続54・賄いパスタ
私が家で(たまには他所で)作る昼食を、私は「賄い」と言っています。
このシリーズ記事は、そんな賄いで作ったものの中のパスタだけを集めた記事です(先回は続53・賄いパスタ)。
賄いですから、冷蔵庫内の残り物や、在庫食材などで作るのがルールです。
いつもの通り、パスタ名には怪しげなイタリア語名も付けていますが、添削大歓迎です(笑)。
※特に記載がなければ、使用しているパスタ量は、乾麺なら乾燥重量、手打ちなら粉重量で、ロングパスタが1人当たり100g、ショートパスタが1人当たり70~80gです。
※全ての写真は、写真上で左クリックすることで、大きなサイズで見ることができます。
台所を見たら、霜降りひらたけ、エリンギ、タモギタケと八百屋キノコが3種類もあったので、この日の賄い昼食は迷わずパスタ。・・・3/6日
長期熟成アンチョビを旨みの補強に使い、サボイキャベツ(の芯近い内側)、莢インゲンも使いました(下写真)。
[ 三種のきのこ、莢インゲン、サボイキャベツのスパゲッティ ]
Spaghetti con Tre tipi di funghi , fagiolino e verza.
スパゲッティ・コン・トレ・ティピ・ディ・フンギ・ファジョリーノ・エ・ヴェルツァ
この日の賄い昼食は、自家製原木生ハムのブロックを刻んで出汁を取った粒々リゾット。・・・3/11日
使った食材は3人前で、下写真左上から時計回りに、中粒フレーグラ(Fregula)(50g)、Risoni(50g)、日本米(100g)、アマランサス(40g)、自家採取ドライポルチーニ、そして刻んだ原木生ハム。
この原木生ハムは、自家製の原木生ハムを完食した際に、長いスライサーではスライス出来ない骨回りの部分をブロックで丁寧に回収し、料理用に保存しているもの(この記事など)。
骨回りなので味も濃く、その分出汁も良く出ます(下写真)。
食感を楽しむため山くらげも入れました(下写真)。
[ 原木生ハムとドライポルチーニ、そして山くらげが入った粒々リゾット ]
Risotto misto con jamón Serrano, funghi porcini secchi e lattuga a gambo secchi.
リゾット・ミスト・コン・ハモン・セラーノ・フンギ・ポルチーニ・セッキ・エ・ラットゥーガ・ア・ガンボ・セッキ
旨みは原木生ハム、ドライポルチーニ、そしてタップリ混ぜ込んだグラナ・パダーノチーズで十分に出ています。
そして塩味は原木生ハムとグラナ・パダーノチーズの塩分のみ。
食べた方からは、元々高評価を頂いていた粒々リゾットだけれど、この所でさらに進化したような気がします。
かなり旨いです♪
白樺湖山荘仲間のkiyokoさんが、Facebookに8本指カヴァテッリを載せていました。
x本指カヴァテッリ(x = 1, 2, 3, 4, 8)とは何なのかは、私の2009年の記事 「カヴァテッリ(Cavatelli)を作る)] で、詳細を書いています。
そう言えばこの所食べていないなぁっと調べてみたら、前回作ったのは3.5ケ月程前(この記事)
そうと判ったら、無性に食べたくなってしょうがないww
この日の賄い昼食で作ることにしたのです。・・・3/15日
・・・が、いやいやいや・・・どうせならもっと徹底してみようと、もう8本足して、な~んと16本指カヴァテッリ(Cavatelli a sedici dita)なるものを初めて作ってみることに方針変更ww。
勿論、こんなパスタはイタリアはおろか、世界の何処にも無い筈です。
16本ですから指が足りませんwww
猫の手を借りるにも猫はいないし、足の指まで使ったら足が攣るし、その前に汚くて食べられませんwww
新婚なら夫婦の共同作業もいいけれど、我が家はちとばかりトウが立ち過ぎていますナww
でも、8本ずつ平行移動して2回で作れば、一人で成形も簡単です。
カヴァテッリのロングパスタ版になるので、別名はカヴァテッリ・ルンギ(Cavatelli Lunghi)ということにしました。
〇2021 No.10 16本指カヴァテッリ 2人前
粉 オーション 160g、
水 75.2g(47%)、塩 2つまみ、Ex.V.オリーブオイル 大匙1
※手打ち麺は1年通しのロットナンバーを入れています。
2~3mm厚みに延して、1cm幅で長さは自分の左右指8本が隙間なく並ぶ長さの2倍位に切る。
長さが短い場合は少し幅広に切ってその分引っ張って伸ばせばいいし、かなり短ければ短いもの同士をくっつけて繋げばいい(下写真)。
端から半分を、親指を除いた両手指を揃えて8本指カヴァテッリを作り(8本指カヴァテッリの動画)、もう半分に平行移動して8本指カヴァテッリを作れば、16本指カヴァテッリの完成(下写真)。
さてこの長~いカヴァテッリ、この手はラグーソースに和えるのが相性がよさそうです。
なので冷凍在庫している豚のラグーソースを使うことにしました(この記事で作ったもの)。
[ 16本指カヴァテッリの豚ラグー仕立て ]
Cavatelli a sedici dita al ragù di maiale.
