fc2ブログ

続90・賄いパスタ

私が家で(たまには他所で)作る昼食を、私は「賄い」と言っています。
このシリーズ記事は、そんな賄いで作ったものの中のパスタだけを集めた記事です(先回は続89・賄いパスタ)。
賄いですから、冷蔵庫内の残り物や、在庫食材などで作るのがルールです。
いつもの通り、パスタ名には怪しげなイタリア語名も付けていますが、添削大歓迎です(笑)。

※特に記載がなければ、使用しているパスタ量は、乾麺なら乾燥重量、手打ちなら粉重量で、ロングパスタが1人当たり100g、ショートパスタが1人当たり60~80gです。
※この賄いパスタに限らず、我が家の料理は基本的に無化調、無酵母エキスです。
※全ての写真は、写真上で左クリックすることで、大きなサイズで見ることができます。



この日の賄い昼食は、久しぶりのトマト系パスタ。・・・4/30日

トマトは缶ホールトマトに完熟の生トマトも加え、自家製のチリチリソーセージと八百屋きのこ(肉厚椎茸、舞茸)を使ったパスタです。
下写真左端から右へ、香り葉用無農薬自家栽培イタリアンパセリ、自家製チリチリソーセージ、ホールトマト缶と生トマト。
下写真右端上から下へ、肉厚椎茸、舞茸(下写真)。



使ったパスタはガロファロのオーガニックスパゲッティΦ1.9mm、チーズはパルミジャーノ・レッジャーノ。

[ 手作りソーセージときのこのパスタ、トマト仕立て ]
Spaghettei con salsiccia fatta a mano e vari funghi, al pomodoro.
スパゲッティ・コン・サルシッチャ・ファッタ・ア・マーノ・エ・ヴァリ・フンギ・アル・ポモドーロ
  • ソーセージは皮ごと極粗く刻む。
    生トマト、缶ホールトマトはFPでマッシュし、ピューレ状にしておく。
    椎茸は石突を取り除き、傘は1~1.5cmの賽の目、柄は幅1mmの輪切りに、舞茸は食べやすいサイズに裂いて分ける。
    イタリアンパセリは茎は1cm幅の小口、葉は香り葉用に微塵に刻む。
  • ソース鍋にEx.V.オリーブオイル、微塵切り(又はスライス)ニンニク、微塵に切った鷹の爪を入れて炒める。
  • ニンニクが少し色づいて来たら、ソーセージを加えて炒める。
  • ソーセージに火が通ったら、マッシュしていたトマトを加え、ふつふつ状態で油が分離してくるまで20分位煮詰める。
  • パスタ(この日はΦ1.9mmのガロファロ オーガニックスパゲッティ)は1%の茹で塩で茹でる。
  • パスタの茹で上がり5分前に、ソース鍋に椎茸、舞茸を加え、一緒に煮込む。
  • パスタが茹で上がったら湯切りしてソース鍋に投入し、1分~1分半ほど加熱しながらソースと混ぜ、パスタにソースを吸わせる。
  • 火を止めてからソース鍋に下したパルミジャーノ・レッジャーノを振り入れ、良く混ぜ、塩・胡椒で味を調える。
  • 皿に盛り、再度下したパルミジャーノ・レッジャーノを振り、刻んだ香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らし、黑胡椒を粗く挽きかけ、特別に香りの高いEx.V.オリーブオイルをタラリとかけて完成(下写真)。



うん、やっぱりトマトのパスタは濃厚で旨い♪



-20℃冷凍ストッカー内の食材を出し入れしていたら、サクラマスの燻製がでてきました。
あぁ、これは妹夫婦から2022年の5/8日に頂いた45cmのサクラマスの燻製(その記事)。
1回で食べるには多いので、半身を真空包装して冷凍保存していたもの。
折角出てきたのですから、この日の賄い昼食はこのサクラマス燻製を使ったミックスリゾットにすることにしたのです。・・・5/4日

燻製とは言え魚のリゾットですから、ベースはやはり冷凍在庫している巨大赤ヤガラのアラで取ったスープストック(この記事)を使う事にしました。

という事で、
下写真左上から右に、米120g、中粒フレーグラ40g、中段左端から右に、レンズ豆40g、RISONI40gを合わせるミックスリゾット。
右端がサクラマスの燻製で、下段左端から右へ、無農薬自家栽培イタリアンパセリ、赤ヤガラのスープストック(下写真)



