第11回きのこ展にご来場ありがとうございました
開催中は、200㎡の会場に常にこんな密度で来場者が訪れ、熱気あふれる盛況っぷり(下写真)。
3日間での来場者数は1,548名となり、大成功だった先回(第10回きのこ展)より、さらにちょっとだけ増えました。
きのこ展目玉の野生の生きのこの展示は、今年は大変な苦労だったのです。
異常気象の所為かここ2、3年きのこの発生が変だったのですが、今年はさらに異常でした。
とにかく肝心のきのこが無いのです。
それでも開催前日に会員があちこちで必死で探して、何とか初日に展示したのですが、展示2日目になれば半数は萎びてしまうか、溶けて異臭を放ちます。
開場前にそれらを取り除き、新しいきのこで補充をしなければならないのですが、補充用のきのこがままならない。
毎朝会員が必死で集めたきのこ、ピンチと聞いてわざわざ友人が宅急便で送ってくれたきのこ、鑑定に持ち込まれたきのこなどで、何とか綱渡り。
それでも皆さんのお陰で2日目には展示数も充実し、200種を超えました。
この時期でこれだけの数を揃えられたのは、少しは誇りに思っていいかも知れませんね(下写真17枚)
きのこ展のもう一つの目玉、会員の撮ったきのこ写真は安定の好評。
テーブルには展示しきれなかった写真がアルバムになっています(下写真)。
会でやっている野生きのこの放射線量測定データの展示。
観察会で採取したきのこは鑑定後、集めて線量測定にかけます(下写真)。
日本一のきのこ切手収集家も会員にいます。
左側はまた別の会員のきのこの指ぬきコレクション(下写真)。
会でやっているきのこ絵講座で書いた小4の会員の絵が、国立科学博物館の植物画コンクールで入選しました。
絵は今全国を回っていて、これはそのコピー(下写真)
そのきのこ絵講座の講師さん(会員)の絵とデザインした布地など(下写真)。
きのこ料理レシピ。
奥さん(会員)の作ったレシピをイラストレーターのご主人(会員)がイラストにしています(下写真)。
会員が撮っている顕微鏡写真(下写真)
会員が集めたきのこグッズ(下写真)。
でも会場で子供のおもちゃになって、いくつか破損。(TT)
実物のきのこや写真のきのこでの鑑定依頼は、毎回のことながら随分多いのです。
講師も高齢になりなかなか鑑定コーナーに常駐出来ない時も多く、しょうがないので私も判る範囲で随分鑑定させて頂きました。
3日間で書いて頂けたアンケートは605枚。
アンケートの感想欄には、きのこ展に感動して頂いた熱気がそのまま表れており、このアンケートを見るだけで、このきのこ展に注いだ努力が報われます。
大成功に終わった今回の「第11回きのこ展」。
全てのきのこ展実行委員、そして手伝って頂いた会員、又きのこ集めに手助けしてくれた友人に感謝申し上げます。
「第11回きのこ展」の周知にご協力いただいたインターネットサイト、地域新聞、ミニコミ誌、多摩市広報、パルテノン多摩、ポスターを快く掲示して頂いた各大学等に感謝申し上げます。
そして、このきのこ展にご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。
改めて御礼申し上げます。m(_ _)m
閉めた後の会場で、実行委員みんなで生きのこを処分し、什器類を片付け、荷物を全部運びだし、掃除機をかけた後、ファブリーズで消臭。
何も無くなった広~い会場は・・・凄い喪失感。
でも終わった後もやることは沢山。
回収した生きのこの鑑定票のリスト化、きのこ展の活動報告作成、アンケートの集計・解析など、きのこ展後は観察会への体験参加希望も多く、それへの対処など・・・暫くはきのこ展ロスを感じる暇はないかな。
隔年で開催している「きのこ展」も2年後は、パルテノン多摩が改修で会場は使えません。
と言って代わりになるような広い会場がそうそうある訳も無く、又高齢の会員に頼らざるを得ない部分も多く、代替わりの必要性も問われています。
・・・等、2年後での開催には問題山積み状態だけれど、何とかまた開催をしたいな。
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