秋の空に干し柿
干し柿は、私も叔母のところから送ってくれる柿を当てにしていたのですが、今年は全然実をつけなかったらしく、諦めていたところでしたので、大変嬉しい頂きものでした。
荷物には沢山の柿以外に、ルバーブ、マロングラッセ、新生姜の佃煮、ケーパーの塩漬けと色々入れて下さいました(下写真)。
マロングラッセは一個一個ガーゼで包んで何日もかけて作った力作なのです(この製作記事はこちら)。
こんな手間隙かけた貴重なものを手作りの折り紙箱に入れて頂きました(下写真)。
私の家族は5人家族なのですが、娘は一人暮らしをしているので、常時4人、数が丁度ピッタリなこともあって、あっという間に各自のお腹に消えました。(笑) 勿論、すごく美味しかったです♪
新生姜の佃煮も手作りで(これはこちらの記事)、食事毎に美味しく頂いています。
柿は熟して柔らかくなるのも早く、頂いたその晩のうちに、皮を剥いて、ヘタを紐で縛り、剥いた柿の表面にアルコールスプレーをして殺菌し、まずは、室内で扇風機で乾燥(下写真)。
干し柿は途中でカビが生えて駄目になってしまうのも良くある話です。
カビをはやさないで干し柿にする方法として、この剥いた直後に扇風機で乾燥するやり方はブログのお友達のpandaさんから教えて頂いた方法です。
一旦表面を殺菌すれば、再度腐敗菌やカビ胞子が付着して、それが増殖するまでの時間が稼げます。
その間に表面に水分活性の低い、乾いた皮膜を作ってしまえば、腐敗菌は表面で繁殖出来ない上、内部に入り込めません。又表面が乾いていればカビも繁殖しにくくなります。
そしてその万全の防御体制の中で、内部はゆっくり乾燥して、干し柿になっていくという、実に理にかなった方法に思えます。
結局二日ほど雨が続き、その間はずっと室内での扇風機乾燥となりました。
その結果表面もすっかり乾いた皮膜が出来て、サイズも一回りは縮み、もうカビは大丈夫でしょう(下写真)。
そして晴れて3日目はようやく、外に吊るしました(下写真)。やっぱり干し柿はこう(外に吊るす)でなくちゃいけません。うまくいく気配ありありです♪
秋の空に干し柿・・・何だかとてもいいなぁ!!
この辺りはちょっと歩くと里山も残っています。だからこんな景色はとても似合う。
ルバーブは早速ジャムにしました。
ルバーブを1~2cm長さ程度に刻んで、ルバーブの50%重量の砂糖、白ワインを全体にちょっと振りかけ、一晩置く。
火をいれてちょっと煮るとルバーブはすぐ崩れる。
アクを取りながら、丁度良いくらいまで煮詰めて出来上がり。ルバーブは酸味が強いので、特段レモンを入れなくても大丈夫でしょう。
保存がきくようにするなら、熱々の状態で保存瓶にいれ、蓋のちょい下くらいまでのお熱湯に入れ、蓋は閉めず、軽く乗せているだけの状態で20分間煮沸し、その直後蓋をしっかり閉める。
冷めて蓋が凹んでいれば大丈夫。
この方法で300cc保存瓶に2瓶完成(下写真)。
綺麗な赤いジャムに仕上がりました(下写真)。
しかしこのルバーブ、外見はサトイモの茎みたいなものだけれど、ジャムにすると、味はまさにxxベリーといった系統の味です。なんで野菜の茎がこんな味になるのか不思議です。
ケーパーの塩漬けは酢漬けよりずっと使いやすいと思います。ゆっくり色々なものに使っていきたいと思います。
ポメマルさん、美味しいものを有難うございました。<(_ _*)> 感謝
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