年越し、そして元旦
この新しい年が皆様にとって良き年でありますように、祈念申し上げます。
このブログも始めて14年目。
ブログで知り合ったお友達も、Twitter、Facebook、Instagramに移ったり、色々な理由で続けられない等、一人欠け二人欠けと寂しい限りです。
・・・が、継続こそ力。
当ブログは出来る限り続けたいと思っております。
今年もこの拙いブログを宜しくお願い致します。m(_ _)m
まずは年越し分から。
ここ十年来、正月はフグと決めています。
今年も大晦日の日に届くように手配していた1.2kgのフグ身欠き。
勿論、非冷凍物です(下写真)。
翌日(元旦)に頂くように、届いてすぐ三枚に下し、正身は赤身、薄皮を取って、キッチンペーパーに包み冷蔵庫で寝かします。
フグの身はブリブリで、包丁の刃も入りにくく、薄造りするのは大変ですww。
1~2日程寝かすと、刃も入りやすく、旨みも増します(下写真)。
皮はは40秒程、熱湯で湯がいてから氷水に取り、氷水ごとPE袋に入れて冷蔵庫保管(下写真)。
フグ皮を熱湯で湯がいてすぐ切ると、みんなくっついてしまうので、一晩氷水に漬けてから細く切りテッピにします。
正身から削ぎ取った薄皮、赤身の筋肉も湯がいて、皮と一緒にします(下写真)。
そして頭やアラは一口大に切っててっちり(フグ鍋)用に(下写真)。
と、ここまででフグの下処理は終了。
次は年越し蕎麦。
お友達から、2019年福井の秋蕎麦(自家栽培)の抜き実を頂いていました(下写真)。
この蕎麦を自分の石臼で粗挽き(下写真)。
これが打つ前の蕎麦粉・・と言うより蕎麦粒。
無篩いですから大変粗いです。
年を越す瞬間に蕎麦を食べていてこその年越し蕎麦ww
単に乾麺を茹でて食べるのなら簡単だけれど、超粗挽き蕎麦を手打ちで打って食べるのですから、時間合わせが中々難しい。
超難度の超粗挽き蕎麦は切れやすく、前もって作っておくことが出来ません。
何とか年が変わる瞬間に間に合いました。
新蕎麦らしい綺麗な緑色、香り高く、如何にも粗挽きで長~く繋がった麺線。
2019年の締めに相応しいいい蕎麦が打てました(下写真2枚)。
ひと眠りして、元旦の朝を迎えました。
元旦の朝は覚えてる限りここず~っと快晴。
正月の祝い膳前にまずは富士山の写真を撮りにいくのが、毎年のルーチン。
場所は自宅から徒歩1分の公園で、芝生を挟んで両側180本の桜が作るパースペクティブの消失点に、富士山が見えるように設計されています。
ところが、今年に限っては殆ど雲一つ無いのに、富士山の部分だけに雲が有って全く見えない(下写真)。
毎年富士山に、今年も日本が平和でありますようにと祈願しています。
北中韓からの禍で日本の平和が怪しくなっているこの年の年初に富士山が見えないなんて・・・何だか嫌な予感。
富士山が見えないんじゃしょうがない、早々に帰って正月の祝い膳。
子供らは午後過ぎから来るのでそちらが本番、朝は家内と二人だけのささやかな膳です(下写真)。
我が家のお雑煮は、焼いた餅、椎茸、かしわ、結びかまぼこ、花人参、結び三つ葉、へギ柚子(下写真)。
お屠蘇は、わらびさんにきのこ展の時に頂いたキノコ絵のお酒(下写真)
で夕方から全員が揃って、宴の本番。
昨年は娘と次男がそれぞれ結婚したものだから、娘の旦那と次男の嫁が加わって全員で7名。
例年なら元旦、2日と二日に分けて食べていたフグも、人数が多いので今回は元旦に全部食べてしまうことにしました。
1日寝かしただけではまだ身が固く、ちょっとテッサも造り難い。
1日早く届けて貰って、2日寝かすんだったかな・・・
取りあえずテッサとテッピを大皿二つに造りました(下写真2枚)
