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続75・賄いパスタ

私が家で(たまには他所で)作る昼食を、私は「賄い」と言っています。
このシリーズ記事は、そんな賄いで作ったものの中のパスタだけを集めた記事です(先回は続74・賄いパスタ)。
賄いですから、冷蔵庫内の残り物や、在庫食材などで作るのがルールです。
いつもの通り、パスタ名には怪しげなイタリア語名も付けていますが、添削大歓迎です(笑)。

※特に記載がなければ、使用しているパスタ量は、乾麺なら乾燥重量、手打ちなら粉重量で、ロングパスタが1人当たり100g、ショートパスタが1人当たり70~80gです。
※この賄いパスタに限らず、我が家の料理は基本的に無化調、無酵母エキスです。
※全ての写真は、写真上で左クリックすることで、大きなサイズで見ることができます。



6/3日~6/5日は、お友達のわらびさんの白樺湖山荘に滞在していました。
この滞在の目的は、季節最後の蕨採取と山荘の草取り。
この滞在期間中の6/4日、草取りが終わってからの少し遅いブランチにパスタを作りました。
作ったと言っても、自宅から持って来た冷凍在庫の豚ラグーソースを使ったパスタです。
このラグーソースはこの時に作っています。

[ スパゲッティの豚ラグー仕立て ]
Spaghetti al ragù di maiale.
スパゲッティ・アル・ラグー・ディ・マイアーレ
  • 豚ラグーソースをソース鍋に入れ、熱くしておく。
  • パスタ(この日はガロファロ、オーガニックスパゲッティΦ1.9mm)は1%の茹で塩で茹でる。
  • パスタが茹で上がったら湯切りしてソース鍋に投入し、1分程加熱してソースを吸わせる。
  • 火を止め、ソース鍋に下したパルミジャーノ・レッジャーノを振り入れてよく混ぜる。
  • 皿に盛り、下したパルミジャーノ・レッジャーノを振り、香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らし、Mix胡椒を粗く挽きかけて完成(下写真)。





これも6/4日のブランチに作ったパスタ。
上のパスタと同様に、作ったと言っても、自宅から持って来た冷凍在庫のイタリアンパセリソースを使ったパスタです。
このソースはこの時に作っています。

[ スパゲッティとアスパラガスのイタリアンパセリソース仕立て ]
Spaghetti e asparagi alla salsa di prezzemolo.
スパゲッティ・エ・アスパラージ・アッラ・サルサ・ディ・プレッツェーモロ
  • イタリアンパセリソースはボウルにあけておく。
    アスパラは根本8cm位の皮をピーラーで剥き、3cm幅位の小口に切り揃える。
  • パスタ(この日はキタッラ)は1.0%の茹で塩で茹でる。
  • パスタの茹で上がり3分前に、穂先部分を除いたアスパラをパスタ鍋に投入し、一緒に茹でる。
  • パスタの茹で上がり1分前に、アスパラ穂先部分をパスタ鍋に投入し、一緒に茹でる。
  • パスタが茹で上がったらアスパラと一緒に湯切りして、イタリアンパセリソースの入ったボウルに入れて、イタリアンパセリソースと良く和え,、塩・胡椒でで味を調える。
  • 皿に盛り、下したパルミジャーノ・レッジャーノを振り、香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らし、Mix胡椒を粗く挽きかけて完成(下写真)。





白樺湖山荘からの帰りに寄った談合坂PAで、アーティチョークを見つけたので購入していました(この記事)。
この日はそのアーティチョークをアスパラと合わせ、お昼の賄いパスタに仕立てたのです。・・・6/7日

小ぶりのアーティチョークだけれど、2人分のパスタには十分な量です(下写真)。



アーティチョークは丸のまま水で洗ってラップし、電子レンジ500Wで3分チン。
内部の水分で蒸しあげられます。
正確にはアーティチョークの大きさで多少時間は異なりますが、火の通し過ぎは厳禁。
ガクを外し、一枚一枚から食べられる部分(ガクの根元部分だけれど、内側のガク程食べられる部分が多くなる)をナイフで削ぎ取る。
このナイフで削ぎ取るやり方が一番、食べられる部分の回収率が良いように思います。
ガクを全部削ぎ取ると雌蕊が沢山重なったような部分があって、この部分はチクチクとえぐいので、通常は取り除くけれど、まだ少し小さく若いアーティチョークの場合は殆ど気にならないので、その下のハートと呼ぶ部分と一緒に8つ割り。
このハート部分が一番美味しい部分です。

下写真左のボウル内が食べられない部分、下写真右が食べられる部分となります(下写真)



