レアな魚介の巻
少なくともここ(東京)のスーパー等に出回るなんて、ちょっとありえないという意味のレアです。
もちろん単にレアなだけではありません。値段もお買い得です。
まず北海道産カジカ(鰍)、約1.2kgもの、580円(下写真)。
仕事帰りに寄るいつものスーパーでの購入。・・・6/13日
既に鍋用セットになったものは見ても、丸のままスーパーに出回るのはあまり見たことはありません。
地元でもあるまいし、こんなグロテスクな外観を持った魚を丸のままでスーパーに出して、何処の物好きが買うというのでしょうか!
だから私が行くまで残っています(←どこの物好きだ~!、笑)。
丸のままといっても、棘のある背びれだけは取り除いてありました(下写真)。
これ最初の写真でも判るように、お腹がパンパン状態でした。
あわよくば魚卵が入っていて、カジカのカラスミなど作れればと期待していたけれど、残念ながら大食いだっただけでした。
パンパンのお腹の中身は、中々のサイズのイカが丸ごと。
今年はこのパターンが多くて、胎内卵にはことごとく見放されています。
オレンジ色の綺麗な肝が入っていて、これはアンキモにも負けません。
口の大きさなど外見もアンコウ似ですが、アンコウと同様に皮も身も内臓も、殆ど食べられ、ゼラチン質タップリで美味しいです。
身も皮もぶつに切って、肝と味噌をあわせたカジカ汁が最高!
さてこちらは岩手県産のげんげ(幻魚)という魚、これで399円(下写真)。
スズキ目ゲンゲ亜目ゲンゲ科の魚で深海魚です。
これも↑と同じ、いつも仕事帰りに寄るスーパーでの購入。・・・6/26日
私もこんな魚初めてみました。
写真では伝わらないのですが、切身になっているのに一目見たら忘れられない特徴があるのです。
少し半透明で、生なのに既にコラーゲンっぽく、ゆらゆらプルン♪としていて、もの凄く食欲をそそるのです。
一目でぞっこん!!即買いでした(^^)。
初めて見た魚ですからどう調理するのかなんて皆目判りません。
でも魚自体は、「甘辛く煮付けてね♪」と全身で(といっても切り身だけど)主張しています。なんと健気な(笑)
と言う事で、取りあえず甘辛く煮付けてみました(下写真)。
何と言ってもこの皮がトローンとしていてゼラチン質。
WEBで調べたら、鮮度が悪いとこの皮目が生臭いと書かれていましたが、これはそんなこともなく、美味しく頂きました。
味付けはもっと甘辛くても良かったようです。
さて次は、筋子です。
何故に筋子がレアかと言えば、これは未だ漬けていない生の筋子なのです。
イクラにする大きく育った鮭腹子は何処でも出回るけれど、塩漬け筋子で出回るまだ粒の小さいものが、一切塩漬けしていない生の状態で手に入るのは、私は今回初めてです。
これはいつもの府中の卸売り市場(大東京綜合卸売センター)での購入です。
重さも520gだけれど、偶然値段もこれで520円でした(下写真)。・・・7/10日
早速、塩漬け(下写真左)と醤油、味醂漬け(下写真右)にしてみました。
初めてなので安全に、塩漬けは塩量を多めで漬けています。塩辛すぎたら後で塩抜きしましょう。
下のランキングに参加しています。記事がまあまあ良かったから応援しようという方、それ程でもないが今日は気分がいいから応援しようという方、俺ゃー心が広いから応援ばしちゃるという方、 是非クリックして応援お願い致します。m(_"_)m |