続89・賄いパスタ
このシリーズ記事は、そんな賄いで作ったものの中のパスタだけを集めた記事です(先回は続88・賄いパスタ)。
賄いですから、冷蔵庫内の残り物や、在庫食材などで作るのがルールです。
いつもの通り、パスタ名には怪しげなイタリア語名も付けていますが、添削大歓迎です(笑)。
※特に記載がなければ、使用しているパスタ量は、乾麺なら乾燥重量、手打ちなら粉重量で、ロングパスタが1人当たり100g、ショートパスタが1人当たり60~80gです。
※この賄いパスタに限らず、我が家の料理は基本的に無化調、無酵母エキスです。
※全ての写真は、写真上で左クリックすることで、大きなサイズで見ることができます。
この日の賄い昼食はパスタで、カスカテッリ、中粒フレーグラ 、イスラエルクスクスの三種のショートパスタが入ったミネストローネ。・・・4/10日
カスカテッリ(Cascatelli)はMiyakoさんから頂いたちょっと珍しいショートパスタ(この記事)。
ミネストローネのベースは、2022年の1/8日に我が家の自家製原木生ハムで取った冷凍在庫のスープストック(この記事)。
なので具としても現在消費中の5年熟成原木生ハムを入れました。
写真の具材は2人前で、左上から時計回りに、カスカテッリ 80g、中粒フレーグラ 40g、イスラエルクスクス 40g、そしてザル内がドライトマト、生ハムスープストック、自家製原木生ハム5年熟成物(下写真)。
カスカテッリの袋記載茹で時間は11分となっているけれどそれでは固すぎ、我が家は15分茹でています。
[ 三種パスタと生ハム入りミネストローネ ]
Minestrone con prosciutto crudo e tre tipi di pasta.
ミネストローネ・コン・プロシュット・クルード・エ・トレ・ティピ・ディ・パスタ
- ドライトマトは8mm角、生ハムは8~10mmの賽の目に、人参は5~8mm角の賽の目に刻む。
エリンギは3センチ幅位に輪切りにし、傘部分は5mm幅位でスライス、軸部分は手で摘まんで縦に裂く。 - 鍋にEx.V.オリーブオイル、スライスした(又は微塵切り)ニンニク、刻んだ鷹の爪を入れ、ニンニクが色づき始めたら、人参、微塵切り玉葱を加え、玉葱が透明になるまで炒める。
- 鍋に生ハムスープストック、水を入れ加熱し、沸騰したら刻んだ生ハム、ドライトマト、中粒フレーグラを加え20分茹でる。
- 中粒フレーグラが茹で上がる15分前に鍋にカスカテッリを加える。
- 中粒フレーグラが茹で上がる10分前に鍋にイスラエルクスクスを加える。
- 中粒フレーグラが茹で上がる5分前に鍋にエリンギを加える。
- 煮あがったら塩(もし必要なら)、胡椒で味を調え、皿に盛り、微塵切りした香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らし、黒胡椒を粗く挽きかけて完成(下写真)
この日の賄い昼食は、冷凍在庫の「阿波尾鶏の出し殻ラグーソースのパスタ」・・・4/15日
この出し殻ラグーソースは昨年の10/11日に作って冷凍にしたもの(この記事)。
いつもは美味しく食べてたラグーだけれど、最近美味しいパスタを食べ過ぎた所為かww(梶島アサリのパスタやモリーユのパスタなど)、流石にそれと比べたら、スープストックを取った後の骨回りの出し殻で作ったラグーは少し今一(笑)
フレッシュトマトを足しました。
使用したパスタはガロファロのオーガニックスパゲッティΦ1.9mm、香り葉は無農薬自家栽培イタリアンパセリ、チーズはグラナ・パダーノ。
[ 鶏ラグーソース仕立てのパスタ ]
Spaghetti al ragù di pollo.
スパゲッティ・アル・ラグー・ディ・ポッロ
- イタリアンパセリの茎は1cm幅の小口、葉は香り葉用に微塵切り。
- ソース鍋に生トマトトマト微塵切り、イタリアンパセリの茎、鶏ラグーソースを入れ、トマトが煮崩れるまで火を通す。
- パスタ(この日はオーガニックスパゲッティΦ1.9mm)は1%の茹で塩で茹でる。
- 鶏ラグーソースの水分が不足気味だったら、パスタの茹で汁でのばして置く。
- パスタが茹で上がったら湯切りしてソース鍋に投入し、1分程加熱してソースを吸わせる。
- 火を止め、下したグラナ・パダーノを振り入れてよく混ぜ、塩、胡椒で味を調える。
- 皿に盛り、再度下したグラナ・パダーノを振り、刻んだ香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らし、黒胡椒を粗く挽きかけて完成(下写真)。
この日の賄い昼食はリフライド・ビーンズを使ったパスタ。・・・4/21日
コストコで購入したリフライド・ビーンズの在庫がまだまだ残ってることを思い出したので使ってみましたww
実はこれ、2010年の7/18日に購入した物。w(゚o゚)wワオ!!
とっくのと~~に賞味期限は過ぎてるけれど・・・・・缶詰だもの全然大丈夫(笑)(下写真)。
リフライド・ビーンズは、うずら豆を柔らかく煮てつぶし、さらに油で炒めたもの。
まずはその缶詰のリフライドビーンズを使ってパスタ用のうずら豆クリームソースに仕立てる。
[ 缶詰のリフライドビーンズを使ったうずら豆のパスタソース ]
FPにリフライドビーンズ、刻んだドライトマト、下しニンニク、長期熟成アンチョビ、酢漬けケッパー、牛乳、唐辛子、Ex.V.オリーブオイル、下したパルミジャーノ・レジャーノ(又はグラナ・パダーノ)を入れて、低速で回してペーストにする。
塩(必要なら)、黒胡椒で味を調える。
ソースの緩さは牛乳の量で加減する(下写真)。
[ ウズラ豆のクリームパスタ ]
Pasta alla crema di fagioli di quaglia.
パスタ・アッラ・クレマ・ディ・ファジョーリ・ディ・クアッリャ
- うずら豆のパスタソースはステンボウルにあけて置く。
- パスタ(この日はガロファロのオーガニックスパゲッティΦ1.9mm)は1%の茹で塩で茹でる。
- パスタが茹で上がったら湯切りして、うずら豆ソースのステンボウルに投入し、ソースとよく和える。
- 皿に盛り、下したグラナ・パダーノを振り、刻んだ香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らし、Mix胡椒(黒胡椒とピンク胡椒のMix)を粗く挽きかけて完成(下写真)。
※茶色一色の地味色のパスタになるので、かけるチーズの白、香り葉の緑、ピンクペッパーの赤が、味以外でもいい仕事をします。
うん、中々美味しい♪
でもソース自体がかなり濃厚なソースになるので、手打ちパスタの場合なら全粒粉や蕎麦粉を使うなど、ソースに負けないパスタにするのがお勧めです(過去記事例)。
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