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春のきのことイタドリ他

同じ街に住む知り合いが、アミガサタケが出ていたと言っていたのです。
彼のアミガサタケスポットと私のアミガサタケスポットは違うのですが(多分)、彼の所で発生しているなら、私の所でも発生している筈。
ということで、早速マイスポットのチェックに行ったのです。・・・4/6日

アミガサタケの前に、まずはハルシメジスポットをチェック。
この場所は梅とカリンの木が混生しているのだけれど、毎年カリンの根本だけに発生します。
このハルシメジは外観からも、梅型(ウメハルシメジ)ではなく、桜型(ノイバラハルシメジ)か又はその近縁種に思われます。

発生していました!(下写真3枚)

   

次にアミガサタケも発見。
これはマイスポットではなく、同じ公園の別の場所(下写真)。



脇にフデリンドウの蕾が出ていました(下写真)。



結局アミガサタケのマイスポットではアミガサタケは欠片も見当たらず、この日の収穫はこの程度(下写真)。
このアミガサタケとノイバラハルシメジは翌日昼のパスタになりました(この記事)。



帰りに途中で、イタドリを沢山採取(下写真)。



ハリギリはちょっとだけ採取(下写真)。



イタドリの皮を剥きながら、頂芽だけは摘み取って天婦羅用(下写真)。



夕食では、採取してきたハリギリとイタドリ頂芽、そして筍を天ぷらに(下写真)。



皮を剥いたイタドリの茎は3~4cm長さに切って、一晩水に漬けてシュウ酸を抜きます(下写真)。



で、翌日(4/7日)にキンピラ風炒め煮に(下写真)。



私はこれが好きで好きでww
イタドリの酸味が甘辛と合って、理想的な甘辛酸。
我が家のレシピはこちらです。

沢山作れたので、冷凍保存することにしました。
イタドリの保存は生イタドリの冷凍保存や塩漬け保存など、色々トライしてみたけれど、冷凍保存されたイタドリではシャキシャキ感が無くなるし、塩漬け保存では塩抜き時に酸味まで抜けてしまい意味が無い。
どうせキンピラ風炒め煮で食べるのであれば、一旦キンピラ風炒め煮にしてから汁ごと冷凍保存が、殆ど劣化がなくていいようです。
PE袋に入れ、内部に空気が無いように袋を縛り、念のためにさらにPE袋に入れて冷凍します(下写真)。





↑の採取から12日後。
またマイスポットチェックに行きました。・・・4/18日

流石にノイバラハルシメジはもう終わっているだろうと思っていたのだけれど、少しだけまだ出ていました(下写真)

 

次にアミガサタケ。
先回サミガサタケを採った所にはもう出ていないけれど、毎年採っているマイアミガサタケスポットには、少し出ていました(下写真2枚)。

   

帰る途中でいつものようにイタドリを採取。
この日の収穫はこれだけ(下写真)。

 

そしていつものように、イタドリは皮を剥き、適当なサイズに切って、一晩水に漬けてシュウ酸を抜く(下写真)。

 

そして翌日(4/19日)、イタドリのキンピラ風炒め煮に。
小分けして、今回は全部冷凍保存に(下写真)。

 



駅前のショッピングモールの中にある、山形の食材を販売している店にカタクリが置いてあったらしく、家内が買って来ました。・・・4/21日
カタクリは大抵何処でも保護されているので、採取が出来ず、中々食べる機会も無いのです(下写真)。

 

このカタクリは、翌日の夕食で、お浸しにして食べました。・・・4/22日
ブログの記録を調べてみたら、2019年の4月に食べているので(この記事)、2年振りに食べます。
白い茎、緑の葉、紫の花、それぞれ味の違いも楽しめますね。
随分久しぶりなので、忘れて醤油を少しだけかけてしまったけれど、何もつけないでそのまま食べる方が、カタクリの甘さが引き立ちます♪(下写真)

 



またアミガサタケのチェックに行って来ました。・・・4/22日
残念ながら、見つかったのはこの干からびかけた1本だけ。
殆ど採れなかったけれど、このスポットのアミガサタケも終わりですね(下写真)。

