続39・野のキノコ
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識が足り無いので、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、食べ方によって、又人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
実際、食菌として知られているきのこ(スーパーで売られているきのこを含み)の殆どは生で食べれば中毒を起こします。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
8/1日(土)
春から初夏にかけたキノコが終わって、秋口までは野のキノコが姿を消した季節。
散策の途中で見かけたアミスギタケ(不食)
あるのはこんなキノコだけだけれど、それでも無いよりはまし。見るとホッとします(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
8/28日(金)
ベニヒガサ(不食)(下写真左)。
ちょっと所用で出かけて戻ってくる途中の土手に、ヤマドリタケモドキ(食菌)が結構出ていました(下写真右)。
この土手はマイスポットには入っていない土手。
「へぇ・・・この土手にも生えるんだ~!」と、早速今日からマイスポット入り(笑)。
最近ヤマドリタケモドキは飽きているのだけれど、ようやく秋口のきのこが生える季節になったのが少し嬉しくて、家からカメラを取って戻り、パチリッと。
折角なので、良さげなところだけ少し収穫してきました。
採ってきたのはチチアワタケ(食注意)とヤマドリタケモドキ(下写真)。
ヤマドリタケモドキはイタリア料理でおなじみのポルチーニ茸です。
チチアワタケは味は良いのだけれど、別名「はらくだし」の通り、消化が悪いのか食べるとお腹が多少ゆるくなります。
腹痛や吐き気をするわけではないので、便通が良くなってデトックスにはいいかも(笑)。
傘表の皮を剥くと腹を下しにくくなるようで、我が家では傘表の皮を剥いて調理します。
8/29日(土)
この日は東京きのこ同好会の富士山きのこ観察会の下見。
本番の観察会は1週間後に行います。
御中道、奥庭、5合目の3コースに分かれて、私は5合目のコース。
5合目の精進口登山道から三合目まで下ります(下写真)。
この日は五合目は曇りでガス気味、4合目過ぎたあたりから少し雨模様でした。
早速見つけたベニテングタケ(毒菌)。
富士山のベニテングタケは黄色が強いのです(下写真左)。
コースを通して何処でも見られるアミハナイグチ(食菌)。
誰も採ろうとしないけれど、美味しいキノコです(下写真右)。
ヤマイグチ(食菌)(下写真左)とシロヌメリイグチ(食菌)(下写真右)。
キノボリイグチ(食菌)(下写真左)とフウセンタケ科?の不明菌(下写真右)。
コゲエノヘラタケ(可食)(下写真左)と普通のヘラタケ(可食)(下写真右)。
コゲエノヘラタケは漢字で書くと「焦柄箆茸」ですから、ヘラタケと違い柄が焦げたように焦げ茶色になっています。
フサヒメホウキタケ(不食)?(下写真左)とトキイロラッパタケ(食菌)?(下写真右)。
オニナラタケ(食菌)(下写真左)とカラマツベニハナイグチ(食菌)(下写真右)。
カラマツベニハナイグチは苦いので不食と書いてあるサイトがほとんどです。
調理法にもよると思うけれど、実際はほんのちょっと苦いかなぁって程度で、食べられない程では無い。
オオウスムラサキフウセンタケ(食毒不明)(下写真左)とオニウスタケ(毒菌)(下写真右)。
ウスタケ(毒菌)、フジウスタケ(毒菌)、オニウスタケ(毒菌)は、我が家では毒抜きをして食べるキノコです。
昼食を取った後、いつもの鑑定会(下写真)。
I先生が各キノコを手にとって鑑定し詳しい説明をしていきました。
鑑定後のキノコは全て集めて、放射線量の測定にかけ、富士山のきのこの放射線量測定データとなります。
いつものように、この日鑑定されたキノコ名をここに書こうとしたら、覚えているのは以前から知っているきのこ(大抵食菌、笑)だけだったので省略。
9/5日(土)
そして本番の富士山観察会。
本番は一般会員が参加して総勢52名の観察会となりました。
雨間の珍しく晴れた一日。
余程行いが良い会員がいたのでしょう(笑)。
奥庭、5合目の2コースに分かれて、私が行く5合目のコースは30名程でスタート(下写真)
私は、コース途中の迷いやすいポイントで会員が迷わないように案内するため、先行して早足でポイントまで。
本番は役割分担があるので、キノコを見ている時間も写真を撮る時間もあまりありません。(^^;ゞ
キノボリイグチ(食菌)(下写真左)とモドキのつかないヤマドリタケ(食菌)(下写真右)。
ハナイグチ(食菌)(下写真左)と猛毒ドクツルタケ)(下写真右)。
三合目の広場で、奥庭組とも合流し、ブルーシートを広げて、鑑定の開始。
この日鑑定されたキノコ&見たキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。
アイシメジ ,アカアザタケ ,アカツムタケ ,アカハツモドキ ,アケボノアワタケ ,アシグロタケ ,アブラシメジモドキ ,アミハナイグチ ,アミヒダタケ? ,アメリカウラベニイロガワリ ,アンズタケ ,イロガワリシロハツ ,ウスタケ ,ウツロベニハナイグチ ,ウラグロニガイグチ ,エセオリミキ ,オオウスムラサキフウセンタケ ,オオカシワギタケ ,オオキツネタケ ,オオキノボリイグチ ,オオダイアシベニイグチ ,オオツガタケ ,オニウスタケ ,オニナラタケ ,カベンタケモドキ ,カラキシメジ ,カラマツチチタケ ,カラマツベニハナイグチ ,カワリハツ ,キイロイグチ ,キサマツモドキ ,キノボリイグチ ,キハツダケ ,キヒダマツシメジ ,キンチャワンタケ ,クリイロイグチモドキ ,クリカワヤシャイグチ ,クロハリタケ ,ケロウジ ,コウタケ ,コガネニカワタケ ,コガネフウセンタケ ,サンゴハリタケモドキ ,ショウゲンジ ,シロヌメリイグチ ,シロハツ ,トキイロラッパタケ ,ドクツルタケ ,ドクヤマドリ ,ニカワハリタケ ,ニカワホウキタケ ,ヌメリササタケ ,ヌメリハツ ,ネズミシメジ ,ハナイグチ ,ハナガサタケ ,ハナビラタケ ,ハナビラダクリオキン ,バライロウラベニイロガワリ ,ヒトヨタケ ,フタイロヌメリガサ ,ヘラタケ ,ベニタケの仲間 ,ベニテングタケ ,ベニハナイグチ ,ホウキタケ ,ホコリタケ ,ホテイシメジ ,マツタケ ,ミヤマアミアシイグチ ,ミヤマタマゴタケ ,ミヤママスタケ ,ムラサキアブラシメジ ,モウセンアシベニイグチ ,ヤマイグチ ,ヤマドリタケ ,レモンハツ ,ワタカラカサタケ
下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m |