの会」でした。
山荘で頂いたハナイグチ料理と、帰ってからお土産に頂いたハナイグチで作ったうどんを食べて、「これは何とも許し難い!」と思ったのです。
何が許し難いかって、こんな美味しいものを一部のキノコに詳しい連中だけが食べているってことが許し難いし、さらに許し難いことは、そちらの側に自分がいないってことなのですナ(笑)。
それからはそちらの側に入って美味しい野のキノコを出来るだけ食べられるように、野のキノコの猛勉強を開始。
さて今回の「キノコの会」は超大型台風19号と鉢合わせして開催も危ぶまれたのですが、台風は途中から速度をグンと落とし、結果的に滞在期間は凄く良い天気だったのです。
今回の「キノコの会」ではいつもの通りキノコ狩りと沢山の料理で楽しんだのですが、この山荘で熟成させていた自家製原木生ハムの山下げも行いましたがそちらは別記事(こちら)にしています。
キノコ自体は山が大分乾燥していて、残念ながら例年の様には採れなかったのです。
クリタケ(下写真左)も折角見つけたヌメリスギタケモドキ(下写真右)も干からび気味。
こちらは生えていた高さが高すぎて採れないヌメリスギタケモドキの幼菌(下写真左)と、1個だけ見つかったハタケシメジ(下写真右)
珍しく状態の良いクリタケもゲット♪(下写真)
取りあえず収穫は、クリタケ、チャナメツムタケ、ムキタケ、ハナイグチ、マスタケ、ヌメリスギタケモドキ、ハタケシメジ(下写真)。
いつもの様には採れなかったけれど、初めてのムキタケも採って食べたし、結構キノコを堪能し、楽しい時を過ごせました。
いつもお世話になっているわらびさんご夫婦といつもの白樺湖メンバーに感謝申し上げます。 m(_ _)m
後日、この「キノコの会」でわらびさんとmiyakoさんから頂いてきた乾燥コウタケでコウタケご飯を作りました(下写真)。
香茸の名前の通り申し分無い香りで、こんな炊き込みご飯を食べてたらますます野のキノコにどっぷりですナ(笑)。
10/25日
この日は八王子で行われた東京きのこ同好会の「秋のきのこ観察会」に参加しました。
集まった人数は確か30数名。
人数が多いので、複数コースに別れてきのこ観察をします。
会長さんの挨拶(下写真左)の後、自分の行きたいコースの担当さんの後に従って出発です(下写真右)
オトメガサ(食菌)?(下写真左)と、ババになって全然らしく見えないけれど多分ウスヒラタケ(食菌)(下写真右)。
ニガクリタケ(猛毒菌)(下写真左)と多分ミヤマタマゴタケ(食不明)(下写真右)。
ミヤマタマゴタケは食べられるという報告もあるけれど、猛毒菌の多いテングタケの仲間で、紛らわしい猛毒菌も沢山ありますから、そんな高いリスクを払ってまで食べる価値はない筈。
ホウロクタケ(食不適)(下写真左)とみごとなスッポンタケ(食菌)(下写真右)。
フィールドでスッポンタケを見たのは初めてです。
ホコリタケ(幼菌は可食)(下写真左)とムラサキシメジ(食菌)(下写真右)。
イッポンシメジ属の不明菌(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
ヤナギマツタケ(食菌)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
集まったキノコをいつものように先生方が鑑定し、名前を書いていきます。
鑑定したキノコにH先生からの解説がありました(下写真2枚)。
いつもの通り、この日鑑定されたキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。
アラゲキクラゲ、イッポンシメジ属、ウスヒラタケ、エセオリミキ、オオミノコフキタケ、オシロイタケ、オトメガサの仲間、カミウロコタケ、キクラゲ、キチチタケ、キツネタケ、キツネノエフデ、サクラタケ、シハイタケ、シロウロコツルタケ、シロキクラゲ、スッポンタケ、タマキクラゲ、チシオタケ、チチタケの仲間、チャカイガラタケ、ツチグリ、ツヤウチワタケ、ドクベニタケの仲間、ナラタケ、ニガクリタケ、ネンドタケモドキ、ノウタケ、ハナオチバタケ、ハリガネオチバタケ、ヒナアンズタケ、ヒビワレシロハツ、ヒロヒダタケ、ヒロヒダタケモドキ、フウセンタケの仲間、ホウネンタケ、ホウロクタケ、ホコリタケ、ミヤマテングタケ、ムラサキシメジ、ヤナギマツタケ、ロクショウクサレキン
帰る途中の自宅そばでも、イッポンシメジ属と思われる不明菌を見つけました(下写真2枚)。
クサウラベニタケとは少し違うように見えます。
この仲間は見かけは美味しそうだけれど毒菌が多いようです。
11/4日
すっかり寒くなり、周りからはキノコが消えて寂しいなぁと思っていた頃、お友達のmiyakoさんから突然冬のキノコが届きました。
開けてみたらトロ箱一杯に天然ナメコとムキタケ♪ ヾ(●⌒∇⌒●)ノ わーい(下写真)
このキノコは岐阜県白川村で採れた天然ナメコで、こんな風に生えてたのだそうです(下写真2枚:miyakoさん撮影)。
miyakoさんには去年も白川村の天然ナメコを沢山頂いたのですが、今年は12月にナメコ採りにご一緒させて頂くことになっているのです。
頂いたその日の賄い昼食に早速天然ナメコとムキタケのうどん(私作、下写真左)。
そして夕食にムキタケの下ろし合え(家内作、下写真右)
ムキタケを湯がいて刺身風(家内作、下写真左)とムキタケの醤油付け焼き(家内作、下写真右)。
ナメコ炒め(家内作、下写真左)とナメコの味噌汁(家内作、下写真右)
ナメコもムキタケも最高の味でした。
miyakoさんご馳走様でした。m(_ _)m
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