2018年度トマトの播種、発芽、砂培地セット
トマトってほんとに周年栽培です。
・・・ということで、例年通り何年も使いまわしている100均のピルケースに、キッチンペーパー(不織布のタイプ)を敷いて湿らせ、自家採取の種をセットしました(下写真)。・・・1/20日
下写真でEGは緑系トマトのエバグリーン(Evergreen)、GWは白系トマトのグレイトホワイト(Great White)、SMはレッド系トマトのサンマルツァーノ(San Marzano)、CJはレッド系トマトのコストルート・ジェノベーゼ(Costoluto Genovese)。
エバグリーンとサンマルツァーノは挿し芽苗も用意しているけれど、取りあえず種も蒔きました。
サンマルツァーノを除いて、どの種も今年で10年連続栽培しているお気に入りの種類。
そのサンマルツァーノだって、3年連続でF1種を栽培した後、固定種に変えて7年連続の栽培です。
何れも海外種で日本では苗など出回りませんから、自分で播種から始めて育苗をする必要があるのです。
そうそう、何れも固定種なので、種もずっと自家採取でつないでいます。
トマト類は発芽温度が高いので、早い時期の播種で発芽させるには、加温が必須。
我が家では自家製の発芽器を使用しているのですが、これは100均で購入したプラスチックの米びつ(100円ではありません)に水を張り、熱帯魚用の温度コントローラー付きヒーターを入れたもので、今年で10年目の使いまわしになります。
この中に、播種したピルケースを浮かべ、コントローラーの温度を私は31℃にセットします(下写真)。
加温しているので、ほら!2日後にはもう発根(下写真)・・・1/22日
発根した種は、キッチンペーパーに根が潜り込まないうちに、切れ目をいれたスポンジの中にピンセットで移し変え、種名を書いた爪楊枝の旗を刺し、発芽して双葉が開くまでは、発芽器内に浮かべます。
発芽器内は温度が高いですから発芽も早い。
スポンジに移し変え3日目にはもう双葉も開きました(下写真)。・・・1/25日
発芽器内の高温下では成長が早い分、いつまでもに置いておけば、ひたすら徒長します。
双葉が開いたら発芽器から出します。
さらに4日後、スポンジ底から十分根が出てきたので、砂培地にセットしました(下写真)。・・・1/29日
これ以降、水から液肥に切り替えます。
途中で1本立てにするけれど、いつものようにこの砂培地で定植まで育苗します。
早い時期の育苗は寒い外に出せないので、如何に徒長させないで良い苗を作るかが、結構難易度の高いところだけれど、それは又、別の機会に。
なお砂培地で伸びる根は水耕根になるため、苗は水耕栽培専用となります。
砂培地にセット時にスポンジ底から十分根が出ていなければならない理由の他、砂培地に関する詳細は以前の記事が参考になります。
この時期にもう砂培地にセット出来たので、順調なら3月中に定植可能になる・・・かな。(^^)
さて、問題はこちら(下写真)。
撤収前に元気な脇芽を挿し芽していたサンマルツァーノとエバグリーン(撤収時の状態)だけれど、その後の成長が良くて、もうこんなに成長。
もう寒さがぶり返さない時期、つまり定植可能な時期まで待ったら、1mを超える大苗になってしまいそう(爆)。
以前は挿し芽苗の頂芽をもう一度挿し芽して、時期を遅らせることもしたけれど、1m超の大苗の定植も、上手くいけばかなり早い時期からの収穫が望める訳だし、どうしようか思案中ですwww
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