トラフグ
フグ好きの我が家のお正月は、ここ30数年フグを食べるのが習慣になっています。
大抵は元旦の夕食に食べるのだけれど、帰省してくる娘が、元旦に帰るということなので、大晦日に食べることにしたのです。
フグの身は下して2日程寝かさないと、ブリブリで包丁の刃が入らない。
その寝かしの時間も入れて、12/29日に入るように、行きつけの市場に頼んでいました。
その12/29日にトラフグミガキを受け取りに、市場に行ってきました。
今回のトラフグミガキは2匹入り(ここのはいつもそう)で、ミガキ後の重量で1.3kg。
と言うことは、ミガキ前の重量は2.1kg前後でしょうか。
いつもよりは少し高めだったけれど、それでも市場で買うと通販より断然安い(下写真)。
中身はミガキフグ(身と頭)2尾と、カエル骨、嘴、そして皮(背皮、腹皮のとうとうみと身皮)2尾分。
なので、テッサ(ふぐ刺し)、テッチリ(ふぐ鍋)、テッピ(ふぐ皮)が楽しめます(下写真)。
フグひれはついていないので、前もってヒレ酒用のフグヒレは買っていました(この記事)
早速、ミガキフグの頭を落とし、ウグイス骨も取り、3枚に下した後、正身表面の薄皮を削ぎ、赤い筋肉も削ぎ取り、キッチンペーパーで包んでPE袋に入れ、冷蔵庫で2日寝かします。
ウグイス骨、中骨は一口サイズに切り、頭、ついて来たカエル骨、嘴も一口サイズに切り、合わせてPE袋に入れて冷蔵庫保管、 これはテッチリ用になります。
次にテッピ用の処理。
皮を伸ばして熱湯で40秒程湯掻き、氷水に取る。
正身表面から削ぎ取った薄皮も、また赤い筋肉も一緒に湯掻きます。
このまま細く切ると又すぐにくっついてしまうので、切らないまま氷水ごとPE袋に入れて、冷蔵庫に保管(下写真)。
暫く氷水に漬けておくと、切ってもくっつきません。
そして2日後(1/31日)の夕食。 氷水ごとPE袋に入れていた湯掻いたフグ皮(身の表面薄皮、赤い筋肉を含む)は、細く切ってテッピに作る(写真撮り忘れ)。
一口大に切っていた頭、カエル骨、ウグイス骨、嘴、中骨はてっちりに(写真撮り忘れ)。
そしててっちり後は、フグ雑炊に(写真撮り忘れ)。
寝かしていた正身は、10寸半の大皿にテッサに造りました(下写真)
これで、今回のミガキフグ正身1と1/3尾で、残り2/3尾はお替り用ww
そして熱々のヒレ酒(写真撮り忘れ)と一通り。
いつもならもう少し写真に撮るのだけれど、今回は同居家族以外に、娘夫婦と孫、息子夫婦と孫も加わった大人数で、とても写真を撮ってるどころではなかったのです。
何とかテッサだけでも写真に撮れてラッキ~♪
えっ、味?
味はトラフグだもの、申し分無しww
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