ウルトラ生姜
8月25日に、たまたまつけていたTVでNHKの「ためしてガッテン」という番組で、ウルトラ生姜なるものをやっていました。
通常、生姜は体を温める効用あるとされています。
でも、この番組によれば、普通の生姜を食べて測定したところ、手足の温度は上がったものの、 逆に深部の体温はその分下がっており、単純に生姜は体を温めるとは言えないことが判ったと言った内容でした。
生姜の成分であるジンゲロールには色々な効用があるのですが、なかでも抹消血管を広げ血行促進の作用があるので、手足などの血行を良くし、手足をポカポカにします。
この番組の実験によれば、産熱を増やす訳ではないので、深部の体温が手足先に移動した分、体温は逆に低下するという結果でした。
体温を末端に移動させ、放熱するのですから、生姜は体を温める効果ではなく、逆に解熱作用をもっていると言えます。
次に、この番組では、手足先の温度を上げながら、体温も下げない、つまり結果的に産熱を増加させるという、本当の意味で体を温める効用あるとウルトラ生姜なるものを紹介していました。
さて、普通の生姜がこんな感じだとしたら(下)。
優れもののウルトラ生姜は、こんな奴なのです(下)。・・・もちろん大嘘です。ジュワッチ!
嘘吐きはたいがいにして、
このウルトラ生姜、そのような生姜の種類があるのかと思ったら、なんと普通の生姜を乾燥させたものだそうです。
しょうがを乾燥させることによって、ジンゲロールの一部がショウガオールという別の成分に変化し、このショウガオールは胃腸の壁を刺激して血流を高め、産熱を増やす効果があるそうです。
その結果、乾燥生姜はジンゲロールとこのショウガオールの双方の働きで、手足を温めながら、産熱も増やすという、まさに体全体をポカポカさせる効果がでるのだそうです。
その5日後、家内が生姜をスライスして天日干ししていました(笑)。・・・8/30日
生姜は皮を厚くして自身の内部水分が出るのを防止するようで、薄くスライスしないと、外がカラカラになっても、中はしっかり生生姜のままだったりします。
ちょっと切り方が厚かったので、数日ずっと干しっぱなし(下写真)。
厚くて中々、中まで乾燥しないやつは、最後は細かく刻んで干しました。
で、やっとカラカラに乾燥した生姜を粗い粉末にして、ウルトラ生姜の出来上がり(下写真)。・・・9/5日
出来上がったウルトラ生姜を前にして、うちの天然嫁が言うには、
家内:「貴方が食べたら大変ね~!、ほら!ただでさえ足の裏を冷やさなきゃならないのに~!(笑)」
私 :「そりゃそうだ!」
私は足の裏がラジエータ代わりになっていて、足裏はいつも温度が高いのです。
だからその足の裏を冷やして、体温を下げないと気持ちが悪いのに、余分にポカポカにされて堪るもんか。
我家では筋トレ用の片側15kgのダンベルだって、殆ど私の足裏冷やしとして使われています(笑)。
家内:「あぁ!でも考えてみたら、私も冷え性じゃなかったわ!(笑)」
私 :「じゃ、誰に役に立つんじゃ~い!」
・・・我家では、使い道の無いウルトラ生姜がこのままずっと残ってます。・・・ジュワッチ!
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