自家製アンチョビ仕込み 3回目&4回目
仕事帰りにいつも寄るスーパーで、またまた格安の神奈川県産シコイワシを見つけました。
1パックに500g入って150円です。自家製アンチョビ用に2パック購入してきました。(下写真)・・・3/18日
今年から4年ぶりでアンチョビ作りを再開していまして、これが今年の3回目になります。
これまで作った自家製アンチョビの味に対する不満から、今年は内臓ごと漬ける方式にこだわっています。
先回(2回目)までは、内臓はそのままで頭だけ取った方式での塩漬け。
今回(3回目)は頭も内臓も丸ごと漬ける方式を試します。
水でよく洗って鱗を取ります。正確な全重量は1048gでした(下写真)。
そのまま丸ごとを塩にまぶしてタッパウエアーに詰めていきます(下写真)。
今回の塩量は25%にしています。既にこの量で過飽和(一部が溶けない)ですから、これ以上塩を濃くしても何の意味も有りません。
今回使用した塩がイタリアの岩塩です。
残った塩も全て上に振って、詰め終わり(下写真)。
1日位で魚醤が上がってくるので、その時にリードペーパータオルをタッパウエアーの内側の形に合わせて切って、落し蓋代わりに覆います。
こうすることで、アンチョビは常に魚醤に覆われて、空気に晒されることがなく、黴の発生を防止する筈です(多分)。
さてその翌日。
下写真左は第2回目仕込みの物、そして下写真右が今回(第3回目)の仕込みもので、1日経って魚醤が上がってきた状態のものです。・・・3/19日
2回目のものは内臓そのままで頭だけを取ったもの。頭を切っているので、血が出ている分魚醤が赤くなっています。
右側は頭、内臓はそのままですが、何処も傷つけていない分血はでないので、透明な魚醤です。
同じく内臓ごとですが、漬かる魚醤がこれだけ違ってきます。これが味の違いとして出ない訳が無いと考えています。
どちらが良い・・・いやどちらが自分の求めている味に近いのか、とても楽しみです。
[ 4回目のアンチョビ仕込み ]
そしてさらに翌日。
同じいつものスーパーで、さらに格安の富山県産シコイワシを見つけてしまい、ついつい買ってしまいました。
今度は1パックに1254gも入ってなんと200円です(下写真)。・・・3/20日
何時ものように、水洗いして鱗を取ります。計量したら7g程増えているのは水切り具合のせいでしょう(下写真)。
これも頭も内臓も丸ごとスタイルで25%の塩で塩漬けしました。
使用した塩はイタリアの岩塩とドイツ岩塩のミックスです。
翌日、漁醤があがってきた所で、これまで通り、リードペーパータオルで落し蓋代わり(下写真)。
これで全4回、仕込んだシコイワシの総量は約4kg。今年のアンチョビ仕込みとしてはもう十分でしょう。
ちなみに1回目、2回目が頭なし内臓あり方式、3回目、4回目が頭も内臓もありの丸ごと方式。
そして1回目が冷蔵庫保管での発酵、2~4回目が室内においての常温発酵です。
下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、 是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m |