白トマト初収穫!そして味見~♪
7/25日
コストルート・ジェノベージェ(Costoluto Genovese)を3個収穫(238g)。コストルート・ジェノベージェはこれで延べ21個(下写真上列)。
サンマルツァーノ・ルンゴ(San Marzano Lungo)を4個収穫(132g)。サンマルツァーノ・ルンゴはこれで延べ5個です(下写真下列)。
サンマルツァーノ・ルンゴの収穫中最大のもので39g。
去年はこの時期、普通サイズで50gを超えていましたので、今年は本当にサイズが小さいです。
7/27日
サンマルツァーノ・ルンゴを4個収穫(123g)。サンマルツァーノ・ルンゴはこれで延べ9個です(下写真)。
緑トマトのエバグリーンに尻腐れが出てきました(下写真3枚)。
このトマト、味はいいのですが、着果率が悪い上、やっと着果しているのに尻腐れが発生したら、駄目でしょう!(プンプン!)
他のトマトには発生していないので、尻腐れが発生し易い系統なのでしょうか。
白トマト、グレイト・ホワイト(Great White)の初果も急に黄色味を帯びてきて、完熟間近になりました(下写真)。
緑から真っ白になって、それから黄色味を帯びるのかと思ったら、緑からいきなり黄色味を帯びてきます。
エバグリーン(Evergreen)もそうだったのですが、緑トマトや白トマトの完熟判定は、色が黄色味を帯びてきても、触ってみて固いうちはまだ完熟では無いようです。
このグレイト・ホワイトもまだ少し固めですから、あと2~3日後が完熟のようです。
そしてその2日後(7/29日)。
後1日くらいが完熟のようですが、大雨で少し割れが発生し始めているので、一旦収穫して室内で追熟させることにしました。
重量は476g。さすが大きいです。
450g~900gとのことなので、グレイト・ホワイトの中では小さい方ですが、とりあえず範囲内には入りました。
白トマトといっても、色はきれいな薄クリーム色で、このままかぶりついたら、ひょっとしてミルキーな味がするのでは?と思ってしまいそうです(下写真)。
緑トマトのエバグリーンも1個収穫しました。
これは初果と同じ果房にあった小さな果で、着果したけれど最初は肥大せず、初果が大分肥大してきた途中から肥大を始めた果で、初果に栄養を取られていたせいか、あまり大きくならなかった果です(下写真)。
8/1日
コストルート・ジェノベーゼを4個収穫(下写真)
そして、サンマルツァーノ・ルンゴも10個収穫(下写真)。
ここまでで収穫したトマトの延べ個数は、コストルート・ジェノベージェ25個、サンマルツァーノ・ルンゴ19個、エバグリーン2個、グレイトホワイト1個となりました。
さて本題の白トマトの味です。
7/29日の収穫から1日部屋で追熟させた7/30日に待望のグレイトホワイトの味見をしました。
断面は思ったより種部分が少なく肉厚です。種はやはり少なそうです(下写真)。
白い皿に置いて撮ったので、黄色っぽい色が強調されてしまいましたが、スライスして緑の葉とサラダにしたら、普通に白いトマトに見えると思います。
味は、口に入れた瞬間は爽やかな酸味と普通にトマトのような味。でも食べている時の感触は甘酸っぱいフルーツのような味で、ちょっと濃厚&ジューシー。トマトの味では無いようです。
生食で結構美味しいと思いますが、加熱したときに出る旨みも感じますので、加熱でも美味い筈です。
さて、いきなりビシソワーズ(じゃがいもの冷製スープ)の写真です(下写真)。
でもこのビシソワーズは普通のビシソワーズではありません。
通常のビシソワーズは主役のジャガイモ以外にポロネギ(又はタマネギ)を使います。
トマトを使うことで、スープに良い旨みや深さを加えることが出来るのですが、ビシソワーズのような白いスープには当然使えません。 ・・・が!
・・・そうです!このビシソワーズには収穫したこの白いトマト、グレイトホワイトも使われています。
目論見通り、トマトをふんだんに使っても、奇麗な白い色がしっかり保てます。そして何と言っても、トマトが入って味が素晴らしい~♪
オレンジ色の浮き実に見える物は、梅シロップを漬けた後の梅で作った梅のジュレです。これもビシソワーズにアクセントをつけて中々好評でした。
今回白トマトを栽培した最大の理由が、白い色の料理もトマトベースで作ってみたいという理由でした。
数年前にホワイトカレーなるものが流行しました。
私の所ではスパイスを調合してカレーを作ることもあります。なのでこのホワイトカレーが出たときも、自分でも作れそうなので、スパイスを調合して作って見ました。
基本的にはカレーの風味はクミンシードですから、ターメリックなど色が付いてしまうスパイスを外して調合すればいいだけなので、そう難しくはなかったのです。
なので普通に白いカレーはできたのですが、ベースにトマトが使えない分、味に深みを出すのに少し苦労しました。
この白トマトを使える今なら、その時よりずっと美味しいホワイトカレーが出来る筈です。
それだけではありません。
例えばベシャメル系のソースのベースにトマトを使えたら、白い色を保ったまま、又これまでとはちょっと違った美味しいソースになる筈です。
勿論、これは緑トマトのエバグリーンにも言えることで、こちらの場合は緑のソースにトマトをふんだんに使えるということです。
この緑トマト、そして白トマトは大変草勢が強く、ベランダの日当たりがいい所を、一気に占領してしまい、レッド系のコストルート・ジェノベーゼとサンマルツァーノ・ルンゴは日陰に追いやられて、もういじけて花も咲けない日陰者又は引きこもり状態です。
そしてこの日当たりを占領した、我が物顔の緑トマトと白トマトは、始末に追えないことに立派な花は沢山咲くのだけれど、どちらも極めて着果率が悪い上、緑トマトに至っては、何が不満なのかやたらと非行に走って尻腐れる始末です。
という事で、今年の我が家のベランダトマトは、このままではどうやら収穫量は期待できないトホホの状態になりそうです。
でも、これまでトマトベースでは考えられなかった系統のソースに対し、新しい可能性を垣間見るトライが出来るのですから、敢えてコストルート・ジェノベーゼとサンマルツァーノ・ルンゴの救済には行かず、今年のベランダ栽培は、このまま緑&白トマトと心中することにしました(笑)。
ビシソワーズを載せたので、冷製スープつながりでもう一品。
私はパン&スープ派なので、ほぼ毎食スープを食べています。
この暑い時期は、夏野菜を沢山入れた冷製スープが定番で、いわゆる冷やしラタトイユとも言うべきスープです(下写真)。
ナスやタマネギ、育ちすぎたキュウリ、イタリアントマトを入れて煮込み、鍋ごと冷蔵庫で一晩冷やして頂きます。
キュウリはちょと目を離すと、あっという間にお化けキュウリに育ちます。
もともと畑を借りて家庭菜園をやっていた時に、育ちすぎた四葉キュウリを何とか利用しようと始めたこの冷製スープです。
煮て冷やされたキュウリがほんとに美味しいんです。お試しあれ~♪
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