国産活きムール貝
岩牡蠣はもう季節が終わったかと思ったらまだあったので、嬉しくなって買って見ましたが、食べてみたら、やはり身が痩せていて、旬の時の丸々としてミルキーな岩牡蠣とはもう別物です。やっぱり旬は大事です。
活ムール貝はこの前買って食べてみてとても美味しかったので、この日も購入したのだけれど、余程この前の味が気に入ったのか、当家の太っ腹な(実腹も)家内は、これをトロ箱ごと購入していました。
・・・あんたは魚屋でもやるんか~~い!(爆)
いつも色々頂いているブログのお友達にお裾分けして、でもまだまだ一杯あるものだから、この日の夕食に酒蒸しでタップリ食べて、さらに翌日10/10(土)の昼食で、ムール貝のパスタを作りました。
ムール貝はヒゲを手でつまみ貝の先端の方向へ引っ張って取り除き(反対の蝶番側へ引っ張ると途中で切れてしまいます)、タワシで外側の付着物を洗って綺麗にし、海水程度の塩水に10分程度放しておく。
鍋(この日は4人分なのでフライパンでは無理)にオリーブオイルを入れ、スライスした国産ニンニク、自家製鷹の爪を入れ、ニンニクの香りをオイルに移し、辛味も出す。
自家製ベーコン、玉葱スライス、水切りしたムール貝を投入し強火でざっと炒め、酒(白ワインを入れようとしたら、前日家内に全部飲まれていたので日本酒で代用)を加え、蓋をして、ムール貝が開くまで酒蒸し。
ムール貝を取り出し(余分に加熱しすぎない)、残った蒸し汁に黒胡椒をふり、塩味を調え(多分塩は不要)、パスタの茹で上がりを待つ。
茹で上がれば、ざっと湯きり(乳化用の茹で汁を多少含んだ状態)したパスタを鍋に投入して、 加熱しながら、数十秒、一気にかき混ぜて余分な水分を飛ばし、乳化させてパスタと絡める。
器に盛り、ムール貝を戻し、オリーブの香り高いE.V.オリーブオイルをタラリ~ンとかけ、イタリアンパセリを散らし、パルミジャーノ・レジャーノを削って、出来上がり。
正直旨過ぎ!身が大変に甘く、ジューシーで、おまけに出る出汁で周りをみんな旨くしています。
反則かも知れません。だって、こんなパスタ誰が作ったって旨くなるに決まっているもの。(笑)
まだ残っているムール貝で、夕食はパエーリャを食べたいとの要望だったので、夕食で作りました。
スペインからのお土産でもらったパエーリャ鍋をまだ一度も使っていないので、丁度良い機会です。使い心地を試して見ました。
- 米は研いだ後、ザルにあけ水切りをしておく。今日の量は2合。
- ムール貝はヒゲを手でつまみ貝の先端の方向へ引っ張って取り除き、タワシで外側の付着物を洗って綺麗にし、海水程度の塩水に10分程度放しておく
- 米の3倍のお湯にサフランを入れ、色を出す。サフランの色の出が不十分だったのでパプリカ粉末も追加
- 3に2の水切りをしたムール貝を入れて茹で、貝が開いたら、貝は引き上げて別に取り置く
- パエーリャ鍋にオリーブオイルを入れ、スライスニンニク、鷹の爪を炒め、続いて玉葱微塵切り、ピーマン微塵切りを炒める
- 殻付きエビ、タコ(ぶつに切る)、イカ(輪切り)、ピーマン輪切りを5のパエーリャ鍋に入れ、炒め、火が通ったら、別に取り置く
- トマトの微塵切りを6のパエーリャ鍋に入れ、炒める。
- 1の米を7のパエーリャ鍋に入れ、軽く炒め、4の茹で汁を入れ、黒胡椒をふり、汁気がなくなってくるまで煮る(最初は中火、後は弱火)。塩味はムール貝を茹でたときに茹で汁に出た塩分で十分の筈
- 汁気がなくなってきたら火を止め、取り置いたムール貝、エビ、タコ、イカ、輪切りピーマンを乗せ暫く蒸らして完成
最近時々出回るようになった、この国産の活ムール貝ってほんとに美味しい。
以前までの海外から冷凍で輸入されていた、オレンジ色が濃い不味いムール貝、パエーリャなどに入っていたあのムール貝は何だったんでしょうか。それとは全く別物です。そしてこのサイズ(貝長さ7~8cm)が一番使いやすく、味も良いような気がします。
スペイン土産のパエーリャ鍋も中々使いやすかった。
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