で写真はこれだけ。
後は宴会が始まって、もう写真どころではない(笑)
取りあえずフグは、テッサ、テッピ、てっちり、ヒレ酒、フグ雑炊と一通り。
フグ以外は、お節、牡蠣オイル漬け、雉燻製、ささみくん、カラスミ(これはお友達のあきちゃん作)、クラテッロ、チーズ色々・・位だったかな。
で、翌日、
2日の朝の空は青空ではあるけれど昨日よりは雲も多い。
でも富士山方向だけには雲が少ないように見えます。
駄目元で富士山が見える公園に立ち寄ってみたら、富士山がクッキリと(下写真)。
何だかホットしましたww
これで今年も日本は平和が保てるかな
さて初詣です。
我が家の初詣は、沢山の神社にお参りをすればどれかでご利益があるかな?という、「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」方式で、別名「罰当たり方式」(笑)。
今年は最終目的の小野神社まで行くルートの道すがら、途中にある神社に立ち寄り、ラッキー7となるように全部で7つの神社へ参拝しようという計画。
第一番目は白山神社から。
元旦なら物凄く混むこの神社も、2日は並んでいる人も少なくて、たいして待つことも無く参拝が出来ました。
これなら来年も初詣は2日にしようかな(下写真)
第2番目は八幡神社。 元々ここは元旦でも混まない神社なので、2日目となると全く参拝者はいません(笑)。(下写真)
第3番目は諏訪神社。
ここは元旦なら結構な時間並ばないと参拝できないのですが、ここもスンナリ参拝(下写真)。
第4番目は熊野神社。
ここは参拝した後、大太鼓が叩けて、ちょっとしたストレス発散ww(下写真)
第5番目は金刀比羅神社。
ここはジブリ映画「耳をすませば」で杉村が雫に告白して振られた神社のモデルになった神社です(下写真)。
聖跡桜ケ丘の街に下る坂の途中にある「いろは坂桜公園」(下写真)。
この公園内のこのフェンスの先にある斜面が、「耳をすませば」で聖司が雫にプロポーズした場所の街を見渡せる高台(いわゆる耳丘)になります。
一時期、「耳すま」ファンが連日押しかけてははしゃぎ過ぎたものだから、地域住民に迷惑がられ今はこのように立ち入り禁止になりました。
節度をもって静かに楽しめば何時までも楽しめる物を・・・残念です(下写真)。
下り坂の向こうに見えるのが聖跡桜ケ丘の街並みで一際高い建物がオーパ(OPA)。
「耳をすませば」では、聖司が自転車の後に雫を乗せて、この坂を漕いで登って来る設定です(下写真)。
聖跡桜ケ丘の街に入って、第6番目は九頭竜神社(下写真)。
そしてラッキー7の第7番目が目的地の小野神社。
武蔵国の一之宮です(下写真)。
一之宮にもかかわらず、ここは余り混まない神社。
それでも元旦なら入口まで参拝客が並んでいるのだけれど、さすが2日、空いています(ラッキー♪)。
鳥居をくぐって途中にある立派な山門。
随神門と書かれています(下写真)。
ちょっと並んだだけで、もうすぐ参拝ができます。
こんなに混まないのだもの、これからは初詣は毎年2日に確定です(下写真)。
娘用の安産祈願のお守りを買って、聖跡桜ケ丘駅のバス停まで歩きました。
京王ストアでサッシカイア(SASSICAIA)が入っているものもあると言うワインの福袋が気になったけれど、持って帰るのが重いのでパス。
ここまでで歩いた距離は9.4km。
最寄り駅でバスを降りて、自宅までの距離を加えれば10.7km。
いつもよりはちょっと軽い散策だったけれど、散歩がてら良い初詣になりました。
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