トマトサビダニ発生!!
サビダニが発生したのは白トマトのグレイト・ホワイト(Great White)。
脇芽の先端が茶色になって萎縮、萎れ、回りの茎や葉の葉脈も茶色になってきています(下写真)。
これはサビダニの典型的な症状です。100円均一の×20倍のループでこの萎れた葉裏を丁寧に観察したところ、案の定いました。
サビダニは肉眼では見えません。×20倍のループで見ても思っているより結構小さいものです。
いみじくも誰かが言っていたように、サビダニはトマトを好みすぎるようです。
トマトの無農薬栽培においては、サビダニは必ず発生するような気がします。
新芽が茶色に萎縮してきたり、やたら茎が茶色になって下葉から枯れてきているケースは、そうと気づいていないだけで、サビダニが原因だったりすることも多いのです。
私は無農薬栽培をモットーとしていますが、トマトに関してのみ、サビダニの特効薬であるコロマイト乳剤だけは例外としています。
必ず発生して、放置すれば結局枯れるのですから、背に腹はかえられません。
それに農薬と言ってもこのコロマイト乳剤は、天然の微生物由来のもので、減農薬栽培では農薬としてカウントされないし、散布も収穫前日まで大丈夫です。
このように他の農薬と較べたら、安全性が大変高いのですが、サビダニに対する効果は劇的とも言えるもので、ビックリする程効きます。
早期に発見しているのでまだ他のトマト株には広がっていないようです。この写真の脇芽周辺と他ですこし怪しげなところだけに限定的に散布しました。
さてこのグレイト・ホワイト、サビダニとは別のところでも悪戦苦闘しています。
花房は花数も多く、開花する花は何の問題もなく着果するような、大きく立派な花です(下写真)。
でも何故か、未だに1果も着果しません。トマトトーンも使って見ましたが着果しません。
Late season(晩生品種)だそうなので、その辺が関係するのでしょうか?まあ気長に行ってみましょう。
緑トマトのエヴァグリーン(Evergreen)も大変立派で花数も多いのですが、こちらも着果し難いようなのです(下写真)。
取り合えず1個だけは着果しているのですが、なかなか後が続きません(下写真)。
去年も大収穫だったコストルート・ジェノベーゼ(Costoluto Genovese)は、今年も着果率抜群です。
主枝第1果房では6個が肥大中(下写真)。
主枝第2果房では3個が肥大中(下写真)。
主枝第3果房では2個が肥大中(下写真)。
第1脇枝第1果房では4個が肥大中(下写真)。
第2脇枝第1果房では6個が肥大中(下写真)。
大玉トマトなのですが、小さいのまで数えると、現時点でもう30個くらい着果しています。
去年も沢山取れたサンマルツァーノ・ルンゴ(San Marzano Lungo)も続々着果してきています(下写真)。
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