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サマーキャンプ2021-その1

記事が前後します。
少し以前の記事になりますが、8/8~8/11日と、友人のわらびさんの白樺湖山荘に滞在しておりました。
テントを張ってキャンプする訳では無いのですが、毎年この時期は「サマーキャンプ」と名付けて、気の合う友人達と山荘に泊まって、料理を楽しみます。

8/8日、AM9時前に山荘到着。
山荘オーナーのわらびさんご夫婦を除いて、他のお友達は誰も来てなくて、我が家が1番乗り~。
わらびさんが鱒の寿司を残していてくれて、早速朝食代わりに頂きました。

昼前におっちゃんから魚が大量に届きました。
海が荒れていて船が出せないとかで、その前に捕って冷凍在庫していたとのこと。
魚はサバ、良型の甘鯛が1匹、中型が2匹、カサゴ、良型のウッカリカサゴ、そしてアオハタ。(下写真)。



それと血鯛が5匹。
もっともこの血鯛の方は保冷剤代わりに入れたのだそうなwww(下写真)



取り合えず、室温に置いて自然解凍に。
昼前に何人かのお友達も到着したので、蕨さんがもう一個用意していた鱒の寿司でお昼にしました(下写真)。



魚が解凍するまで、山荘回りのきのこを少しだけチェック(下写真左:タマゴタケ、右:チチタケ)。


チチタケは出始めらしく、まだ小さいのが沢山あったけれど、それは2日後位に大きくなったのを収穫しようと残しました。

魚が解凍出来たので後は魚の処理。
鱗を生かしたい魚以外は鱗をしっかり取り、良型の甘鯛は酒蒸しにしたいので、2枚に下して塩を振り、一晩冷蔵庫で一塩に。
血鯛は小鯛の笹漬けにしようと思ったけれど、朝、昼と鱒の寿司を食べてその容器が2セットあるので、富山の鱒の寿司スタイルで小鯛の寿司にすることにしました。
小鯛5匹を3枚に下し、ハラスを削ぎ、血合い骨を抜き、皮を引き、塩締め、酢洗い、酢締めした後、薄くスライス。
勿論、頭、中骨等アラは一旦焼いた後、出汁を取り、他の料理で使います。
山荘回りにはクマザサが沢山自生しています。
洗った鱒の寿司の容器に洗ったクマザサを放射状に敷き、酢を切ったシャリを詰めて、その上にスライスした酢締め小鯛を並べて、クマザサを折り返して蓋をし、専用の竹板&ゴムでテンションをかけて、2個完了。
このまま翌日の夕食までゴムのテンションで押したままにすれば、出来上がっている寸法です。
この日の夕食用には、鯖を3枚に下してシメ鯖用に塩締め、酢洗い、酢締めし、お刺身に(下写真)。

※この写真はコウさんの撮ったものをお借りしました

そして持参した天然平目の昆布締を薄造りにしてお出ししました(下写真)。

※この写真はコウさんの撮ったものをお借りしました

この日は前夜祭なので、料理も軽めです(下写真)

※この写真はそー君の撮ったものをお借りしました

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さて次の日(8月9日)
この日のブランチは特別な食材を使います。
それは、モンサンミッシェルの活きムール貝、フランスのA.O.C.食材です(下写真)。



これは極限られた期間だけ、空輸で生きたまま手に入ります。
私はムール貝好きで、国産の活きムール貝も含め随分食べて来たけれど、このモンサンミッシェルの活きムール貝は特別に美味い。
昨年のサマーキャンプから、山荘オーナーのわらびさんが2袋(1袋1.4kg入り)手配してくれるようになり、1袋づつ、私とコウさんの課題料理となっていますww

昨年は一袋全部をコッツエ・イン・ビアンコに仕立てたけれど(この記事)、今年は半分を 「SMパスタのムール貝ペスカトーレ」、もう半分を 「ムール貝の雑穀粥」にすることにしたのです。

