久しぶりのセミドライトマト作り
いつも行く、とても野菜を安く買える近所の八百屋さんの店頭で、ちょっと変わったトマトを見つけたのです。
形がイチゴ型のトマトで、真っ赤な色をした明らかにレッド系のミニトマト(下写真)。
これって多分トマトベリーガーデンというF1トマトでしょうか。
一盛り100円と格安~ぅ♪
我が家のベランダでは、今の時期でもトマトが採れ放題なので、トマト自体は間に合っているのですが、変わったトマトなら、味見をしなければなりませんから、早速一盛り購入してきました。
重量を図ってみたら540gあって、これで100円は安い。
さて味はというと、甘さも程ほど、酸味も程ほど、取り立てて味が濃いってこともなく、不味くはないけれど、そんなに美味しいってこともない・・・要は普通の味でした。(^^;
トマトは育て方次第で味が随分違ってきますから、この味がこのトマトの実力ってことでもないのでしょう。
生で食べるのなら、抜群にうまい緑トマトのエバグリーンや白トマトのグレイトホワイトが沢山採れています。
調理に使うなら、加熱で抜群に美味しいサンマルツァーノ・ルンゴが、同じく沢山採れている最中です。
そこで、久しぶりに自作ディハイドレーター を使ってセミドライトマトに仕立てました。
ヘタを取って、洗って良く水を切ったトマトを、水平に2分割。
この方向から2分割すると、中のすべてのゼリー部分が隠れることなく露出するので、乾燥が良好に進みます。
我が家はドライトマト、セミドライトマトも塩を振る派です。
この切断面に塩を振り、リードペーパタオルの上に切断面を下にして並べ、1時間程度放置し、塩を振って出てくる水分を少しでも、リードペーパタオルに吸わせます。
その後、自作ディハイドレーターにセットして乾燥。
ほんとに久しぶりに作ったものだから、少し乾燥させ過ぎで、ドライトマトとの中間くらいに干しあがってしまいました(下写真)。
[ ドライトマトのオイル漬け作り方 ]
少し乾燥させ過ぎだった分、ちょっとだけお湯を注いでセミドライ程度まで戻し、水気を切って、良く洗った綺麗な保存瓶に入れ、そのままレンジでちょっとだけチンして瓶&セミドライトマトを温めます。
熱くなっている瓶の中に130℃(高すぎるのは瓶割れに危険があるので、デジタル温度計でキッチリ計測する)に熱したオリーブオイルを注ぎ入れて蓋をし、冷めるまで自然放置。冷めて蓋が凹んでいれば完成です。
オイルを注ぎいれる前に、瓶&セミドライトマトを温めて、温度差を少なくしておくことで、熱いオイルを注いだときに瓶が割れるのを防ぎ、そして注ぎ終わった時点での温度低下を併せて防ぎます。
蓋が閉められた状態で、瓶内は100℃を越えた高温になっており、自然放置で冷めるまでに、瓶内は高温殺菌され、長期保存が可能です。
トマトソースなど長時間煮沸するやり方に比べ、簡易的な殺菌方法ですが、ドライトマトやセミドライトマトはもともと水分が少なく(水分活性が低い)、この方法で、これまで問題なく保存できています。
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