トマト&ペッパー類の育苗状況
プラスチック米びつを使った発芽器に浮かべて加温をしているため、トマト類は播種の次の日(正確には1日半)にはもう全ての種類が発根してきました。
下写真上段左、上段右、中段左、中段右、下段の順に、コストルート・ジェノベーゼ(Costoluto Genovese)、グレイトホワイト(Great White)、エバグリーン(Evergreen)、サンマルツァーノ(San Marzano)、ポーターハウス・ハイブリッド(Porterhouse Hybrid)。・・・2/4日
ペッパー類はトマトほど早くはないけれど、早いものは2日後、一番遅れたもの(硫黄島唐辛子、島唐辛子)でも8日後には無事発根しました。
ペッパー類は毎年苦労するのだけれど、今年は意外に楽勝・・・かな。(^^)v
発根した種はスポンジ培地に移し、発芽器に浮かべたケースの中において、発芽させています。
やはり発芽器内の暖かい環境では、発根から発芽までも随分早くなります(下写真)。
でも何時までも温かい発芽器の中に入れているとどんどん徒長してくるので、双葉が開いた順に発芽器から出して、日当たりの良い室内窓際に移動(下写真)・・・2/12日
我が家では、スポンジとスペースを節約するために、1個のスポンジ培地に発根した種を2個セットしています。
勿論ゆくゆくは1本間引いて1本仕立てにします。
この2個がほぼ同時に双葉が開いてくれれば、すぐ発芽器から外に出せるので徒長はしないのですが(下写真)、
1個が出遅れて、それに合わせて発芽器に入れたままにすると、先に発芽した方は、こんなにびろ~~んと徒長したりします(笑)(下写真)
スポンジにセットした以外の使わない種はピルケース内でこうなってましたから、少なくともトマト類の発芽率は100%だったようです(笑)。(下写真)
スポンジ下面から十分根が飛び出してきた苗は、スポンジごと育苗ポット&砂培地にセットしました。
これが育苗の最終形態(下写真)。・・・2/17日
砂培地は余分な水の水はけは抜群ですが、実はその砂粒間の絶妙な間隙に発生する毛細管現象で吸水力も保水力も抜群なのです。
そのため、スポンジ苗を砂培地にセットすると、スポンジ内の水分は全部砂培地に吸い取られ、スポンジ外に根が十分出ていないと枯れてしまいます。
スポンジ培地までは水だけで育てていますが、ここからはプラケースの中に育苗ポットを並べ、薄い水耕液肥の腰水状態で育てます。
砂培地で張る根は水耕根ですので、苗は水耕栽培専用の苗になります。
土で育てた苗を水耕栽培で使用する場合は、根を傷めないように根周りの土を綺麗に洗い落とすのが大変であることや、水耕栽培にセットした後に土耕根から水耕根に生え変わるまでの余分な時間を要する点などが不利なのです。
その点、砂培地苗は元々水耕根である点や、水の中で軽くゆすいでやるだけで砂が綺麗に落ちて根だけになる点など、水耕栽培に使うのであればとても向いていると思います。
これからは出来るだけ日に当てて徒長しない苗に育てなければなりません。
簡易温室をベランダにセットし、天気の良い日中は簡易温室の中、冷える夜間は室内に取り込むというやり方が我が家の育苗スタイル。
でも2007年から去年まで使っていた簡易温室は長年の使用でボロボロになったので廃棄し、今年は新たに購入しました(下写真)。
いきなり日差しの強い簡易温室に移した苗は要注意。
萎れたりするようならすぐ室内に戻し、2、3日かけて強い日差しに慣らします。
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