第2弾白カビサラミの完成
この日で仕込みから49日経過しました。
元々45日~60日熟成位で完成とするつもりだったので、至極順当です。
第二弾は白カビもしっかり付き、乾燥具合もいい感じでした。
早速切ってみた所、思った程固くはなくナイフの入りも上々、断面の色も悪くありません(下写真)。
ビックリしたのは、切る前から白カビのいい香り、カマンベールチーズを出した時のような香りがプンプンすること。
スライスを口にしたら、白カビが付いた皮(天然豚腸)がカマンベールの皮と同じ味がしたこと。
勿論、生っぽさは欠片もなく、かといってそれ程固くも無く、旨みはかなり強い。
脂のバランス、脂の甘さも文句なし。
・・・・うーん、これ相当美味いゾ♪
少なくとも私がこれまで食べた白カビサラミでは一番で、それも断トツ。
後は、この品質をどうやったら一定期間保てるか・・・かな
ビッシリと覆った白カビが過乾燥を防ぐ効果があるという考えは、期間の長さから想定したよりは固く無かった事がその有効性を示しているような気がします。
とは言え、さらに長い期間を吊るしたままでは、やはりかなり固くなりそうな気もします。
白カビは活きて呼吸をしてますから、乾燥防止用に密封は出来ません。
実際、スペインなどから輸入されている白カビサラミの包装袋は穴が開いています。
穴が開いていても白カビの呼吸に支障がない程度で小さい穴なら、剥き出しで吊るすよりは乾燥防止に効果があるのかも知れません。
実は使えそうな穴あき包装袋を前もって購入していました。
2個穴が開いています(下写真)。
早速入れてみました。
多少幅が大きすぎるのと、袋の中でサラミが動く度に、袋内に白カビが飛び散って汚れ、見栄えが良くありません(下写真)。
袋に入れる前に白カビサラミの表面をブラシで払い、余分についている白カビを落としてみました。
ブラシで払う度に随分白カビは落ちるけれど、余分に付いていた白カビが落ちるだけで、サラミの表面は相変わらず真っ白いままですから、問題は無さそうです。
払った後に袋に入れたら、袋内は余り汚れなくなりました。
袋内汚れの件は、これで解決しそうです(下写真)
次に袋幅が大きすぎる件。
元々こんな細長い食材用の包装袋なんて、特注でも無い限りピッタリの物が有る訳が無いと思っていたけれど、探したら有るものです。
まるで誂えたような袋が見つかりました。
こんな細長い包装袋、一体何の用途の袋なんでしょ?
穴は開いていないけれど、開ければいいのですから問題なしです(下写真)。
白カビサラミを入れてみました。
中々いい感じで、袋幅が広すぎる件もこれで解決です(下写真)。
包装袋も決まったことだし、袋に貼るラベルのデザインをしてみました。
いくら商品ではない趣味の物としても、商品に負けない品質を自負しているのですから、手は抜けない(笑)。
黒ベースとエンジベースの2通りを作ってみたけれど、何だかどちらでも良さげです(下写真)。
説明文もイタリア語で頑張ってみました。
あっ、商品じゃないので添削不要です(笑)(下写真)
早速貼って、白カビサラミを入れてみました。
ほらっ!何だからしいでしょ♪♪
時々は消費しながら、時系列での劣化、特に白カビ表面に対する雑菌の繁殖(無殺菌生乳チーズの場合はそれが得も言われぬ魅力になったりするけれど)や、新たに発生する問題点など、より完璧な品質を目指すために経過観察をしていきたいと思います。
下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m |