本物の長崎ちゃんぽんに挑戦~!第2弾
間のウィークディは山荘主のわらびさん夫婦も居ないのだけれど、自称臨時の山荘管理人として、山荘ライフを楽しませて貰いました(笑)。
これはその長期滞在の間に2回トライした(9/18日、9/24日)長崎ちゃんぽんの記事になります。
私は長崎ちゃんぽんが好きで好きで、長い事自分なりの「なんちゃって長崎ちゃんぽん」を作ってきました。
え~!なんちゃってなの~?(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
と馬鹿にするものではありませんww
長崎以外の地でお店で供される長崎ちゃんぽんのほとんどはなんちゃってなのですから。
通常のラーメンは茹でられてから汁と合わされます。
なので麺に練り込まれている鹹水(かんすい)は、茹でられながら茹で汁に溶け出し、スープには殆ど混じりません。
一方ちゃんぽんの麺はちゃんぽんスープの中で煮込む麺ですから、スープに鹹水が溶け出します。
当然ながらその分味は変化するのであって、その風味が何とも言えず癖になります。
常々、「ちゃんぽん好きは鹹水好き」と私は言っています。
さて、その鹹水ですが、本物の長崎ちゃんぽんには、「唐あく」という特別の鹹水が使われていて、それが本物の長崎ちゃんぽんの独特の風味を形成します。
この唐アクは調べた限りでは、長崎のある特定の製麺所で製造されていて門外不出のようなのです。
かつ調べた限りでは成分詳細も一般公開されておらず、本物の長崎ちゃんぽんを作るには、その製麺所から唐アクを使用して作られた麺を購入するしか無いのです。
東京でも本物の長崎ちゃんぽんを食べられる店はほんの数件はあるけれど、やはりその製麺所から麺で仕入れているようです。
という事で、長崎以外で普通に食べられる長崎ちゃんぽんは大抵、「なんちゃって」なのです。
ちなみに私の知る限りでは、あのリンガーハットの長崎ちゃんぽんも唐あくを使っていない「なんちゃって長崎ちゃんぽん」です。
さてその手に入らない唐あくを、私の分まで含めてなかとも君が手に入れてくれたのです。
出元が長崎県ではないため、パチ物のような気はするけれど、私の想定していた成分比とかなり似ていたこともあり、ぜひこの唐あくで長崎ちゃんぽんを作ってみたいと、それが第1弾の本物の長崎ちゃんぽんに挑戦~!になりました。
結果、このチャレンジは大変好評で実に美味しい長崎ちゃんぽんが出来たのです。
でも後日、成分は近いけれどこの唐あくがやはりパチ物であることが判明。
でも後日、なかとも君が、
何と!長崎県の特定の製麺所が製造した本物の唐あくを手に入れたのです。
なかとも君、でかした! ♪Good job♪
これが手に入った唐あく。
レンガみたいに固く結晶化?している7.5kgの塊。 こんな量、一人では一生かかっても使い切れない(笑)。(下写真)
という事で、今度こそ本物の唐あくが手に入ったのですから、ぜひにも 「本物の長崎ちゃんぽんに挑戦~!第2弾」をやらずばなるまいゾww
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さて最初の週末(9/17日~9/19日)。
残念ながらなかとも君の参加は次週末で、この時点(9/18日)ではまだ本物唐あくは手元に届いていません。
でも先回のパチ物唐あくを使った長崎ちゃんぽん(チャレンジ第1弾)が大好評で、リクエストを頂いていたので、この日は本物唐あくが来る前の前哨戦となります。
まずは前日(9/17日)夜の麺打ちから。
粉はこれまで自分の打ったちゃんぽん麺の中で一番それらしい食感がでた、金トビ100%。
加水はちゃんぽんらしいモチモチ感がでるように中華麺では割と加水高めの45%、パチ物唐あく2%、塩無し。
厚み2mm、切り幅3mm(下写真2枚)。
そして翌日(9/18日)昼の長崎ちゃんぽん。
ベースは我が家から持って来た冷凍在庫の自家製豚骨スープ2袋(この時に取ったもの)をメインに、この山荘で阿波尾鶏ガラ4羽で取った濃厚な鶏白湯を合わせ。
それに具材(豚バラスライス、沢山のミックス海鮮、キャベツ、玉葱、もやし、人参、絹さや、ニラ、さつま揚げ、ピンク蒲鉾、天然キクラゲ)から出る旨味が加わり、白濁度を上げるために極少量の牛乳、そして最後に麺から溶け出す唐あくが加わって完成。
味は塩・胡椒で調える。
勿論いつもの通り、無化調、無酵母エキスです(下写真)。
鍋から各自好きなだけよそって頂きます(下写真)
実際、食べた全員から絶賛されたけれど、これがビックリする程旨い。
・・・とは言え、唐あくは成分はかなり近いけれどまだパチ物。
ほんとの本物は次週だなww
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そして次の週末(9/22日~9/25日)。
なかとも君から我が家分の本物唐あく500gを分けて貰いました。
トンカチで叩いて割った状態。
削って使うようかな(下写真)。
さて本物長崎ちゃんぽん。
折角なので麺はなかとも君担当、汁&調理は私担当のコラボで作ることにしました。
先週の汁は豚骨スープがメインだったけれど、今回は山荘で阿波尾鶏のガラで取った白湯スープをベースに作ることにしました。
他は先週同様、それに具材(豚バラスライス、沢山のミックス海鮮、キャベツ、玉葱、もやし、人参、絹さや、ニラ、さつま揚げ、ピンク蒲鉾、天然キクラゲ)から出る旨味が加わり、白濁度を上げるために極少量の牛乳、そして最後に麺から溶け出す本物の唐あくが加わって完成。
味はやはり塩・胡椒で調える(下写真)。
先回同様、鍋から各自好きなだけよそって頂きます(下写真)
さて、先週と今週の長崎ちゃんぽんの違いはいかに?
先週のパチ物も成分は結構近いので、真の唐あくとの違いは思ったよりは無い・・・かなぁww
それより同じ白濁スープとは言え、先週は豚骨ベース、今週は鶏白湯ベースで、その違いの方が大きいかな。
ハッキリ言ってどちらも超美味しいけれど、鶏白湯の方がアッサリしていてより人気がありました。
本物の長崎ちゃんぽんがやっと作れて、かつ完成度も満足です。
本物の唐あくもタップリあるし、これからはさらに高頻度で作ることになるかな♪
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