続86・賄いパスタ
このシリーズ記事は、そんな賄いで作ったものの中のパスタだけを集めた記事です(先回は続85・賄いパスタ)。
賄いですから、冷蔵庫内の残り物や、在庫食材などで作るのがルールです。
いつもの通り、パスタ名には怪しげなイタリア語名も付けていますが、添削大歓迎です(笑)。
※特に記載がなければ、使用しているパスタ量は、乾麺なら乾燥重量、手打ちなら粉重量で、ロングパスタが1人当たり100g、ショートパスタが1人当たり60~80gです。
※この賄いパスタに限らず、我が家の料理は基本的に無化調、無酵母エキスです。
※全ての写真は、写真上で左クリックすることで、大きなサイズで見ることができます。
この日の賄い昼食は半分残っていたイタリアンパセリソースを使ったパスタ。・・・1/29日
わらびさん宅で行ったソーセージ仕込み会で昼食にトロフィエのイタリアンパセリソースを作りました。
そのイタリアンパセリソースの量が多いので、半分だけ使用し、残りは持ち帰って冷凍保存していました。
この日はトロフィエではなくガロファロオーガニックスパゲッティΦ1.9mmと和えたパスタ。
仕上がりにトッピングする香り葉は当然自家栽培イタリアンパセリ。
使ったチーズはグラナ・パダーノ。
グリーン色のパスタは綺麗だけれど、ちょっとアクセントに欠けるので、挽きかける胡椒は赤色が加わるピンクペッパーを混ぜたミックス胡椒にしました。
なお、イタリアンパセリソースのレシピはこちらです。
[ スパゲッティのイタリアンパセリソース ]
Spaghettei alla salsa di prezzemolo.
スパゲッティ・アッラ・サルサ・ディ・プレッツェーモロ
- イタリアンパセリソースはボウルにあけて置く。
- パスタ(この日はガロファロオーガニックスパゲッティΦ1.9mm)は1%の茹で塩をで茹でる。
- パスタが茹で上がったら、湯切りしてボウルに入れ、イタリアンパセリソースと良く和え、塩、胡椒で味を調える。
- 皿に盛り、下したグラナ・パダーノをかけ、刻んだ香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らし、ミックス胡椒を粗く挽きかけて完成(下写真)。
思った通りピンクペッパーの赤が綺麗なアクセントになりました。
この日の賄い昼食はトマトピーナツクリーム仕立てのパスタ。・・・2/10日
皿のソース溜まりは、イタリアパスタの慣習ルールからは反則だけれど、これは訳があって確信犯ですww
仕上がりにトッピングする香り葉は自家栽培イタリアンパセリ、使ったチーズはグラナ・パダーノ。
[ スパゲッテイのトマトピーナツクリーム仕立て ]
Spaghetti alla crema di pomodoro e arachidi.
スパゲッティ・アッラ・クレマ・ディ・ポモドーロ・エアラーキディ
- FPに長期熟成アンチョビ、ピーナツバター、缶トマトジュース、黒胡椒、下したグラナ・パダーノ、Ex.V.オリーブオイルを入れてペーストにする。
- FPに生クリームを加えて軽く撹拌し、必要なら塩を加え塩味を調整し、出来上がりをボウルに開けて置く。
- パスタ(この日はガロファロオーガニックスパゲッティΦ1.9mm)は1%の茹で塩で茹でる。
- パスタが茹で上がったら、湯切りしてボウルに入れ、ソースと良く和え、塩、胡椒で味を調える。
- 皿に盛り、下したグラナ・パダーノをかけ、刻んだ香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らし、黒胡椒を粗く挽きかけて完成(下写真)。
私は稚貝(帆立稚貝)が大好き。
そろそろ待ちに待ったその稚貝の季節です。
あぁ、稚貝のパスタが食べたいなぁって思ってた矢先、近所のスーパーにやっと初見え。
早速その初見えした稚貝を使って、この日の賄い昼食は、稚貝のミックスパスタにしたのです。・・・2/17日
この日のパスタは二人前で、ガロファロのオーガニックスパゲッティΦ1.9mm 140g、細粒フレーグラ30g、イスラエルクスクス30gを混ぜています(3種合わせて一人前の乾燥重量は100g)。
香り葉は自家栽培イタリアンパセリ、粗く挽きかけた胡椒はブラックペッパーとピンクペッパーのミックス。
[ 稚貝のミックスパスタ ]
Pasta misto alle capesante bambino in bianco.
パスタ・ミスト、アッレ・カペサンテ・バンビーノ・イン・ビアンコ
- 稚貝は海水濃度の塩水の中で貝表面を束子で洗い、その後塩水に漬けて泥や砂を吐かせる。
吐いた泥や砂で結構塩水が汚れるので2~3回塩水を取り換える。 - パスタ(この日はΦ1.9mmオーガニックスパゲッティ)は1%の茹で塩で茹でる。
細粒フレーグラ、イスラエルクスクスは、スパゲッティの茹で上がり10分前にパスタ鍋に投入し一緒に茹でる。 - ソース鍋にオリーブオイルを入れ、スライスした国産ニンニク、自家製鷹の爪を入れ、ニンニクの香りをオイルに移し、辛味も出す。
- ソース鍋に稚貝、パスタの茹で汁(大さじ2/一人当たり)、酒(又は白ワイン)を加え、蓋をして、強火で酒蒸しし、火が通って口が開いたら稚貝を取り置く(乳化の邪魔になるため)。
残った汁に黒胡椒をふり、必要なら塩で塩味を調える - 茹で上がったパスタ類を湯きりしてソース鍋に投入し、加熱しながら、数十秒、一気にかき混ぜて余分な水分を飛ばし、乳化させてパスタ類と絡める。
- ソース鍋に稚貝を戻し、軽くパスタと和える。
- 器に盛り、香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らし、Mix胡椒(黒胡椒&ピンク胡椒)を粗く挽きかけ出来上がり(下写真)。
久しぶりの稚貝のパスタ、やっぱり美味い、文句無しです♪
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