今年初の鱧(ハモ)を捌く
たまたま散策ルートが府中市場に近かったので、途中で市場に寄ったのです。
何と私の大好きな鱧(ハモ)が超安値で出ていました。
旬のはしりの今の時期なら安くても2000円/kg位しそうなものだけれど、沢山入荷してしまっての見切り売りでしょうか、重量に関係なく540円/匹でした♪
もっとも丸鱧ですから、いくら安くたって骨切りの出来ない一般客が買える魚ではありませんね。
帰って重量を測ったら885gと中々のサイズ(下写真)。
口から細いワイヤーのようなものが出ていると思ったら、釣り針&テグスでした(下写真)。
今年になって初めての鱧です。
鱧を下すのは久しぶりだけれど、手が覚えていて結構スンナリでした(下し方は過去の記事を参照)。
下した後に一番重要な骨切り。
皮1枚のみ残し、身は骨ごと完全に断ち切ります(下写真)。
関東では骨切りされた身だけ売ってたりするけれど、頭と骨が無ければ鱧出汁だって取れない訳で、それでは土瓶蒸しも出来やしない。
わざわざ丸鱧を購入して自分で骨切りをする理由はここに有ります。
骨切りした身を使って、まずは鱧の天麩羅(下写真)。
鱧は傷みの早い魚。
鮮度が悪くなると、天麩羅ではすぐ臭いが気になってくる魚だけれど、全然臭みがなく美味しい天麩羅になりました♪(もう、フワッフワ♪)
捌いてみたらなんと卵を持っていました。
その鱧卵の甘辛煮付け(下写真)。
骨切りした身を使って、鱧の蒲焼丼(下写真)
そして私が愛して止まない、鱧の土瓶蒸し(下写真2枚)
本当は松茸と土瓶蒸しにしたいところだけれど、まだ松茸の季節ではないし、サマツの松茸など料亭でもないので手に入りませんナ。(^^;ゞ
まあもっとも、サマツの松茸にもまだちょっと早い。
しょうがないのでスーパーシメジ(スーパーなシメジという意味ではなくスーパーのシメジという意味です)で代用です。
土瓶蒸しに使う鱧出汁の取り方、吸い地の作り方は過去の記事にかいています。
885gのサイズは家内と2人分には随分食べ出がありました。
いつも思うのですが、鱧って何でこんなに美味しいのでしょうか♪
食べた後も口の中に鱧の香りがずっと残るのです。
名残の鱧まで含めて、今年はあと何回食べられるかな♪
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