今年も原木生ハムを仕込み
今年もこの日(1/13日)に、いつもの市場の肉屋さんで頼んで置いた原木(国産豚の後ろ足)を6本購入してきました(下写真)。
鮮度が重要ですから、前日屠畜されたものです。
このうちの2本がハモンセラーノタイプの原木生ハム用で、4本はこの翌日の「クラテッロ仕込み会in東京」用に使用します(これは別記事の予定)。
原木生ハムの方はもうこの日に仕込みます。
ハモンセラーノタイプなので、これまでは仙骨(尾骶骨)だけを除去し、寛骨(骨盤)は除去しないで原木生ハムに仕立ててきたのですが、今年は1本だけ寛骨を除去してから原木生ハムに仕立てる事にしました。
実はこの翌日に予定しているクラテッロ仕込みでは、寛骨を除去してからクラテッロにする部分を切り出します。
これまで寛骨除去をしたことが無いので、前日に練習をしておこうと考えたためです。
これが寛骨除去前の原木(下写真)。
寛骨に沿って刃を入れて行き(下写真)、
大腿骨と股関節との関節周りの筋を切って行く(下写真)。
仙骨との接合部分を鋸で切り離すと・・・ほら!寛骨が取れた(下写真)。
何時ものように血抜きをして、要所要所を塩漬けしたら塩漬け作業の終了。
塩の滲みこみ具合を見ながら10~14日間程、少し傾けた衣装ケースの中で塩を滲み込ませます。
これは翌日の状態でもう水が随分出てきています。
こちらが寛骨除去の原木(下写真)で
こちらは寛骨が付いたままの原木(下写真)。
もう何本も作っている原木生ハムです。
今年も問題なく出来るでしょう♪
これを食べるのは2年後か3年後です。
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