トマト水耕栽培容器の製作
これは以前に身内が釣ったメジマグロを数匹送ってくれた時に使われたクールボックスで、都合よく丁度二個(コストルート・ジェノベーゼとサンマルツアーノ・ルンゴ用)ある。
紐が通っている穴は支柱を立てるのにそのまま利用できそうだ。(≧ ≦)Ω ヨッシャ!何と都合が良い。
蓋に培地を入れる容器をセットできる丸穴をあけ、又液肥の追加や根の状態チェックなどのため、蓋の一部だけあけられるように、少し端側で分断する。
夏場炎天下で液肥が煮えないように、箱全体を丁寧にアルミシートで覆い、遮光する。
苗と培地を入れる容器がこれだ。
これは去年のバケツ水耕で使用したもの。あちこちガムテープがついているのがその名残りだ。
100円均一で買ったプラスチックの水切りザルで、根が出る邪魔をしないように、あちこちニッパで切って目を大きくしたもの。
この大きな目から培地がこぼれないように、不織布を敷く。この不織布は耐性を考慮し100%ポリエステルのもので、やはり100円均一で買ってきた空調気用のフィルター。植物の根が貫通して成長するのには何の邪魔にもならない。
さて、私のやり方は給水用布を沢山ぶら下げるやり方だ。
これは根が培地容器のどこからとび出ても、どれかの給水布に沿って確実に液肥まで到達することを意図している。
培地内は当然十分に水分があるが、一旦培地から出て液肥に到達する間で、乾いて枯れてしまう根も多く、これを防止する。特にパッシブ水耕では有効だ(今回はパッシブではないけれど)。
この方法は去年のバケツ水耕によるシシリアンルージュ栽培でも良い結果が得られているし、PETボトル水耕栽培でも良い結果が確認されている方法だ。
給水用布は100円均一で買えるポリエステル材のマイクロファイバータオルを適当な幅に裁断したもの。
水耕栽培用給水布としてこのマイクロファイバータオルが優れていることに関しては以前の記事で記述している。
この給水用布をぶら下げるやり方はとても簡単だ。一端をゆるく結び、反対端から敷いた不織布ごと培地容器を貫通させる。結び目が抜け落ち防止の役目だ。そして、ゆるく結ぶ理由は毛細管現象の邪魔をしないためだ。
沢山ぶら下げ、中央だけは苗の根に沿わせるようにそのまま伸ばす。
このマイクロファイバーの給水布の吸水率は抜群で、セット時に前もってぬらしておくなど必要が無い。乾いたままで作業して構わない。
下から見れば、こんな感じで沢山給水布が垂れ下がる。
コストルート・ジェノベーゼの苗を砂培地から外し(水につけると簡単に砂培地は落ちる)、先ほどの中央の伸ばしたままの給水布で根を挟み込むようにして、容器内をバーミキュライトで満たす。
すぐにバーミキュライト全体に、少し液肥をかけておくと、苗も萎れないし、バーミキュライトの微粉が飛び散らなくて良い。
ハンダごてでエアー供給用の穴をあけておく。
培地容器径が大きいので、トマト苗の周辺を除き周りも遮光し完成だ。
さてこんな感じで、もう一台製作しなければならないが、(^。^;) フウ!今日はちょっと疲れたので、2台目製作は又テンションが上がった時だ。
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