トマトにアオムシ出現!
昨日朝、いつものように水耕栽培中のトマトの点検をすると、まさに出たばかりのアオムシのふんが高く積まれていて、その先を目で追うと、なんと葉を食べている時のように、首を振りながらトマトをシャクシャク食べている真っ最中の、アオムシと目があった。 ・・んん!
あまりの事( 食べられていたのが葉ではなく、トマトなので )に狼狽して、写真を取るのも忘れ、その場であちらの世界へワープしてもらった。
で、これがその食べられたコストルート・ジェノベーゼだ。
慌てて、他もしらみつぶしに調べたら、コストルート・ジェノベーゼに4匹、サンマルツァーノ・ルンゴに1匹と、最初のを含めて6匹の捕獲となった。
でも後の5匹は何れも葉の食害で、トマトを食べていたグルメな奴は最初の1匹だけだった。
そして今朝の点検、まだアオムシのふんがある辺を重点的に見ると、いた~! まず一匹。(下写真)
敵は卑怯にも保護色を使っているので、普通に捜しては中々見つからない、ふんが一番の目印だ。
自分のふんの始末も出来ない奴に未来はない!(んな無茶な!)
で、ここにも一匹。(下写真)
カメラでさえも保護色に誤魔化され、ピントを合わせられないでいるゾ(嘘つけ!)。
結局、今朝も3匹をゲット(下写真)。
これはなんの幼虫だろう?ヨトウムシと言えど若齢なら昼に活動するので、シロイチモジヨトウの若齢幼虫にも見える。
もともとアオムシ好きで、無益な殺生もあまりしないのだが、トマトはそれ以上好きで、また重要度も明らかに
トマト ≫ アオムシ なので、止む無く天国へ行って頂いた。
私も自然の一部、鳥についばまれたり、運悪く暇な時の duckbill に見つかったり等の危険を、うまく回避できたものだけが成虫になれるのが、自然のルールだ。・・・ということで、多少残った罪悪感はポイッ!(笑)
さてこれで捕殺したアオムシは9匹で、そのうち1匹を除いて、全てはコストルート・ジェノベーゼに付いていた。
そして、さらにそのうちのグルメな一匹なんぞは、葉ではなくトマトを食べていた訳だ。
コストルート・ジェノベーゼとサンマルツァーノ・ルンゴは隣り合って、葉同士も触れ合っているので、容易に両者間を移動できる。
それにも係わらず9割がコストルート・ジェノベーゼを食害していたということは、アオムシの評価においては、圧倒的にコストルート・ジェノベーゼのほうがボーノであるという結論が出たということだ(ほんとかいな!)。
青虫騒動はさて置いて、第1果房の一部がやっと色づいてきた(下写真)。
コストルート・ジェノベーゼの鮮やかな赤色は定評がある。まだまだ先だけれど、どこまで綺麗な赤がでるか楽しみだ。
第1果房の実も大きいのだけれど、こちら第2果房の実のサイズは、もう直径10cmもある(下写真)。
小さいサイズの大玉トマト(100g~150g)ということだった筈なのに、このサイズなら普通の大玉サイズで、200gは楽に越えていると思う。
通常の大玉なら土耕で20個~25個/株程度の収穫だろうか。
でも水耕栽培なので、100gの果実サイズなら最低100個は収穫したいと考えていた。つまり総重量10kgだ。
これは重量では、20g/個のミニトマトなら500個/株に相当するけれど、去年のシシリアンルージュの実績なら、まあ妥当な線と言える。
でも小型の筈が、200g/個もある普通の大玉サイズなら、重量からは目標50個/株となる。
それなのに、まだ第1果房がやっと赤く色づき開始した状態で、着果している果実数が既に40個もあるというのはちょっと問題だ。
ミディサイズと大玉の中間くらいのサイズで、40個程度屁でもないと思っていたけれど、200g/個サイズなら、これはどう考えても果実をつけ過ぎで、どうりで次の花房は成長しないで萎縮し始めるし、株も一切成長が止まっている筈だ。
冬まで長く収穫する予定だ(勿論不測の事態で駄目にならなければ)。今着果している果実だけで終りにするのではないから、株を楽にするため、少しもいで、果実数を減らした。
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