猪スペアリブのポトフ
それがこれ!猪のスペアリブ(下写真)
この裏側(ってこっちが本来の表側)にはしっかり脂肪層も付いて、大変美味しそうです(下写真)。
貼ってあるシールを見たら、2018/12/25 おっちゃん猪と書いてあります(下写真)。
あれま!これはあの時の猪だ~ww
わらびさんがおっちゃん(なかとも君の叔父さん)から猪を一頭買いして、私と半分分けしたことがあったのです(その記事)。
という事ですから、3年と1ヶ月程、冷凍庫で眠っていたことになります。ww
でもね、この時は我が家の業務用真空包装機をわらび亭に持ち込んで、その場でしっかり小分け真空包装しています。
しっかり真空包装した状態での冷凍は氷焼けもしないし、3年程度屁でもありません。
実際解凍したら、凄くいい状態のまま、氷焼けなど毛ほどもありません。
これを早速夕食で、ポトフに仕立てることにしました。
猪のポトフですから、フランス語ではPot-au-feu de sanglier(ポー・トー・フー・ドゥ・サングリーエ)。
それともより正確には、猪のリブのポトフですから、Pot-au-feu de côtes levées de sanglier(ポー・トー・フー・ドゥ・コート・ルベー・ドゥ・サングリーエ)・・・で合ってるかな?
解凍した猪のスペアリブは肋骨単位で切り分ける。
切り分けた1本1本が長いので、このままでは大抵の鍋には入りません。
あばら骨を半分位置で切断すればいいのですが、出刃で切ろうとしても、これは極めて難物で、まず切れませんww
でもね、切るのは大変でも、折るのは結構簡単。
骨の一部に鋸で傷を付けて、その傷を下にして骨の片端を何かに乗せて置いて、傷の反対側からトンカチでコンと叩くと、その傷から簡単に折れます。
[ 猪のリブのポトフ ]
Pot-au-feu de côtes levées de sanglier.
ポー・トー・フー・ドゥ・コート・ルベー・ドゥ・サングリーエ
- 猪スペアリブは肋骨毎に切り分け、長さを半分に折る。
人参は大きくゴロゴロに、大根は分厚い銀杏に、完熟トマトは真ん中から輪切りし縦4分割、玉葱は皮を抜き縦4つ割り、サツマイモは皮ごと大きくなければ3、4cmの輪切り、大きければ2つ割りにして3、4cmの輪切り、牛蒡は1cm幅の斜め小口、カーボロネルは4、5cm幅で刻む。 - 猪スペアリブとヒタヒタより少し多めの水を圧力鍋に入れて沸騰させ、浮かんだアクをしっかり取った後、人参、大根、完熟トマト、ベイリーフ2、3枚、薄くスライスした生姜数枚を加えて、圧力高で15分。
- 圧力を下げ、牛蒡、玉葱、サツマイモ、カーボロネロを加え、10分煮込み、塩、胡椒で味を調え完成(下写真)。
猪のスペアリブと生トマトから十分な旨味がでますから、特段の出汁は一切必要ありません。
旨味が強いので塩味も極薄味で十分、慈味な素晴らしい味に仕上がりました。
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