自ビール作りの開始と頂き物
きっかけは、去年の暮れに、ブログでお友達のまっくさんから、お手製の自ビールを頂いたことでした(その記事はこちら)。
これが素晴らしく美味しかったのです。
こんなビールが毎日飲めるのなら、作らないという手はありません。
色々聞けるまっくさんがいるのですから、この秋口頃には彼を先生に、この際自ビール造りをマスターしてしまおうという、虫のいい計画を立てていたのでした(笑)。
そして購入したビール造りキットです(下写真)。・・・写真を撮ったのはビールを仕込んだ後なので、もうビール(・・・になる予定の液体)が入っています。・・・10/2日
そして、最初のビールモルトはまっくさんもお勧めの BLACK ROCK のエクスポート・ピルスナー(下写真)
私が自ビール造りを開始したので、試飲用にと又、まっくさんからお手製の自ビールが送られてきました。・・・10/4日
ボック、オーストラリアピルスナー、オーストラリアオールドの3種です。
早速その日はボックを試飲・・・グビグビ。
そして次の日はオーストラリアピルスナー!・・・グビグビグビ(10/5日)
さらに次の日にオーストラリアオールド!・・・グビグビグビグビ(10/6日)
さすがまっくさん。どれも素晴らしい味です。
好みから言えば、私の好みは、ボック、オーストラリアオールド、オーストラリアピルスナーの順でした。
自分の目指すビールの味が又、再確認出来ました。
あらためてお礼を申しあげます。まっくさんありがとうございました。m(_ _)m
さて、仕込んでいたエキスポート・ピルスナー、1週間後には一次発酵も順調に終了し、いよいよ次のステージの瓶詰めと相成りました。・・・10/9日
この間、メールでまっくさんに何度も質問して、色々教えて頂いていました。m(_ _)m感謝
1次発酵の終わったビールは、2次発酵用の少量の砂糖(プライミングシュガーと言います)と一緒に瓶詰め、打栓して2週間後くらいからビールとして飲めるようになります。
ここまで順調に進んでいた自ビール造り、実はこの瓶詰めで大変なトラブルが発生したのです。
発酵容器のコックから瓶にビールを移し始めたところ、コックの根元から漏れ始め、緩んだのならちょっと締めようと触った瞬間、何~~と!コックが根元からポッキリ!!!
満杯の発酵容器の底の方に、いきなりこんな大穴がポッカリあいたのですから(下写真)、ここからビールが床にバシャバシャ漏れ始めて、もうパニックです。
とりあえず手で塞いで、その間に鍋やボールをあるだけ、家内に出させて、それに移しました。
ビール2本くらいは床に飲ませたでしょうか、少し床がビール臭いです(笑)
ビール作りでは使用する容器等をすべてアルコールスプレーで殺菌し、容器の蓋も雑菌が入らないように開けません(どうなっているか覗きたいので1度くらい少し開けて覗くけど、笑)。
ところが予想もしないこんな修羅場です。穴は手で塞いでるし、移した鍋類はもちろん綺麗に洗っているけれど、アルコール殺菌する暇などありませんでした。
つまり、理想の作り方に比べると、多少雑菌汚染してしまったことになるのでしょうか。
1次発酵が終了した発酵容器の底には「オリ」と呼ばれるビール酵母が沈んでいます。
本来はこれを巻き上げないように、静かに瓶詰めをするのですが、もうバシャバシャの修羅場ですから、オリの混じった量も多いでしょう。
でも取り合えず、何とか瓶詰めしました。
さて、折れたコックです。
これ肉厚が薄いのに深いネジを切っているので、ネジの谷から残っている肉厚が極めて薄くなっています(下写真)。
円筒の発酵容器につけます。Rがある分、パッキンに隙間が発生し、それを塞ぐためには、パッキンが潰れるくらい締めないと、隙間が塞がらないはずです。
でもこの薄い肉厚ですから、工具を使って締めたら、ポッキリいきます。
私の場合もプライヤーを使って少しきつめに締めた時にあらかた捻り切れていたのでしょう。
明らかに設計不良に思えます。私以外に破損した人が多発しているのではないでしょうか。
瓶詰めはしたものの、多少雑菌に暴露されたこのエクスポート・ピルスナー、無事ビールになるのだろうか?発酵しないで腐敗が進んだらどうしようとか、とても心配でした。
で、不安と期待の2週間が過ぎ、自ビール第一号の完成です!(下写真)
何~~と!無事、立派な美味し~~いビールになってくれました♪♪・・・10/23日
どうです!この色!オリが余計に混じったかに思えたのですが、透明度も良いですし、何といっても味がいい!
でも、もう飲めるといってもこれですっかり完成という訳ではありません。
市販のビールと違い、ビール酵母が活きている自ビールは、時間とともに熟成し、より美味しくなっていくそうで、半年位熟成させたビールは大変美味しいとのことです。
さてエクスポート・ピルスナーがうまく行ったものだから、すっかり気分を良くして、早速次のモルトを3種購入しました(10/25日)。
下写真左から、ナッツブラウンエール、ボック、イーストインディアペールエールです。
壊れると判ったコックも不測の事態を見越して2個、ビール王冠も250個、瓶清掃用のブラシ、そして写真には取っていないけれど、瓶メーカーさんからビール用の500ml中瓶を6ダース購入しました。
ビール瓶はビール造りキットを購入した時にも一緒に4ダース購入しているので、合わせて10ダースです(作る気満々!)。
さて、第2弾はボックビールの仕込み。・・・10/26日
エキスポートピルスナーのように活発な一次発酵にはなりません。
この所急に冷え込んでいる所為と考え、急いで一番安い電気毛布を買ってきて(1780円)巻きつけ、保温をしました(下写真)。・・・10/30日
仕込んでから8日後の11/3日、一次発酵終了と判断し、瓶詰めを開始しました(下写真)。
そして同日、発酵容器が空いたので、続いて第3弾、ナッツブラウンエールの仕込みです(下写真)。
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