続43・野のキノコ
時々は山菜も加わります。
勿論まだ知識不足なので、推定できなかったり、推定間違いだったりすることも多い筈です。
掲載したキノコや山菜のそんなケースで、正しい名前をお判りの方がおられましたら、ぜひにも教えて頂けると大変嬉しいのです。・・・宜しくお願いいたしますm(_ _)m
なお、この記事で食べられる、又は食べたと掲載したキノコや山菜の安全を保障するものではありません。
特にキノコは食菌と知られていても、人によっては中毒を起こしたりすることもあります。
野のキノコや山菜を食べて楽しむのはあくまで自己責任でお願いいたします。
※全ての写真は、クリックすればより大きなサイズでご覧になれます。
6/30日(木)
車で通った時に遠目から大きなキノコの群生が見えた個所があったので、昼休みにチェックしてきたのです。
行ってみたらそのキノコはキタマゴタケ(食菌)。
キタマゴタケ判定に自信はあるけれど、似ている猛毒菌もあることだし、強いて食べる気もないのでこれは無視し、他のキノコを一通りチェック。
早速ヤマドリタケモドキ(食菌)を発見(下写真)。
こちらはアンズタケ(食菌)。
シロソーメンタケ(食菌)
テングツルタケ(食不適)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
チチアワタケ(食注意)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
このキノコ味は良いのですが、別名ハラクダシの通り、食べるとお腹が緩くなるので、私は少ししか食べられません。
でも家内はいくら食べても大丈夫のようです。
取りあえずこの日は、ヤマドリタケモドキを2個だけ採取(下写真)。
塩水に漬け虫出しをした後、自家製デハイドレーターで乾燥。
国産ドライポルチーニが36.8g出来上がり。
7/1日(金)
家内がテニスの帰りに私のキノコスポットで、ヤマドリタケモドキを1本、タマゴタケを2本採取してきたようです(下写真)。
7/2日(土)
この日は東京きのこ同好会が八王子市で行ったきのこ観察会に参加してきました。
- 観察会は地権者、又は管理人さんに事前に許可を取って行われています。
- 本記事中のキノコの食毒記述は、私個人が色々な資料をもとに記述しているのであって、東京きのこ同好会が食毒判定しているのではありません。
いつものように集合場所で一通り注意事項などの説明を受け、4つのコース別に分かれて観察開始。
沢山みられるかなぁと期待していたのだけれど、意外にキノコが出ていません。
ツルタケ(食注意)(下写真左)とカバイロツルタケ(食)(下写真右)。
クリイロイグチ(食)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
シロソーメンタケ(食)(下写真左)とキソーメンタケ(食)?(下写真右)。
キソーメンタケなのかかナギナタタケなのか迷うけれど、この写真では束生では無く群生と思えるので、キソーメンタケでいいかな。
オニイグチモドキ(食)(下写真左)とアケボノドクツルタケ(青木氏仮)(猛毒菌)(下写真右)。
柄にもささくれがあるし、ドクツルタケに見えるけれど、ここは平地ですからアケボノドクツルタケということになるのでしょうか。
イッポンシメジの仲間(通常毒菌)(下写真左:傘表、下写真右:傘裏)。
ヒビワレシロハツ(食不適)(下写真左)とカレバキツネタケ(食菌)(下写真右)。
キノコが少ないといっても各自採集して持ち寄ると結構集まるものです。
採取キノコの鑑定の後、H先生、M先生から鑑定されたキノコの説明がありました(下写真)。
※鑑定後、キノコは全て集められて放射線量測定にかけ、この地のキノコの放射線量データとなります。
いつもの通り、この日見たキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。