カヴァテッリ・ア・セーディチ・ディータ・アル・ラグー・ディ・マイアーレ
食べてみたら味は申し分なく美味しいのだけれど、何故か食べにくいww
通常のロングパスタのようにフォークで巻いて一口で入れようとしても何だか入らない。
計算してみたら量的にはこの16本指カヴァテッリ一本がスパゲッティ9.5本分ありますから、そりゃ相当大口じゃないと入りませんwww
途中で噛みちぎって食べるのも、噛みちぎった先があっちへグデン、こっちへグデンと暴れて食べにくい上、それなら最初からショートパスタでいいような気も。(^^;ゞあはは!
結局、ナイフとフォークで好きな所で切りながら、ソースを絡めて食べるパターンがいいようです(何のこっちゃww)
このシリーズ記事は、そんな賄いで作ったものの中のパスタだけを集めた記事です(先回は続53・賄いパスタ)。
賄いですから、冷蔵庫内の残り物や、在庫食材などで作るのがルールです。
いつもの通り、パスタ名には怪しげなイタリア語名も付けていますが、添削大歓迎です(笑)。
※特に記載がなければ、使用しているパスタ量は、乾麺なら乾燥重量、手打ちなら粉重量で、ロングパスタが1人当たり100g、ショートパスタが1人当たり70~80gです。
※全ての写真は、写真上で左クリックすることで、大きなサイズで見ることができます。
台所を見たら、霜降りひらたけ、エリンギ、タモギタケと八百屋キノコが3種類もあったので、この日の賄い昼食は迷わずパスタ。・・・3/6日
長期熟成アンチョビを旨みの補強に使い、サボイキャベツ(の芯近い内側)、莢インゲンも使いました(下写真)。
[ 三種のきのこ、莢インゲン、サボイキャベツのスパゲッティ ]
Spaghetti con Tre tipi di funghi , fagiolino e verza.
スパゲッティ・コン・トレ・ティピ・ディ・フンギ・ファジョリーノ・エ・ヴェルツァ
- 霜降りひらたけ、タモギタケは子房に分け、エリンギは長さによって横2~3分割に切った後、適当に縦に裂く。
莢インゲンはヘタ、スジを取って3cm位の幅で小口に切る。
サボイキャベツは、太い葉柄と葉を切り分け、太い葉柄は1cm幅に刻み、葉は4~5cm幅くらいに切る。 - パスタ(この日はΦ1.8mmスパゲッティ)は1%の茹で塩で茹でる。
- ソース鍋にEx.V.オリーブオイルを入れて火にかけ、オイルが沸々している状態に長期熟成アンチョビを入れ、ヘラで潰しながら溶かし込む。
- ソース鍋に刻んだニンニクと鷹の爪を入れて炒める。
- ニンニクが色づいて来たら、パスタの茹で湯(大匙4/一人)を加え、フツフツ状態で維持する。
- パスタの茹で上がり1分前にパスタ鍋にサボイキャベツを投入し一緒に茹でる。
- パスタの茹で上がり1分前にソース鍋に、さらにパスタの茹で湯(大匙4/一人)、きのこ類を投入し、強火で炒める。
- 茹で上がったパスタをキャベツごと湯きりしてソース鍋に投入し、強火で加熱しながら数十秒一気にかき混ぜ、乳化させてパスタと絡めると同時に、余分な水分を飛ばす。
- 器に盛り、粗く黑ショウを挽きかけて完成(下写真)
この日の賄い昼食は、自家製原木生ハムのブロックを刻んで出汁を取った粒々リゾット。・・・3/11日
使った食材は3人前で、下写真左上から時計回りに、中粒フレーグラ(Fregula)(50g)、Risoni(50g)、日本米(100g)、アマランサス(40g)、自家採取ドライポルチーニ、そして刻んだ原木生ハム。
この原木生ハムは、自家製の原木生ハムを完食した際に、長いスライサーではスライス出来ない骨回りの部分をブロックで丁寧に回収し、料理用に保存しているもの(この記事など)。
骨回りなので味も濃く、その分出汁も良く出ます(下写真)。
食感を楽しむため山くらげも入れました(下写真)。
[ 原木生ハムとドライポルチーニ、そして山くらげが入った粒々リゾット ]
Risotto misto con jamón Serrano, funghi porcini secchi e lattuga a gambo secchi.
