自家製カラスミ製作、今期11回目その2、その3と9回目その3経過
11回目の自家製カラスミ製作その2
4日間の塩漬け工程が終了し、次は11回目の自家製カラスミ製作その2の日本酒による塩抜き工程だ。
流水をかけて軽く表面に残った塩を洗い流し、キッチンペーパーで表面の水分を取る。
塩漬け後の重量変化はNO.1(ブリ卵)が164g→123g(75.0%)
NO.2(ブリ卵)が72g→45g(62.5%)
NO.3(黒鯛卵)が192g→156g(81.3%)
NO.4(黒鯛卵)が150g→116g(77.3%)
鯛卵は塩の振り方が少な過ぎたか、水分の抜けが今一だ。
まあ気にしないで、4個まとめてPE袋内で日本酒につけて塩抜き。
塩抜き工程は2日。使用した日本酒は実測すると420cc程度になる。
さて塩抜き開始して2日後がこちらだ。
11回目の自家製カラスミ製作その3
日本酒から取り出し、キッチンペーパーで表面の日本酒を吸い取る。
重量変化はNO.1(ブリ卵)が164g→123g(75.0%)→139g(84.8%)
NO.2(ブリ卵)が72g→45g(62.5%)→55g(76.4%)
NO.3(黒鯛卵)が192g→156g(81.3%)→182g(94.8%)
NO.4(黒鯛卵)が150g→116g(77.3%)→139g(92.7%)
以降は最終工程である10日程度の天日干し。
冷蔵庫は食品がとても乾燥し易い。なので天日干しができない天候の悪い時や、夜間はキッチンペーパー等に包み冷蔵庫に保管して、乾燥を進める。
期間は、小サイズは早めに乾燥するし、大サイズであればある程、10日を超えてかなり日数もかかり、なかなか大変だ。
乾燥が進み過ぎて冷蔵庫内では乾燥を進めたくない場合は、PE袋にいれてから冷蔵庫保管をする。
9回目の自家製カラスミ製作その3途中経過
さてこちらは、現在天日干し中の今期9回目の自家製カラスミ(ブリ卵)だ。
丁度天日干し開始から10日たった状態で、きれいなアメ色が出ているけれど、結構大きなサイズのブリ卵なので、残念ながら固さ的にはまだ少し柔らかく、もう少し乾燥に時間がかかる。
NO.1が362g→塩漬け後298g→塩抜き後343g→現在216g(59.7%)で、大きい分まだ少し柔らかく、もう少しかかりそう。
NO.2は309g→塩漬け後264g→塩抜き後284g→現在180g(58.3%)だが、こちらは大分良い固さ。後1~2日の冷蔵庫保管で仕上がりそうだ。
ところでNY在住のアヤナーさんは何とテキーラで塩抜きをした自家製カラスミを製作されました。
NYでは日本酒が高価なので代わりにテキーラで置き換えたところ、テキーラの香りとからすみの塩辛さがあって、とても美味しいカラスミに仕上がったそうです。
所変われば品変わるで、住んでいる場所にあわせた工夫で、色々なバリエーションのカラスミが出来るのはとても素晴らしいと思います。テキーラを使って作るカラスミ、必見です
さらに、以前の記事でも紹介させて頂きました、活け〆ヒラメ卵でカラスミをお作りになったカイエさんは、 その後、もう何だか凄腕の魚卵ハンターになって(笑)、続々と魚卵(ブリ卵やらサバ卵やら)をゲットしてカラスミを製作され、それらをまとめて公開されました。迫力満点、こちらも必見です。
詳しい作り方や、これまでの製作経過はカテゴリ[自家製カラスミ]で見ることが出来ます。
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