続42・野のキノコ
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識が足りないので、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
6/23日(木)
ブログの過去記事で調べてみたら、昨年私の周りでヤマドリタケモドキ(食菌)の発生が始まったのが6/20日。
この処雨も大分降って水分も与えられた筈だから、もうそろそろ発生してもいい頃合。
ババになった群生を見るとガッカリするので早めにと、お昼にマイキノコスポットをチェックしてきました。
途中の道端でウスキテングタケ(毒菌)を発見(下写真2枚)。
カワリハツ(食菌)(下写真)。
この場所では毎年カワリハツが沢山発生します。
カワリハツって食べる人が殆どいないけれど、出汁はよく出るし、辛味も無いし、他のベニタケ科のキノコのようにボソボソでもないし、比較的大きいので採り甲斐もあるし、ちゃんとキノコの食感で普通に美味しいキノコだと思うのだけれど、ベニタケ科のキノコは不味いという思い込みがあるのでしょうね。
トガリツキミタケ(食毒不明)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
ヤマドリタケモドキ(食菌)も1個だけ発生していました。
柄の下部はもう白いカビに侵食されて網目が不明瞭です。(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
ここはヤマドリタケモドキが大量に発生する場所なのですが、未だ早いようです。
これは何なんでしょう??
ギョリンソウ(銀竜草・魚鱗草)に似ているけれど、ちょっと違うような・・・(下写真)
6/25日(土)
この日は、所属している東京きのこ同好会が多摩市で行ったミニきのこ観察会に参加したのです。
※なお本記事中のキノコの食毒記述は、私個人が色々な資料をもとに記述しているのであって、東京きのこ同好会の食毒判定というわけではありません。
集合場所で一通り注意事項などの説明を受け、観察開始。
毎年ツチグリが発生する場所に、今年もツチグリ(幼菌は食)の幼菌がありました(下写真2枚)。
こちらはイロガワリ(食菌)(下写真)。
ヤマドリタケモドキ(食菌)(下写真)。
シロソ-メンタケ(食菌)(下写真)。
アワタケ(食菌)(下写真)。
トガリツキミタケ(食毒不明)(下写真)。
巨大なシロハツ(食菌)の老菌(下写真)。
ウコンハツ(食不適)(下写真)。
食中毒例が多いクサウラベニタケ(毒菌)はあちこちに(下写真)。
これはシロホウライタケ(食不適)?(下写真2枚)
こちらはテングタケ(毒菌)?又はテングタケダマシ(毒菌)?
イボが少し尖っているようにも見えるのでテングタケダマシかな(下写真)。
これはどう見てもキショウゲンジ(食菌)。
ここでの発生を確認したのは初めてですが、数本出ていました。
食菌とは言え、あまり美味しくないのだそうです(下写真)。
モリノカレバタケ属のキノコ(下写真)。
ヘビキノコモドキ(毒菌)(下写真)。
キタマゴタケ(食菌)(下写真)。
テングタケ(毒菌)(下写真)。
ベニセンコウタケ(食毒不明)(下写真)。
一通り予定のルートでキノコ観察を行った後、各人が採取したキノコを持ち寄り、K先生、H先生により鑑定。
鑑定後、H先生、M先生による採取キノコの解説がありました(下写真)。
※鑑定後、キノコは全て集められて放射線量測定にかけ、この地のキノコの放射線量データとなります。
いつもの通り、この日見たキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。
アカヤマタケ、アマタケ、アワタケ、アンズタケ、イロガワリ、ウコンハツ、カワリハツ、キショウゲンジ、キタマゴタケ、キチャハツ、キツネタケ、キヒダマツシメジ、クサウラベニタケ、クロハツモドキ、ケシロハツ、コキイロウラベニタケ、コショウイグチ、 シロソーメンタケ、シロハツ、シロヒナベニタケ、シロホーライタケ、チギレハツ、チチアワタケ、チチタケ、ツチグリ、ツルタケ、テングタケ、テングタケダマシ、トガリツキミタケ、ニオイコベニタケ、ヒイロタケ、ヒメコナカブリツルタケ、ヘビキノコモドキ、ベニセンコウタケ、ヤマドリタケモドキ。
6/26日(日)
昨日のキノコ観察会でヤマドリタケモドキが結構見られたので、マイスポットの方にも発生しているのではと、チェックに行きました。
ニガイグチの仲間(食不適)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
こちらはオクヤマニガイグチ(食不適)(下写真)
アワタケ(食菌)(下写真)。
タマゴタケ(食菌)も1個だけだけれど、もう出ていました(下写真)。
トガリツキミタケ(食毒不明)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
この時期、クサウラベニタケ(毒菌)は至る所に群生(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
これが美味しい食菌ならいいのに(笑)。
アカヤマドリ(食菌)(下写真)。
案の定、ヤマドリタケモドキ(食菌)もチラホラと(下写真3枚)。
この日の収穫はまあまあの量のヤマドリタケモドキと、アカヤマドリ1個、タマゴタケ1個(下写真)。
そしてヤマモモ(下写真)。
このヤマモモは美味しいジャムになりました。
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