この日のパスタはキタッラ、チーズはグラナ・パダーノ。

[ アーティチョークとアスパラのキタッラ ]
Spaghetti alla chitarra con carciofi e asparagi.
スパゲッティ・アッラ・キタッラ・コン・カルチョーフィ・エ・アスパラージ
  • アスパラは根本8cm位の皮をピーラーで剥き、3cm幅位の小口に切り揃える。
  • パスタ(この日はキタッラ)は1.0%の茹で塩で茹でる。
  • ソース鍋にEx.V.オリーブオイル、微塵切り(又はスライス)ニンニク、微塵に切った鷹の爪を入れて炒める。
  • ニンニクが少し色づいて来たら、パスタの茹で汁(大匙4/人前)を加え、フツフツ状態で保つ。
  • パスタの茹で上がり3分前に、再度パスタの茹で汁(大匙4/人前)、穂先を除いたアスパラをソース鍋に加え、アスパラに火を通す。
  • パスタの茹で上がり1分前に、ソース鍋にアスパラの穂先を入れて火を通す。
  • パスタが茹で上がったら湯きりしてソース鍋に投入し、加熱しながら、数十秒一気にかき混ぜ、乳化させてパスタと絡めると同時に余分な水分を飛ばす。
  • ソース鍋の火を止め、食べられる部分のアーティチョークを加え、軽く混ぜながら塩・胡椒で味を調える。
  • 皿に盛り、下したグラナ・パダーノをかけ、香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らし、Mix胡椒を粗く挽きかけて完成(写真)



うん、久しぶりのアーティチョークは美味い♪



この日の昼食は賄いパスタで、馬車引き風パスタと言われるスパゲッティ・アッラ・カレッティエラ。
カレッティエラの原点であるシチリアレシピ仕立てです。・・・6/14日

原点通りフライパンは使わず、ボウルの中で湯切りしたパスタと材料(ニンニク、唐辛子、オリーブオイル、イタリアンパセリ、ペコリーノロマーノ)をパスタの茹で汁で和えるだけ。
アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノのシチリア版のような素朴でシンプルなパスタだけれど、違いはアーリオ(ニンニク)、オーリオ(オリーブ油)、ペペロンチーノ(唐辛子)共に火を入れない事と、ペコリーノ・ロマーノ、イタリアンパセリをタップリ使う事。
今回使ったパスタは、ガロファロ オーガニック スパゲッティ Φ1.9mm。
なお、元々の古~~いオリジナルでは、ペコリーノ・ロマーノではなくパン粉を使用しますww

[ シチリアの馬車引き風スパゲッティ ]
Spaghetti alla carrettiera siciliana.
スパゲッティ・アッラ・カレッティエラ・シチリアーナ
  • ボウルに微塵切りにした、ニンニク、鷹の爪、イタリアンパセリ、Ex.V.オリーブオイルを入れ、良く混ぜて置く。
  • パスタ(この日はガロファロ、オーガニックスパゲッティΦ1.9mm)は1%の茹で塩で茹でる。
  • パスタが茹で上がったら湯切りして(茹で湯は捨てない)、ボウルに加え良く混ぜる。
  • ボウルにパスタ茹で湯(大匙8/人)を加えて乳化させ、ペコリーノロマーノも振り入れ良く和える。
  • 皿に盛り、イタリアンパセリの微塵切りを散らし完成(下写真)



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Comments 4

There are no comments yet.
akkyan

とうとう賄いパスタが来ましたか。。。f(^^;)
迷い続けておりましたが、今日は決着を付けなければ。。。(笑)
「スパゲッティの豚ラグー仕立て」と迷っていましたけども、今日は、
「スパゲッティとアスパラガスのイタリアンパセリソース仕立て」で。。。
おすすめされちゃってましたしねえ。f(^^;)
でもホントに色合いも凄く美味しそうです。(^Q^)b

kasugai90

私も、今日の昼食はパスタでした。
台風は、熱帯になったので被害も少なくなりそうですね~

ポチ、っと!

  • 2022/07/05 (Tue) 23:41
  • REPLY
duckbill21
duckbill

Re: タイトルなし

> akkyanさん
そう、この「スパゲッティとアスパラガスのイタリアンパセリソース仕立て」が中々の出来でお勧め。

イタリアンパセリの香りが爽やかで、美味しいです♪
何せ、イタリアンパセリがいや~っと言うほど採れた時じゃないと作れないしwww

  • 2022/07/06 (Wed) 07:59
  • REPLY
duckbill21
duckbill

Re: タイトルなし

> kasugai90さん
腹持ちもいいし、美味しいし、昼パスタはいいですよね~。

熱帯低気圧に変わってくれて、ラッキーでした。
ポチ、ありがとうございます。

  • 2022/07/06 (Wed) 08:24
  • REPLY