アクイロウロコツルタケ、アケボノドクツルタケ、アミアシコガネヤマドリ(正井氏仮)(キアシヤマドリタケ(池田氏仮))、 アミスギタケ、アメリカウラベニイロガワリ、アワタケ、アンズタケ、 イッポンシメジの仲間、ウコンクサハツ、ウコンハツ、オオキヌハダトマヤタケ、 オオクロニガイグチ、オオホウライタケ、オニイグチモドキ、カバイロツルタケ、 カレバキツネタケ、カワリハツ、ガンタケ、キアシグロタケ、キソウメンタケ、 キチチタケ、キチャハツ、キツネノエフデ、キヒダタケ、クサウラベニタケ、 クリイロイグチ、クロハツ、コシロオニタケ、コバヤシアセタケ、コビチャニガイグチ、 サナギタケ、シロウロコツルタケ、シロソーメンタケ、シロタマゴテングタケ、 シロハツ、スジウチワタケモドキ、スミゾメヤマイグチ、タマゴタケ、 タマゴテングタケモドキ、チギレハツ、チチタケ、ツチグリ、ツヤウチワタケ、 ツルタケ、ナラタケモドキ、ニセアシベニイグチ、ニッケイタケ、 ハナオチバタケ、ヒイロタケ、ヒナアンズタケ、ヒビワレシロハツ、 ヒロハウスズミチチタケ、ベニタケの仲間、ホウロクタケ、ホソエノアカチチタケ、 マンネンタケ
7/3日(日)
この日は週末の散策日。
ちょと遠出をして宮ケ瀬ダムの付近を散策しに出かけたのですが、自宅から最寄りの駅に向かう途中で、早速キノコが目につきました。
どうやら、ヒロヒダタケ(毒菌)のようです(下写真)。
散策中も色々なキノコが見つかるかなと期待していたけれど、全然無くて期待外れだったのです。
7/6日(水)
平日ですが、仕事を休んで東京きのこ同好会が高尾山で行ったミニきのこ観察会に参加してきました。
参加人数は21名。
ケーブルで高尾山駅まで行ってから山頂までキノコを観察するグループと、ケーブルに乗らないで稲荷山コース・六号路で山頂まで登りながらキノコを観察するグループとに分かれ観察開始。
私は後者の登る組を選択。
実は前夜にカメラ(コンデジ、リコーCX5)が突然自然死。
しょうがないので古いミラータイプのデジイチを持って行ったけれど、三脚なしではこの重い一眼では撮った写真はみんなブレブレ(笑)
少しはこましなのだけ載せました。(^^;ゞ
ヌメリニガイグチ(食毒不明)(下写真左)とニセアシベニイグチ(毒菌)(下写真右)。
タマゴタケ(食菌)(下写真左)とシワチャヤマイグチ(食毒不明)(下写真右)。
シワチャヤマイグチは資料上は食毒不明ですが、私は何度か食べていますので、私の中では食菌です(笑)。
ウスタケ(毒菌)(下写真左)とミヤマザラミノヒトヨタケ(食不適)(下写真右)。
ツノフリタケ(食不適)(下写真左)とキクラゲ(食菌)(下写真右)。
シロキツネノサカズキ(食不適)(下写真)。
この季節なのでシロキツネノサカズキモドキではなく、シロキツネノサカズキの方でしょうね。
山頂を少し下ったところで、採取したキノコの鑑定会。
鑑定キノコに対して、H先生、M先生、I先生から説明がありました。
いつもの通り、この日見たキノコを確認できる範囲でメモしておきます(アイウエオ順)。
アオキオチバタケ、アカチャモリノカサ(城川氏仮)、アメリカウラベニイロガワリ、 アラゲキクラゲ、イヌセンボンタケ、イロガワリヤマイグチ、ウスタケ、 ウスヒラタケ、ウラグロニガイグチ、オオカブラアセタケ、オリーブニガイグチ、 ガンタケ、キアシグロタケ、キアミアシイグチ、キクラゲ、キチチタケ、 キチャハツ、コガネヤマドリ、シロウロコツルタケ、シロキクラゲ、 シロキツネノサカズキ、シロタマゴテングタケ、シワチャヤマイグチ、 スジウチワタケモドキ、タマゴタケ、チャシバフタケの仲間、ツノフリタケ、 ニガイグチの仲間、ニガイグチモドキ、ニセアシベニイグチ、ヌメリニガイグチ、 ハダイロニガシメジ(青木氏仮)、ヒメカバイロタケ、ヒメクロハツモドキ、 フチドリツエタケ、マゴジャクシ、ミダレアミタケ、ミヤマザラミノヒトヨタケ、ヤブレベニタケ
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