今年仕込んだクラテッロ類のその後
こちらが仕込みから3週間後・・・3/11日
肉面の発色はとても良いです(下写真)
こちらが仕込みから2ヶ月後(つまり吊るしから2週間後)・・・4/19日
肉面の発色はさらに濃くなって、乾燥が順調に進んでいる所為で、縛り紐も大分緩んで来ました。
肉面の固さも十分固くなって、これ以上の乾燥は過乾燥になり、かえってクラテッロの食感を落とします。
1年じゅう霧に包まれるイタリアのジベッロ村と異なり、日本では過乾燥を防ぐ手立てが必要です。
2020年仕込み物まではちょうどこの時期に、過乾燥防止のパテ付けで対応してきました。
2021年度仕込み物からはパテ付け代わりの真空包装を試しています。
まだ2021年度仕込み物は食べていないので、真空包装の優劣はまだ判りません。
乾燥が進んで大分ユルユルになった紐を切り(真空包装の邪魔になるので)、表面をパストリーゼで噴霧殺菌し、真空包装。・・・5/10日
そのまま横倒しで保管すると、重力でナマコ型断面になってしまうので、真空包装の上から簡易的にPP紐で縛り、これまで通り無空調室内に吊るして保管熟成させます(下写真2枚)。
完成の予定は小さいフィオッコとハシッコで今年晩秋。
大きいクラテッロでさらに1年後の来年晩秋。
でも熟成した方が美味しいので、フィオッコとハシッコも来年晩秋まで吊るすかも知れません。
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