魚が安い!0526
時々行く府中の卸売り市場(大東京綜合卸売センター)で、あまりに安いので購入したもの。・・・4/13日
メジマグロ2匹で3.7kgが1050円。
この日から3日間はマグロ尽くしだったのだけれど、写真を撮り忘れたらしく、下の1枚以外何も残っていません。
もっともだから記事にし忘れていたのだけれど(^^;)
美味しく食べる方に優先度があるから、写真を撮らなかったり、又は撮り忘れるのはいつものこと。
唯一写真が残っていた一品、ネギマキムチ(下写真)。
これは確か、ブログでお友達のオムラーさんから頂いた自家製ヤンニョム(その時の記事)に焼きネギとマグロを合わせ、塩と醤油で塩味を整えたのだったと思う。
大抵その場のノリで作っているので、ちょっと時間が経つと記憶が怪しげです。(^^)
いかにも、ネギマ鍋を作るので、同じ材料で一品でっち上げたように見えますが、全くその通りです(笑)。
いつも仕事帰りに寄るスーパーに、まあまあの型の黒鯛(チヌ)が519円と安かったようで、家内が買ってきていました。・・・5/18日
33cm、677g、当然卵を期待したのですが、これも小さ目の白子でした。
黒鯛は性転換する魚で小さいときはオス、大きくなってメスに転換します。
今年は大きな黒鯛を捌いていないせいもあるかも知れませんが、この前もオスだったし、メスに行き当たっっていませんし、それに店頭で黒鯛卵も見ていません。
今年は黒鯛がメス化しないなどという異常事態でなければいいのですが。
半身は昆布締めにして翌日の夕食用に。
残った半身を湯引きし、軽く塩を振って1時間程冷蔵庫で締めた後、皮目をつけたまま薄く削ぎ切りにして、カルパッチョに仕立てました。
ニンニクスライス、水に晒した後しっかり水気を切った玉葱スライスとピーマンスライス、ハーブ類はイタリアンパセリもフェンネルも保護観察中なので使えず、セロリの葉を香り葉として使用、セミドライトマトのオイル漬け、酸味のアクセントとしてケイパーとケイパーベリーのスライス、クレージソルトに、バルサミコ、そしてレモンを漬けたEx.V.オリーブオイルです。
この時期の黒鯛は刺身にしても大味なだけなので、このような食べ方も美味しいです。
今の時期の黒鯛はオスからメスへの転換や卵の発育に栄養を取られるためか、卵は脂が乗るのに対し、身のほうは殆ど脂も乗らず大味です。
でも黒鯛が市場に安く出回るのも今の時期なのが皮肉なところです。
秋には冬に備え沢山餌もたべ、身にも脂が乗り、ずっと味が良くなるのですが、その頃の黒鯛はあまり出回らないし、出たとしてもすこし高価になります。
さて別の日。仕事帰りに同じスーパーで、42cm、1185gの良サイズの北海道産メヌケが580円とありえない値段です(下写真)。
この値段も凄いけれど、この値段で、私が行くまで売れていない所がもっと凄い。
鮮度も悪くありません。あまり見ない魚なのでハードルが高いのでしょうか?即買いでした。・・・5/25日
私にとって、メヌケは子供の頃から良く食べた魚、煮つけでとても美味しい魚です。
でも、私の知っているメヌケは赤い魚の筈です。
赤くないメヌケもあるのかと、ちょっと調べてみたら見つかりました。
これはクロメヌケという奴のようで、クロメヌケは私も初めてですが、赤いメヌケ同様美味しいようです。
・・・あ~、ところで、メヌケが無いとか書くと、ヌケメが無いと空目しません?でもこの魚、顔はどちらかというとマヌケです(笑)。
運良く卵でも入っていたら、初のメヌケのカラスミに挑戦したかったのですが。オスでした。^^;
半身を夕食で、[ 醋溜魚片(チョウ ラウ ユウ ピン) ]に仕立てました(下写真)。
いや、要は揚げ白身魚の甘酢あんかけですが、私のは甘酢は穏やかに、スープ多めのあんかけです。
型がいいので、半身でもタップリです。
甘酢じゃなく、出汁あんにする事も多いのですが、この場合は醋溜ではなくなりますので、何と表記するのでしょうか?
湯溜魚片(タン ラウ ユウ ピン)?、それとも単に、溜魚片(ラウ ユウ ピン)とか?
胸鰭のところから出てきたのは、鯛の鯛ならぬ、メヌケのメヌケ!(下写真)
これ不思議な事に、鯛のはいかにも鯛らしいし、このメヌケのは何だかメヌケに似てませんか?
ブリのブリなんか細長くて、いかにもブリッぽいのです。(笑)
残った半身は味噌とこぼれ梅で(味噌にこぼれ梅を入れて、カラスミの塩抜きに使用した日本酒を加え、よく混ぜたもの)漬けました。2日後くらいで食べごろになるでしょう。
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