トマトにサビダニ発生他
水耕栽培中のトマトにサビダニが発生した。
去年はこの時期ではもっとやられていた筈だけれど、今年はこれまで発生がなく、周りからもあまり聞かないので、自然天敵も増えてきたのかと思ったが、そうは問屋が卸さないようだ。
誰かが言っていました、サビダニはトマトを好み過ぎると、そのためトマトが枯死するまで加害を続けます。
無農薬でやっているところでは、大抵やられるようで、私のところではここ数年100%発生しています。
サビダニのせいだと気付いていない人は、葉がだんだん茶色になって下のほうから枯れてくるので、何かの病気と思い、トマトは難しい、上手に出来なかったで終わっている人も多いのでしょうか。
ほぼ100%発生して、そして枯れるまでやられるのだから、何もしない訳にもいかず、以前畑をやっていた時からず~~っと無農薬にはこだわってきているのだけれど、去年からこのサビダニの場合だけ、コロマイト乳剤を使うことにしています。
農薬とは言えこのコロマイト乳剤、微生物から生まれた殺ダニ剤で、減農薬栽培では農薬としてカウントされません。そして低薬量で十分な効果があり、従って使用規準でも収穫前日まで使用しても構わないとされています。
さてこの殆ど農薬とも見なされないコロマイト乳剤、でもサビダニに対する効果は劇的とも言える程もので、速効性に優れ、卵~成虫まであらゆるステージのサビダニに効果があります。
去年使ってみてビックリでした。これだけ効果が高いなら、あまり頑張って蔓延させずに、初期の軽いうちに躊躇せず使ったほうが、結果として使用量も少しで済み、かえって良いのではと思っています。
さてそのサビダニですが、下の写真、葉脈に沿って、少し茶色っぽくなっています。実際は逆光なのでもう少し判るのですが、デジカメだと勝手にフラッシュをたくので逆光ではなくなってしまいました。
この葉脈に沿って茶色っぽくなってくるのも特徴で、これが見つかれば要注意です。
そしてその葉のもう少し手前の茎は少し茶色になって、中央の新芽も茶色に萎縮しているし、そのさらに手前のイナバウアー(古い!)中の葉も茶色になって萎縮しています。
これら茶色の色は葉や茎が茶色になったのではなく、サビダニの色でそう見えるだけです。
画面左端の葉が上写真の真中の葉ですが、これで見ると葉脈に沿って少し茶色になっているのが判ります。
そして駄目押しに×20のルーペ(100円均一で200円の)で確認したら、案の定しっかりいましたネ。
このサビダニ、サイズは0.18mm前後なので虫眼鏡で見るくらいでは何も見えません。
×20位ののルーペで見て、クミンシードのような細長い形状(正確には細長い楔型)を確認できます。
でも手足などは小さすぎて見えないし、ワサワサ動き回っているわけでもないので、サビダニの形状を知っていれば、そうだと判る程度です。
今回はかなり初期、ほんの一箇所に少し発生した時点で発見できました。
もちろんこんなに早く発見できるのは、これまでイヤと言うほどサビダニにやられてきた成果ですが(爆)
これくらい初期に発見できれば、コロマイト散布も少しで済みます。早速この葉の周囲と、多少怪しげなところだけにコロマイト乳剤1500倍希釈液を少々スプレーしました。
追記:その後、ブログでお友達のkatteniさんが典型的なサビダニの写真を撮影されました。
その記事の写真で見るのが百聞は一見にしかずです。
ミョウガ
プランターで栽培中のミョウガに花ミョウガらしいものを見つけたのは7/29日の記事。
花ミョウガである動かぬ証拠、花が咲きました~!・・・って、咲かせてないで早く食べろよ!自分。(;^_^A
・・・♪咲~かせ~て、咲~かせ~て♪
フェンネル
プランター土耕中のスィートフェンネルがトウ立ち。 フェンネル好きの私としては、この蕾も料理に使いたいけれど、あちこちに植えられるように今回は我慢をして、種を採取する予定。
下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、 是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m |