年越しそして2011元旦
今年の暮れも手打ちをするほどまでは気力が溜まらず、残念ながら市販の生蕎麦使用です。
おまけに今年は近所のスーパーに鴨肉が見当たらず、止む無く燻製の鴨で代用です。
やはり燻製の鴨では蕎麦汁に鴨出汁が全然でませんネ。
今年一年はどうだったのでしょうか?
振り返れば、自分の生活は平穏無事で、まあそれなりに楽しく暮らせた一年ではあるけれど、 でも何だか、政治も経済も教育も、色々な面で日本は沈没する一歩手前に来ているように思えます。
悪いことはいくらでも探せるけれど、去年の年越し同様、次の一年は素晴らしい年でありますように願いたい。
そして元旦の朝。
去年のように雲ひとつ無いとは行きませんでしたが、東京は快晴、気温も暖かくいい元旦となりました。
まずは新年のご挨拶。
去年一年、この拙いブログを訪れて頂いた方々、暖かいコメントを寄せて下さった皆様、本当にありがとうございました。
去年一年アップした記事数が136本でした。
他の方のブログと比べ、特段多くはない数字ですが、本来文章を書くのはとても苦手で筆不精なのです。
皆様に励まされて続けられました。大変感謝申しあげます。
さてカレンダーも新しいカレンダーに(下写真)
このカレンダーは沖縄伊是名島の水中写真カレンダーです。
なんと昨日(大晦日)に突然届いた物で、ブログでお友達の楽子さんが送ってくれた物です。
このカレンダーには楽子さんご夫妻の撮られた水中写真も入っています。
眺めているだけで海の香りがするような素敵なカレンダーありがとうございました。
元旦の朝は快晴ならば、近所の公園に富士山を見に行きます。
去年ほど雲一つ無いとは行かなかったけれど、今年も富士山は綺麗に見えました(下写真)。
戻って、早速元旦の祝い膳(写真)。
おせちもお雑煮も全て家内の作です。
今は元旦から店が開いているので、おせちも沢山作る必要もなく、小さなお重にちょっとだけです。
我が家のお雑煮は、特段郷土色は無い、都会の(料亭風?)お雑煮。
今年は、お餅、かしわ、かまぼこ、花人参、椎茸、小花麩、縁起ものの結び三つ葉に柚子皮落としです。
お屠蘇だけじゃなく、自ビールも(下写真)。
これはBockで、味も中々。でも泡立ちはいいけれど泡持ちがまだ今一です。
お雑煮を食べた後は、神社にお参りに行きます。
どこの神社に行くとかは決まっていなくて、毎年散策がてらに、色々な神社に立ち寄るのが、ここ数年のやり方。
今年は家内が八王子の永林寺を見たいと言っていたので、永林寺を目標として、その近くの神社にお参りすることにして、家内と一緒に自宅をスタート。
まず永林寺へ向かう途中にある八王子市越野の日枝神社に立ち寄りました。
ここは初めて訪れる神社です(下写真)。
この神社には、立派な御神木がありました(下写真)。
結構な巨木ですが、何の木なのでしょう?説明の木札くらい立てればいいのに。
そして目的の永林寺に到着。
永林寺は元は、戦国時代の武将、大石定久の居城であった由木城で、天文元年(1532)にその大石定久により永鱗寺が創建され、後に永林寺と改称した、七堂伽藍の本格寺院です。
境内に入るまでに三つの門を通って生きます。
まず総門(下写真)。
この門は焼失のため宝暦元年(1758)に再建されたもので、朱色の門は徳川 家より公家格式十万石を認められた寺院のみが建てることを許されたのだそうです。
この総門を通り、
次は三門。この三門までの道の左右には8体づつ16羅漢像があります
この三門は、正しくは三解脱門と称し、空・無相・無願という三つの解脱を得るための門で、一度焼失して、寛文9年(1669)に再建されたもだそうです(下写真)。
この三門の中、両側には阿形、吽形の仁王様。
そして、本堂へ向かう最後の門である中雀門を通って(下写真)、
やっと境内に。
これが本堂(下写真)。
1546年に建てられたものが火災により焼失、1669年に再建、1745年に大改修されているそうです。
神社ではありませんが、お参りをしました。
この永林寺、大変立派なお寺さんで、広い寺内には東司、客殿、書院、鐘楼など色々あるのですが、なんと三重塔もあります(下写真)。
そして豊川稲荷(下写真)。
稲荷神社ですから、寺院内に神社?と思えますが、調べてみると、神社としては京都の伏見稲荷大社を総本山としてはいるけれど、豊川稲荷は神社ではなく寺であるそうです。
でも、取り合えずお参り。
永林寺を出て、さらに先の下柚木の御嶽神社まで、足を伸ばします(下写真)。
この神社も初めて訪れる神社です。
この神社(下写真)、大きなスダジイが神木なのですが、昭和60年(1985)の大雪で先が折れてしまい、その木から這えた蘖(ひこばえ)が成長中です。
永林寺も見たし、一度もお参りしていない神社にもお参りでき、目的は達成ですから、ここで折り返し帰宅します。
自宅からここまで6.5kmくらいですから、往復13kmの散策です。
元旦の夜は、この所毎年恒例になっているトラフグです。
元旦に届くように、テッサ、テッチリ、皮刺身、ヒレ酒用フグヒレがセットになったトラフグセットを頼んでいます。
今年はトラフグの値が上がっているようで、そのせいか去年よりテッサの量が随分少ないような気がします。
毎年恒例のフグも食べて、大分飲んだくれたし(笑)、今年も何とか良い年であって欲しいなぁ♪
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