久しぶりの自家製ベーコン仕込み
それまではコンスタントに年に15kg~20kg(豚1.5頭~2頭分の豚バラ肉)をベーコンに仕立てていたのですが、昨年の5/9日 に出来上がったベーコンを最後に、暫く中断しておりました。
その理由は、長年使っていた業務用の真空包装機が壊れてしまったためです(これ)。
我が家ではカラスミやベーコンなど保存食に真空包装機を使いまくってました。
真空パッキングすれば食品は腐敗しない訳じゃ無いけれど、パッキングする理由は食材によって色々。
例えばカラスミなら乾燥防止目的だし、ベーコンの場合なら冷凍保存時の氷焼け防止です。
勿論、真空パッキングして食材シールを貼るのが趣味でもあるけど(笑)
家庭用の卓上型真空包装器は高価な専用袋を使わないと、しっかり脱気が出来ません。
業務用なら安価な通常の真空包装袋を使えるけれど、業務用の真空包装機はこの脱気タイプにしても、趣味で使うにはちょっと高価すぎます。
だから新品で買うなんて最初から選択肢に無い。
とっくのと~に製造中止になった型落ちタイプをオークションで狙うのだけれど、そんなには出回りません。
ず~っとウオッチしていた訳じゃないけれど、納得いくものを納得いく値段で手に入れるのに1年以上かかりましたナ(笑)。
手に入れたものは壊れた型式をモデルチェンジした次の型式(SQ-202)・・・とは言えもう製造中止から何世代か経過した古い型式(笑)
でも状態は凄く良い状態で、「ほんとに使われてたんかいな~?」っと思うほど、古い型式の割にはまるで使用感が無い。
これはお超買い得だったかも♪(下写真)
さて、ようやく真空包装機が手に入ったのですから、ベーコンを仕込もうと早速市場へ出かけたのです。
この市場のお肉屋さんは、色々懇意にして頂いているお肉屋さん。
いつものように豚半頭分のバラ1枚(4.94kg)を購入してきました(勿論撰んで、笑)。(下写真)
このサイズでは我が家の燻製釜にも入りませんし、何かと大変なので3つに切り分けて仕込みます(下写真)。
切り分けた3つのブロックのそれぞれの重さに合わせて、正確にハーブ塩を調合(下写真)。
内訳は豚肉重量の4%の海塩(いつもは岩塩だけど今回は海塩)、2%の砂糖(以前より%が増えています)、豚肉1kgあたり5gの希釈塩(当家では12.5倍希釈)、後は好みのハーブを適宜(ブラックペパー、シナモン、クローブ、オレガノ、ローズマリー)。
使う用具は全て、そして肉表面もアルコールスプレーで殺菌し、使い捨てのPE手袋を両手にはめて作業開始。
塩がより滲み込むように肉の両面をフォークでプスプスっと突き刺し、ハーブ塩を全面によく刷り込む。
刷り込み終わった肉はPE袋に入れて真空引きし、さらにPE袋に入れて仕込み日(9/24)を書いたシールを貼る(下写真)。
取り合えずこのまま冷蔵庫に保管し1週間~2週間程、塩漬け。
燻製は続きの記事で。(^^)
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