[ サクラマスの燻製のミックスリゾット ]
Risotto misto con salmone giapponese affumicata.
リゾット・ミスト・コン・サルモーネ・ジャッポネーゼ・アッフミカータ
  • サクラマス燻製は骨が混じらないように、身と皮だけ解して置く。
    冷凍の赤ヤガラスープは鍋に入れ、熱々にしておく。別に熱湯を用意する。
    イタリアンパセリは茎は1cm幅の小口、葉は香り葉用に微塵に刻む。
  • 鍋にEX.V.オリーブオイルを入れ、ニンニクの微塵切り、刻んだ鷹の爪、イタリアンパセリの茎を入れ炒める。
  • ニンニクが色づいて来たら、微塵切りした玉葱を加え、玉葱が透き通るまで炒める。
  • 鍋に洗わない米を加え少し炒めた後、熱々にしておいた赤ヤガラスープと熱湯、中粒フレーグラを加え、再沸騰したら弱火に落として焦げ付かないようにかき混ぜながら20分煮る。 ※水量は少し足りない位で煮て行き、必要に応じて随時熱湯を追加する。
  • フレーグラの煮上がりの10分前にリゾーニ、レンズ豆を加える。
  • フレーグラの煮上がりの3分前にサクラマス燻製を加える。
  • 煮あがったら火を止め、塩、胡椒で味を調える。
  • 皿に盛り、香り高いEx.V.オリーブオイルをタラリと入れて、刻んだ香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らし、胡椒を粗く挽かけて完成(下写真)。
※魚介なのでチーズは使いません。



うん、燻製の香りがとても良いです。



久しぶりで朝に八百屋に行ったので、空豆を買って来ました。
空豆ってビールのアテにもいいけれど、パスタにしても凄く美味しい。
なので、この日の賄い昼食は、空豆、セロリ、八百屋きのこ(椎茸、舞茸)のオイル系パスタにすることにしました。・・・5/10日

という事で、この日の食材は、下写真上がセロリ、下左が無農薬自家栽培イタリアンパセリ、その右上下が椎茸、舞茸、そして右端が剥いた空豆(下写真)。



空豆と来れば、使うチーズはペコリーノ・ロマーノなどペコリーノチーズが鉄板。
使ったパスタはガロファロのオーガニックスパゲッティΦ1.9mm、粗く挽きかけた胡椒は黒胡椒とピンクペッパーです。

[ 空豆、セロリ、きのこのパスタ ]
Spaghetti con fave, sedno e funghi.
スパゲッティ・コン・ファーヴェ・セーダノ・エ・フンギ
  • ソラマメは莢から出し、皮を剥いておく
    セロリは茎を5mm幅で小口に切る。
    椎茸は石突を取り除き、傘は1~1.5cmの賽の目、柄は幅1mmの輪切りに、舞茸は食べやすいサイズに裂いて分ける。
    イタリアンパセリは茎は1cm幅の小口、葉は香り葉用に微塵に刻む。
  • パスタ(この日はオーガニックスパゲッティΦ1.9mm)は1%の茹で塩で茹でる。
  • ソース鍋にE.X.オリーブオイル、スライスしたニンニク、刻んだ鷹の爪、イタリアンパセリの茎を入れて加熱する。
  • ニンニクが色づいて来たら火を弱め、パスタの茹で汁(大匙2/人前)を加え、フツフツ状態で保つ。
  • パスタの茹で上がり3分前に、ソース鍋にパスタの茹で汁(大匙4/人前)と皮を剥いたそら豆、セロリを加えフツフツ状態で火を通す。
  • パスタの茹で上がり1分半前に、ソース鍋にバター一欠け、椎茸、舞茸を加え。強火で火を通す。
  • パスタが茹で上がったら湯きりしてソース鍋に投入し、強火で加熱しながら数十秒一気にかき混ぜ、乳化させてパスタと絡めると同時に、余分な水分を飛ばす。
  • 塩・胡椒で味を調え皿に盛り、下したペコリーノ・ロマーノをかけ、刻んだ香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らし、粗く黑胡椒とピンク胡椒を挽きかけ、特別に香りの高いEx.V.オリーブオイルをタラリとかけて完成(下写真)。



