トマト発芽苗の状況0203
ホットキャップのせいか生育は極めて順調ですが、少し徒長ぎみでもあります。
今日はホットキャップを外して、成長確認にパチリ!(下写真)。
左側上下がサンマルツァーノ・ルンゴ、中央上下がコストルート・ジェノベーゼ、右側上下がグレイト・ホワイトです。
中央のコストルート・ジェノベーゼは上下とも徒長がなくて、左のグレイト・ホワイトが葉自体もまばらで、一番徒長気味に見えます。
同じ環境で発芽&育苗と経過しているのだし、上下とも同じ傾向なので、徒長というよりは、種の特質によるところ大と見た(・・・要は徒長させたわけじゃないと言いわけ?)。
さて、発芽に3週間もかかる上、発芽率も極めて悪いという緑トマトのエバーグリーン(スペルからすればエヴァグリーン?)。
評判通り、初号機発進のあと、追加で蒔いた5粒もウンともスンとも言わない状態が続いて、ピンセットでつんつんしても反応もないし(あるわきゃない!)、最早死んでいるのではあるまいかと懸念された昨今、
やうやく エヴァ弐号機発進! ではあるまいか?(下写真中央) v(*^^*)v
これは追加で蒔いた5粒の方ですから、1個目同様播種から2週間程です。
少しづつ根が出るのではなく、それまで全く兆候も無いのが、何が起因となってスイッチが入るのか、一晩でこうなります。
これは、せっかくリードペーパータオルの上で発根したのですから、スポンジ培地を使わないで、このまま砂培地にセットして、発芽させようと思います。
初回が4粒、追加で5粒と、あわせて9粒中発芽は2粒のみなので発芽率22%! なかなか厳しい数字ですが、取り合えず目標の2株が手に入りそうなので、よしとしましょう。
こちらはエヴァ初号機(エヴァグリーンの最初の発芽苗)の状況。
スポンジ培地で発芽した状態でしばらく経過させ、スポンジ外に根が十分出るのを待ってから、砂培地にセットして、本葉もでてきました。
、
参考までに砂培地のセット仕方と注意点を書き留めます。
[スポンジ苗の砂培地へのセット]
砂は洗い砂を使う。
洗い砂をステンレスボールなどに入れ、火にかけて前もって煮沸殺菌をしておく。砂は洗って煮沸殺菌をすることで、何度でも繰り返し使用できる。
育苗鉢の底からの砂流れ出しを防止するため、丸く切ったリードペーパータオルを底に敷き、十分冷めた砂を7分程度入れ、一旦水を軽く注ぎ、砂面を平らにする。
スポンジ苗を砂面の上に置き、周囲に又残り砂を入れ、周囲に軽く水を注ぎ、砂面を平らにする。
受け皿に乗せ、受け皿内に、水耕液肥を入れる。
砂の吸い上げ能力と保水能力は大変強力で、受け皿に液肥を張った一瞬で、砂培地全体に液肥が行き渡る。
※リードペーパータオルは天然素材なので長く持たない。定植時に砂を落とす際にはリード
ペーパータオルもボロボロになっており、砂と一緒に流れ落ちるので、かえって便利。
[注意点]
1.スポンジ外へ充分に根が出たスポンジ苗をセットする
スポンジより砂の方が毛細管現象が強力なので、砂に置いたスポンジ苗のスポンジ内部の水分は砂に奪われる。
そのため、砂から水分が吸えるように、スポンジ外へ充分に根が出た状態のものでなくてはならない。
2.液肥は受け皿に注ぐ
砂培地にセットした苗のスポンジ部分に直接注いではいけない。
何故ならば、スポンジ部分に注いだ液肥はそのまま下の砂に流れ出し、砂も合わせて流してしまうので、スポンジの下に空洞が出来てしまい、そこに根がある場合、根が水分を吸えず、枯れてしまう原因になる。
もしスポンジ部分に水を注いでしまった場合は、また周囲から注ぐことで、砂をスポンジ下に移動させる。
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