今期8回目の自家製カラスミ大量に完成
今期8回目は北海道産の冷凍助宗鱈卵を使ったNO.1~NO.6までの多数個同時製作だ。
冷凍卵を使ってのカラスミ作りは始めてのケースであって、もし普通に同じようなレベルで出来れば、魚卵の入手方法にまた新たなルートが考えられる貴重な実験でもある。
仕上がり状態は特段問題がなく、良好に出来ているように見える。
重量は各々以下のようになった。
NO.1 130g→105g(塩漬け後)→118g(塩抜き後)→67g(51.5%)
NO.2 80g→ 61g(塩漬け後)→ 71g(塩抜き後)→42g(52.5%)
NO.3 89g→ 72g(塩漬け後)→ 83g(塩抜き後)→47g(52.8%)
NO.4 63g→ 49g(塩漬け後)→ 58g(塩抜き後)→33g(52.4%)
NO.5 73g→ 59g(塩漬け後)→ 68g(塩抜き後)→37g(50.7%)
NO.6 76g→ 63g(塩漬け後)→ 71g(塩抜き後)→43g(56.6%)
いつものように、表面をアルコールスプレーで殺菌し、乾いてから表面にE.V.オリーブ油を塗布し、真空引き。真空袋には遊びのオリジナル食材シール。
と、いつもはここまでで、全て長期熟成にまわすのだけれども、今回は冷凍卵で作ったカラスミの品質がどんなものであるか、当然評価をしなければならない。
そこで、一番柔らかめであったNO.2を切って試食してみた。
さて今回の冷凍助宗鱈卵は1ケースで520円、従って今回のカラスミ1個の値段は90円弱となる。
さあ、これが1個90円弱のカラスミだ~~~!!!!!!!!!! ( ̄^ ̄)えっへん
色といいツヤといいなかなか良い仕上がりでは無いだろうか。当然味も申し分ないョ。
実は今回の冷凍卵のカラスミ製作は、解凍段階でもう成算があった。
これまでカラスミにした、スーパーで購入の助宗鱈卵には、今回の冷凍卵を解凍した状態と全く同じような概観、感触(色やツヤ、テカリ、血の固まり具合など)のものが何個か存在した。
北海道から氷詰めで輸送される助宗鱈では、体内卵が冷凍状態になるものも、一部発生して何ら不思議ではない。
つまりこれまでカラスミとして製作した中に、期せずして冷凍になった助宗鱈卵もあったということだろう。
さて、520円でこんなにカラスミが出来、1個当たり90円弱!!もう普段使い(duckbill家ではとっくに普段使いだけれども)。これはかなり美味しい話ではないだろうか (^ー^* )フフ♪
ところで私duckbillがいつも勉強させて頂いているカイエさんのところでは、何と活け締めの天然平目に入っていた卵でカラスミを作られました。 平目、カレイは他の魚卵と異なり特有の形状をしていますので必見です。
詳しい作り方や、これまでの製作経過はカテゴリ[自家製カラスミ]で見ることが出来ます。
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