 

帰る途中で、ハリギリとイタドリも収穫して来ました。
ハリギリも終了、イタドリも大きく固くなってもうシーズンは終わりです(下写真)。

 

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Comments 6

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akkyan

私イタドリって皮を剥いて塩をふっただけのものを食べただけなんで、
正直美味しいって印象は残ってないんですけど。。。(汗)
というか、当時でもどうして食べてたのか謎です。(笑)
duckbillさんの好物って事は調理すると美味いんでしょうねえ。。。f(^^;)

duckbill21
duckbill

Re: タイトルなし

> akkyanさん
皮を剥いてそのままだと単に酸っぱいだけだから、塩を振ってもあんまり美味しくないような気がしますwww
甘辛に炒め煮にすると、元からの酸味と合わさって、凄く美味しいのと、シャキシャキの食感も秀逸なのですね。
我が家のレシピは蕎麦汁も使うので、鰹の旨みも加わります。

  • 2021/05/16 (Sun) 00:42
  • REPLY
sironemaru

イタンポ

初めまして。貴兄の、肉、粉、魚、野菜、黴、酵母菌、香辛料などなど口に入れるものの扱いの見事さと、知識の深さに毎回畏敬しながら記事を拝見しています。さて、イタドリ。私の育った在所では、イタンポと呼んで、凡そ食べ物の範疇には属していませんでした。大人達は全く興味を示さず、子供らが春先、山や原っぱを駈けずり回るついでに塩などつけてかじる程度のものでした。まだ葉っぱのろくについていない、長さ30cm程の太短く赤みがかった、折るとポンと音がしてキッパリ手折れるものの皮を剝いてかじっていました。これは!と見直し、しっかりと味わうようになったのは、不惑も過ぎ酒が旨いと思うようになってから。十和田湖に近い秋田の家々で出された漬け物を炒めた?そんなようなイタンポの料理を味わってからです。かみさんも小生もあのイタンポ炒めに挑戦してみるのですが、全く別物が出来てしまい、これは気候の違いの所以であろうと都合のいいところへ逃げ込んでいます。冷蔵庫の中には気まぐれで2020年に塩漬けしたイタンポが1袋、困った食材としてあちこち場所を変えながらデビュー待ちなのですが、今日はメダイのすり身蒲鉾だったし、明日は期限のきれそうな納豆と豆腐を食べなければいけないし、腫れ物のイタンポはまだデビューできそうもありません。

  • 2021/05/16 (Sun) 21:48
  • REPLY
kasugai90

アミガサタケとノイバラハルシメジ。
最近は、採集する人が増えてきましたよね~

イタドリも、近所で多く見かける。
でも採って食べようとする人は、稀です。

ポチ、っと!

  • 2021/05/16 (Sun) 22:25
  • REPLY
duckbill21
duckbill

Re: イタンポ

> sironemaruさん
初めまして、コメントありがとうございます。
単に美味しいものを食べたいとあれこれやってきた事ですが、過大なご評価を頂いて大変恐縮です。
子供の頃からイタンポに接しておられたのですね~。
私は子供の頃は、イタドリも野のきのこも全く知らず、大分年がいってから友人に教えて貰い、山菜やきのこに目覚めた口なのです。
その友人に教えて貰った食べ方が「キンピラ風炒め煮」。
もうこれが気に入って、我が家の食べ方はこれ一辺倒です。
でも秋田で出されたというイタンポ炒めってどんな味なのか気になります。
ぜひ冷蔵庫の中のイタンポをデビューさせて、再現成功なさってください♪

  • 2021/05/18 (Tue) 00:19
  • REPLY
duckbill21
duckbill

Re: タイトルなし

> kasugai90さん
そう、最近は採集する人が増えて、私の採り分が無くなってきていますwww
流石にイタドリを食べる人は殆ど居ないので、こちらは採り放題です。
ポチ、ありがとうございます。

  • 2021/05/18 (Tue) 00:22
  • REPLY