毎年末恒例の自家製コンニャク作り
コンニャクなんて何処にでも売っている食材をわざわざ作らなくても・・・っと思う方もきっと多い筈。
でもね!一度コンニャク芋から作ってみたら絶対に嵌ると思うゾ。(^^)
だいたい何処にでも売っているコンニャクは、コンニャク芋なんて欠けらも使わず、マンナン粉に増量剤をタップリ使って作られる「コンニャクのような物」。
感触はデレンデレンとして、噛み切った断面は固まった糊状にツルンとしていて味も滲みない。
一方、コンニャク芋で作った本物のコンニャクはあんなにデレンデレンとしてなくて、噛み切る感触もブギッブギッと潔い。
その断面は細かい気泡が沢山あって煮物で使うと汁の滲みこみがとても良くて大変美味しいのですナ。
さて今回のコンニャク芋は群馬県産の434.5gのもの(下写真)。
表面を良く洗って、火が通りやすいように、皮ごと小サイズに分割し、箸が通る位まで30~40分程茹でる(下写真)。
茹で上がったコンニャク芋の皮を剥き(下写真)、
皮を剥いたコンニャク芋と、コンニャク芋重量の2.5倍の水(いつもは3倍の水だけれど今回は少し固めに作る)をミキサーに入れて良く摺る(1回では入りきらないので数回に分けて行う)。(下写真)
摺ったコンニャク芋汁をボウルにあけて、ヘラで気泡が入らないように静かにかき混ぜる(下写真)。
最初はゆるかったコンニャク芋汁は、10分~15分ヘラでかき混ぜていくに従い粘りがでて重くなる。
十分粘りが出たら、表面を均し30分そのまま放置する。
水酸化カルシウムを溶いた凝固材を投入(下写真)。
凝固材は炭酸ソーダーなら生芋重量の5%目安で、50g当たり600cc位の水に溶いて使用、水酸化カルシウムなら生芋重量の0.5%目安で、5g当たり200ccくらいの水で溶いて使用する。
凝固材を投入するとすぐバラバラに分離してくるのを、ゴム手袋をした手で素早く均一に混ぜ(下写真)、表面を平らにならし、30分くらい放置する。
凝固材が均一に混ざらないと部分的に固まらないし、かき混ぜ過ぎてもボロボロになるので注意。
またゴム手袋をしないで作業すると、手がかぶれるので注意。
固まったコンニャクを適当に切り分けて、鍋で1時間ほど茹でてアク抜きし、この後冷まして完成(下写真)。
今年のお節もこのコンニャクを使用して炒り鶏を作ります。
参考までに、これまでの自家製コンニャク作りの記事は以下です。
2008年度自家製コンニャク作り
2009年度自家製コンニャク作り
2010年度自家製コンニャク作り
2011年度自家製コンニャク作り
2012年度自家製コンニャク作り
こう書いてみると2013年、2014年のコンニャク作り記事が無いので調べてみたら、2013年度は写真は撮っていたけれど、記事にはしていない、2014年度は良いコンニャク玉を入手できず作らなかったようです。
さて、これが今年の最後の記事になります。
投稿した記事の数が少しずつ減ってきているけれど、それでも細々と投稿継続した結果、今年の記事数は82件。
元々文章を書くのが苦手ですから、一度に沢山の文章は書けないけれど、こうやって少しずつ書いていれば82件もの記事になります。
で、毎年末にその年の記事数を集計して、「何事も継続するって大事だなぁ!」と思うのですナ。(^^)
こうやって続けて来たことが、きっと何かの役に立っている、又はこれから何かの役に立つ・・・に違いない!
今年も沢山の方に閲覧頂いて、また沢山のコメントも頂いて、本当に感謝申し上げます。
ブログで知り合ってとても仲良くして頂いたお友達に感謝申し上げます。
2016年が皆様にとって良き1年になることを祈念して止みません。
それでは皆様、「良いお年を!!!」
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