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頂いた熊肉その後

大分前の話(昨年の10/1日)になりますが、cononさんに熊肉(月の輪熊肉)を送って頂いたのです(この記事)。
その時の記事で、冷凍の熊ブロックは勿体無くてまだ食べていませんと記述した熊肉ブロックのその後です。

さてこの熊肉ブロックを昨年の大晦日に頂いてみました。
折角ブロック肉なのでステーキ、とは言っても野生の肉は少し固そうですから、少し薄めに切り出して(下写真)、ステーキで頂きました。
でも焼き終わったらもう食べる方に夢中だったものだから、肝心のステーキの写真は撮り忘れです。(^^;ゞ


熊肉は食べたことがあっても、ステーキでなんて初めてです。・・・ってまあ大抵の人はそうだろうと思うけど(笑)。
熊肉は臭いという人も多いけれど、それは獲った時期や処理の仕方にもよるのでしょう。
この熊肉は多少は獣臭に似た熊肉特有の香りはあるけれど、強烈でもないし嫌な香りでもない。
少し肉は固かったけれど、塩・胡椒だけでとても美味しく食べられました♪
この所、熊肉を食べる機会に何度か恵まれて熊肉特有の香りはしっかり覚えました。
今は目隠しで食べさせられも、一口で熊肉と判る筈。(^^)v

この時食べたもう一品。
さて、これは何だと思いますか?(下写真)


これは熊の脂を薄くスライスし、粗く挽いた岩塩と、同じく粗く挽いたレインボウペッパーをかけたもの。
イタリアでは豚の脂を長期間塩漬け熟成させた脂の生ハムとも呼ばれるラルドというものが有ります。
長期間塩漬け熟成されることで、脂内部ではオレイン酸の割合が増し融点が下がります。
大変美味しいものなのですが、熊の脂は長期間塩漬け熟成させないでも既に十分融点が低く、薄くスライスされた脂は上写真のように室温で溶け初めて半透明になって行きます。
口に入れたこのスライスは舌で溶けてまるでラルドのよう♪
この食べ方は、年数回行っている白樺湖オフ会でN君が持ち込んだ熊の脂で味を占めた食べ方です。

少し残った熊肉を後日に鍋で頂きました。
生ハムを切るには殆ど役に立たない我が家の電動スライサー(デロンギ)も、シャブシャブ用くらいの厚さで半解凍肉を切るのには打ってつけ。
こんな用途のために、一家に一台あっても良いかも知れません(下写真)。



鍋にはナメコも入れたのですが、ただのナメコじゃないよ!
これはMiyakoさんが採取した天然ナメコ。
沢山頂いたので冷凍保存していたものです。(下写真)



熊肉の脂は前述したように融点がとても低いのです。
鍋の中でシャブシャブっとしただけで、脂の1/3位が溶け出して残りはこんなモコモコ状態(下写真)。
この脂がとても甘く、舌で溶けます。
特有の熊味はあるけれどこの溶け出した脂が野菜に滲みて、野菜も凄く美味しい♪


熊はそのままステーキで食べるより、やっぱり鍋かな。(^^)v
cononさん、大変美味しゅうございました♪m(_ _)m

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Comments 2

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Conon

すみません。大変遅くなりました。
熊、沢山沢山獲れます。結構持て余してます。
宜しければいつでも☺️

duckbill

Re: タイトルなし

> Cononさん
あれま!今年は熊の当たり年?
ポメマルさんちも入れて熊パーティをやるとか?

  • 2015/04/28 (Tue) 16:48
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