最近買ったお買い得チーズ
まず11/4日の購入(下写真)。
写真奥左から、フランスはオーベルニュー地方のA.O.C.認定の青カビチーズで、ブルー・ドーベルニュー(Bleu d'Auvergne)が2個。
各々130gと121gを、単価398円/100g(税込み)での購入ですが、これは通常市販価格の50%~67%位の価格です。
このチーズはちょくちょく買っているチーズです。このチーズについては以前の記事にも書いています。
今回購入したブルー・ドーベルニューの熟成状態は、どちらも普通に食べ頃状態でした。
奥右は世界3大青カビチーズの筆頭格、フランスを代表するチーズ、青カビチーズの王様、ロックフォール(Roquefort)A.O.C.、96g。
単価429円/100g(税込み)での購入ですが、これは通常市販の33%~50%位の価格。
このチーズもちょくちょく買っているチーズですが、大好きなチーズです。今回も普通に食べ頃状態でした。
このチーズについては以前の記事で、ちょっと説明を書いています。
手前はフランスはアルザス地方のウォッシュタイプチーズ、マンステールAOP、125g
単価340円/100gは通常市販価格の35%~50%位の価格でしょうか。
ウォッシュタイプのチーズは、表皮を塩水や酒で洗いながら、熟成させます。
当然ながら手間も費用も掛かるので、その分少し高価です。
表皮はオレンジ色で湿っていて(乾いて固いも種もあります)、繁殖しているリネンス菌(納豆菌と同じ酵母(枯草菌)の一種)の働きで、結構な匂いを放ちます。
このマンステールは1978年にAOCを取得したチーズで、表面を塩水で洗っているタイプです。
こちらは11/10日に、家内が買ってきた、やはり半額お買い得になっていたフランス産ブリー(Brie)チーズ(下写真)。
ブリーチーズは白カビチーズで、フランスのブリー地方で1000年以上前から作られていると言われるチーズです。
カマンベールチーズの原型とも言われ、200年前にノルマンディ地方にこのブリーの製法が伝わって生まれたのがカマンベールチーズと言われています。
このブリーチーズ、120gもあって249円とお買い得。
ラベルを見るとCharme de France(チャーム・ド・フランス)だそうです。ご丁寧に読みカナまで振られているのですが、シャルム・ド・フランスでは無いのでしょうか。チーズで、フランス名なのに英語読みは、何か変です(笑)
味は塩味は薄く、それはそれでいいのですが、塩味が薄い上、クセが全く無いものだから、何だか何を食べているのやら、食べ応えがまるで無い。
単にクリーミィなだけなら、安い国産ブリーや国産カマンベールで充分です。
こういうチーズを食べると、自分がいつも如何にクセの強いチーズばかり食べているかが良く判ります。(爆)
こちらは11/13日の購入(下写真)。
以前の記事 でも紹介した、フランス産カマンベールで、カマンベール・ド・ノルマンディ(Camembert de Normandie)A.O.P(サンループ(Saint-Loup))250g。
単価258円/100gでの購入は通常市販価格の1/2~1/3程度。
生乳で作ることが義務づけられているカマンベール・ド・ノルマンディはやっぱり香りとコクが特別。
このサンループ(Saint-Loup)のものも、ブラインドで食べてもそうだとすぐ判る特有の香り(臭み)があって、それが結構気に入っています。
こちらは11/20日に家内が、やはり半額お買い得で購入してきた、世界3大青カビチーズの一つ、イタリアのD.O.P.チーズ、ゴルゴンゾーラ(Gorgonzola)で、その辛口タイプ、ピッカンテ(piccante)です(下写真)。・・・ちなみに甘口はドルチェ(dolce)です。
いつもピカンテと言ってましたが、スペルを見るとcがダブルなので、ピッカンテが正しいのでしょうね。
D.O.P.はデノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・プロテッタ(イタリア語:Denominazione di Origine Protetta)の略。イタリアにおける原産地名称保護制度で、フランスのA.O.C.に相当するものです。
257円/100gでの購入価格は通常市販価格の25%~40%程度であり随分安い。
ロックフォールよりは若干クリーミィですが、しっかり青カビの強さを持った素晴らしい味だと思います。
私が青カビチーズ好きになったのもこのゴルゴンゾーラからで、学生時代からの随分古~い付き合いなのですが、このブログでは初めて記事にします。
やっと買えたモンドール(Mont D'or)A.O.P.、11/21日の購入です(下写真)。
モンドールは人気があるらしく、半額ではなかなか買えないようです。これは30%引きでの購入。
一般には3000円前後するこのチーズを1953円での購入です。
モンドールは秋~冬季限定のウォッシュチーズで、フランスとスイスの国境にあるモン・ドール山のフランス側とスイス側で各々作られていますが、購入物はLES MONTS DE JOUX製のフランス産物です。
フランス産は無殺菌乳で作られるのに対し、スイス産の物(ヴァシュラン・モンドールVacherin Mont d'Or)は殺菌乳で作られます。
さてモンドールといえばトロットロで、木枠入りのまま表皮を十字に切れ目を入れるか、大きく丸く切り取って(蓋代わり使う)、とろとろの中をスプーンで食べるとか、又固い表皮は食べないとか書かれているWEBページも多いけれど、購入物は丸く切ってパカッと開く程、そんなに表皮も固くないし、中だって柔らかいけれど、トロトロではない。
勿論、もう少し熟成させてトロトロにも出来るのだろうけれど、第一そこまでトロトロじゃなくても、いいような気もするし、皮だって食べられそうな気もする。・・・と思ったら、やっぱり普通に切って皮まで食べる方法を記述しているページもありました。
モン・ドールAOCチーズ(フランス)の通販と研究
このページの1項や18項などはその食べ方の参考になりそうです。
1.モンドールチーズの食べ方とその様子
18.モンドールチーズの切り方とチーズの冷蔵庫での保存方法
でもこのチーズ、そんなに騒ぐほど美味しいかなぁ?
特有の木の香りはあるけれど、ウォッシュとしては大変大人しいチーズで、これがトロトロになったからって、何だか物足りないのは変わらない。
カマンベールやウォッシュタイプだって、中のトロッとしたところより、皮の臭い部分の方が好きだし、 やっぱり私は臭~~~いチーズじゃないと駄目みたいだ。(笑)
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