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ハモンセラーノ原木維持管理の超?秘密兵器

ジャーン!これがハモンセラーノを維持する超?秘密兵器だ。 単に布巾を掛けただけに見えなくもない。 まあかなり近い、というよりほぼそうだ(笑)。
さらしを1m80cmの長さで切って、半分の 90cmで折り返し、片側サイドだけ縫い合わせたもの。つまり閉じている部分がL字形であり、 反対側のL字側が開く側となっている。
これをハモネロにセットされている生ハムに被せるという寸法だ。袋状ではないので被せたり取ったりはとて も楽だ。でもこの形状が便利とかそういうことではない。管理中のカビ発生を抑える相当な優れ物であるというところがポイントだ。
原木は食べきるまでに結構日数がかかる。例えば当家では原木一本3~3.5ケ月位かかって完食する。
その間、室内において常温保管をしていく訳だけれど、日本の家屋は結構埃っぽいし、食べ物を剥き出しで置いておくことに、日本人はとても抵抗がある。
埃を被らないように、ビニールで覆ったり、ラップで包む等の管理方法を紹介しているところもある。
でもそのような管理をした場合、内部に湿気がこもり、今の季節でも3~4日程度でもう表面にカビるんるんが発生してくる。
勿論カビが生えたからどうというものでもない。もともとイタリアやスペインの生ハムはカビをつけて熟成 させる。でも熟成が終わって食べ始めているときにカビだらけにしてもしょうがない。
あまり内部に入り込まないうちに定期的に清掃をしていかなければならないが、3~4日毎にカビ取りでは面倒くさいし、いくら生ハムが美味しくてもいやになってしまう。ちょっとサボって間隔を空ければボウボウで、もう負けそう。

さてそこでこの単に布巾にしか見えない超?秘密兵器の登場だ。勿論埃避けのカバーであるわけだが、ビニールと違って 通気性があるので、カビが殆ど発生しない。半月に1度くらいの清掃で十分だし、付くカビの量も少ないので、キッチンペーパーにオリーブ油を漬けてちょっと拭けばもうきれいになる。その後原木全体も オリーブ油を含ませたキッチンペーパーでかるく拭いてあげて5分位で清掃は完了する。簡単に作れるので何枚か作って、汚れたら洗濯すれば何度でも使える。これを使うだけで維持管理にかかる労力の半分以上はなくなる筈だ。
とこんなに簡単で優れものなのに、こんな方法を紹介しているところは知る限り何処も無い。なので これはオリジナルの方法だ。・・・などと取りあえず自画自賛。でも私が考えたものではなく実は女房殿の発案だ。残念!

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