リゾット・ミスト・コン・ハモン・セラーノ・フンギ・ポルチーニ・セッキ・エ・ラットゥーガ・ア・ガンボ・セッキ
- 鍋にEX.V.オリーブオイルを入れ、ニンニクの微塵切り、刻んだ鷹の爪を入れ炒める。
- ニンニクが色づいて来たら、鍋に洗わない米を加え少し炒めた後、刻んだ原木生ハム、水を入れ強火で加熱し、沸騰したら中粒フレーグラ(Fregula)、アマランサス、ドライポルチーニを入れ、再沸騰したら弱火に落として20分煮る。
- 水量は少し足りない位で煮て行き、必要に応じて随時熱々の熱湯を追加する。
- フレーグラの煮上がりの10分前にリゾーニ、刻んだ山くらげを投入する。
- 煮あがったら火を止め、下ろしたグラナ・パダーノをタップリ加えて良く混ぜ、塩、胡椒で味を調える。
- 皿に盛り、香り高いEx.V.オリーブオイルをタラリと入れて、下したグラナ・パダーノ、黑胡椒を粗く挽かけて完成(下写真)。
旨みは原木生ハム、ドライポルチーニ、そしてタップリ混ぜ込んだグラナ・パダーノチーズで十分に出ています。
そして塩味は原木生ハムとグラナ・パダーノチーズの塩分のみ。
食べた方からは、元々高評価を頂いていた粒々リゾットだけれど、この所でさらに進化したような気がします。
かなり旨いです♪
白樺湖山荘仲間のkiyokoさんが、Facebookに8本指カヴァテッリを載せていました。
x本指カヴァテッリ(x = 1, 2, 3, 4, 8)とは何なのかは、私の2009年の記事 「カヴァテッリ(Cavatelli)を作る)] で、詳細を書いています。
そう言えばこの所食べていないなぁっと調べてみたら、前回作ったのは3.5ケ月程前(この記事)
そうと判ったら、無性に食べたくなってしょうがないww
この日の賄い昼食で作ることにしたのです。・・・3/15日
・・・が、いやいやいや・・・どうせならもっと徹底してみようと、もう8本足して、な~んと16本指カヴァテッリ(Cavatelli a sedici dita)なるものを初めて作ってみることに方針変更ww。
勿論、こんなパスタはイタリアはおろか、世界の何処にも無い筈です。
16本ですから指が足りませんwww
猫の手を借りるにも猫はいないし、足の指まで使ったら足が攣るし、その前に汚くて食べられませんwww
新婚なら夫婦の共同作業もいいけれど、我が家はちとばかりトウが立ち過ぎていますナww
でも、8本ずつ平行移動して2回で作れば、一人で成形も簡単です。
カヴァテッリのロングパスタ版になるので、別名はカヴァテッリ・ルンギ(Cavatelli Lunghi)ということにしました。
〇2021 No.10 16本指カヴァテッリ 2人前
粉 オーション 160g、
水 75.2g(47%)、塩 2つまみ、Ex.V.オリーブオイル 大匙1
※手打ち麺は1年通しのロットナンバーを入れています。
2~3mm厚みに延して、1cm幅で長さは自分の左右指8本が隙間なく並ぶ長さの2倍位に切る。
長さが短い場合は少し幅広に切ってその分引っ張って伸ばせばいいし、かなり短ければ短いもの同士をくっつけて繋げばいい(下写真)。
端から半分を、親指を除いた両手指を揃えて8本指カヴァテッリを作り(8本指カヴァテッリの動画)、もう半分に平行移動して8本指カヴァテッリを作れば、16本指カヴァテッリの完成(下写真)。
さてこの長~いカヴァテッリ、この手はラグーソースに和えるのが相性がよさそうです。
なので冷凍在庫している豚のラグーソースを使うことにしました(この記事で作ったもの)。
[ 16本指カヴァテッリの豚ラグー仕立て ]
Cavatelli a sedici dita al ragù di maiale.
カヴァテッリ・ア・セーディチ・ディータ・アル・ラグー・ディ・マイアーレ
- 豚ラグーソースをソース鍋に入れ、熱くしておく。
- 16本指カヴァテッリは1%の茹で塩で茹でる。 茹で時間は浮かび上がってから2分。
- 16本指カヴァテッリが茹で上がったら湯切りしてソース鍋に投入し、30秒ほど加熱しながらソースと混ぜ、16本指カヴァテッリにソースを吸わせる。
- 火を止め、ソース鍋に下したパルミジャーノ・レッジャーノを振り入れてよく混ぜる。
- 皿に盛り、下したパルミジャーノ・レッジャーノを振り、香り葉(この日はセロリ葉)を散らし、黑胡椒を粗く挽きかけて完成(下写真)。
食べてみたら味は申し分なく美味しいのだけれど、何故か食べにくいww
通常のロングパスタのようにフォークで巻いて一口で入れようとしても何だか入らない。
計算してみたら量的にはこの16本指カヴァテッリ一本がスパゲッティ9.5本分ありますから、そりゃ相当大口じゃないと入りませんwww
途中で噛みちぎって食べるのも、噛みちぎった先があっちへグデン、こっちへグデンと暴れて食べにくい上、それなら最初からショートパスタでいいような気も。(^^;ゞあはは!
結局、ナイフとフォークで好きな所で切りながら、ソースを絡めて食べるパターンがいいようです(何のこっちゃww)
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