白樺湖山荘での山上げ会
「原木生ハム仕込み会In名古屋」、そして「原木生ハム仕込み会In東京」で仕込み、各家庭で管理していた生ハム原木を、白樺湖山荘に移します。
私は昨年仕込みの原木2本と今年仕込み原木2本の4本を山上げ(自宅→白樺湖へ移動)。
原木にとって厳しい高湿度の梅雨時期、酷暑の夏期を、夏でも涼しい白樺湖に吊るすことで、理想の環境で熟成させることができます。
高温多湿でも腐敗防止は比較的簡単なのですが、30℃を超えるような高温環境では脂肪の酸化が急激に進み、折角の原木の質を落とします。
丁度この時期は、今期仕込んだ原木の肉の切断面にパテ塗りをする時期。
名古屋の仕込み会からは120日経過、東京の仕込み会からは100日経過しています。
乾燥し過ぎも駄目、乾燥不足も駄目、理想を言えば、この山上げのパテ塗りに時に、丁度ジャストの乾燥具合に持っていかなければなりませんが、勿論、集まった原木がそのような状態かと言えば、乾燥し過ぎもあれば、乾燥不足もあって様々。
本来は丁度良い乾燥具合の時に各自でパテ塗りをすれば良いのですが、生ハム作りに対する各自の練度の問題もあって中々そうも行きません。
まあ、何とかなるでしょ・・・ってことで、毎年皆で揃う山上げ時にパテ塗りを行います。
パテを塗る面の清掃(カビ落とし)を行い、小麦粉、ラード、塩を練ったパテで覆います(下写真)。
パテ塗り後はパテ面も含め全面にオリーブオイルを塗布し吊り下げて、山上げ&パテ塗りは終了。
次は夏に原木洗いです。
このオフ会は元々料理ブログのブロ友が、わらびさんの招待を受けて始まったもの。
わらびさんの白樺湖山荘に料理好きが集まり、泊まり込んで、皆で料理を作りまくり、食べまくり、飲みまくり、会話を楽しんできました。
今回集まった人数は、大人21名、子供8名の29名とこれまでのMAX。
最近料理の写真はますます撮る習慣がなくなって、自分の料理すら撮っていないけれど、ほんの少し撮ったものだけでもこんな感じ(下写真)。
極め付けは、節を抜いた太い孟宗竹にサワラ一匹を入れて封をし(下写真)。
そのまま備長炭で加熱し、竹からでる竹汁蒸気で蒸し上げようって寸法(下写真)。
そして、専用に作ったドラム缶ロースターで(下写真)、
子猪(ウリ坊)一匹(15kg)をロースト。
丸焼き用の子豚ならNET通販で購入することも出来るけれど、猪はそうはいかない(笑)。 (下写真)。
3時間位で綺麗に焼き上がった小猪(下写真)。
山荘主と子猪の調達主での入刀式も無事終わり(笑)、(下写真)
解体は、私がさせて頂きました(笑)。
勿論、四つ足動物の丸焼きからの解体は、生とは全く異なり、初めての貴重な体験でした。
3日間の楽しい時間も過ぎ、わらびさんから、子猪の保冷剤代わりに同梱されていた猪肉を、大量に頂き(下写真)
Miyakoさんからも自家産もち米やキンカン、トマトケチャップ他、沢山お土産を頂きました(下写真)。
ホストのわらびさんご夫婦、参加された皆様、今回も楽しく過ごさせて頂き、ありがとうございました。
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