うん、空豆、ペコリーノ・ロマーノ、香りの高いEX.Vオリーブオイル、胡椒の組み合わせは、やっぱり美味しい♪



キッチンにグリーンアスパラとスナップエンドウがあったので、この日の賄い昼食は、自家製ソーセージとアスパラ、スナップエンドウのパスタにしたのです。・・・5/14日

下写真はこの日の食材:
左端はグリーンアスパラ、その右上は無農薬自家栽培イタリアンパセリ、その下左から右へスナップエンドウ、自家製ソーセージ(下写真)



使ったパスタはバリッラΦ1.8mmスパゲッティ、チーズはパルミジャーノ・レッジャーノ、トッピンッグした香り葉は無農薬自家栽培イタリアンパセリ、粗く挽きかけた胡椒はブラックペッパーとピンクペッパーの合わせ。

[ 自家製ソーセージ、アスパラ、スナップエンドウのスパゲッティ ]
Spaghetti con salsiccia fatta a mano, asparagi e piselli a baccello.
スパゲッティ・コン・サルシッチャ・ファッタ・ア・マーノ・アスパラージ・エ・ピゼッリ・ア・バッチェッロ
  • ソーセージは皮ごと極粗く刻む。
    アスパラは根本8cm位は皮を剥き、2cm長さの小口に切り、穂先とそれ以外を分けて置く。
    莢エンドウはヘタ、スジを取って3cm位の幅で小口に切る。
    イタリアンパセリは茎は1cm幅の小口、葉は香り葉用に微塵に刻む。
  • パスタ(この日はΦ1.8mmスパゲッティ)は1%の茹で塩で茹でる。
  • ソース鍋にEx.V.オリーブオイル、微塵切り(又はスライス)ニンニク、微塵に切った鷹の爪、イタリアンパセリの茎を入れて炒める。
  • ニンニクが少し色づいて来たら、ソーセージを加えて軽く炒め(火は既に通っている)、パスタの茹で汁(大匙8/人前)を加え、フツフツ状態で保つ。
  • パスタの茹で上がり3分前にスナップエンドウとアスパラの穂先以外をパスタ鍋に投入し、パスタと一緒に茹でる。
  • パスタの茹で上がり1分前にアスパラの穂先部分をパスタ鍋に投入し、パスタと一緒に茹でる。
  • パスタが茹で上がったら、スナップエンドウ、アスパラごと湯きりしてソース鍋に投入し、強火で加熱しながら数十秒一気にかき混ぜ、乳化させてパスタと絡めると同時に、余分な水分を飛ばす。
  • 塩・胡椒で味を調え、皿に盛り、下したパルミジャーノ・レッジャーノをかけ、刻んだ香り葉(この日はイタリアンパセリ)を散らし、粗く黑胡椒とピンク胡椒を挽きかけ完成(下写真)。



アスパラのパスタは久しぶりだけれど、やっぱり美味しい♪

下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m
にほんブログ村 料理ブログ 食材(料理)へ にほんブログ村 花ブログ 屋上・ベランダ菜園へ にほんブログ村 花ブログ 水耕栽培へ
Copyright © 主に食材な備忘録 All Rights Reserved.

Comments 4

There are no comments yet.
akkyan

う~ん・・・今日はとても迷ってます。
初っ端の「手作りソーセージときのこのパスタ、トマト仕立て」が
見るからにとても美味しそうで・・・。
んでもやっぱり
「自家製ソーセージ、アスパラ、スナップエンドウのスパゲッティ」で。
なんせ好きな物しか入ってないですしねえ。
う~ん美味しそう・・・。Y(^Q^)P

kasugai90

今夜は、うどんをパスタのようにして食べました。
麺の太さが違うので、食感もだいぶ違いますよね~

ポチ、っと!

  • 2023/05/19 (Fri) 23:13
  • REPLY
duckbill21
duckbill

Re: タイトルなし

> akkyanさん
初っ端のトマトパスタ、美味しそうでしょ?
美味しいんです♪ww
「美味しいものは美味しそうに写る」ってのが持論です。
でも最後のアスパラパスタもお勧め。
これは私にとっても、好きなものだけで作ってますww

  • 2023/05/20 (Sat) 09:01
  • REPLY
duckbill21
duckbill

Re: タイトルなし

> kasugai90さん
麺の太さも粉の違い(中力と強力)もあって、大分違いますよね。
でもヴェルミッチェッローニとかキタッラとか太いパスタなら、モチモチして感じが少し似てくるし、手打ちのショートパスタも食感が似てますよ。
ポチ、ありがとうございます。

  • 2023/05/20 (Sat) 09:05
  • REPLY