SMパスタは、断面S字のシチリアのパスタ手打ちカサレッチェ(Casareccie)(下写真)と、

※この写真はナカトモ君の撮ったものをお借りしました

断面M字の私オリジナルパスタ、ミカゲッチェ(Micagheccie)(下写真)を

※この写真はケイコさんの撮ったものをお借りしました

並べれば、
ほら!SMパスタ(笑)(下写真)



カサレッチェ、ミカゲッチェの作り方を説明して、カイエさんとフミエさんに手伝ってもらいました(下写真2枚)

※この写真はそー君の撮ったものをお借りしました



これをムール貝ペスカトーレに仕立てた
[ SMパスタ(カサレッチェ&ミカゲッチェ)のムール貝ペスカトーレ]
'SM'pasta(Casareccie e Micagheccie) e cozze alla pescatora.
エス・エム・パスタ(カサレッチェ・エ・ミカゲッチェ)・エ・コッツェ・アッラ・ペスカトーラ

※この写真はそー君の撮ったものをお借りしました

このパスタのレシピは、カテゴリ「パスタ」の記事として掲載しました(この記事

そしてもう半分のムール貝を使った 「ムール貝の雑穀粥」はこちらです(下写真)
この雑穀粥には、無農薬栽培玄米、ウィートベリー(玄小麦)、挽き割り蕎麦、アマランサスが入っています。

※この写真はケイコさんの撮ったものをお借りしました


一方、コウさんが作った料理は,「ウッカリカサゴのムール貝アクアパッツァ」(下写真)

※この写真はケイコさんの撮ったものをお借りしました

と、ムール貝の入った「ロワイアル」(下写真)

※この写真はケイコさんの撮ったものをお借りしました


写真の枚数が多くなると記事が重くなるので、この続きは、サマーキャンプ2021-その2に掲載します。

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Comments 6

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akkyan

> この日は前夜祭なので、料理も軽めです
知らない人が見たら何を言ってるのかと思いますよ。(笑)

ウッカリカサゴは知らなかったなあ。。。(汗)
知らずにアラカブだと思ってうっかり食べてたかも。(笑)
味も違うんでしょうかねえ。
煮付けちゃったら判らないでしょうね。f(^^;)

kasugai90

親しい人とのこうした楽しい調理。
コロナウィルスの影響で、だいぶ少なくなりましたね!
ムール貝、日本でも繁殖していますよね~

ポチ、っと!

  • 2021/09/24 (Fri) 22:58
  • REPLY
大盛

こっちの方だと稚鯛と表記されているので、正式名称が血鯛というのを初めて知りました。
名前の由来を調べて納得しました。

  • 2021/09/26 (Sun) 15:27
  • REPLY
duckbill21
duckbill

Re: タイトルなし

> akkyanさん

> 知らずにアラカブだと思ってうっかり食べてたかも。(笑)
実際にそれがうっかりの由来のようですねww
もっとも型が良い分はより美味しかったけれど、アラカブ(カサゴ)との種類による味の違いは、良く判りません。(^^;ゞ

  • 2021/09/27 (Mon) 01:01
  • REPLY
duckbill21
duckbill

Re: タイトルなし

> kasugai90さん
この山荘での集まりも、人数を制限して何とかやっています。
コロナウィルスの影響で、色々変わらざるを得ませんよね。
国内ムール貝も震災前は宮城産が綺麗で美味しかったのですが、震災以降残念ながら質が落ちています。
愛知産も出回りますが、貝表面が汚くて、掃除が大変です。
ポチ、ありがとうございます。

  • 2021/09/27 (Mon) 01:08
  • REPLY
duckbill21
duckbill

Re: タイトルなし

> 大盛さん
えー、そちらでは稚鯛と表記するのですか?
稚鯛なら真鯛の小さい奴になっちゃうかな~ww
由来の特徴は、凄く判りやすいですよね~。

  • 2021/09/27 (Mon) 01:23
  • REPLY